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日本人と経済―労働・生活の視点から
日本経済100年の見方が覆る! 通常のマクロ経済学ではなく、独自の視点から経済を語り続ける橘木経済学の集大成。 日本経済の姿をとらえる時には、筆者によって様々な視点があります。本書は、労働経済学・格差問題などの第一人者である筆者が、経済現場をフィールドワークし続けてきた立場から、日本経済の過去・現在・将来の姿を生活者を中核に据えてとらえた「日本経済」の入門書です。「私たちは、どのように働いて生活をしてきたのか」の問題意識を主軸に据えて、日本経済が様々に変遷する姿が描かれます。明治時代の小作・地主関係をスタートに、第一次産業、第二次産業、そして第三次産業へと働くウエートが移りゆく姿。第二次大戦前の女性も働き続けざるをえなかった貧しい日本経済の姿が、戦後はM字カーブを描く姿へと変容し、それがまた男女ともに働く姿へ移りつつある状況。戦前のきわめて大きな経済格差が、高度成長期を通じて縮小してきたものの、いままた拡大をしつつある問題点の追求。それらへの解決策としての教育問題や少子高齢問題への対応の処方箋の提案。財政問題・福祉国家像をふまえた日本のあるべき将来像の考え方。盛りだくさんの内容ですが、平易な筆致で描かれています。 「はしがき」より 日本経済に関する書物は、研究書から啓蒙書、そして入門書まで含めて無数にある。そこに橘木による日本経済論を世に問うには、何らかの特色を前面に出さないと無視されること必至である。 その特色を一言で要約すると、次のようになる。すなわち、第1に、経済活動の担い手として労働に励む人々の姿と、第2に、経済活動の成果で得た賃金や所得をどのように使い、そして労働以外の時間を何に使うのかの姿に、注目した。後者を生活者と理解すれば日本人はどのような生活者であったかの姿を分析するのである。労働者としてと、生活者としての日本人を幅広い視点から議論することが本書の目的である。 【日本経済を読み解く六つの視点】 1.明治時代以降の100年の歴史的な活動・行動を読み解く 2.教育・社会保障・働き方にまつわる制度について考察する 3.企業と労働者の行動様式の変化を解釈する 4.政府が日本社会で果たしてきた役割を客観的に評価する 5.女性にかんする労働と生活の両立の問題を考察する 6.格差問題を効率と公平のトレード・オフ関係から分析する -
データで読み解く中国の未来―中国脅威論は本当か
【水野和夫氏・推薦】 中国の未来は、アジアの覇権国家か、普通の開発途上国か? 高い評価を得た『データで読み解く中国経済』の続刊・未来分析編、遂に刊行! 米国が覇権を確立して以降、中国はもっとも手ごわい相手である。だから、対峙することに躊躇している。日本の保守系メディアが言うように、オバマ政権が弱腰だからではない。共和党政権でも中国と真正面から対決することはないだろう。 中国は太平洋を二分して、西側を中国のテリトリーとする案を米国に提案している。そこに「中華帝国」を作る。10年のスケールで考えれば、米国はその提案を飲む可能性が高い。米国と中国の妥協が成立すれば、日本はアジアで孤立する。日本は20世紀に米国と安保条約を結んだことによって大きなメリットを受けた。だが、21世紀にあまりに米国を頼っていると、米国と中国が話をつけた場合に、大きなデメリットを被ることになる。この辺りのことは、もっと真剣に議論しておいたほうがよい。(本文より) -
よみがえる絶版本
あまたと世の中に本が出てくる一方で、売れ行きが落ちれば、すぐに書店から消えていく。その先の本の運命は絶版だ。しかし、本当に本が好きな人たちの熱意と、電子書籍の発達などによって、この状況が変わりつつある。入手しづらくなった本を新たな形で読者へ届ける動きをリポートした。 本書は週刊エコノミスト2015年8月11・18日号で掲載された特集「よみがえる絶版本」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次 はじめに ・残し、読み継ぐ 復刊ビジネス最前線 「絶版」と「品切れ」はどこが違うか ・インタビュー 島田潤一郎・夏葉社代表取締役 ・異業種からも参入続々 電子書籍は絶版を救うか ・目利きの復刊リクエスト 時代の空気まで描く良書で戦後史をたどる=黒木亮 芸を尽くした名著よ、息を吹き返せ=島地勝彦 ナチスの背景、恐慌の帰着 時代を想像し今を見通す=片山杜秀 街歩き、文学散歩に最適 昔の風景が見える地図=今尾恵介 ・古本屋で大人気の絶版本 春陽文庫が売れる理由 -
共生経済学―世界経済を持続的発展させる新秩序
