バブル作品一覧

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  • 回想 イトマン事件 闇に挑んだ工作 30年目の真実
    4.7
    株価上昇と地価高騰に沸くバブル経済のただなかで,中堅商社を通じ闇社会がメインバンクの住友銀行から莫大なカネをむしり取ったイトマン事件.事件発覚の発火点は,,住銀のバンカーと記者のタッグによる内部告発状だった――.日経新聞上で“スクープ”を放った記者が,告発の闘いの軌跡を詳細な日記やメモを元に語り下ろしたオーラルヒストリー.

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  • 海炭市叙景
    4.1
    北の町に暮らす人々を描く悲運の作家の遺作 「海炭市叙景」は、90年に自死を遂げた作家、佐藤泰志(1949-90)の遺作となった短編連作です。海に囲まれた北の町、「海炭市」(佐藤の故郷である函館市がモデルです)に暮らすさまざまな人々の日常を淡々と描き、落ち着いた筆致の底から、「普通の人々」の悲しみと喜び、絶望と希望があざやかに浮かび上がってきます。この作品が執筆された当時はいわゆる「バブル」時代でしたが、地方都市の経済的逼迫はすでに始まっていました。20年の歳月を経て、佐藤泰志が描いたこの作品内の状況は、よりリアルに私たちに迫ってくると言えます。 函館市民たちが主導した映画(熊切和嘉監督・加瀬亮、谷村美月、小林薫、南果歩などが出演)の公開は2010年12月。映画化をきっかけに、心ある読者に愛されてきた幻の名作が、ついに電子書籍となって登場!

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  • 改訂版 金利を見れば投資はうまくいく
    3.8
    ITバブル以来22年半ぶりの米国大幅利上げと、アフターコロナの金融市場を見据えた2016年1月発売の改訂版。「金利」はまだ表面化していない景気の変調を教えてくれる、まさに投資の世界におけるカナリアなのです。だから金利のことを知れば、投資の確実性は向上します。投資家にとって、これほど力強い味方はありません。すでに何度か投資で失敗した経験があれば、「金利のことをもっと知っていれば、失敗しなかったのに」と思うはずです。
  • 改訂版 全共闘以後
    4.0
    1巻2,860円 (税込)
    いま初めて描かれる、若者たちの社会運動50年“通史”。 1968年の全共闘から50年。1972年の連合赤軍事件を境に学生運動は急速に退潮し、その後は「シラケでバブルでオタクでサブカル」の時代――。そんな歴史認識は間違っている! 70年代以降も若者たちの社会運動・学生運動は、ほぼ10年おきに高揚していた。ただ、それらを一貫した視点で記述した「通史」が存在せず、これまで不可視になっていたのである。全共闘以後50年の歴史を新しく塗りかえる著者渾身の原稿用紙1000枚超の大冊! すが秀実氏、推薦。菅野完氏、解説。 序 章 “68年”という前史 第1章 “80年安保”とその裏面 第2章 85年の断絶 第3章 ドブネズミたちの反乱 第4章 まったく新しい戦争 第5章 熱く交流レボリューション 第6章 ロスジェネ論壇とその周辺 終 章 3・11以後のドブネズミたち 解 説 菅野 完 「外山恒一は、全共闘以後の時代が持ちえた抜群の活動家である。外山は左翼にありがちな挫折を知らない。困難に直面しても、その聡明さとユーモアと決断で、いとも簡単にのりこえていく。外山は、孤立を求めて連帯を恐れない。外山はきわめて優秀な歴史家でもある。その抜群のフットワークと公正な観察力を武器に、誰も知らない現代史の現場に行き、謙虚に聞き、記述しつづけるのだ。それは、アカデミズムの研究者など及びもつかぬアクチュアリティーを持っている。しかも、きわめて分かりやすく、面白い。以上のことは、外山の「ファシズム」思想に違和感を抱いている者も認めるほかはない、厳然たる事実である。外山恒一の思想と行動の集大成とも言える本書は、3・11を経て、ヘイトとポリコレで奇妙な行き詰まりの様相を呈している今日の運動状況において、〈人民の敵〉による、人民のための、革命の書である」――すが 秀実(文芸批評家) ※この作品は単行本(紙書籍)『改訂版 全共闘以後』の電子書籍版です。電子書籍の特性上「人名索引」は収録しておりません。あらかじめご了承ください。
  • 海底密室
    3.3
    深海4000メートルに存在する、海底実験施設《バブル》。 取材に訪れた鷲見崎遊は、そこで二週間前に、常駐スタッフが不審な死を遂げていたことを知る。 すでに自殺として処理されてしまったひとつの“死”だが、それはひとつだけでは終わらなかった。 連続して発生する怪死事件。 完全に密閉された空間の中で、なにが起きているのか。 携帯情報デバイスに宿る仮想人格とともに、事件の推理に乗りだす遊だったが……。 日本SF新人賞受賞作『M.G.H. 楽園の鏡像』の前日譚を描く本格SFミステリー。
  • 「開発」の変容と地域文化
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後復興、高度経済成長、バブル…。戦後日本が辿ったのは開発の歴史だといっていい。いまなお全国で続く開発によって、私たちの日常生活や地域文化はどのように変容したのか。「開発」につきまとう“推進/反対”という価値判断から一歩距離を置きながら、経済・文化・政治・環境などのさまざまな場面で個人的な情念と社会的な利権との絡み合いとして問題化される「開発」のありようを、社会的・歴史的に定位する。国土開発の起源、郊外の発展、戦後日本の農村、沖縄の観光開発、グローバリゼーションにおける開発と文化の関係性などの多様な切り口から、開発と地域文化の今後の関係をどう考えていけばいいのかを指し示す論文集。

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  • 海部俊樹元首相の霊言 ―日本の限界とその問題点―
    4.0
    主体性は? 信念は? ビジョンは? これが、この国の 「政治」の正体なのか。 弁舌さわやかでクリーンな イメージが強い海部元首相。 その政治信条や思想性は どういうものだったのか。 そこから戦後日本政治の 限界が鮮やかに浮かび上がる。 天安門事件後の 円借款再開と天皇訪中 バブル崩壊、 湾岸戦争での対応―― 現代日本の国防危機や 長期不況の引き金となった ターニングポイントを 徹底検証する。 ■■ 海部俊樹の人物紹介 ■■ 1931~2022年。政治家。愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業。在学中、早稲田大学雄弁会で活躍する。1960年、自民党から衆議院議員に初当選し、その後、内閣官房副長官、文部大臣などを歴任する1989年、クリーンなイメージを買われ総理大臣に就任。天安門事件を受け、西側諸国が中国に対して経済制裁をするなか、中国の孤立化を避けるため欧州に働きかけた。また、湾岸戦争の際には、多国籍軍への資金提供、ペルシャ湾への海上自衛隊掃海艇派遣を行った。1994年に自民党を離党するも2003年に復党。2009年の衆院選に落選し政界を引退した。 目次 まえがき 1 死後三週間、海部俊樹元首相の霊言を収録する 2 「演説力」「クリーンさ」を誇示する海部氏 3 天安門事件後の対中政策は正しかったのか 4 中国擁護の姿勢の根底にある歴史認識 5 「湾岸戦争」への対応は正しかったのか 6 もしも今、海部氏が首相になったら…… 7 海部氏の反日思想の根源を探る 8 海部氏の魂のルーツとは 9 日本経済の停滞は国防のため? 10 日本という国にある「見えない壁」とは 11 つかみどころのなかった海部氏の霊言 〈参考収録〉 海部俊樹元首相の霊言 ─死後十一日の胸中を語る─ 1 「ザ・日本」的な主張をする海部俊樹元首相 2 「天照」との関係を強調する海部氏 3 「善悪」を判定しない“日本的リーダー” 4 空気で動く日本の“真髄”とは あとがき
  • 買う幸福~おしゃれ人生見直し!捨てるためにひとつ買う~
    3.3
    これからはものを減らすために買い物しよう。  節約、デフレ、断捨離ブーム・・・。おしゃれの買い物は罪悪!?  でもバブル期を経験した世代にとって、節制し続けることは辛く感じませんか?  50歳を超えた大人の女性が、中途半端な服や小物を身につけて、自信をもって人前に出られるでしょうか? 安いことは嬉しいけれど120%満足できるものなのでしょうか?    おじいさんになっても、ロックンロールがなりやまないバンドのように、私たちだって、おしゃれを止められない!  今までのおしゃれ人生を見直して、自分の変貌としっかり向き合う時期。そして、凝り固まった古い買い物脳をリセット。不必要なものを整理して、本当に必要なものを買いましょう。幸せな買い物をするための視点と、今買うべきアイテムを具体的に伝授。実際に、購入可能なものをたくさん掲載しています。  令和時代は、進化した“清水買いvs衝動買い”が新基準。  数十年前に著者が提唱した買い方ですが、令和流は、つきあうオトコにたとえるとわかりやすい。  そして、目から鱗の新しい整理整頓の仕方、“クローゼットは冷蔵庫理論”を発表!  さあ、幸せな買い物へ! あなたもきっと出掛けたくなります。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 変える
    4.0
    「みんな死ね、と思っていた」――生まれはバブル崩壊後の日本。いじめ、海外放浪、仲間たちとの出会い。終わったなら、また始めればいい。SEALDs創設メンバーが語る23歳のリアル。 SEALDs創設メンバー、奥田愛基の初単著! 絶望から始めよう。 「失われた20年」に生まれ、育ってしまった 新世代の旗手による、怒りと祈り。 いじめ、自殺未遂、震災、仲間たちとの出会い、そして…… SEALDs創設メンバー、23歳のリアル。
  • 加賀いにしえ殺人事件
    -
    1巻682円 (税込)
    大手銀行の支店長の父親が失踪した。そして二百三十億円の横領の容疑がかけられた。しかし父親は石川県の白山の麓のダム湖で死体で発見された。 娘の千尋は遺体確認に金沢に行き、父親が1週間も滞在していたという秘湯の宿を尋ねるが、旅館の主人の話からすると父親の行動があまりにも「らしくない」ことに不信をいだく。 父親のデスクダイアリーに“尼御前”というメモが残されていた。それだけの手掛かりを元に、警察庁の宮之原警部が娘の千尋とともに事件解決に挑む。 バブルに踊らされた日本の経済、政治の影に巨大な勢力がうごめいていた。
  • 下級国民A
    3.8
    住所不定、無職。マンガ喫茶で書き上げた作品が大藪春彦新人賞を受賞し、衝撃のデビューを果たした鬼才による初の随筆。東京で住所不定に陥るまでの被災地での経験を書く。 美しい国? 日本が? ―― この話、すべて真実。 石巻で、南相馬で福島で。 土木作業員の、除染作業員の、無数の「A」の、憎悪が渦巻く。 2020年度大藪春彦賞受賞作家、初の随筆。 バブル期は125名の社員を抱え、2400万円の年収があった「私」は、会社を破綻させたのち、兵庫県でコンサルティング業を営んでいた。 仕事は先細り、不安を覚えていた矢先、小さな土木会社を営む社長から、東北に仕事を探しにいってくれないかと持ち掛けられる。 東日本大震災が起きてから約半年。男性週刊誌に「狂乱の復興バブル」などという見出しが踊る時期だった。 月給40万、仕事が軌道に乗り儲けが出れば、それはきれいに折半しよう。 悪くない条件に乗って、私は仙台に入る。 しかし、女川町で最初の仕事を得たあたりから、雲行きが怪しくなる。 あくまで営業部長として東北に入った「私」まで、作業員の頭数として現場に出ることになったのだ。 そこには想像を絶する醜悪な現実があった。 住所不定、無職。 大藪春彦新人賞でデビューし、2020年に大藪春彦賞を受賞した注目の鬼才が書く初の随筆。
  • 覚悟はよいか日本 「史上最強のアメリカ」にどう立ち向かうか
    -
    1巻1,300円 (税込)
    今、日本ではアメリカが孤立主義になっているという論調が強い。しかし筆者の見方は全く異なる。アメリカが孤立しているのではなく、そのあまりに高まった科学技術力と軍事力によって世界の中での一人勝ち状態になったというのである。IT技術、そしてそれを活用した生産性の向上やバイオ技術の発展などがアメリカ経済の新しい形を作っている。現在の景気悪化も現地ではバブルの崩壊というムードすらない。もはやかつての競争相手アメリカは日本の手の届かないところに行ってしまったのだ。逆に、むしろ世界の大変化に気づかない日本こそが大きな問題だと著者はいう。日本経済は依然として世界最大クラスだが、その体質はもはや一世代古いものでしかない。このままでは円も通貨としての力を失い、弱肉強食の世界の中で破滅の淵に立つことになるというのだ。ブッシュ政権の要人の肉声も満載し、変化した世界に対する日本人の覚悟を問う警告の書である。

