「国境なき医師団」の僕が世界一過酷な場所で見つけた命の次に大事なこと

「国境なき医師団」の僕が世界一過酷な場所で見つけた命の次に大事なこと

1,870円 (税込)

9pt

人生でもっとも大切な「命の使い方」とは?
スーダン、シリア、イラク、イエメン……人道支援の現場10年、
ハーバード大学大学院で学んだ著者がいま伝えたいこと

世界の紛争地区、避難する人々は、着のみ着のまま逃れてきます。
そして、ようやく逃れてきても、家はない。学校もない。
でも、命はある――。
そんな世界一過酷な場所で、生き抜いている人々を目の当たりにしてきた
国境なき医師団 日本の事務局長である村田氏。

国際人道支援の現場で活動してきた中で気づいたことは、
限りある命こそ、一番大事。
でも、生きる上ではその命の使い方こそが重要だといいます。

とくに、日本のような国にいる私たちに伝えたいことは、
「夢をもたない、追いかけないのはモッタイナイ!」
「自分の命を大きく使って生きよう」
ということ。

この命の使い方について
本書では以下の6つのポイントから考えます。

1.世界……世界の現実を知る
2.アイデンティティ……「自分が何者であるか」の問いに決着
3.夢……「これができれば本望」という夢をもつ
4.戦略……夢を“ぼんやりとした夢”で終わらせない
5.リーダーシップ……組織や社会を改善するためのアクション
6.パブリック……一人ひとりができる世界をよくする方法

本書では、この6つのポイントごとに、
スーダン、シリア、イラク、イエメンなど、
国際人道援助の最前線で著者が目の当たりにしてきた紛争地でのエピソードと、
ハーバード・ケネディスクール人気No.1
ロナルド・ハイフェッツ教授から学んだ教えの一部を紹介しながら、
生きる上で重要な命の使い方について解説していきます。

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「国境なき医師団」の僕が世界一過酷な場所で見つけた命の次に大事なこと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現在、海外(中国)に駐在員として住んでいますが、海外在住だからこそ、日本の素晴らしさを感じます。
    日本の先人たちの偉大さを日本人のアイデンティティとして受け取っています。
    世界を良くしたい、自分に出来ることは何か?
    人生において、この命をどのように使うべきかを問う良書でした!

    0
    2025年08月25日

    Posted by ブクログ

    日本人に生まれた時点で、大きな特権を得ている。
    入院して最初に読んだ本。生と死について考えたことはもちろん、日本人としての自分についても考えさせられた。国境なき医師団として活動した著書は、同じ歳に生まれた同級生。彼はまさに利他の心で、世界と向き合っている。

    0
    2025年02月22日

    Posted by ブクログ

    お医者さんが過酷な環境の中人命救助をしている本、ではない。
    事務局、プロジェクトリーダーとして、医師団を率いて活動する人のお話だ。
    こういう生き方もあるのだ。
    ハーバードケネディスクールで、パブリック、公の仕事に就く人のリーダーシップを学び、
    実践する。
    ビジネスエリートなのだ。
    それが、おしゃれな

    0
    2024年07月30日

    Posted by ブクログ

    2箇所。ハーバード・ビジネス・スクールの授業でのスピーチやケネディ・スクールでのスピーチをするまでの心での葛藤の状況から、堰を切ったように話し始めたスピーチに至るまでの部分が、非常に印象に残った。
    「やったこと後悔と、やらないことの後悔」という言葉があるように、アクションに繋がる気概がこの本から伝染

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    夢に向かって、命を最大限に使わないともったいない、という言葉に感動。国境なき医師団の日本事務局長の本だから、紛争地の話ばかりだと思ったら、人生を鼓舞してくれる本だった!

    0
    2023年12月23日

    Posted by ブクログ

    著者が経験してきた紛争地に比べたら、日本はほんとに恵まれている。私たちの悩みなんてちっぽけだなと感じる。
    「命を大きく使う」が印象的。私も良い世界を作るために命を使ってみたいと思った。
    国境なき医師団に寄付しよう。

    0
    2025年03月13日

    Posted by ブクログ

    凄い本だ、凡庸な自己啓発本ではない。
    紛争地での惨劇と、そこで文字通り命を賭けて働く医師団の話は生々しく、人間について語る言葉には強い説得力がある。

    砲撃が激化するなか、医師団達の命と患者の命のどちらを選択すべきか?
    組織の中で下から上へのリーダーシップを発揮するために、上司へどんな働きかけをする

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    上から目線という声もあったけど読んでる最中はそれほど気にならなかった。
    前半3分の1が国境なき医師団での体験記。残りの3分の2は海外の在学時代を振り返る半自伝的な内容。
    読み終えてから「あれっ?」という感じにはなる。

    国境なき医師団の活動はNHKプロフェッショナルでも見た。今の自分では金銭的援助を

    0
    2024年01月14日

    Posted by ブクログ

    学生時代から国境なき医師団に入って事務局長になるまでの自分の考え、経験をまとめている

    活動には賛同するが熱量の強さと自慢気味な文章が気になる。

    0
    2023年11月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    下記、ネタバレですが心に残った部分。

    ・経験値が高まり、成長していくにつれて夢も成長
    →あこがれが夢は近づくにつれて、具体化し、キャリアゴールになっていく
    →夢を持たない、追いかけないのはモッタイナイ
    →「自分の人生、これができれば本望」といえるだけの夢を持ってほしい
    →限りある命をどのように使う

    0
    2024年04月27日

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