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 グローバル化の深化によって、 一国の問題が多く国・地域の問題や危機へと拡大している。 それらは、中国や米国、日本など、主な経済大国だけで対応しても解決できる問題ではない。 多くの問題と危機がこれまで以上に相互に影響し合い、 全人類が共同して対応しなければならないほど深刻な状況になっているのである。 本書では、貧富の格差、エネルギー危機、地球温暖化、環境汚染、 食糧危機、テロリズム、伝染病、戦争・紛争など、 全世界が直面する危機的問題を解決するために、 西洋、東洋を問わず、人類が長い歴史の中での経験をもとに得た英知を学び直し、 市場中心のグローバル化がもたらす弊害を廃し、 先進国も途上国もともに豊かになる社会を実現させる処方箋を探る。 -
戦後70年 歴史と未来
戦後70年間の日本経済を振り返れば、敗戦で焼け野原になった国土の復興に始まり、高度成長を経てバブルの発生と崩壊を経験、現在に至る。GDPは世界第2位まで大きくなり、1ドル=360円で始まった為替レートは70円台まで上昇、日本の経済力を世界に示した。しかしバブル崩壊以降は長引くデフレや人口減少などに苦しみ、かつての勢いはない。70年間の歴史を検証するとともに、今後30年の展望も示し、日本経済のあり方を考える。 本書は週刊エコノミスト2015年8月11・18日合併号で掲載された特集「戦後70年 歴史と未来」の記事を電子書籍にしたものです。 -
株と政治
乱高下する日本の株式市場。郵政上場を控え、安倍政権にとって株価対策はますます重要になっている。政治が動かす株式市場の実態とは。 本書は週刊エコノミスト2015年8月4日号で掲載された特集「株と政治」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: ・はじめに ・今秋にも郵政3社が上場 NTT株ブーム再来するか ・東芝 組織ぐるみ不正会計でも上場廃止にならない理由 ・株価と支持率 5大長期内閣は株価がプラス ・バブル前相場の再来? 中曽根時代に酷似する安倍政権 ・政治と株の戦後史 「政治銘柄」今は昔に ・成長戦略で上がる株! 9分野67銘柄 1 インバウンド 中古の高額品販売に注目 2 マイナンバー システム開発に特需発生 3 IoT あらゆるモノがネットに 4 医療・介護 少子高齢化対策急務 5 不動産 王道の国家戦略特区 6 人工知能(AI) 既にSFの世界ではない 7 エネルギー 電力市場自由化で恩恵 8 コーポレートガバナンス 「攻め」の三本柱 9 インフラ整備 防災・減災に向けた喫緊の課題 ・中国 政府のあまりに露骨な市場介入 日本株は大丈夫! 原油安と円安の追い風 ・中国株急落のインパクト 電子部品、繊維は要注意 ・ガバナンス改革 「野心的」なROE目標の企業増 ・「底堅さ」の裏側 消去法で海外投資家が一斉流入 -
図解入門業界研究 最新外食業界の動向とカラクリがよーくわかる本[第2版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「食べる」という人間の営みをより豊かに楽しくする外食産業の業界構造や最新トレンドを豊富な図表をつかって解説した業界研究書です。外食産業は、今後ますます食の簡便・利便化が進む一方、食を楽しむ人や素材にこだわる人のための美味しい食事が追い求められ、二極化が進むといわれています。本書は、外食業界の全容と新たな取り組み、外食・中食業界の構造と特徴、フランチャイズの仕組みと実際、業界の求めるスキルと人物像、ゼンショー、日本マクドナルド、すかいらーくグループ、日清医療食品、プレナス、モンテローザなどの主要企業の概要と今後の展開まで解説しています。外食業界への就職や転職を考えている人、業界で働く人に役立ちます。 -
図解入門業界研究 最新病院業界の動向とカラクリがよーくわかる本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 病院経営をとりまく諸制度と最新動向、そして課題を俯瞰する業界入門書です。いま日本の医療は、TPPと国内医療制度および健康保険制度との調整、高齢化による社会保障制度の見直しなどいくつかの大きな問題をかかえ、制度の見直しを迫られています。本書は、電子カルテの普及とレセプトのオンライン化、医療機関の種類と運営主体、各種検査の仕組み、最新医療技術、医療関連サービスとアウトソーシング化、病院経営統合など病院業界の動向について、図表をまじえて多角的にわかりやすく解説しています。医療従事者をはじめ、医療機器メーカー、医療・介護関連サービス業への就職、転職を希望する人たちに役立つ情報が満載です! -