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  • 格差固定~下流社会10年後調査から見える実態~
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    下流43%。昭和35年並みになった日本。上流は自民党、下流は無投票。選挙権年齢引き下げは自民党の策略か? 下流はテレビすら見なくなった! 公務員は現代のお代官様。タイムマシンで行きたい時代は「バブル時代」! 衝撃のベストセラー『下流社会』から10年――日本は新しい「身分社会」に突入していた!
  • 覚醒する大円高
    4.0
    株式市場や為替市場が2015年末からにわかに風雲急を告げる様相となり、乱高下するなど大荒れとなっている。 そのようななか、大胆な予測を次々と当てて豪快に勝つことから、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)時代より「ゴッドハンド」といわれ、現在も国内外の投資家から絶大な人気を誇っている若林栄四氏が、2016年とそれ以降の相場の行方を詳細に予測する! 後付けの経済評論ではなく、これからの相場の行方について「その時期と水準」を明示する若林氏。これまでも、『勝ち残りのFX(エスカルゴムック236)』(2007年11月)で「2011年までに75円になる」と予測して的中、『デフレの終わり』(2011年7月)で「2012年が最後の超円高」と予測して的中、『不連続の日本経済』(2012年12月)で「2013年からそれまでと不連続で垂直的な株価上昇に入る」と予測して的中、『富の不均衡バブル』(2014年6月)で「米国ダウは2015年が大天井」と予測して的中させている。 その予測の元になっているのが、長年の研究によって確立した黄金分割とペンタゴンチャートによる相場解析である。「相場は神意である」とする若林氏が、2016年の相場予測に加えて、2022年までの新たな長期予測を大公開。果たしてその内容は?
  • カクメイ
    3.0
    生放送のバラエティー番組収録中に、お笑い芸人が予定外のネタを始めた。大スポンサーの商品を貶める内容に、スタジオは騒然となる。怒り心頭のプロデューサー、対応に走る広告営業マン。芸人は、家族の命をたてに脅迫されたとうなだれた。一体誰が、何のために? 再発防止策がとられるものの、同様の事件が相次ぎ、現場は混乱を極めた。しかしこれは、さらに大がかりな脅迫事件への序章に過ぎなかったのだ……。 かつてない好景気に浮かれ騒いでいたバブル期の日本。なかでも隆盛を極めていたテレビ界を襲う驚愕の脅迫殺人事件と、時代に翻弄され、生き迷う若者たちのドラマが交差する、著者渾身の長篇サスペンス。
  • 革命前夜
    4.5
    この国の人間関係は二つしかない。密告しないか、するか──。 第18回大藪春彦賞受賞作! 革命と音楽が紡ぎだす歴史エンターテイメント バブル期の日本を離れ、ピアノに打ち込むために東ドイツのドレスデンに留学した眞山柊史。 留学先の音楽大学には、個性豊かな才能たちが溢れていた。 中でも学内の誰もが認める二人の天才が── 正確な解釈でどんな難曲でもやすやすと手なづける、イェンツ・シュトライヒ。 奔放な演奏で、圧倒的な個性を見せつけるヴェンツェル・ラカトシュ。 ヴェンツェルに見込まれ、学内の演奏会で彼の伴奏をすることになった眞山は、気まぐれで激しい気性をもつ彼に引きずり回されながらも、彼の音に魅せられていく。 その一方で、自分の音を求めてあがく眞山は、ある日、教会で啓示のようなバッハに出会う。 演奏者は、美貌のオルガン奏者・クリスタ。 彼女は、国家保安省(シュタージ)の監視対象者だった……。 冷戦下の東ドイツで、眞山は音楽に真摯に向き合いながらも、クリスタの存在を通じて、革命に巻き込まれていく。 ベルリンの壁崩壊直前の冷戦下の東ドイツを舞台に一人の音楽家の成長を描いた歴史エンターテイメント。 圧巻の音楽描写も大きな魅力! 本作を彩る音楽は……ラフマニノフ 絵画的練習曲『音の絵』バッハ『平均律クラヴィーア曲集』第1巻 『マタイ受難曲』リスト『前奏曲(レ・プレリュード)』 ラインベルガー オルガンソナタ11番第2楽章カンティレーナ ショパン スケルツォ3番 ブロッホ『バール・シェム』より第2番「ニーグン」 フォーレ『エレジー』 ……etc. 解説・朝井リョウ
  • 書けば貯まる!今から始める自分にピッタリな老後のお金の作り方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 老後に必要な金額をズバッと計算! 「自分の場合はこうなる」がよくわかる! もう老後は怖くない! お金の不安は、3ステップで解決 【書き出す】→【見える化】→【貯まる仕組みづくり】 老後資金の専門家で人気のFPが、 そのノウハウを惜しみなく披露しています。 【老後のお金 心得3か条】 ◆〈心得1〉老後の収入を知る!  公的年金・退職金・私的年金など60歳以降に受け取るお金を把握します ◆〈心得2〉老後の支出を知る!  今「いくら使っている?」を調べて、お金の使い方を見直します ◆〈心得3〉老後の必要額を知る!  今「いくら資産がある?」を確認して、足りないお金を準備します 【こんな心配がある方にピッタリ】 ●ネットなどで情報収拾しているが、「自分の場合はこうなる」がわからない ●夫婦の一方は家計管理に興味がない。夫婦で話し合うための客観的資料が欲しい ●住宅ローンの返済が定年後も続き、老後の生活費が不安 ●現在おひとりさまで、リタイアしたあと一人で生きていけるか不安 ●人生100年時代といわれるが、いったい何歳まで働けばいいの? 【著者プロフィール】 三原由紀(みはらゆき) プレ定年専門FP(ファイナンシャル・プランナー)。 合同会社エミタメ代表、公的保険アドバイザー、相続診断士、 NPO法人いちかわライフネットワーククラブ人づくり事業部フェロー。 大学卒業後、バブル期に大手食品メーカー、外資系メーカーに勤務。 子どもの小学校入学を機に保険代理店でパート開始、FP資格を取得。 2016年にファイナンシャル・プランナーとして独立。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 過去20年間で最長・最大の上昇波動 日経平均は3万円を超える!
    -
    東京オリンピックまでに日経平均は3万円超になる!今回の株の高騰はバブルではない。日経平均60年周期説に基づく、明治、昭和と続いた「平成相場」の始まりなのだ。過去20年間で最大最長の上昇気流に乗り遅れないために、何をすればいいのか。前作で日経平均が2万円まで上昇することをズバリ的中させたアナリスト集団が指南。「株主還元強化」「自動車の電装化」「訪日外国人2000万人時代」など、注目キーワード別に推奨104銘柄も記載。
  • 風の神様
    3.0
    秋山正紀は、バイク、小型車を販売するシェイク社の社長。バブル景気で業績が急伸するなか、若く、肉感的なOLを愛人とし、所有する競走馬はダービーを制する。秋山は、ますます愛人と競走馬にのめり込み、至福の時に酔う。しかし、その足もとには、平成不況が迫っていた……。時代の波に翻弄された男の、栄光と挫折を、巨匠が描ききる。
  • 風の神様(電子復刻版)
    -
    秋山正紀はバイク・小型車の販売会社〈シェイク〉の社長。バブル景気で競走馬を所有するまでになった。新たな馬を求めた北海道の牧場で、馬好きのOL矢崎ユカリと知り合う。積極的で肉感的なユカリは秋山の秘書兼愛人におさまり、秋山もユカリに溺れてゆく。さらに北海道で手に入れた馬がダービーを制し、秋山は絶頂の時代に酔う。だが、破滅はその栄光の輝きの中にあった! 巨匠が書下した“天国と地獄”。

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  • 仮想通貨で勝つすごい指針 【袋とじ】著者の保有銘柄と投資割合を大公開!
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    「ビットコインは、もう終わった」 と勘違いしていませんか? 違います。仮想通貨市場は「終わった」どころか、2017年12月にようやく始まったのです。 昨年のバブルも今後訪れるであろうキャッシュレス化やブロックチェーン技術の波を前にした「準備期間」にすぎません。 今や80兆円を超える規模の市場になった仮想通貨が、簡単に消えてしまうことはないのです。 ではどうすればいいのか? 本書では、仮想通貨市場に興味があったり、参入しながらも、なかなか結果が出せず、下記のように考えている方を対象としています。 ・仮想通貨で資産を倍増させたい。 ・短期だけじゃなく長期でも、確実に勝つ方法が知りたい。 ・売り買いしているけど、損ばかり ・どうやって買えば勝てるのか分からない ・勝つための「定石」が知りたい このような悩みを持つ方向けに、確実に資産を増やすために絶対に知っておいてほしい「これからの勝ち方」をまとめています。 ポイント(指針)はたったの5つ。 【指針1】ファンダメンタルとテクニカルで稼げ! 【指針2】ファンダメンタル分析でブレない投資をする! 【指針3】テクニカル分析を制するものは仮想通貨を制する 【指針4】指針オリジナル作成! 仮想通貨「ロードマップ」公表 【指針5】「億り人」の資産管理――応用編&未来の資産管理 本書では、私が大手証券会社で超ハイクラス層の方々向けに仕事をしてきた経験をもとに、仮想通貨だけでなく、投資全般に対する絶対必要な考え方にも詳しく触れながら、上記の「仮想通貨市場で勝つための5つの指針」を伝授します。 本書が「指針」となり、みなさんの資産が爆増することを願っています! (「はじめに」より) ※【袋とじ】部分は巻末に収録されております
  • 仮想通貨はどうなるか―――バブルが終わり、新しい進化が始まる
    3.6
    1巻1,584円 (税込)
    仮想通貨は異常なほどの価格上昇を示し、暴落した。一体何が起こったのか? 価格変動の原因を探り、今後どうなるのか、仮想通貨の将来を展望する。ビットコインの応用の流れに取り残される日本と躍進する中国フィンテック、マイクロペイメントの実用やブロックチェーン技術の活用例など、これからの動向が一目でわかる。
  • 仮想通貨バブル
    3.0
    日経の取材記者による迫真のルポ! 580億円もの不正流出事件に見舞われたコインチェック。 投機マネーに煽られ、わずか3年で100倍に急騰したビットコイン。 相次ぐ分裂を主導する中国の「採掘者」たち。 玉石混交のICO。 いち早くルール整備に動いた日本…… 仮想通貨をめぐる混乱と熱狂、その真相に迫る! -解説コラム「いまから学ぶ仮想通貨」で仕組みがわかる -野口悠紀雄氏、SBI北尾吉孝氏、ビットフライヤー加納裕三氏ほかキーパーソンへのインタビューを収録
  • 仮想通貨バブルに踊った人々~ミナの場合~ 1巻
    完結
    4.0
    中野ミナ(28)は仕事に疲れ、生きがいもない独身の派遣OL。ある日、別人のようにゴージャスに変身した昔の友人に再会し、“仮想通貨”というものを知る。なんと、湯水のように金が増え、寝て起きたら1千万儲けていた!…と。今の生活から抜け出せるかも…と淡い期待で試してみたら、みるみる資産が増えていく。もっとつぎ込んだらもっと増えるかも!?と定期預金を崩し全額投入! しかし、直後に大暴落。勢いよく減っていく資産に阿鼻叫喚で――…。仮想通貨バブルが生み出した億り人、一般人には想像できない大金持ちの怪しい世界、金持ちマウンティング…etc 平凡な人生から一変、異常な世界に飲み込まれていくミナの運命は――…!? ※この作品は2017年の仮想通貨バブル期を舞台にしております。
  • 勝ち抜け!サバイバル投資術 バブルで儲け、暴落から身を守る
    4.2
    小手先のスキルはもう通用しない。巨大な相場変動を読み解き、サバイバルせよ! 日本と世界のこれから、次のバブルの見つけ方・勝ち抜け方、「市場ショック」「突発ショック」への備え等、グローバル経済時代の攻めと守りの最善手を徹底指南! 著者は「国内大手証券→大蔵省→ゴールドマン・サックス」という経歴を持つまさにプロ中のプロ。<バブルを学ばずして儲けなし><「市場ショック」「突発ショック」から身を守る><人口動態統計をバイブルとせよ><2015年近辺にリーマン・ショック以上の危機勃発><中国株・不動産バブル、資源バブル、円大暴落への備えが急務><3つの投資術の組み合わせが最強の戦略>……といった刺激的かつ有用・実践的な論が展開される。中国バブル崩壊、円高危機、米国発世界恐慌から勝ち抜けするための必読書!

