国家・企業・通貨―グローバリズムの不都合な未来―(新潮選書)
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国家・企業・通貨―グローバリズムの不都合な未来―(新潮選書)

1,540円 (税込)
1,078円 (税込) 5月2日まで

5pt

4.3

19世紀に誕生した国民国家・株式会社・中央銀行の3点セット。しかし、資本移動を伴うグローバリズムと、AIやブロックチェーンなどのテクノロジーが、3者のバランスを突き崩し、中間層を蝕み始めた。超低金利、株主優遇、財政赤字、タックスヘイブン、GAFA、リブラ、MMT……悪循環に陥った資本主義を再生する道を探る。

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国家・企業・通貨―グローバリズムの不都合な未来―(新潮選書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年01月22日

    現在の国家財政、中央銀行、株式会社は19世紀に仕組みが整えられた、
    それ以降洗練され、通貨で言えば兌換紙幣が不換紙幣になり、中央銀行の独立性が確立された。

    一方20世紀グローバリズムが進展し、前半では福祉国家を目指した先進国もグローバリズムの進展により企業誘致競争で税金の引き下げ競争に陥り、中央銀...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月05日

    正直読みにくい。
    (字も小さい)
    が、「お金」が歩んだ近代から現代までの歴史を整理してくれていて学びが多いと思った。

    読みにくくて斜めに読んだところが少なくないのでもう一度読んでみたい。

    (追記)
    2回目はなぜかめちゃくちゃ面白かった。
    ラッファーという人が言ったという
    「所得税率がゼロだと、税...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月13日

    なかなか骨太な本…濃厚…


    国民国家、株式会社企業、通貨発行体(中央銀行)の誕生

    あって当たり前だと思う自分がいる不思議さ

    19世紀 フランス革命の人権宣言には女性を国家の主体として認めていなかった。

    国民国家→国家の本質は領域内にいる人々
    国家=王家の時代

    王様がいない→財産の収奪がない...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月07日

    世界は“不都合な未来”に向かっている。グローバリズムとデジタル化の進展がもたらす、「国家・企業・通貨」の変容について考察した書籍。

    かつて、国家は企業の支配者だった。だが、グローバリズムの時代に入り、力関係は覆くつがえる。企業が活動する国を自由に選べるようになると、国家は企業を呼び込むため、税率を...続きを読む

    0

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