図解入門業界研究 最新 ホテル業界の動向とカラクリがよーくわかる本[第2版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ホテル・旅館業界の最新の動向がわかるトピック満載のホテル業界入門書です。東日本大震災によりホテル・旅館業界でも震災直後に予約のキャンセルが相次ぎ、日本のホテル業界は大きな打撃を受けました。その後の製造業を中心とした長めの休暇設定などの効果で、長期滞在型観光を提案するなど落ち込んだ需要の回復に努めています。本書ではこうした最新のトピックを交えつつ、ツーリズム産業におけるホテルの役割や都市設計とホテルの関係など、時代にあったホテルのあり方などを解説。ホテル・旅館業界の現状と問題点、外資対老舗のホテル戦争、外国人旅行者の増加による変化、震災後の宿泊業再生のシナリオなど業界について幅広く解説します。 -
図解入門業界研究 最新印刷業界の動向とカラクリがよーくわかる本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東日本大震災の影響や出版デジタル化など、激動する印刷業界の最新情報と新しいビジネスモデルをわかりやすく解説する業界入門書です。日本の印刷業界は、関連業を含めると三万軒以上の事業所によって成り立っていますが、それぞれが生き残りをかけて懸命な取り組みを行っています。本書では、印刷業の歴史、現状と課題、印刷技術とデジタル化の進展、印刷ビジネスの仕事と職業、業界の経営課題と環境対応、変わりゆく業界構造について図版をもちいてやさしく解説しています。印刷業界への就職・転職を考えている人はもとより、印刷業に携わっている人、印刷業界への参入を考えている人にもおすすめします。 -
図解入門業界研究 最新 住宅業界の動向とカラクリがよーくわかる本[第2版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 欧米の住宅に比べて短い住宅寿命、中古住宅市場の未発達、耐震性への不安、空き家問題、欠陥住宅など、様々な問題を抱える日本の住宅業界は、多くの人にとって複雑怪奇な業界です。本書は、住宅に関する最新の法律や技術、制度改変、耐震偽装と建材偽装、中古住宅の価値向上、流通促進を図る仕組み、スマートハウスの発展などの最新トピックをふんだんに盛り込みつつ、住宅業界の基礎知識について図解で幅広く解説しています。 -
図解入門業界研究 最新土木業界の動向とカラクリがよーくわかる本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 土木業界の現状と将来展望を豊富な図版と共に解説した本格的な業界入門書です。公共工事の減少や談合問題など、土木業界をめぐる視線には厳しいものがありますが、本来、土木とは道路や堤防、ダムなど、快適な生活を支える社会基盤作りに大きく貢献する、必要不可欠な業界です。本書は、こうした社会資本と経済成長を担う土木業界の仕組みを、業界の基本ルールや規制、道路法や河川法などの法律、国内土木技術の動向や問題点など、業界全体を幅広く俯瞰して解説します。同業界への就職や転職を考える人、同業界で働く人、同業界の総合的な情報を知りたい人に役立つ情報満載です。 -
海事総合誌COMPASS2015年9月号
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海運・造船・舶用工業を対象分野とした隔月刊の海事総合誌。各業界の現況・将来を鋭く分析・解説し、業界人の羅針盤(コンパス)として、強い影響力を持っています。巻頭特集にタンカー・不定期船などの海運市況や、エネルギー・自動車・鉄鋼などのカーゴ動向、現地取材による海外レポートなどの掲載をはじめ、業界トップのインタビューや対談、技術革新や新製品開発の動向、新製品の紹介、国際競争力問題と、タイムリーな企画が好評です。 -
日本経済 黄金期前夜
テレビでおなじみの人気エコノミストが大胆予測! それでも、日本経済は沈まない! 経済は「環境」と「政策」に左右されます。 だから、それらが今とそっくりの時代がもしあれば、 今後の日本経済に何が起きるかを予測できるはずです。 しかし、そんな都合のいい時代があったのでしょうか。 実は、あったのです。 それが1986年と、2014年の日本です。 80年代後半、日本は未曾有の好景気に沸きました。 それと同様、今の日本は、黄金期の入り口に立っているのです。 ――永濱 利廣 【1986年→1989年】 原油価格が1/3に下落 史上最低の公定歩合 公共事業費が増加に NTT株公開 消費税導入 「死んだふり解散」で自民党圧勝 「前川リポート」による構造改革 ブラックマンデーと、その後の急回復 【2014年→2017年】 原油価格が1/2に下落 金融の異次元緩和 機動的な財政政策 郵政株公開 消費税増税 「アベノミクス解散」で与党圧勝 「日本再興戦略」による構造改革 中国ショックと、その後の急回復? -