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  • 勝てば官軍(新装版)
    4.1
    勝てば官軍、負ければ倒産! ビジネスは勝たなければ価値はない! 日本マクドナルドをゼロから築いた男の成功法則を全部届けます!! ビジネスマンが生き残るための「藤田式」勝利の哲学 バブル崩壊後のデフレ期が始まった90年代から現在までの「失われた30年」を予測するべく描かれた日本経済再生への処方箋。いまだ色褪せない藤田田の「舌鋒」が装いを新たに今、よみがえる! いつの世も成功するための変わらない「勝利の法則」がここにある。藤田田が自ら立ち上げた会社組織とは、また会社人とはどうあるべきかを赤裸々に語りつくした本書。 勝てば官軍、負ければ倒産――優勝劣敗のビジネスに伝説となった藤田田自らが「成功哲学」をわかりやすく解説。グローバルな時代だからこそ日本文化の特質と30年先を見据えた視野の大切さを説く。 ビジネスでは「絶対に勝たなければならない」という危機感を持つビジネスマンには必読の書だ。 推薦! 「無理は通すためにある。極端は振り切るためにある。顰蹙は買うためにある。アップデートし続けた者のみがビジネスを制する」 (幻冬舎社長 見城徹氏) 「メモこそが、日々を、事業を、そして人生を切り拓く最強の剣である。藤田田社長の成功と生き様が、全てを物語っている」 (SHOWROOM社長 前田裕二氏) ■目次 第1章 価格破壊は歴史の必然である 第2章 デン・フジタの成功の法則 第3章 ビジネス成功の法則 第4章 規制緩和なき日本に明日はない 第5章 ビジネス・チャンスは無限にある 著者について ■著者 ・藤田 田(ふじた・でん) 1926(大正15)年、大阪生まれ。旧制北野中学、松江高校を経て、1951(昭和26)年、東京大学法学部卒業。在学中にGHQの通訳を務めたことがきっかけで「藤田商店」を設立。学生起業家として輸入業を手がける。 1971(昭和46)年、世界最大のハンバーガー・チェーンである米国マクドナルド社と50:50の出資比率で「日本マクドナルド(株)」を設立。同年7月、銀座三越1階に大第1号店をオープン。日本中にハンバーガー旋風をまき起こす。わずか10年余りで日本の外食産業での売上1位を達成し、以後、トップランナーとして走り続ける。 1986(昭和61)年、藍綬褒章受章。1989(平成元)年、大店法規制緩和を旗印に米国の玩具小売業トイザラス社との合弁会社「日本トイザらス(株)」を設立し、全国展開した。 社団法人日本ハンバーグ・ハンバーガー協会初代会長。創立30年にあたる2001(平成13)年7月26日、日本マクドナルドは店頭株市場に株式公開を果たした。2004年4月21日逝去(満78歳)。 著書に『ユダヤの商法――世界経済を動かす』、『勝てば官軍』(小社刊)など多数。
  • カナリアが囁く街 警察庁が震撼した七日間
    -
    バブル経済が崩壊し国内が混乱すると予言した、極秘のレポートが作成された。それを受け取った内閣情報調査室は、治安強化を求める世論の喚起を目的に、ある組織を使って、各地でテロ事件を頻発させる。それを阻止するため、一人の捜査官が首相官邸に呼ばれ、動き始めた……。危機迫る、情報サスペンス小説。警視庁が震撼した7日間。首相の特命で、極秘捜査官が凶悪テロに挑む!
  • 金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん 仕事と人生の変わらない法則
    3.8
    1巻599円 (税込)
    よしもとばなな氏、推薦!!  「自分とお金の関係性がいつのまにかくっきり見えてくる魔法の本です」お金が紙くずになるXデーに備えよ! 金持ちゾウさんと貧乏ゾウさんが繰りひろげる、笑いと感動のビジネス寓話。昔、炭鉱で栄えたカネー村。そこに降って湧いた投資話に、村のゾウたちが次々と巻き込まれていく……。謎の投資商品「ヘッジホント」が引き起こすバブルの熱狂。ある日、キリギリシャ国の財政破綻と、子どもの一言がきっかけとなって、カネー村からお金が一瞬にして消えてしまう。ゾウたちのお金は一体どこに消えたのか?もし、あなたのお金が一瞬にして価値を失っても、生活や経済は止まらない。大切なことは、人やお金、チャンスの豊かな流れに身を置くこと。愛のある人間関係の鍵を見つけること。

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  • 金持ちの生活に真似ぶ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「宝くじで5億、6億当選!」 「年収が3倍に増えて1500万円に!!」 参拝客の中から喜びの声が続出する日本一の開運寺、千葉県長生郡長南町の長福寿寺。 その住職であり、バブル期にはらつ腕経営コンサルタントとして全国の経営者と親交を持った著者が初めて明かす、“金運があがっている人”の生活習慣、考え方、口ぐせが一冊の本に! 世の中のお金持ちはどんな服を着て、どんな物を食べ、どんな部屋で暮らし、どんな生活を送っているのか? これを読むだけで金持ち習慣が分かる、身につく!!
  • 株、株、株! もう買うしかない
    3.5
    日本国はインフレに向けて大きく舵を切った。国民の巨額の年金資金までも株式市場に投入される。世界中が緩和に走って金利が失われているなかで、黒田日銀総裁はためらいなくさらなる緩和を実行するだろう。原油安の追い風もあり、日本はバブル時代と同じ条件が整った。もう日本株は高騰するしかなくなった。このインフレへの大転換を知る人だけが生き残る。
  • 株式会社の終焉
    3.7
    1巻1,210円 (税込)
    証券チーフエコノミスト時代に上梓した処女作『100年デフレ―21世紀はバブル多発型物価下落の時代』(日本経済新聞社、2003年)に始まって、『人はグローバル経済の本質をなぜ見誤るのか』(日本経済新聞出版社、2007年)、『終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか』(同、2011年)、そしてベストセラー『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書、2013年)と、一貫して、資本主義の限界と、にもかかわらず続く「成長信仰宗教」批判してきた著者の最新作。まさにその系譜を継ぐ渾身の書き下ろしです。  「長い16世紀」の後の近代資本主義とそれを担う近代株式会社の誕生から現代まで、その歴史を紐解きつつ、必然としての現在の資本主義の終焉と、それに伴い、株式会社、厳密にいえば、現金配当をしている株式会社に、残されている時間はあまりないことを、頻発する企業の不祥事や格差の拡大、国家債務の拡大、人口減少等の各国に共通する課題にも触れつつ、丁寧に述べていく。  では、どうするのか? 本書の新しさは、その一つの方向性を示していることにもある。まさに、著者新境地の力作である。
  • 株式投資2022 賢い資産づくりに挑む新常識
    3.8
    ■バブル崩壊後、30年ぶりの高値圏まで戻してきた日経平均。積み立て資産形成の増加など証券投資が資産運用の手段として注目され、東証再編や、コーポレートガバナンス・コードへの対応、ESG投資の活況などマーケットを賑わす話題も豊富だ。ただ、株式市場や株式投資についてまかり通っている通説をそのまま信じてよいわけではない。 ■本書では、企業統治改革であれ、グリーン化であれ、世の中で「いいことだ」といわれていることの多くには、さまざまな落とし穴が潜んでいることを示す。そもそも専門家でも、株式投資について大きな誤解をしているのではないかと思われる場合がある。アクティブ運用には限界があることや、外国株運用のリスク、積み立て投資にひそむ家計のポートフォリオをいびつにする危険性を指摘する。 ■これから日本人が証券投資を続けることにどんな価値があるのか、いま話題の東証再編やESG投資、社外取締役の選任などにも、どのような問題があるのか――日本経済新聞の記者として40年、株式市場を取材してきた著者が解き明かす。
  • 株式投資は相場格言に学べ
    -
    この本は投資の世界で語り継がれてきた相場格言や名言を通じて、市場の歴史や相場哲学、さらに投資家の行動心理などを学んでいただくために執筆したものです。今日、相場格言の多くは投資家の一般教養として、投資書籍やインターネットなどを通じて知ることができます。これらの文言をあらためて調べてみると、その背景には相場師の命運を左右した格言や、多くの投資家を成功に導いた名言も少なくありません。これまでたくさんの投資本を読んできましたが、相場格言は使い方しだいで、ヘタな本を乱読するより価値あると思います。 もちろん、その文言が尊敬するトレーダーや著名な投資家の文言であっても過信や妄信は禁物です。大切なのはこうした言葉に耳を傾けるゆとりある生活なのです。本書に収録しなかった格言に「市場が血で染まっている時が、絶好の買い場である」という名言があります。これはネイサン・ロスチャイルドがワーテルローの戦い(1815年)で、伝書鳩をつかった独自の情報網でナポレオンの敗北を知り、市場に奇策を仕掛けて巨富を得た史実に基づいています。 僕は昭和の人間なので、これまでいくつものバブル相場や金融危機を経験しています。もっとも大きなものは、80年代の不動産投機と株式市場のバブルです。当時は兜町のみならず日本中が異様な熱気に包まれていました。グリーンスパン氏はバブルを「根拠なき熱狂」と表現しましたがそもそも熱狂に根拠などないのです。 バブル期の証券市場は、投資家にとって冷蔵庫のようなものでした。誰もがそれぞれの思惑で買った株を、自分の口座にせっせと詰め込んでいたのです。すぐ利食いしたい株は冷蔵室や野菜室に入れておき、資産として残しておきたい株は冷凍室といった感じです。 ところが……誰もが壊れるはずがないと信じていた冷蔵庫が、バブル崩壊である日、突然壊れたのですから日本中が大騒ぎになりました。 真っ先にやられたのはそのころ市場で囃されていた優良銘柄や値嵩株で、溶けたアイスクリームのように銘柄の多くはもとに戻ることはありませんでした。ギリシャ神話に「パンドラの箱」の話しがありますが、バブルが弾けて飛び出したのは、恐怖と悲しみでした。これが恐慌の正体です。 なぜ、このような昔話をしたのか自分でもよくわからないのですが、この原稿を整理しながら思い出したのが当時のことなのです。「賢者は歴史に学び、愚者は体験に従う」という言葉がありますが、どちらも体験できるのが、本書に収録した名言や格言の魔力なのかもしれません。
  • 株・手形・不動産「騙し」の手口
    -
    「インサイダー取引」「未公開株詐欺」「手形偽造」 ニュースでは目にするが、今イチわかりにくい犯罪の数々。だが、知らないでいるとあなたも騙されてしまうかもしれない! 本書では、株・手形・不動産を悪用して金儲けを企む犯罪者の手口を、バブル崩壊以降の事件をもとにわかりやすく解説。読めば日本経済の裏側が見えてくる!?
  • 株と政治
    -
    乱高下する日本の株式市場。郵政上場を控え、安倍政権にとって株価対策はますます重要になっている。政治が動かす株式市場の実態とは。  本書は週刊エコノミスト2015年8月4日号で掲載された特集「株と政治」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: ・はじめに ・今秋にも郵政3社が上場 NTT株ブーム再来するか ・東芝 組織ぐるみ不正会計でも上場廃止にならない理由 ・株価と支持率 5大長期内閣は株価がプラス ・バブル前相場の再来? 中曽根時代に酷似する安倍政権 ・政治と株の戦後史 「政治銘柄」今は昔に ・成長戦略で上がる株! 9分野67銘柄    1 インバウンド 中古の高額品販売に注目    2 マイナンバー システム開発に特需発生    3 IoT あらゆるモノがネットに    4 医療・介護 少子高齢化対策急務    5 不動産 王道の国家戦略特区    6 人工知能(AI) 既にSFの世界ではない    7 エネルギー 電力市場自由化で恩恵    8 コーポレートガバナンス 「攻め」の三本柱    9 インフラ整備 防災・減災に向けた喫緊の課題 ・中国 政府のあまりに露骨な市場介入    日本株は大丈夫! 原油安と円安の追い風 ・中国株急落のインパクト 電子部品、繊維は要注意 ・ガバナンス改革 「野心的」なROE目標の企業増 ・「底堅さ」の裏側 消去法で海外投資家が一斉流入
  • 株の暴落はこわくない! 伝説の元ゴールドマンサックストレーダーが教える株の勝ち方
    -
    幾多の暴落を乗り越えた、伝説の元ゴールドマンサックストレーダー 上野英男氏が株の勝ち方を教える! 日本の景気は緩やかな上昇傾向にあるという見解があるが 海外の市場の影響で暴落してしまった 不安定な相場、予想が立てにくいトレンドの中で 何をどう買うべきなのか、どのタイミングで売るべきなのか 長年の経験を元にその方策を解き明かす また、ETF(上場信託投資)と郵政3社のIPO(新規公開株)についても 分かりやすく解説し、その儲け方を授けてくれます これを機に、株で資産を増やしてみてはいかが? 【目次】 1 今回の世界株価暴落はなぜ起こったのか ・ギリシャ、中国、アメリカの利上げが原因 ・CTA(コモディティートレーディングアドバイザー)の影響 2 下げ相場のあとの投資はどうすべきか ・戦後の東京株式市場の暴落を振り返る ・どのような投資をしたらいいのか 3 資産はどのように管理すべきか ・ETFの特徴 4 メガトレンドをつかもう ・エネルギー、ロボット、農産物…得意なジャンルを見つけよう ・トレンドをつかんだら、ETFを探すのがオススメ 5 IPO銘柄 日本郵政3社 ・ゆうちょ銀行の株式上場に続く、かんぽ生命や日本郵政 ・過去のIPO銘柄について 6 成功する買い方、失敗する買い方 ・市場の流れをどう読むのか ・「景気」「為替」が株式に与える影響 ・最も気を付けるべき点は 【著者プロフィール】 上野英男 プロフィール 1948年、富山県富山市生まれ。早稲田大学法学部卒業し、1973年4月三洋証券(株)へ入社、その後アメリカ、香港に出向し現地の機関投資家向け日本株営業、トレーディングに従事。 そしてリーマンブラザーズを経て、ゴールドマンサックス社でトレーダーとして活躍。 ゴールドマンサックス時代はヘンリーと呼ばれ、豪腕トレーダーとして内外に知られていた。 ブラックマンデー、東京市場のバブル、その後の低迷期、ITマーケットなど経験しながらも、同社の日本株部門は2人から400人まで拡大し、株式部門の中枢として活躍した。 その後ベンチャーのアドバイザーや資金運用の助言などを中心に活動している。 名波はるか プロフィール レースクイーンを経て、グラビアタレントに転進。 2002年から2011年まで、元祖・着エロクイーンとして写真集、DVD、Vシネマなどに多数出演。 2005年、現役グラビアアイドル時代に株式投資に挑戦。新興市場ブームに乗り、一時は元手300万円を額面で5千万円にしたことも。 現在は料理研究家としても活動し、海外フリーペーパーにレシピを掲載。電子書籍も多数リリースしている。
  • 株はよみがえった
    -
    バブル経済の崩壊から25年。日経平均株価は3万8915円から8000円を割り込む水準まで下げ、「株は死んだ」と言われた。デフレは止まらず、円高も止まらず、企業はリストラに走り、経済は縮小するばかり。こんな悪循環に終止符を打ったのがアベノミクスだ。はたして「株はよみがえった」と言っていいのだろうか。この流れは続くのか。本書は、アベノミクス相場と呼ばれる日本株市場に起きた大きな変革を再検証し、今の日本株の置かれる状況を分析、これからの行方を展望する。
  • 株 バブル超え(週刊エコノミストebooks)
    -
    1990年のバブル崩壊以来の株高水準にある。円安に加えて、企業の稼ぐ力を評価した外国人投資家や1月に始まった新NISA、企業の株主還元姿勢の強まりがその背景だ。次の焦点はインフレ率を上回る賃上げとなった。 ※2024年3月5日号の特集「株 バブル超え」を電子書籍にしたものです。
  • 株バブル勃発、円は大暴落
    3.0
    超金融緩和により、止まらないインフレ、大幅な円安、上がらない給料、苦しくなる生活に直面するいま、生き延びるにはどうすればいいのか? 気鋭の経済アナリストが資産防衛術を伝授。
  • 貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム―(新潮選書)
    4.2
    格差と貧困、通貨危機、バブル、デフレ……なぜ「お金」は正しく機能しなくなったのか。四千年の経済史から、「右肩上がりの成長を前提としたシステム」の限界に鋭く迫るスリリングな論考。果たして、マイナス成長時代を生き抜く処方箋はあるのか? 日銀を飛び出した異色の経済学者が辿り着いた「貨幣多様化論」。
  • 貨幣という謎 金(きん)と日銀券とビットコイン
    3.7
    人間の幻想と欲望が、貨幣を生み出し消滅させる 金と一万円札と電子マネーは、どこがどう違うのか? 続々と登場する「仮想通貨」は国家通貨を脅かすのか? バブルやハイパーインフレはお金につきまとう必然なのか? ハイエク、ケインズなどの論を踏まえつつ、貨幣が持つ不思議な原理と振る舞い、市場や国家との関係、貨幣と資本主義の未来までを徹底的に論じる。圧倒的な貨幣論! 序章 貨幣という謎―貨幣がわかれば経済がわかる 第1章 お金は「もの」なのか「こと」なのか―貨幣と市場を再考する 第2章 「観念の自己実現」としての貨幣―日銀券とビットコインは何が違うのか 第3章 貨幣につきまとう病―バブルとお金の関係 第4章 なぜ資本主義は不安定になるのか―ハイパーインフレと投機を考える 終章 資本主義の危機と貨幣の「質」―どのお金が選ばれ、生き残るのか

