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Posted by ブクログ
バブル以降の日本の金融政策の変遷、FTPL(物価の財政理論)、マイナス金利、ヘリマネ、仮想通貨…多くのトピックから、(特に日本の)金融政策を論じた本。
180P弱の薄い新書ながら、内容はみっちり。
文章のうまさにスイスイ読めてしまうのだけど、ちゃんと理解しようと思うとかなり骨が折れる、スルメのような本。
FTPLの存在を本書で初めて知ったのだが、「物価は中央銀行と政府を合わせた『統合政府』への信頼に依存する」という論理は、直感にも沿っており、面白い内容だった。
また、「後戻りができなくなる前に、日本は金融政策のあり方を見直すなり、対策を講じるなりした方が良い」という、強い切迫感を持った筆者の提案には、頷かざるを得ない。
この本をきっかけに、FTPLを日本語で解説した「新しい物価理論」(一橋大学経済研究叢書)にも手を出してみることにした。また、岩村さんの著作「貨幣進化論」、「中央銀行が終わる日」も読んでみようと思う。
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