東京2025 ポスト五輪の都市戦略
世界No.1を競う東京とライバル都市の主要プロジェクトを紹介。 五輪後に飛躍するTOKYOの未来予想図。 2020年の東京五輪は、現状4位の東京の都市総合力ランキングを3位まで浮上させると予測している。更に、今後打ち出す政策が有効であれば、スコア上では2位のニューヨークにも肉薄すると考えている。その時、都心と都市圏は世界トップレベルに達している可能性が高い。また、2020年の東京五輪の開催は、招致決定から開催年までの7年間で、約20兆円の経済効果を及ぼすものと期待している。五輪開催は間違いなく、東京が国際競争力を上げる原動力になる。 現在、東京都心の大手町・丸の内・有楽町、日本橋・八重洲・京橋、虎ノ門・六本木、渋谷、品川などの各エリアで、大規模な再開発プロジェクトが進行している。東京五輪を梃子に、それらの再開発プロジェクトを加速させると共に、羽田空港の更なる国際化、2027年のリニア新幹線の開通と首尾よく進めば、東京は国際的な都市間競争の中においても十分に戦っていける都市に生まれ変わるものと確信している。 経済、政治、社会、国際関係、それぞれに明確な先の見えない日本の状況の中で、世界で繰り広げられている熾烈な都市間競争において、東京が最善の道を選び、そして、20年後も、30年後も世界を主導する立場を維持・確立していられることを切に望むものである。(本書「あとがき」より) -
中国・ギリシャ 終わらぬ危機
経済減速や株価急落など、中国経済の不振は底が見えません。ギリシャ支援も問題の先送りに過ぎません。中国のマクロ経済、産業の実態は? ユーロ圏は今後どうなるのか? 疑問に答えます。 本書は、週刊エコノミスト2015年7月28日号で掲載した特集「中国・ギリシャ 終わらぬ危機」を電子書籍としてまとめたものです。 目 次: ・はじめに ・目先の対応で問題解決は先送り 中国4~6月期7%成長の“厚化粧” ・中国 いよいよデフレ突入の衝撃 金融緩和が効かない恐怖 一段と景気が減速する理由 産業の実態 自動車 膨れあがる在庫 鉄鋼 生産過剰続く スマホ 市場飽和近づく 不動産 一息つくも 株暴落も政府の対症療法で誘導不可能 ・ギリシャ ギリシャ危機からユーロ圏危機へ ユーロ圏内の不均衡が生んだ危機 -
決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌
最先端の人工知能やIoTがビジネスを激変させる! 日本の第一人者による初の「インダストリー4.0」本格解説書 ●スマート工場時代のものづくりは従来と何が違うのか? ●日本企業はこれからの世界で勝てるのか? ●人間は進化し続けるコンピューターと共存できるのか? →すべての答えがここにある! 《インダストリー4.0がわかる7つのポイント》 ポイント1.世界で広がる「インダストリー4.0」の大潮流 ――ドイツ“第4の産業革命”とアメリカ“インダストリアル・インターネット”の衝撃 ポイント2.第1~第3の産業革命がインダストリー4.0の下地を作った ポイント3.インダストリー4.0が目指す「スマート工場」とは? ポイント4.IoTと人工知能(AI)、インダストリー4.0の関係 ポイント5.ビジネスモデルがこう変わる! ――ポイントは“オーダーメイド”と“アフターサービス” ポイント6.ロボットにとって代わられる!? ものづくり業界の雇用の行方 ポイント7.未来の工場は地球に優しい -
図解 ASEANを読み解く―ASEANを理解するのに役立つ60のテーマ
2014年1月発行の『図解 ASEANの実力を読み解く』の主要6カ国に焦点をあわせましたが、その改訂版の位置づけである本書は、2015年末の経済共同体「AEC」の発足に照準をあわせて、ASEANに最近進出した企業やビジネスを始めようと考えている企業の方に向け、全10カ国の情報をカバーし、役に立つ60のテーマでまとめています。カバーする国を増やした以外に増強した点として、全体を概観する第1章にはビジネスリスクに関するテーマ、各国編では投資リスクに関するテーマをそれぞれ追加したことが挙げられます。これにより、タイ、インドネシアなど、主要6カ国の政治体制等の動きをアップデートするだけではなく、2014年1月時点ではまだ顕在化していなかった、ASEANの投資リスクやビジネスリスクについても解説しています。その一方で、消費市場としてのASEANの魅力を理解するために、みずほ総合研究所が把握している2030年までの見通しに関するデータを掲載していることも本書のセールスポイントです。上記のように内容の増強を図るものの、『図解 ASEANの実力を読み解く』同様に、本書の最大の特長である図解シリーズの利点を生かし、国別だけではなく、テーマごとに横断的にASEANの国々の情報を比較しながら読んで理解できます。また、本書の作成に当たり研究員が新たに取材を行っており、足で稼いだネタもアップデートされ、より親しみやすく、かつ実践的な本となっています。 -