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  • 壁の花
    -
    1巻495円 (税込)
    三十代、一人暮らし、猫飼い、仕事大忙し。縁遠くなる女の典型だ。当時女子大生だった私も、今では立派な業界ババアになった。かつては自分が嫉妬させ、相手を卑屈にさせるほうだったのに、今は、自分が嫉妬し卑屈になる立場に回ってしまったのだ。(本文より)  まだ独身ゆえに降りかかる災難とパワフルに闘う、35歳のコスメライター・中西加奈の幸せさがし。キャリアウーマンの心の葛藤を描いた長篇小説。 ●横森理香(よこもり・りか) 作家、エッセイスト。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、『40代大人女子のための“お年頃”読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちん バブル純愛物語』はアメリカ、イギリス、ドイツ、アラブで翻訳出版されている。東京渋谷でコミュニティサロン「シークレットロータス」を持ち、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。
  • 壁を壊した男 1993年の小沢一郎
    3.7
    1巻1,782円 (税込)
    手に汗握る政治ノンフィクション! 1993年は、日本の政治史において最も激動の年であった。 「東京佐川急便事件」に端を発した「政治とカネ」の問題や自民党の竹下派を中心とする派閥争い。バブルがはじけ始めた経済への対応。混迷する政治に世論の不信感は大いに高まっていた。世界からはベルリンの壁とソ連の崩壊、東西冷戦の終結という“外圧”も押し寄せていた。 そんな激動の波は、永田町にいた一人の男を突き動した。小沢一郎である。 政界で既に実力者として知られていた小沢は、同志の羽田孜らと共に自民党を離党し、政権交代を起こすべく、水面下で動きを加速させていった。 しかし、小沢の前にはいくつもの障壁が立ちはだかった。親小沢か反小沢という心理的な壁、選挙制度改革をはじめとする政策の違いという主義主張の壁、あるいは与野党という敵味方の壁――。小沢は前進と後退を繰り返しながら、非自民からなる細川護熙政権を誕生させた。「五五年体制」という最も強固な壁をぶち壊したのだ。 そんな最も政治が熱かった「1993年」という1年を駆け抜けていった小沢ら政治家たちの姿を描いていく。そして「1993年の小沢一郎」を通して、現代の日本政治が再びダイナミズムを得るためのヒントを探す。 (底本 2023年7月発売作品)
  • 神さまとぼく 山下俊彦伝
    3.7
    【パナソニックの危機を予見した男】 「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と絶賛され、家電メーカーの売上が倍々ゲームで増え続けた80年代に、「危機の到来」を予見していた経営者がいた。山下が生きた時代を通して見る、パナソニック激動の50年史。 世界屈指の家電メーカートップだった彼は、絶頂期にあって「アクション61」と呼ばれた全社的な大改革プランを打ち上げる。家電メーカーから産業エレクトロニクス・メーカーへの転換、国内企業からグローバル企業への転換を訴えたこの改革は、まさに先見の明をもつ改革であった。仮に、松下がこの大改革を実行していれば、日本のエレクトロニクス産業の姿は、現在とはまるで違うものになっていたかもしれない。 山下が全身全霊を傾けたこの改革は、なぜ実現しなかったのか。バブルで狂乱状態にあった家電市場、創業家を交えた社内人事抗争、グローバル化と経営危機など、山下俊彦が生きた時代を通してパナソニックの絶頂からどん底までを描いた人物評伝の傑作。
  • 仮面官僚 東京地検特捜部
    3.0
    政官財の20億円襖絵事件を暴く検事・香車勇人(かしゃ・はやと)――国税庁に届いた1通の告発文書。絵画売買に絡む、不動産会社の脱税容疑だ。マルサが動き、特捜部が注目した。会社幹部がバブルの裏金で掴まされた20億円の襖絵には、政官財を結ぶ巧妙な罠が仕組まれていた。助教授から検事に転じた香車勇人(かしゃ・はやと)が、東京と京都・祇園を繋ぐアリバイを崩し、金の流れを追い、事件の核心に迫る!
  • 仮面銀行
    -
    創業者・小桧山誠造(こひやませいぞう)のワンマンぶりから光和相互銀行は乱脈経営に陥っていた。さらに小桧山の亡き後、実権を握っていた“四人組”と小桧山ファミリーとの間で利権を賭けた“お家騒動”が生じる。その事実を日銀と大蔵省が察知し、光和相銀はやがて自主再建か救済合併かの道を迫られるが……。金融バブルの源(みなもと)を描き、激動する今日の金融システムをいちはやく捉えた快作。
  • かもめジムの恋愛
    4.3
    1巻1,485円 (税込)
    女子高生の恋バナ相手は70代のおじいさん。 北鴎町にある「かもめジム」はバブル期に建てられた7階建ての大型ジム。今では利用客が減り、経営難が続く一方で、会員の八割を締める高齢者たちの出会いの場となっていた。 ジムの受付でアルバイトをする17歳の柏夢は、70代男性・西原さんから会員の三田園さんという男性が好きだと相談を受ける。「恋なんてオレの人生でこれが最後」という西原さんを応援する夢も、次第に自身の恋を打ち明けはじめ、共通の悩みである“恋愛”を通して56歳差の友情が始まるが!? 30代半ばで結婚に焦りながらも推し活に勤しむサオリさん。会員になる気ゼロでも毎日愚痴を吐きに来るおばあさん・橋本さん。アイドルをやめてボディビル選手を目指すかえちゃん。憧れの先輩を追って野球部を辞め、吹奏楽部に入った道重くん……。 世代や性別を超えて、交わるはずのなかった人たちの人生が交差する群像小説。
  • カラーオブトーキョー
    -
    1巻1,320円 (税込)
    カラー オブ トーキョー 昭和と平成の時代、実直かつ丁寧に生きる人々の慎ましい日々が綴られた短編小説集。 浅草、足立区、六本木、各街を生きる主人公の瞳には色が映る。 赤と青、暗闇 新潟・村上から上京し、浅草で油屋を営む健一に嫁入りしたみち。義母にいびられながらもひたむきに生きている彼女は、家のはす向かいにあるソープランド・乙女シルクの赤と青のネオンに照らされながら佇む女を見るとなぜかほっとする。夫である健一、落ちこぼれた義弟・勝二、故郷に置いてきた飼い犬・シロ…。誰もが弱さを持ちながらも生きている――。戦後、高度成長期の中、浅草を舞台とした人間模様が描かれた、互いが互いを想いあうストーリー。 ひょうたん沼と黄色いカエル 時は、昭和の初夏の朝、濃霧の中、近所のひょうたん沼にお父さんと釣りに行った小学生の知子。そんな時でもお酒をあおるお父さんを見ると嫌な気持ちになる。そこで不思議な黄金のおたまじゃくしをみつけ、おうちに持って帰り育てることになるが――。ありふれた暮らしの中で紡がれるお話。 ふち取りは灰色と白 高速道路沿いの歩道で女性ホームレスが襲われる事件が発生した。OLだった知子はそのニュースを見て、遠い昔の記憶がよみがえってくる。時はバブル崩壊後。再開発前の六本木、高速道路下の公衆トイレの横に座っている女性ホームレス。彼女の髪はグレイヘアで長い三つ編みをしていた――。 赤と青、暗闇 ひょうたん沼と黄色いカエル ふち取りは灰色と白

