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ルネサンスはペストと経済危機からの再生だった!?
あのルノワールはフリーランス処世術の達人だった!?
人々の知恵と工夫が経済を動かし、
さまざまな困難を乗り越えてきた!
名画を通して学ぶ画期的な世界史入門。
登場するのは神父、軍人、商売人、国王、高級娼婦、画家に画商・・・
レオナルド・ダ・ヴィンチもナポレオンも!
有名無名の彼らが悩みながら奮闘し、
切り拓いてきた世界史の舞台裏へご案内します。
ナビゲーターは、講演などでひっぱりだこの人気公認会計士。
愛と情熱をもって縦横無尽に絵画と経済の関係を解説していきます。
名画に隠された経済再生のヒントもお見逃しなく!
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Posted by ブクログ
「不自由であることは創造を生み出す土壌」
絵画に限らず万物への名言だと思う。
ただ、悲しいかな画家の力量があってもゴッホのように時代や商業に乗れないと成功できない。
カトリックの宮廷画家として成功したルーベンスとプロテスタントのフリーランスとして没落したレンブラント、対照的な二人の画家だけど、レンブラントの絵の方が好きだ。
自分の描きたいものと世間が描きたい商業作品の板挟みになりちな作家だけど、ルノワールはどちらも両立させた世渡り上手だと思う。
ターナーの「蒸気機関車」と産業革命の下りが現代のAI時代と一致する。産業革命時のイギリスは、庶民は機械化した工場での長時間労働と不衛生な環境によって平均寿命が15歳までに縮んだ。まるで蒸気機関車に追いたてられる野ウサギのように、社会の変革期には小さくか弱い存在が犠牲となる。
写真が登場した産業革命は、画家たちにとっても試練の時代だった。それでも、写真で表現できない「色彩」を突き詰めた印象派の画家たちや、見えないものまで描こうとターナーが挑んだ研鑽に敬意を抱く。
AIという新技術が市場を席巻しても、人が魂をこめて創作する執念は機械を凌駕するはずだ。
Posted by ブクログ
世界経済の視点から西洋絵画を読み解く
切り口が、とても斬新で、筆者の語り口が、
講談師のように面白く、分かりやすい言葉に
置き換えられ、楽しく世界史と西洋美術史を
同時に学ぶことができた良本。
油絵やキャンバスの誕生秘話
ルネッサンスは、実はペストからの再生。
宗教画は、中世のパワポ。
なぜ、アメリカ人は、印象派が好きなのか
等詳しく解説。
個人的には、
美術館に行って誰もが名画を観る事ができるようになったのは、ナポレオンがルーブルのお宝を
市民に一般公開したのが、はじまり。
またナポレオンの登場によって、
絵画が、王族や貴族、教会の私的所有物から、
市民の公共財となり、画商は、パトロンから
ビジネスマンになった変遷が面白い。
また、ゆっくり再読したい。
Posted by ブクログ
ルネサンスからはじまる西洋美術、絵画の歴史を辿るところは、一般的な美術史の本と共通していると思うけれど、
この本は、西洋美術において大きな動きのあった地域とメインとなる画家に焦点をおきつつ、さらにタイトルのとおり、その時代の経済史的な背景についても説明してくれるものになっている。
こう書くと、すごく堅苦しい本に思えるけれど、そんなことはなく、著者自身の感想や趣味もまじえつつ、フランクな語り口で、楽しく読める本になっている。
絵画というと、芸術、文化というイメージがあるが、この本では、それだけでない、画家のパトロンの変化や、商品、投資対象としての絵画のあり方など、絵画には経済的な側面もあるということが、言われてみれば当たり前のことなのだけれど、発見だった。
また、絵画や芸術は、高尚なものと遠ざけてしまってはもったいない、もっと身近にふれて、視野を広げてくれるものなんだなと思える本だった。
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ビジネス・実用
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