入門 商品デリバティブ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、先物・オプション・スワップなど、デリバティブ取引の仕組みを、コモディティを中心に基本からていねいに解説した入門書です。デリバティブ取引について初めて学ぼうとする人を対象に、市場の制度や理論をわかりやすく解説しています。 デリバティブ取引の対象には、農産物や工業原材料などの商品から、株価指数・債券・外国通貨といった金融商品、さらに海上運賃から保険損害率といった無形商品に至るまで多種多様なものが含まれます。本書の特色は、取引対象別に縦割りで解説するのではなく、すべての商品に通じるデリバティブ取引の特徴を横割りに整理したところにあります。そのほうが取引や制度の仕組みが明瞭に理解でき、さらに発展的に知識を広げられるからです。 なお本書は、『入門先物市場』(2000年3月初版)の内容を大幅に書き直したものです。『入門先物市場』は、10年以上の長きにわたって版を重ねてきましたが、昨今のデリバティブ市場の拡大・発展に伴い、その内容・記述を加除修正すべき個所が増えてきました。そこで前著の特徴を生かしつつ、取引所取引のみならず店頭取引も視野に入れたデリバティブ取引全体を対象とした入門書として内容を刷新したのが、本書『入門商品デリバティブ』です。 -
再興 ハイアールアジア 旧三洋電機の逆襲
業界に革命を起こす──。 挑戦的なフレーズと共に、 液晶付き冷蔵庫という白物家電の枠を超えた新製品を 発表したハイアールアジア。 中国資本で再出発を果たした旧三洋電機の出身者たちと、 2014年に就任した新たな日本人トップによる 改革の現状を追った。 『週刊ダイヤモンド』(2015年8月29日号)の 第3特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 -
円高が来る
日米の金融政策や物価予想の違いが、2012年末からの円安・ドル高の流れを作ってきた。しかし、ここにきてこの流れに変調をきたし始めている。 中国、ギリシャ、米国利上げの危機連鎖で、マネーのリスク回避を徹底検証。専門家9人による「15年度下期為替大予想」などを掲載。 本書は週刊エコノミスト2015年7月21日号で掲載された特集「円高が来る」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・中国、ギリシャ、米国利上げ 危機連鎖でマネーのリスク回避 「円安は日本経済にプラス」は本当か? ・円とドルの実力 主要通貨間で上位浮上の円 下位グループに沈む米ドル ・分岐点 15年が「最後の円安」の可能性も ・1ドル=102円も 過去3回の米利上げ局面は円高 ・日銀の苦悩 追加緩和は景気悪化、円高・株安が条件 ・専門家の大予想 2015年度後半の為替相場 日米の金利差拡大で円安へ=岩下真理 ドル高・円安基調の復活へ=植野大作 米利上げペースは緩やかに=斎藤裕司 中国減速が米政策の障害に=酒井聡彦 米利上げ後は円高=瀬良礼子 豪ドル 景気回復期待から底堅く=山田雪乃 トルコ・リラ 方向感欠けるレンジ相場=村田雅志 ブラジル・レアル 内政不安で安定せず=鈴木健吾 メキシコ・ペソ 米ドル高への抵抗力強い=秋本翔太 ・日銀・黒田発言の真意 インフレ加速の潜在的不安への牽制 ・欧州統合の後退か 借用証書がユーロを駆逐する ・中国が世界の銀行に 人民元がSDRに採用される日 ・ミセス・ワタナベの今 3カ月で9割が撤退するFX -
脱東京 仕事と遊びの垣根をなくす、あたらしい移住