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  • 下流老人―週刊東洋経済eビジネス新書No.137
    -
    すでに「人生90年」時代──。80歳以上の人口は1000万人に近づき、90歳以上は170万人を超えた。本来なら喜ぶべき長寿社会を迎えた日本。しかし、高齢者を取り巻く環境は厳しさを増している。  貧困、病気、孤独…。老後の「下流転落」にいかに備えるか。目をそらさずに今から考えておきたい。  本誌は『週刊東洋経済』2015年8月29日号掲載の32ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 『下流老人』著者・藤田孝典と老後貧困の現場を歩く 70代前半で破綻も。急増する老後の下流転落 本当の老後危機は団塊以降の世代から 老後にしくじるのはこのタイプ。バブル世代は要注意! 年金はいくら受け取れるのか 老後資金の正しい殖やし方 本当におトク? 銀行が勧める退職金運用 「もしも」の時に使える制度は? 知っておきたい医療負担 介護に備える 意外に重いおカネの負担 いざという時のために! セーフティネット活用術
  • カルト資本主義 増補版
    3.0
    「超能力」「永久機関」……オカルト研究に投資する企業を徹底取材したノンフィクションの傑作! バブル崩壊以降、日本の企業社会が傾斜していった研究とは? ソニーの中にあった「超能力」研究所。「永久機関」に投資する商社。これらの現象は深層で繋がっていた。現在の政治社会におけるカルト状況について新たに取材、序章、最終章分を書き下ろした。
  • 為替で読む世界経済
    -
    2017年から続いてきた「適温経済」に異変が生じつつある。為替から金利や株価、実体経済を見ることで、世界経済の新たな局面が見えてくる。 本書は週刊エコノミスト2018年3月13日号で掲載された特集「為替で読む世界経済」の記事を電子書籍にしたものです。 ・円高クラッシュが来る 米孤立化で進むドル離れ ・インタビュー 寺島実郎 行き場のないカネがゆがんで動く 日本発の世界金融危機が起こるか ・インタビュー 水野和夫 資本主義の暴走がバブルを生む 危うい金融緩和の「アンカー論」 ・バブル崩壊前夜の米国 株高限界で資産効果剥落 消費低迷で景気減速局面へ ・インタビュー 篠原尚之 実体経済に効果乏しい量的緩和 水面下で積み上がる金融リスク ・狭まる日銀包囲網 円高進み「出口」に向かえず 緩和継続で世界バブルの膨張 ・好調・欧州の落とし穴 危ない不動産バブル 続くユーロ高で景気悪化へ ・中国リスク「灰色のサイ」 GDPの2倍の債務がマグマ 18年の経済成長減速は不可避 ・人民元 元高容認にかじ切った中国 対米通商政策にも好都合 ・新興国 米利上げ加速のリスクシナリオ 粗悪な経済運営のトルコ危うし ・仮想通貨 ビットコイン買い続ける中国 乱高下引き起こす規制強化 ・円高・株高の真相 変化を続ける相関関係 ・インタビュー 池田雄之輔 原油高が招いたドル下落 ・米国で加速する保護主義政策 ドル安圧力を生む“負の連鎖” ・適温相場のリスクオンのドル安 利上げでも引き締まらない環境 ・購買力平価で分析 米景気後退で1ドル=80円台に 円売りの巻き戻しが始まる ・円高リスク インバウンド減で地方観光に打撃 日本企業の国内回帰もストップ 【執筆者】 松本惇、大堀達也、唐鎌大輔、菅野雅明、安達誠司、湯浅健司、村田雅志、入村隆秀、矢作大祐、佐々木融、武田紀久子、市川雅浩、竹中正治、宮嵜浩
  • 為替2017
    -
    米連邦公開市場委員会(FOMC)の3月15日利上げ観測が高まったにもかかわらず、市場はドル高・円安へと進みかねている。2017年の為替相場はかく乱要因が多い。 本書は週刊エコノミスト2017年3月21日特大号で掲載された特集「為替2017」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・ドル高と円高の狭間で揺れる市場 トランプリスクが為替相場かく乱 ・年内ドル・円相場はこうなる! 1ドル=99~105円 米保護主義台頭でドル安へ ・年内ドル・円相場はこうなる! 1ドル=105~120円 ドル高期待剥げ落ち円高進む ・年内ドル・円相場はこうなる! 1ドル=120~125円 米利上げ期待がドル高誘発 ・年内ドル・円相場はこうなる! 1ドル=120~130円 トランプ・ラリーの再来も ・米税制 25%ドル高はらむ国境税 トランプと共和党の危険な綱引き ・米景気後退 後ずれ中の景気後退 トランポノミクスに潜むリスク ・欧州政治リスクを読む【悲観】ルペン勝利なら1ドル=90円台 ユーロ暴落の可能性も/【楽観】 リスク打ち消し緩やかに円安へ 予想覆しても混乱は一時的 ・人民元 元安が招く国内外のリスク 中国当局の難局は続く ・ドル高バブル崩壊局面でも日銀の円高対処余地小さく ・為替感応別40銘柄 自動車・金融が高相関 【執筆者】 種市 房子、荒木 宏香、佐々木 融、宇野 大介、池田 雄之輔、酒井 聡彦、窪谷 浩、城田 修司、土田 陽介、市川 雅浩、梶谷 懐、小川 佳紀、白川 浩道
  • 変わるM&A
    -
    活発化するグローバルな事業再編と法・税制の後押し。 新しい経営の選択肢をどう活かすか? 企業法務の第一人者が、M&Aの留意事項をグローバルな視点で解説。  日本でも、1990年代にバブルが崩壊して以降、経営資源の効率的な移転を可能とするM&Aを活性化するための法制度や税制度が整えられてきました。そして、今やM&Aは、経営の重要な選択肢の1つとして広く認識されるとともに、イノベーションを実現する手段として、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)に対する関心も高まっています。  一方で、過去に行われたM&Aに起因して多額の特損やコンプライアンス上の問題が生じるなど、問題事例も散見されています。特に海外のM&Aは国内よりも難易度が高く、その成功確率は必ずしも高いものではありません。  また、日本においてM&Aのメニューが大分出揃ってきたとはいえ、買収対価の一部を株式とする買収についての制度は十分整えられておらず、大規模なM&Aや現預金を持たないベンチャー企業によるM&Aの支障となっていました。そこで今回、産業競争力強化法の改正により、株式対価のM&Aを容易にするなど、日本でも今後、新しいタイプのM&Aを実現する可能性が生まれています。  本書は、こうした状況を踏まえ、企業法務の専門家が、経営戦略としてのM&Aの活用法から始まり、最近関心の高いCVC、海外M&Aを行ううえでの留意事項、株主アクティビスト時代におけるM&Aのあり方、産業競争力強化法の改正を踏まえたM&Aのメニューなどを、最新の議論を交えて紹介します。企業の経営企画担当、法務担当はもとより、金融機関、機関投資家、会計士などにも必携の知識が満載の一冊です。
  • 関西ウォーカー クラシック
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1994年に創刊した情報誌・関西ウォーカーの創刊600号を記念し、懐かしい「関西の90年代」を誌面で回顧。 オープン当時の名所から、当時のブームに人気のグルメまで、あの頃の思い出がよみがえる! ・記念すべき表紙を飾るのは、90年代の表紙に最多登場の記録を持つ常盤貴子。 ・巻頭特集は「表紙で振り返る 関西ウォーカーの90年代」。 冒頭の「表紙登場回数ランキング」は必見!当時のドラマや映画の名シーン、歌っていた名曲の数々が頭の中を駆け巡るはずだ。 ・続いて年代順に90年代を振り返る「90年代の関西」。関西ウォーカーで2016~17年に連載されていた記事をまとめたもの。 エッグタルトやアウトレットのブームなど、当時の街遊び事情を俯瞰できる。 ・メイン特集は「90年代へ行こう!」。人気ジャンル別に、90年代の誌面をまとめている。 バブルの余韻残るクリスマスや、スノボが少数派だった90年代前半のスキーなど、当時の誌面を豊富に掲載。 ・「関西ウォーカーが伝えた あんなこと、こんなこと」では、たまごっちブームにお正月映画の大本命「タイタニック」など数々のネタがズラリ。 ほか、過去の連載ページからも興味深い誌面をセレクト。 「ビデオ&LD」という時代を感じるジャンル名や、関西ならではの「お笑い」連載に登場した若き日の千原兄弟なども。 一部の誌面は実際の大きさに近い状態で掲載しているので、当時を思い起こしながら読んでみるのも楽しい。 当時を詳しく知らない若い世代にとっても、90年代の世相に新しい驚きがあるはず! ※本誌は、「関西ウォーカー」の90年代発行分に掲載された記事の中から抜粋してまとめたものです。掲載当時の情報をそのまま転載しており、現在とは異なる場合があります。
  • 関西に蠢く懲りない面々―暴力とカネの地下水脈
    -
    戦慄! 巨大利権をめぐって勃発する抗争事件の裏側! 武井保雄・武富士会長、宅見勝・山口組若頭、“闇の帝王”許永中、“ナニワの借金王”末野謙一、“石油業界のフィクサー”泉井純など、黒幕が続々登場――バブル経済の終焉は、天文学的数字の不良債権を生み出し、闇の世界に蠢く黒幕たちもカネづまりに直面した。縮小されたパイの奪いあいのため、あるいは闇資金の取り立てをめぐって関西各地で抗争事件が頻発、銃弾が飛び交い、おびただしい血が流れた。裏社会の大物たちが利権をめぐって暗闘を繰り広げる!
  • 勧奨退職
    3.0
    1巻440円 (税込)
    このまま置いておくと、周りの人にも迷惑で害になる――音響機器のトップメーカー、フロンティアの営業本部長付の相沢は、冷酷な勧奨退職を言い渡された。バブル崩壊で業績悪化にあわてた社長と副社長がとった合理化策だった。相沢は、切り捨てられる三十五人の名前をつかみ、団結して闘うことを決意、マスコミも利用して行動を開始した。が、退職期限の日、相沢は人事部長に呼び出され……。傑作経済小説集。

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  • 完全版 猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言
    4.7
    元経済ヤクザ×サイバラ! 週刊SPA!誌上の連載を'18年6月に書籍化した『ネコノミクス宣言』。山口組系元組長で、経済ヤクザとして活動していた「猫組長」による国際金融、マネーロンダリング、麻薬ビジネス、果ては人身売買、etc……。新聞やテレビでは絶対報じられない日本・世界の残酷な真実が綴られロングセラーに! 今回は連載100回を記念して、貴重な第1話から最新100話まで、連載の相方を務める“西原理恵子のカラー漫画もすべて掲載”した完全版として再登場! 前著とは一味違う大暴れぶりをお楽しみください! 本書に掲載される『経済と犯罪の危ない話』 ◎被害額14億円・偽造クレカ事件の舞台裏 ◎インドの「肝臓村」のおぞましき実態 ◎非人道的行為「処女オークション」 ◎紙切れ1枚で航空会社を支配した詐欺師 ◎金正男との忘れがたき「政治談義」 ◎暴力団同士の激突「地上げ屋vs占有屋」 ◎巨額資金を搾取する「地面師」の思い出 ◎国際詐欺グループとの息詰まる攻防戦 ◎日本を荒らす北朝鮮「覚せい剤」スキーム ◎暴力団員が「銭湯ロッカー」を使う理由 ◎仮想通貨バブルが暴力団にもたらす恩恵 ……etc.サイバラ漫画も含め全100話完全収録! ■内容 週刊SPA! 誌上で始まった「ネコノミクス宣言」の第1話~100話まで、カラー漫画もすべて掲載した『完全版』として再登場! ■著者略歴 猫組長 神戸生まれ。元山口組系二次団体幹部。若くして反社会組織に身を投じ、仕手戦やインサイダー取引を経験。グレーゾーンのファィナンスや国際金融を得意とする経済ヤクザとして活躍し、タックスヘイブンにも複数企業を保有している 西原 理恵子 高知生まれ。漫画家。'88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。'97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞
  • かんたん解説!! 1時間でわかる 太陽光発電ビジネス入門
    -
    全国各地で市民の方に向けたエネルギー関連のセミナーをしていると、「太陽光発電バブルは、もう崩壊したの?」「太陽光発電ビジネスについて知りたいけれど、まずは、どの本を読めばいいの?」といったご質問を多くいただきます。  今回は、そうした声にお応えすべく、本書『1時間でわかる太陽光発電ビジネス入門』を執筆しました。これまでに発刊した『1時間でわかる電力自由化入門』『1時間でわかるガス自由化入門』に続く“1時間でわかる”シリーズの3作目となります。  当シリーズは、できる限り専門用語を避け、読みやすい文章を心がけています。その理由は、これまで環境やエネルギーの分野に馴染みがなかった方でも最後まで読んでいただくためです。  本書では、1章で太陽光発電の基礎知識、2章で太陽光発電の現状を紹介し、3章・4章では、日本と世界の太陽光発電ビジネスについて事例を使ってご紹介しています。したがって、読者の皆さまが、興味のある章から読み進めることができます。ぜひ、この本をきっかけに太陽光発電ビジネスに興味を持っていただけると幸いです。(はじめに より)

