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秋山正紀は、バイク、小型車を販売するシェイク社の社長。バブル景気で業績が急伸するなか、若く、肉感的なOLを愛人とし、所有する競走馬はダービーを制する。秋山は、ますます愛人と競走馬にのめり込み、至福の時に酔う。しかし、その足もとには、平成不況が迫っていた……。時代の波に翻弄された男の、栄光と挫折を、巨匠が描ききる。
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Posted by ブクログ
実在する人物を基にしたフィクション。 愛人の存在とか人間関係とかは作者の創作が入っているだろうけど、破滅への時系列は概ね事実に即していると思う。 なんというか、バブル崩壊後は珍しくもないと知りつつも、後半の金策に駆けずり回り、最後に勢いで自殺による生命保険を当てにするに至る描写は、読むだけで胃がい...続きを読むたくなる。 マチ金にまで手を出している以上、実際にはこれでも生ぬるいほどの過酷な場面もあっただろう。そういう時代だったし、盛者必衰の理というのはわかっているが、それでも居た堪れない。 一方で、不況と言われて久しい今になって読めば、ただ可哀想では済まず、なんてバカなんだと呆れてしまうのもまた真理。狂った時代だったとしか言いようが無いね。本人だけでなく、周りが狂えば自然と自分も狂わないと生きていけない。そういうことなのだろう。ダービー勝って、取り巻きが増えて一切合切毟り取られた下りなどは嫌悪を覚えるが、今だってそうそう変わるもんじゃない。人間の醜悪な部分が如実に出ている。
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