僕たちはもっと自由に生きられる―― 著者が16地域を旅し、ローカルでクリエイティブな暮らし・働き方をする人や企業、自治体31にインタビュー! これから地方で活躍するために必要なスキルとは? ――2014年の内閣府の調査では、20代の約40%が「地方に住みたい」という結果が出ている。日々自然に囲まれ、家族と過ごす時間を大切にし、趣味も存分に楽しむ、時には東京とつながってビジネスを行う。その中で次第に、「仕事と遊びの垣根」が消えていく......。 都会に縛られることなく刺激に満ちたライフスタイルを手にすることは、今や誰にとっても可能なことなのです。 著書累計250万部突破! 「レバレッジシリーズ」をはじめ、『ノマドライフ』『あたらしい働き方』など、最先端の生き方・働き方を発信し続けてきた著者が贈る、"いまこの国で起きているムーブメント"の深層。 【目次】 第1章 あたらしい移住の流れ 第2章 あたらしい移住のメリット 第3章 「脱東京」でライフスタイル・バリューの高い地域に移住した人たち 第4章 「脱東京」に対する企業・行政の取り組み 第5章 あたらしい移住で成功するために必要な22のスキル 【著者メッセージ】 2012年に発売した、ハワイとのデュアルライフをベースに書いた『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと』に始まり、北欧でのインタビューを基にした『Less is More 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。』、シリコンバレー・東京のベンチャーを取材した『あたらしい働き方』に続く、ライフスタイル本の第4弾。今回は東京をはなれ、ローカルでクリエイティブに暮らす人や企業・行政など約30を日本全国旅しながらインタビューし、まとめたこの本。 すでに新しいライフスタイルは始まっている。 この動きに気がつき、少しの勇気をもって行動すれば、ハッピーな未来が待っている。 -
日本を守る情報戦の極意
2015年5月、日本年金機構で発生した125万件もの個人情報漏洩事件は、現在のサイバー攻撃がもはや個人の注意力では防ぎ得ないほど高度化している現実を日本人に突きつけた。ここで問題の本質を見誤れば、情報立国の基盤が危うくなる。ただ、日々巧妙化するサイバー攻撃に対して、私たちの知らない防衛法は、まだあるのだ。 本書は、週刊エコノミスト2015年7月7日号の特集「情報戦の極意」を電子書籍にまとめたものです。 目 次 はじめに 「漏れた年金」と日本の限界 サイバー攻撃に技術で勝つ サイバー攻撃対策の「スゴ技」 技1「なりすましメール」撃退 VISAも使う「DMARC」 技2新種のウイルスでも動かない 強力「ホワイトリスティング」 技3マイナンバーを代理番号化「トークナイゼーション」 インタビュー 山崎文明・会津大学特任教授 -
ギリシャ危機後のマネー経済入門
安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の成功を背景に、順調に上昇してきた日本株相場だが、今年に入り、大きな波乱が起こりつつある。その波乱要因は、ギリシャ危機と中国株式市場の乱高下である。 今後、ギリシャ危機は、株式市場にどのような影響を与えるのか。著者は、1金融市場混乱シナリオ、2世界的株高シナリオという、2つの正反対のシナリオを提示し、どちらが実現の可能性が高いかを検討している。 1の金融市場混乱シナリオでは、ギリシャ危機が世界に伝播し、世界的に株価が下落することになる。このシナリオで特に懸念されるのは、厳しい経済状況にあるロシア、ブラジルなどの新興国である。 2の世界的株高シナリオでは、ギリシャ危機や中国危機が予想以上に拡大しない限り、世界的な金融市場の混乱は避けられるとみる。このため、「適度な」危機が長続きすれば、世界の中央銀行の金融緩和は長続きするため、世界的な株高が続くことになる。 いずれにしても、歴史的にみて永遠に景気が拡大することはなく、いまの株高と円安が永遠に続くことはない。景気サイクルが存在する以上、やがては、相場が反転することになる。大きく株高と円安になるようであれば、その反動で強烈な株安と円高がやってくることになる。 本書は、金融業界30年以上の金融のプロ中のプロの著者が、ギリシャ危機と中国株下落の世界市場に与える影響を分析し、次のバブルとその崩壊のシナリオを紹介する。 <目次> はじめに 序章 ギリシャ危機と中国危機が世界を揺り動かす 第一章 世界を揺るがすギリシャ危機 1 ユーロバブル崩壊がギリシャ危機を生んだ 2 なぜギリシャ危機は長期化しているのか 第二章 ギリシャ危機に関連する組織と制度 1 欧州連合の組織とギリシャ 2 欧州中央銀行と金融制度 3 IMFとソブリン危機の歴史 第三章 ギリシャ危機の構造的な背景 1 EUとユーロは危機の中で生まれた 2 ユーロの本質は安全保障同盟 第四章 バブルとバブル崩壊は繰り返す 1 株式相場を動かす要因とは何か 2 アベノミクス相場を展望する 第五章 世界の名投資家に学ぶ危機の対処法 1 世界の名投資家は危機の度に資産を築く 2 ギリシャ危機が世界の株式市場に与える影響 あとがき -
利上げが来る!