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  • 官能文学電子選集 阿部牧郎『情事の会議室』
    -
    卑劣な社内スパイは誰だ!? 得意のベッドテクニックを駆使してスパイの正体を暴け! 住宅メーカーの営業課長・明石一郎は、社内でも一目置かれる存在。女子社員の間での人気も高く、同じ課の平山啓子とは密かに逢瀬を楽しむ仲だった。 ところがある日、反りの合わない赤堀専務によって、会議の席上で社内不倫を暴露されてしまう。 あれだけ秘密にしていたのに、いったいどこから漏れたのか?  社内にスパイがいるに違いないと考えた明石は、怪しいと見た女子社員を片っ端から口説いてはベッドに連れ込み、得意のベッドテクニックを駆使して自白させようと試みるが、スパイの正体はようとして知れなかった。 しかしある夜の「調査中」に、天敵の赤堀専務に思わぬ異変が……。 直木賞作家・阿部牧郎がバブル期の大阪を舞台に描く、ミステリー仕立ての官能小説。 団鬼六に師事し、季刊官能文芸誌「悦」の創刊編集長を務めた松村由貴による解説つき。
  • 官僚がバカになったから日本は「没落」したのか
    -
    かつてこの国のエリートが志した官僚という職。だが、バブル崩壊後、日本は「失われた10年」という言葉に代表されるように坂道を転がり落ち続けている。経済の停滞、国際競争力の低下、年金問題などのずさんな制度設計、後手続きの原発事故対応……こうした問題は国の舵取りを担う官僚たちが、劣化したゆえなのか。多くの元・現官僚の声を元に「日本没落」の真実を描き出す。
  • 還暦シェアハウス
    3.0
    1巻594円 (税込)
    妻から別居を宣言され、一人娘は海外留学中。59歳のフリーライター松木は、55歳以上が対象の共同生活住宅(シェアハウス)“R55”に住むことに。しかし車椅子の女性オーナーは訳ありで、他の入居者たちも昭和臭ムンムンのくせ者たちだった。深夜ラジオ、ツチノコ、ジュークボックス、バブル――人生の半分以上を「昭和」で生きてきた男の第二の青春は!? 昭和も平成もオレたちは生きてゆく! 愛しき〈アラ還〉たちの中高年青春小説。
  • 緩和中毒
    -
    世界経済、なかでも先進国は成長力を失っている。先進各国の中央銀行は景気浮揚のために積極的な金融緩和を行っているが、最近は効果よりも、株価がバブル気味になるなど副作用の方が懸念され始めている。米国、欧州、日本、さらに中国を加えた4極の今後の中央銀行政策とマーケットの動きを占う。  本書は週刊エコノミスト2015年11月10日号で掲載された特集「緩和中毒」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・世界4極の果てしなき緩和 リーマン・ショックの再来も ・米国 利上げを阻む3要因 ・欧州 限界に近づくECBの金融政策 ・日銀 異次元緩和に出口は見えない ・中国 14年11月以降6度目の利下げ ・株式市場はどう反応するか    緩和マネーは株式に向かわざるをえない    市場予想以上の緩和なら2万1500円も ・年末の為替はどうなる 米利上げ開始は?    大統領選見据えドル安誘導    休止したドル高トレンドが復帰    正反対の日米金融政策で円安に    ECBの明確な緩和意思でユーロ安    FRB12月利上げでユーロ一段安
  • カーライル流 日本企業の成長戦略
    4.0
    ◆カーライル・グループは、米国ワシントンDCを本拠地として世界中に35ヵ所の事務所と1000名を超えるスタッフを抱える世界最大級のプライベート・エクイティ(PE)ファンドである。1987年の創業以来、運用資産規模を順調に増やし、2001年には日本上陸を果たした。 PEファンドとは「友好的かつ効果的な手法で、既存企業の事業を再構築して成長軌道にのせ、ステークホルダー(企業の株主・その他の投資家、経営者、従業員、取引先などの利害関係者)を満足させる存在」と位置づけられる。 多くの日本企業は1980年代末のバブル景気の崩壊とその後の「日本経済の失われた20年」といわれた停滞期、2008年の米リーマン・ショックによる収益力の減衰とグローバル化への対応の後れ、さらに少子・高齢化が進むことによる国内需要の先細り懸念もあり、様々な経営的な問題や危機に直面している。こうした危機を救い、経営改革を行い、場合によっては新しいプロフェッショナルな経営人材を紹介し、結果として筋肉質で効率性が高い経営力をもたせ、再び収益力と成長力を持つ企業へと変身させる「コーチ役」のような存在がPEファンドであり、その代表格がカーライル・グループである。 ◆本書は、PEファンドの仕組みや日本での進化を解き明かした上で、カーライル・ジャパンの手法や実績を成長曲線を描いた7社の実例を通じて詳説する。それらを通じて「日本企業にも再び活力を取り戻し、健全に成長していくための方法論がまだまだある」ということや「それができるのは日本企業にまだまだ供給可能な資本と人的・技術的・ブランド的な資産が残っている今しかない」ということを明らかにし、PEファンドの活用を企業再生の選択肢の一つとして広く訴えていく。
  • 外貨を稼げ!  インバウンドに関わるすべての人へ
    -
    はじめに 訪日客の増加が止まらない。2024年のインバウンド消費は8兆円を見込み、2030年15兆円の目標がいよいよ射程に入ってきた。自動車輸出並みに外貨を稼ぐ日が近づく中で、日本でインバウンドの「ゴールドラッシュ」で稼いでいる企業や人に迫る。 【目次】 第1部【完全図解】今、日本で最も「お金の匂い」がするビジネス 第2部【超逆転】観光バブルで「オフラインの復権」が始まった(GINZA SIXリテールマネジメント・近藤保彦社長) •自動車を「超える」日 •取扱高は「過去最高の1.7倍」 •やっぱり「銀座」が強い理由 •「アート」は最強の集客ツール •「フランス」規模を目指せる 第3部【発見】日本の超高品質な「日常」は巨大ビジネスになる 1・「日本で売れているもの」が欲しい 2・古着を求めて「下北」に殺到 3・日本の「職人技」が発見される 4・日本の文房具がすごい! 5・「ガラパゴス」が生んもの 第4部【9割が外国人】住宅屋がつくった「常識破りのホテル」が大ヒット (コスモスホテルマネジメント(MIMARU運営)田中壮作取締役、熊野啓太郎取締役インタビュー) 第5部【極上体験】あなたはこんな「富裕層旅行」に憧れますか? (みちトラベルジャパン・茶太誠一社長、BOJ・野口貴裕CEO) 第6部【提言】日本の「オーバーツーリズム」はこうして防げる ・超人気観光地も「赤字」 ・観光爆発で「住民が流出」 ・「熊野古道」を復活させた情熱 ・もう「議論のフェーズ」ではない ※本書は経済メディア・NewsPicksで特集され、現在も有料提供されているコンテンツを電子書籍向けに再編集した作品です。肩書、業績、法律などはすべてリリース時のものです。
  • ガイトナー回顧録 ―金融危機の真相
    4.0
    ■米国最大の危機を救った男 「金融危機対応の不都合な真実は、正しいと思える対策が往々にして間違っていることだ」。ニューヨーク連銀総裁、オバマ政権初の財務長官として、大恐慌以来最悪の金融危機対応の最前線に立ってきたガイトナーが、ベアー・スターンズ救済、リーマン破綻、AIG救済など、怒濤の出来事を政権内部の視点から赤裸々に語る。 ■いずれ再来する金融危機をどう乗り越えるべきか? バブル崩壊直後の東京に駐在し、「失われた10年」を熟知するガイトナーが、異論を斥けて選んだ政策はどのような結果を生んだか? 戦後、最も抜本的な金融改革を遂行した闘いのすべて。
  • 学生を接待漬けに![バブル就活]バカ回顧録
    -
    “就職氷河期”と呼ばれる昨今。が、バブル時代の就活は、今とは逆に超売り手市場だった。企業側は学生を囲い込むために飲ませる、食わせる、抱かせるの接待も当たり前だったとか・・・。そんな今となっては夢のような就活の思い出をバブル入社世代が振り返る!

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  • 企画術
    -
    バブル経済崩壊後の今こそ、企画力が企業の盛衰を決める!本書は、“商売上手の研究”に長年携わってきた著者が、「苦情・不満はニーズの宝庫と思え」(苦情法)「99%の人が気づかぬうちに着眼せよ」(着眼法)など数々の成功法則を伝授。「ニーズ→アイデア→テスト」の三段階で“必ず売れる”企画書作りの手の内を公開した、ビジネスマン=総企画マン時代のバイブルが登場。

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  • 危機の権力
    -
    1巻980円 (税込)
    【バブル崩壊からコロナ禍まで歴代宰相が直面した危機の連鎖!】 危機は「裸の首相」の映し鏡である。 時代は変わった。世界は一変した。 新型コロナウイルスの蔓延が中国・武漢市で広がったのは二〇一九年晩秋からだった。その後、二年にわたってコロナ禍により「新しい生活様式」を強いられ、まっとうな日常や仕事を奪われる、と当時の日本人の誰が想像したか? 本書は後藤新平や高橋是清ら歴史上の「危機のリーダー」が直面した超克史を教訓に、歴代政権と宰相の決断の時を問う! 〈本書の内容〉 序 章 後藤新平と高橋是清 第一章 コロナショックと安倍晋三 第二章 コロナ危機と菅義偉 第三章 バブル崩壊の深層 第四章 阪神・淡路大震災と村山富市 第五章 一九九七年金融危機と橋本龍太郎 第六章 リーマンショックと麻生太郎 第七章 東日本大震災と菅直人 終 章 危機の権力者 〈本書の特長〉 ・バブル崩壊からコロナ禍まで、約30年間の国家的危機に、歴代宰相と政権が下した判断は正しかったのか徹底検証 ・歴代総理、時の政権最高幹部独占取材インタビュー掲載 〈著者プロフィール〉 塩田潮(しおた・うしお) 1946年高知県吾川郡いの町生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。『霞が関が震えた日』(講談社文庫)で第5回講談社ノンフィクション賞を受賞。主な著書に『日本国憲法をつくった男 宰相幣原喜重郎』『田中角栄失脚』『東京は燃えたか』(以上、朝日文庫)、『憲法政戦』『辞める首相 辞めない首相』『内閣総理大臣の日本経済』(以上、日本経済新聞出版社)、『密談の戦後史』(角川選書)、『まるわかり政治語事典』『内閣総理大臣の沖縄問題』(以上、平凡社新書)などがある。

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  • 起業家
    3.9
    二〇〇〇年ネットバブル崩壊後、会社買収の危機だけでなく、業界の低迷で社内外から批判を浴びた日々。再びのネットバブルで親友・堀江氏に抱いた嫉妬心。そして発生したライブドア事件。株価大暴落の中、進退をかけて挑んだ新事業の行方は? 起業家の重圧と孤独、仕事の手腕と熱意すべてを赤裸々に綴り、働く意欲を掻き立てるノンフィクション。
  • 企業の闇に棲む男
    -
    表社会を喰い尽す闇社会の凄さ! 大銀行のトップを巻き込んだ、闇に生きる男が仕掛けた黒い罠とは? 闇社会の凄さ! ――バブルに翻弄された日本。いま金融・建設・不動産業界を中心に、後遺症に呻吟する声が聞こえる。遺された数々の歪んだ姿の一つが、闇社会が表社会に突出したことだ。その代表が、ここに取り上げた某大商社の1件である。大銀行トップを巻き込んだ、記憶にも鮮やかな事件の全貌を描出した話題作。<『夜行虫』改題作品>
  • 起業のリアル
    3.6
    「理想はわかった。でも、どうやって稼ぐの?」 LINE、スタートトゥデイ、ユーグレナ、リブセンス、ライフネット生命、テラモーターズ……。 ポスト・ホリエモン世代のベンチャー社長16人に、日本で一番有名なジャーナリストが容赦なく突っ込む。 彼らの生い立ち、挫折、決断、そして新しい金儲けの哲学が詰まった一冊。 「いま活躍している起業家たちの多くは80年代前後生まれで、堀江より一回り近く若い。 いわば“ポスト・ホリエモン世代”だ。 行儀が良くて堅実、そして社会を変えたいという理念で動いているというと、優等生すぎて物足りなく感じる人がいるかもしれない。 ところが実際に彼らに会って話を聞いてみると、堀江に負けず劣らず発想は強烈だし、個性も強い。 目立つとおとなたちを刺激してしまうので戦略的に行儀よくしているだけで、 やはり彼らも、生きるか死ぬかのビジネスの世界で泥にまみれつつ、すさまじい勝負を繰り広げている。 本書は、僕と彼らの真剣勝負のドキュメンタリーである。  田原総一朗」 《まえがきより抜粋》 【目次】 ◆第1章:儲けを追わずに儲けを出す秘密 LINE社長 森川亮 ◆第2章:「競争嫌い」で年商1000億円 スタートトゥデイ社長 前澤友作 ◆第3章: 管理能力ゼロの社長兼クリエーター チームラボ代表 猪子寿之 ◆第4章 2020年、ミドリムシで飛行機が飛ぶ日 ユーグレナ社長 出雲充 ◆第5章: 保育NPO、社会起業家という生き方 フローレンス代表 駒崎弘樹 ◆第6章:単身、最貧国で鍛えたあきらめない心 マザーハウス社長 山口絵理子 ◆第7章:現役大学生、途上国で格安予備校を開く e‐エデュケーション代表 税所篤快 ◆第8章:74年ぶりに新規参入したワケ ライフネット生命社長 岩瀬大輔 ◆第9章:上場最年少社長の「無料で稼ぐカラクリ」 リブセンス社長 村上太一 ◆第10章:四畳半から狙う電動バイク世界一 テラモーターズ社長 徳重徹 ◆第11章:目指すは住宅業界のiPhone innovation社長 岡崎富夢 ◆第12章:30年以内に「世界銀行」をつくる リビング・イン・ピース代表 慎泰俊 ◆第13章:ハーバード卒、元体育教師の教育改革 ティーチ・フォー・ジャパン代表 松田悠介 ◆第14章: 四重苦を乗り越えた営業女子のリーダー ベレフェクト代表 太田彩子 ◆第15章:二代目社長が狙う「モバゲーの先」 ディー・エヌ・エー社長 守安功 ◆第16章:ITバブル生き残りの挑戦 サイバーエージェント社長 藤田晋 ◆特別対談:五年後に花開く、商売の種のまき方 堀江貴文
  • 喜婚男と避婚男
    3.4
    家事育児を厭わず、妻子を愛し、それを公言して恥じない「喜婚男」。一人で過ごす時間こそ最高と考え、結婚にメリットを見出さない「避婚男」。「男のオウチ進出」によって生まれた彼らの動向を掴まずして、現代の世相を読み解くことはできない! 「女の時代」の恩恵をたっぷりと味わってきたバブル世代のマーケッター姉妹が、驚きと共感、そして困惑も覗かせながら綴る「当世オトコ気質」。