米国がゼロ金利から抜け出し、利上げにかじを切る。しかし、金利上昇がもたらす副作用の大きさを覚悟しなければならない。まず利上げの時期とペースはどうか。そして株式市場、為替、金利、債券にどんな影響が及ぶか。新興国で最も要警戒の国はどこか。米利上げがもたらす世界経済への影響を徹底検証した。 本書は週刊エコノミスト2015年7月7日号で掲載された特集「利上げが来る!」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに 米国9月開始を織り込む 「想定外」なら市場は混乱 米利上げ時期とペース ・12月では遅すぎる 丸山義正 ・16年3月で打ち止め 窪田真之 ・利上げのペースは緩やか 趙玉亮 株式 緩和マネーの逆流 株安の圧力が強まる 歴史に学ぶ 利上げと株価の関係 為替 ドル高が雇用、株価を押し下げ ドル、円、ユーロ 為替予想 ・10月以降は円高傾向 亀岡裕次 ・ドル高へ小幅に反応 山下えつ子 ・125円が今年の円最安値 小瀬正毅 ・ユーロは下落をたどる 棚瀬順哉 金利・債券 金融規制で流動性低下で高まる金利急騰のリスク 新興国 トルコ、南アは要警戒 金 利上げは「天敵」だが上昇の可能性 原油 再び50ドル割れの場面も 「決められない」FRB 高まる市場混乱のリスク 実は弱い米国経済 雇用 進まぬ「質」の改善 若者の生活苦 学生ローンが返せない 若者の3分の1が親と同居 不動産市場 持ち家比率は過去20年で最低 自動車 新車販売年間1700万台 ローン残高も急増 干ばつ「1200年で最悪」の降水量 -
自治体格差が国を滅ぼす
個人や企業間で格差の拡大が叫ばれて久しいが、格差は自治体・地域の間でも確実に広がりつつある。財政破綻した「負け組」自治体が住民サービスの質を下げる一方で、中学卒業までの医療費が無料など、住民が受益を謳歌している「勝ち組」自治体もある。自治体・地域の間の格差はなぜ生まれ、拡大し続けているのか。解決する方法はあるのか。本書では代表的な九つの自治体を取り上げ、その実態をつぶさに検証することで格差拡大の原因を分析し、是正に向けた具体的な方策を提言する。【目次】はじめに/第一章 拡大を続ける地域間格差/第二章 勝ち組自治体?/第三章 負け組自治体?/第四章 模索する自治体/第五章 新潟から見た格差/第六章 中央と地方、対立か、それとも共存か/おわりに -
データの罠 世論はこうしてつくられる
巷にはデータが溢れている。「視聴率」「内閣支持率」「経済波及効果」「都道府県ランキング」等々…新聞、テレビ、雑誌に何らかのデータが掲載されていないことはまず無い。そして私たちは、これらのデータからさまざまな影響を受けている。しかし、肝心のそのデータにどれほどの客観性があるのだろうか。実は、かなり危ういデータが跋扈しているのである。本書は、さまざまなデータを検証することで、データの罠を見抜き、それらに振り回されない“正しい”情報の読み取り方―データリテラシーを提案する。【目次】序章 巷に氾濫する危ういデータ/第一章 世論調査はセロンの鏡か?/第二章 調査をチョーサする/第三章 偽装されたデータ?/第四章 「官から民へ」を検証する/終章 データの罠を見抜くためには/あとがき -
グローバリゼーションとは何か
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一九七〇年代以降、近代世界は新しい世界秩序への解体と統合の時代に入った。国民国家に編成されてきた資本と労働と商品は、国境を越え、ジェンダーや家族の枠組みを壊し、文化と政治・経済の領域性や時空間の制約すら越境し、新たな貧富の格差の分断線を引き始めている。あらゆる領域を越え、社会の再編を迫るグローバル資本。その新たな世界経済の編成原理とは何か。 -