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  • 岸田自民で日本が瓦解する日 アメリカ、中国、欧州のはざまで閉塞する日本の活路
    -
    今後描かれる社会は、より小さな政府であり、行政の縮小などによるこれまで以上の個人主義、新自由主義化と言われている。 経済学者の金子勝氏が、今の日本政治の構造的問題点をあぶりだし、さらに新自由主義によって、これからどのような社会の歪みが発生するかについて詳細に訴える。 YouTube15万人視聴の人気コンテンツ『デモクラシータイムス 金子勝の「言いたい放題」』を飛び出し、さらに「言いたい放題」を展開!! 第1章 破局からの再生を目指す ~黒田日銀の敗北をどう処理するか 第2章 新しい「戦前」が来る! ~目前に迫るカタストロフに備えよ 第3章 日銀新総裁に求められるもの ~安倍・黒田で失われた日本の10年 第4章 やめられない止まらないアベノミクス ~岸田・植田が歩む破局への道 第5章 バブルは崩壊の前兆 ~そして滅びのカウントダウンが始まった!
  • 奇跡を起こした村のはなし
    4.1
    新潟県山間部の豪雪地帯にある黒川村。冬場は出稼ぎに出ないと立ちゆかない村を、なんとかして自立させたい、と立ち上がった村長と村民がいた。多くの苦境を乗り越え、次々と取り組んだ村営事業。資金源は、国や県が支出する地域振興補助金で、その申請と活用は、サバイバルゲームとなった。バブル崩壊後、畜産に力を入れた村に欧州研修を終えた若手職員たちが次々と戻り、村は新しい特産品でにぎわいはじめた――日本人を励ます、小さいけれど大切な記録。
  • 期待バブル崩壊
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    安倍内閣発足から1年。自民党の経済政策は人々の期待を高め、株高や円安をもたらしたものの、実体経済の改善にはつながっていない。これから景気は回復できるのか、私たちの給料は上がるのか、企業の設備投資は増えるのか……日本経済の疑問に答えを与え、アベノミクスの効果と限界を明らかにする。
  • 「北の国から」で読む日本社会
    4.0
    五郎さんが生きた、あの時代。 集団就職、東京への人口移動、農業の衰退、バブル崩壊、交通事情の変化、恋愛の変遷、受験戦争、ゴミ問題――名作ドラマが映した社会の激動を描きとる。 「北の国から」ファン必読の1冊!! フジテレビで1981年から2002年にわたって放映され、国民的な人気ドラマとなった「北の国から」。単なるヒューマンドラマにとどまらず、戦後間もないころから現代までの日本の社会のあり様とその変化を描いた秀作でもある。 ドラマがリアルタイムで描いた1980年代から2002年まではもちろんのこと、戦後の富良野で黒板五郎が成長し、東京で家族を持つまでの時代をも物語の背景として取り込み、ドラマは1人の男の生涯を描いたものとなっている。 本書では、そうした黒板五郎を中心としたドラマの登場人物たちの人間模様を取り上げ、その背景にある社会の変化に注目し、改めて戦後日本のあり様を見直す。ドラマ内の名場面を多数引用しながら、日本社会の変遷を振り返る意欲作。
  • キミ!さいよー 1
    2.3
    平成生まれの就活生たちと、バブル世代の面接官たちの間で繰り広げられる、ショートショートの就活密室劇です! 物語の舞台は玩具メーカー「コスモトイ」の会議室。 文系人気ランキング第199位のこの老舗企業に、「内定」を求めて就活生たちが次々と面接にやってきます。 キラキラネームの女子学生、ブラック企業も厭わない体育会系、菓子折りをもってきた気弱な学生、「名人」にあこがれている学生、そして彼らを温かく受け止める面接官たち…。 作者は『THE3名様』で、ゆる~い若者を描き続けた石原まこちんが、学生と面接官の両者の絶妙なやりとりを、時にはコミカルに、時にはゆる~く、時には…ホロリとする人間模様を描きます。 1集の最後の登場するのは…面接官の息子というオチにもご注目ください。
  • 99%の日本人がわかっていない新・国債の真実
    3.9
    1巻1,540円 (税込)
    『国債の発行=悪』は無知の極み! 国債から見えてくる日本経済の「本当の実力」を教えよう 国債暴落、財政破綻・・・・『情報操作』に踊らされるな! その思い込みが危ない!!世にはびこる国債のエセ知識。 「財政破綻論」「国債暴落論」は、いもしないオバケを疑似体験して、 ワーキャー騒ぐようなものである! 中国の急台頭、新型コロナ禍など、日本経済の環境は激変し、 先行きが極めて不透明になっている中、再び国債への注目度が高まっています。 豊富な資料を基に国債のこれからを解説します。 ・国債は国の借金。  だから、少なければ少ない方がいい。 ・国債は、発行されればされるほど、  国民の負担が増える。 ・国はできるだけ「節約」して、  予算を減らすべき。 この中に、一つでも「そのとおりだ」と思うものがあっただろうか。 もしあったならば、あなたは「一国の経済」というものを、 間違って理解している ●●国債の「基本のキ」から徹底解説●● ■目次 1章 まず「これ」を知らなくては始まらない    そもそも「国債」って何だろう?    企業は金を借りて運営する、国も同じ    政府は予算を立て、「足りない額の国債」を発行する    ほか 2章 世にはびこる国債のエセ知識    その思い込みが危ない    何の知識もなく語っている人が多すぎる    「倹約をよしとする」と「借金は悪」となる    ほか 3章 国債から見えてくる日本経済「本当の姿」    「バカな経済論」に惑わされないために    なぜ財務省は「財政破綻する」と騒いでいるのか?    財務省ロジックに乗っかる人々もいる    ほか 4章 知っているようで知らない「国債」と「税」の話    結局、何をどうすれば経済は上向くのか    経済を「道徳」で考えると、大きく見誤る    政府がお金を使うということは、国内にお金を巡らせること    ほか 5章 「国債」がわかれば、「投資」もわかる    銀行に預けるくらいなら国債を買え    国債は金融商品の「プレーンバニラ」    低金利下では、国債が最強の金融商品    ほか ■著者高橋洋一(タカハシヨウイチ) 1955年東京都生まれ。 都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。 1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、 内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。 小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など 数々の政策提案・実現をしてきた。また、戦後の日本で経済の最重要問題といえる、 バブル崩壊後の「不良債権処理」の陣頭指揮をとった。 2008年退官。その後内閣官房参与などもつとめ、現在、嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。 ユーチューバーとしても活躍する。第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)など、 ベスト・ロングセラー多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 給与2.0 10年後も給与が上がり続ける新しい働き方
    -
    給与は会社や上司が決めるもの? いいえ、違います。 これから、給与は自分で決められる時代が訪れます。 自分次第で、どんどん給与が上がります。 しかし、そのためには、新しい時代に合った 新しい働き方を身につけなければなりません。 この本には、その方法が書いてあります。 <サイバーエージェント、リクルートなどの先進企業が考える「仕事と給与」のあり方とは> 自分の給与は増えるのか、減るのか。 給与は会社員にとって最大の関心事です。 バブル崩壊以降、低迷する給与水準がなかなか回復せず、大手家電メーカーやメガバンクでは実質的なリストラが断行され、AIの進化によって多くの仕事がシステムに代替されようとしている昨今。かつての「終身雇用」「年功序列」に準じた会社員のままでは、給与アップが困難になることは明白です。 そこで本書では、「給与1.0」というべき過去の考え方をアップデートし、新たな時代にマッチした給与の考え方、働き方を「給与2.0」として提示します。 日本企業の強さの源泉であった「終身雇用」「年功序列」が、なぜ機能しにくくなるのか。成果主義の導入が失敗に終わったのはなぜなのか。給与の歴史的な変遷と問題点を解き明かすとともに、会社の業績も社員の給与も上がり続けている企業事例をもとに、給与アップを実現するための具体的な方法論まで解説していきます。 「給与は会社が決めるもの」「年功制で安定した企業で働きたい」といった思考からいち早く抜け出し、「自分の価値を高めて給与を自ら決めていく」2.0に踏み出した人が、10年後も成功を手にしているはずです。 <本書で取り上げる事例> ・ 株式会社サイバーエージェント ・ 株式会社サイボウズ ・ 株式会社リクルートホールディングス ・ 株式会社コプロ・ホールディングス ・ 福井県鯖江市 市役所 ・ 株式会社千葉ジェッツふなばし ・ 株式会社ムラタ ・ 株式会社湘南ベルマーレ ・ 株式会社セールスフォース・ドットコム
  • 企業舎弟の掟~「巨悪」欲望の暗闘史 一巻
    4.0
    バブル崩壊後、さまざまな経済事件が噴出し、暴力団と金融機関の共犯関係が浮き彫りになった。稲川会二代目会長・石井進と五代目山口組若頭・宅見勝。佐藤茂と伊藤寿永光。安原治、末野謙一、松本喜造ら「ナニワの借金王」……。闇紳士たちと金融機関は、どのように癒着していったのか。企業社会の闇をえぐるノンフィクション。
  • 今日から始める! 米国株投資超入門―松本大がやっぱり勧めるこれだけの理由
    3.6
    知識ゼロでOK!お金の不安はこの1冊ですべて解決! 米国株は「安心かつ堅実に」資産をふやすのにピッタリな投資先なんです! 成長を続ける米国と円安ドル高で米国株投資にさらなる追い風が吹く! 「米国株って、興味あるけどなんだか難しそう…」 そんな声に応える米国株投資の「超」入門書! 米国株のことがまったくわからない人にこそ読んでほしい一冊です! 【バブルじゃない!米国株の圧倒的な成長力には理由がある!】 [強さの理由1]世界中から人が集まりふえ続ける人口 [強さの理由2]イノベーションを育む米国特有の土壌 [強さの理由3]イノベーションを支える豊富な人材 【松本大流7つの「投資の極意」】 [極意1]マーケット感覚を磨く [極意2]バーチャルトレーディングを繰り返す [極意3]謙虚に努力する [極意4]運を味方につける [極意5]得意分野で勝負する [極意6]わからなくなったら降りる [極意7]情報収集にSNSを活用する ◎米国株投資「5つのシナリオ」を徹底解説! ◎米国株投資の基本がぜんぶわかる! ◎気をつけたい税金とNISAの話も! 【著者からのメッセージ】 米国は世界最大の経済大国であり、文字どおり、世界経済のけん引役でもあります。その国の経済が、これからも成長ののびしろがあるのですから、これほど魅力的な投資対象はないでしょう。 そのうえ日本から見れば、これから円安ドル高が進んだ場合、米国株投資で為替差益まで狙えてしまうのです。 まずは第一歩をふみだしてみましょう。本書がそのきっかけになれれば幸いです。 (本書は、2013年、小社より刊行された『世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由』に、最新情報を加え、米国株投資の初心者に向けて大幅な改訂を行ったものです。)
  • 狂気とバブル
    4.0
    バブル分析の古典的名著!昔から人は荒唐無稽な話にだまされ、無分別なヒステリー症にかかってきた!  「いつの時代にも、その時代ならではの愚行が見られる。それは陰謀や策略、あるいは途方もない空想となり、利欲、刺激を求める気持ち、単に他人と同じことをしていたいという気持ちのいずれかが、さらにそれに拍車を掛ける」――著者のチャールズ・マッケイは1841年にこう述べている。当時は確かにそうだった。しかし、1980年代後半の日本の株式市場や2000年のアメリカ株式市場のITバブルを見れば、現代も間違いなくそうだろう。  狂った投機熱から聖遺物崇拝まで、集団妄想にまつわる幅広いテーマを扱った知的でユーモアあふれるこの著作は、大衆の狂気、群衆の行動、人々の愚行に関する研究論の決定版となっており、読者の知的好奇心をくすぐらずにはいられない。本書ではさまざまな詐欺やいかさま行為のほかにも、魔女の火刑や壮大な十字軍運動、ノストラダムスの予言、16世紀のオランダの国中を巻き込んだチューリップバブル――たったひとつのチューリップの球根で全財産を失った投機家たちの話――に関する論考も取り上げているが、そこには服のすそを上げ下げし、髪型を変えたりひげを伸ばしたりといった人々の奇行も見え隠れしている。  思い当たる節があるという読者――マッカーシズムやエルビスフィーバーを思い出しただろうか?――に、そして途方もない狂気や荒唐無稽な計画、大衆をけむに巻く詐欺事件に興味津々の読者に、古今を問わず、どんな時代でも、大衆がいかに無分別なヒステリー症にかかりやすいかを諭してくれるのが本書である。 ベストセラー『トビアスの教える投資ガイドブック』(パンローリング)の著者であるアンドリュー・トビアスは本書について、「ほかの古典的名著と同じように、一度読めば本書の存在を知らなかったことなど想像するのも難しい――だからどうしても本書を薦めずにはいられなくなるのである」。
  • 教師の哲学 人を導く者の魂とは
    -
    1巻1,300円 (税込)
    戦後という言葉も遠くなり、平成も15年になってしまった。振り返れば戦後の日本は文字どおり献身的な努力と勤勉なる働きにおいて、この国を廃墟から経済大国へと復興させた。しかし、その繁栄もつかの間、どこでどう間違ったのか、バブル崩壊後の日本はいまだ立ち直れず未曾有の不況にある。中高年はリストラのもとに解雇され、若年層の就職率は悪化する一方だ。それにともない、人心は荒廃し世の中にはびこる無節操な倫理観の欠如は夢想だにしなかった悪質な犯罪やわけのわからない変質的な事件を生み出している。その一方では、もっとも倫理観の強かったはずの教育者、警察官、医療関係者といった人びとまでもが常識では考えられないような不祥事を起こしている。こうしたモラルの喪失はなぜおこったのか? 本書は、そういった問題の本質にある一因としてあげられる学校の教育者の質の低下を憂い、理想の教師とはどのような人かについてとりあげたものである。
  • 京都ゲイタン物語
    完結
    4.0
    勉強は苦手、好きな絵だけ描いていたい、そんな考えで京都の美大へ進学したユキコ。そこで待っていたのは、アートかぶれな強烈な仲間たちとバブル絶頂の何とも慌しい学生生活だった。トンデル同級生はセルフヌード作品を提出、恋に敗れたイケメン君は放浪の旅へ、そんな怒涛の日々に翻弄されるユキコだったが、やがて自分の進みたい道が見えてきて……。甘酸っぱくも、微笑ましい美大ライフ。
  • 京都に蠢く懲りない面々―淫靡な実力者たち
    -
    マスコミが報じない現代のタブーに鋭く迫る! 京都の暗部にメスを入れた衝撃のノンフィクション!――時はバブル全盛期から、はじけるころ。いわゆるバブル紳士や黒幕、ヤクザたちが跋扈していた。古都・京都にも東京や大阪からものすごい勢いで資本が流れ込み、地上げやマンション、ゴルフ場開発が進行するなかで、事件が頻発した。事件の背後で暴利をむさぼったのは誰なのか。同和、暴力団、宗教団体、有力企業、官公庁などの暗部を綿密な取材で暴く! マスコミが報じない現代のタブーに挑む「懲りない面々」シリーズ第1弾!!
  • 今日、ホームレスになった 15人のサラリーマン転落人生
    3.5
    ギャンブル、バブル崩壊、一家離散、住宅ローン、退職…。本書に書かれていることは他人ごとではない。絶対に辞めちゃダメだ!順風満帆だった人生が突然崩壊する! 衝撃のノンフィクション。

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  • 今日、ホームレスになった
    3.5
    リストラ、倒産、ギャンブル、バブル崩壊、一家離散、住宅ローン……。順風満帆だった人生が突然崩壊する! サラリーマンから転落し、ホームレスとなった15人に鋭く切り込んだ、衝撃のノンフィクションが待望の文庫化。本書に書かれていることは決して他人事ではない!
  • 教養としての金融危機
    3.9
    激動の世界史と時代の大転換点――。 「100年間」に起きた「9つの危機」を「ストーリー」で一気に学ぶ…! 世界的な金融危機はなぜ起きたのか? なぜ金融危機は10年に1度起こるのか? 新型コロナショックは新たな金融危機を引き起こすのか? 危機を何度も乗り越えたこの世界は、いったいどこに向かうのだろうか? 【目次】 序――国の黒字・赤字とはどういう意味か? ――国際金融危機の仕組み コラム 日本はこれからも経常収支黒字ですか? 第1の危機 なぜ史上最悪の危機は起きたのか? ――金本位制、大恐慌、ドイツを巡る資金の流れ コラム あなたの国の経済的トラウマは何? 第2の危機 なぜブレトンウッズ体制は崩壊したのか? ――固定相場制、ドルの垂れ流し、ニクソンショック コラム 人民元がドルに代わって基軸通貨になるのですか? 第3の危機 なぜドルは大暴落したのか? ――変動相場制、オイルショック、インフレ コラム 経常収支の赤字や黒字は国内政策で是正できますか? 第4の危機 日米・米独貿易摩擦は乗り越えられたのか? ――プラザ合意、円高パニック、バブル発生 コラム 為替市場介入に意味はあるのですか? 第5の危機 発展途上国の債務危機はなぜ同時多発したのか? ――ラテンアメリカ大混乱、IMFプログラム、ブレイディープラン コラム 発展途上国の貧困問題は解決できますか? 第6の危機 アジア通貨危機とは一体何だったのか? ――サドンストップ、パニックの伝播、アジア通貨基金 コラム 固定相場制が守れないのはなぜですか? 第7の危機 米国発金融危機はなぜ起こらなかったのか? ――ヘッジファンド、質への逃避、FRBの介入 コラム ハゲタカファンドに勝つにはどうしたらいいですか? 第8の危機 世界金融危機を引き起こした複合的要因とは? ――リーマンショック、金融工学過信、群集心理 コラム 国際金融は誰が運営しているのですか? 第9の危機 絶体絶命のユーロを救った「一言」とは? ――単一通貨導入、ギリシャ危機、ドラギマジック コラム EUは連邦国家に向かっているのですか? 第10の危機? 次の危機はどこで起こるのか? ――新型コロナ、債務累積、資産価格高騰
  • 許永中 日本の闇を背負い続けた男
    4.3
    出版社から忌避され、封印され続けた原稿は、ベストセラーに。そして待望の文庫化!――生まれ育った大阪・中津からスタートし、数多くのバブル企業家、政治家、ヤクザ、企業舎弟、フィクサーたちを取材して得られた許永中の実像は、「稀代の詐欺師」などではなかった! 「バブルの申し子」は何を守り、何を実現しようとしていたのか。日本で最も恐れられ、愛された男の悲劇! ●封印され続けてきた原稿が語る驚愕の真実! ●「裏社会の帝王」「最後の黒幕」「謎の日韓大物ロビイスト」の素顔 ●獄中の許永中との60通を超える往復書簡が語る悲劇 ●「朝鮮部落」と呼ばれた被差別部落の不条理 ●政財界と裏社会をつなぐ「闇の伝達人」の役割
  • 虚業紳士~兜町を揺さぶった闇の男たち~
    5.0
    住宅・マンション分譲・ゴルフ場開発……。商才と有力者のコネに恵まれ、大峰秀直のビジネスは破竹の勢いで拡大しつづける。彼は資金力をつけると、上場企業株の買い占めに乗り出す。さらにその野望は大仕手戦へと向かう……。だが、巨額の資金繰りに窮して追いつめられた大峰は、一か八かの賭けに出た……。野望の実現へと突き進んだ男の半生を描く出色の経済小説。(『バブルの帝王』改題)
  • キヨハラに会いたくて 限りなく透明に近いライオンズブルー
    4.5
    「あの頃、原辰徳に憧れて、清原和博に恋をした。」 4番サード原に夢中になり、大人になっても原監督を追いかけ2019年に「原辰徳に憧れて -ビッグベイビーズのタツノリ30年愛-」を上梓した著者が送る集大成的コラム集の第二弾! これほど笑顔と涙が似合うプロ野球選手は見たことがない。しかめっ面の番長になる前のそんな痩身で八重歯のキヨマーが大好きだった。 だから何かと世界中で気が滅入るニュースが多い今こそ、明るく元気でクレイジーな「ライオンズの清原和博」を徹底的に書きたくなったんだ。 (本文より抜粋) 「プロ野球死亡遊戯」でお馴染みの最強野球ライター中溝康隆が最強〝青の時代のキヨハラ〟を膨大な過去資料から書き尽くす。 さらに、清原和博全ホームランを特別収録。西武時代のホームランには著者による極私的ホームランレビュー掲載!! 【目次】 ・memory of 1986-1996 ・なんてったってキヨハラ 第1章 1985-1987 獅子(レオ)の章~運命のドラフト、そして涙の日本一~ ・1985年 天才ふたりのシャイな言い訳 ・1985年 あこがれて、ふられて、悔しくて泣いた ・1986年 PL4年生 ・1986年 ノッてる怪物 ・1986年 新人類 ・1987年 未来は僕等の手の中 ・1987年 真夏の夜の夢 ・1987年 涙が止まらへん ・HOMERUN REVIEW 1986-1987 第2章 1988-1991 頂点(バブル)の章~狂熱の時代のスーパースター~ ・1988年 好景気ニッポンの顔 ・1988年 人生の必須科目 ・1989年 ホームランと欲望の日々 ・1989年 土地ころがしよりバット投げ ・1990年 プロ野球は清原のためにある ・1990年 1億円の男 ・1991年 情けねぇ ・HOMERUN REVIEW 1988-1991 第3章 1992-1996 別離(ホームイン)の章~最後の対決と夢の終わり~ ・1992年 主役交代の予兆 ・1993年 泡沫 ・1994年 逆襲のKK ・1994年 視聴率40%のKK対決 ・1995年 野球がホンマに好きやから ・1996年 ラストブルー ・HOMERUN REVIEW 1992-1996 1996...goodbye blue ・1996年 青空(キヨハラ)と少年 ・ホームランインデックス 1997-2006
  • 【極!合本シリーズ】特命係長 只野仁 ルーキー編1巻
    完結
    -
    全4巻880~1,320円 (税込)
    ドラマでも伝説的な人気を誇った「特命係長 只野仁」の柳沢きみお先生がお送りする、若き日の只野仁を描いた漫画『特命係長 只野仁 ルーキー編』が、待望の【極!合本シリーズ】にて登場! ご存じ、昼はドジな社員、そして夜はその顔が一変! 何やら怪しげな事件の真相を調査・解決する影の特命社員、只野。ルーキー編の舞台はバブル経済に沸く東京。若き日の只野仁は大手広告代理店「電王堂」に入社し、2つの顔を持つ特命社員としての日々が始るのであった! 伝説の始まり、ルーキーの只野仁の活躍に注目! ※単巻版1~2巻を収録しています。
  • 緊急・米国発マネー激流
    -
    米国の長期金利上昇を発端とするグローバルマネーの激流は、どこに向かうのか。未曽有の金融緩和の正常化(出口)の序章を追う。 本書は週刊エコノミスト2018年2月20日号で掲載された特集「緊急・米国発マネー激流」の記事を電子書籍にしたものです。 ・米国の金融正常化の序章 脱「流動性相場」の試練 ・米国株 「買われ過ぎ」からの正常化 ・米国株 上昇一直線から乱高下相場へ転換か ・日本株 値固め期間経て上昇再開か ・日本株 一時戻しても年末へ向け下落か ・ドル・円 ドル安・円高で年末に95円も ・ドル・円 年末116円まで円安余地 ・米金利 好況を織り込み、緩やかに上昇 ・米金利 年後半に向けてピークアウトへ ・年間債券発行額2兆ドル突破 中東・アフリカ地域で急増 ・フラジャイル(脆弱)と呼べる状況ではない ・原油 1バレル=50ドル台後半~70ドル台後半、80ドルも ・クレジット バブル的資金流入の潮目は年半ば 経常赤字、過大な対外債務国に注意 【執筆者】 馬渕 治好、大川 智宏、香川 睦、重見 吉徳、宇野 大介、上野 剛志、市川 雅浩、丹治 倫敦、長谷川 克之、中島 将行、江守 哲、中空 麻奈
  • 金欠の高校生がバフェットから「お金持ちになる方法」を学んだら
    3.4
    ずっと気になっていた古風な洋館に忍び込んだ主人公は、その奥に金目のものでも隠されていないかと、不自然なほどに経年劣化したボロボロの扉を開けた。しかし眼前に広がっていたのは、なんとチューリップバブル(球根が投機の対象となることで発生したバブル)に沸き立つ17世紀のオランダだった。主人公は経済を司るという謎の美少女とともに、世界経済における重大事件を追体験していくことになる。

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  • 金メダル男
    3.8
    1964年、長野県塩尻市生まれの主人公・秋田泉一は、小学校の徒競走での一等賞をきっかけに数々の大会で金メダルを獲得し、中学に入る頃には「塩尻の金メダル男」と呼ばれるようになる。しかし、それは、“一番を目指し続ける”という波瀾に満ちた人生の始まりにすぎなかった――。  何度失敗しても決してめげず立ち上がり、様々な一等賞にとことん全力で向かって、思いがけずチャンスをつかんでいく泉一。その一途な生き方を、高度経済成長からバブル崩壊を経て平成の今日まで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー
  • 金メッキ時代(上)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 南北戦争後のバブルに躍った人びとを風刺した本書は、「金メッキ時代」(The Gilded Age)という歴史に残る言葉をつくった。トウェインには珍しいC.D.ウォーナーとの共作で1873年に出版され、「今日の物語」の副題がつけられているように、南北戦争後の腐敗し堕落した社会や、富への夢だけを追い求める人びとを描き、中味のない「金メッキの時代」を風刺的に表現している。下巻は、美貌の女性ローラの小悪魔的な生き様を通してアメリカ社会の裏面を描く当時としては、画期的なスタイルの作品。本書に登場する人々の投機熱にわく西部、ウォール街の金融家、成金貴族たちなどの姿は、古くて新しい諸問題の手がかりを提供してくれる文明批評家トウェインの面目躍如の書である。

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  • 金融緩和の罠
    3.8
    アベノミクスでにわかに注目をあびる金融緩和政策。しかし、「日銀が大量にマネーを供給すれば、景気が回復する」というのは机上の空論だ。「失われた20年」をもたらした本当の理由を覆い隠し、かりそめのバブルを引き起こすだけではないか。しかも副作用の大きさは計り知れない。国債の信用喪失に始まる金融危機、制御困難なインフレなど、さまざまなリスクを第一線のエコノミスト・経済学者らが、哲学者と徹底的に討論。金融緩和の落とし穴を見極め、真の日本経済再生への道筋を描き出す!【目次】はじめに 萱野稔人/第一章 ミクロの現場を無視したリフレ政策 藻谷浩介×萱野稔人/第二章 積極緩和の長期化がもたらす副作用 河野龍太郎×萱野稔人/第三章 お金への欲望に金融緩和は勝てない 小野善康×萱野稔人/おわりに 萱野稔人
  • 金融危機の行動経済学 投資家心理と金融の脆弱性
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●なぜリーマン危機は起こったのか? リスクの存在が明らかだったのに、なぜ見過ごされたのか? それは、米連邦準備理事会(FRB)をはじめとする政策当局、銀行など金融機関、プロの投資家、ほとんどの市場参加者が誤った信念に囚われていたためだ――。本書は、ノーベル賞経済学者カーネマンとトヴェルスキーが切り拓いた行動経済学の理論、概念、最新の心理学研究の成果を用いて、資産価格(住宅価格、株価)が暴落することはないという人々の強い期待、信念そのものが危機をもたらしたことを明らかにします。また、信用サイクルと景気循環のメカニズムを、行動経済学をベースに解き明かします。現実のマクロ経済問題に行動経済学を適用した初めて本。 ●金融機関の市場・運用関係者、機関投資家などプロ投資家から、投資や行動経済学、景気循環、金融政策、バブルといったテーマに関心を持つ読者にぜひお勧めしたい本です。 ●資産価格が下落していたにもかかわらず、さまざまな当事者はヒューリスティックにとらわれてリスクの存在を見逃していました。問題の本質は、なぜ人々はリスクと危機の出現に気づかなかったか? 本書は、このミステリーを、人々の期待に着目し、分析します。そして、期待データを分析することで、金融危機を引き起こす信用サイクルを予測することが可能であることを示します。
  • 金融鎖国 米金融バブル崩壊と日本の針路
    -
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 米・サブプライム問題によって表面化したグローバル・リセッションの荒波。日本が再生するためには何が必要か。長年、世界のマーケットと対峙してきたストラテジストが、経済の趨勢を見極め、新秩序の台頭を予測。日本のとるべき進路を大胆に提言する。

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  • 金融政策に未来はあるか
    3.9
    デフレ脱却と景気浮揚を標榜するアベノミクスの出口戦略は? 仮想通貨の登場後も金融政策はこのままでよいのか? バブル崩壊前後の日本の経験を踏まえ、金融政策を理論と現実の両面から総点検し、何が金融政策で可能なのか、日銀と政府の役割は何か、新しい制度設計を見据え、再検討する。金融政策と日本の未来を考える1冊。

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