図解入門業界研究 最新不動産業界の動向とカラクリがよーくわかる本[第2版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 増収・増益基調の大手不動産会社と、淘汰の進む中小・零細不動産会社に二極化が進んでいる日本の不動産業界の市場構造と将来像をわかりやすく解説した業界入門書です。日本では長らくデフレ不況が続きましたが、最近になって株価も上昇し、2020年東京オリンピックの開催決定などの明るいニュースもあって地価も下げ止まってきました。本書は、不動産業界を理解するのに必要な法務や税務などの基礎知識と、三井不動産や住友不動産、森ビルなどの代表的な不動産会社の特色や最新情報を、豊富な統計資料をつかって解説しています。すでに不動産業界で活躍している人、これから就職を考えている人におすすめします。巻末には便利な上場/未上場不動産会社一覧表付きです。 -
図解入門業界研究 最新 美容業界の動向とカラクリがよーくわかる本[第2版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人の外見のみならず心や内面まで美しくする美容の現状と業界の動向を豊富な図表をつかって解説した業界研究書です。美容業は、消費者の美に対する価値観や要求が大きく変化していくなかで、サービスが時々刻々と変化しつつあります。本書は、店舗数の増加による競争の激化や人材不足などの美容サービス業の最新の動向から、理容室、美容室、エステサロン、リラクゼーションサロン、ネイルサロンなどの個別の業界の解説、また顧客と技術者それぞれの志向の変化といった美容業界全般に起きている新潮流を図解でやさしく紹介しています。巻末資料には主要資格一覧及び関連法を掲載。美容サービス業に従事する業界人、就職や転職を考えている人に役立つ最新の情報が満載です! -
「偶然」の統計学
ロトで連続大当たり。2回連続で雷に打たれる。3大会連続でホールインワン達成。暗殺の夢を見たあとに暗殺されたリンカーン。10万年に1度しかないはずの金融危機……到底ありえないと思われ、実際に起こると新聞記事になるまれな出来事だ。しかし、統計学者に言わせると、こうした「ありえない」出来事は、じつはけっこう頻繁に起こっているという。どうしてそういうことになるのだろう――ハンド先生がそこの事情を〈ありえなさの原理〉の名のもとに、実例をふんだんに盛り込んで解説してくれます。統計的な考え方は直感では理解しにくいから、現代人必携のリテラシーとしてしっかり身に付けて起きたいもの。奇跡なんてうさんくさい。あるいはカモられたくない・騙されたくないあなたに捧げる確率・統計解説。 -
世界を破綻させた経済学者たち──許されざる七つの大罪
見えざる手、緊縮財政、規制緩和と競争重視、インフレ・ターゲット、投機の奨励、グローバリゼーションと自由貿易、データ偏重――いつの間にか、私たちの日常に浸透しているこれらの考え方。じつはこうした理論が、主流派の経済学者たちによって極めてあやしい基盤のうえに構築されたものであり、2008年の金融危機と現在の世界経済の混乱を招いた元凶だったとしたら? 《ニューヨーク・タイムズ》などで長年経済コラムニストを務めたベテランの評論家が、アダム・スミスからケインズ、ミルトン・フリードマン、アセモグル&ロビンソン、ラインハート&ロゴフ、ピケティまでを俎上に載せ、経済学者たちの犯してきた過ちを筆鋒鋭く告発、学問の罪を問う警世の書。 -
欧州激動―週刊東洋経済eビジネス新書No.124
言語や民族が異なる28の巨大な連合体「EU」(欧州連合)。GDP全体では米国をしのぐ世界最大の経済圏でありながら、経済は低空飛行を続けている。ギリシャ問題は当面の危機をしのいだものの、独・英・仏のリーダー3国もそれぞれの国内事情を抱えている。ましてやギリシャ、スペイン、イタリア、ポルトガルといった南欧諸国との格差は、EU協調にどのような影響を及ぼすのか。 また、経済だけでなく15年1月に起こった、フランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」へのテロ事件も記憶に新しい。宗教や民族間の共存は可能なのか。逆に混迷を深めるのか。 本誌では現地ルポを交え、欧州の今を読み解く。 ・経済優等生のドイツですら、国民の20.3%が貧困状態。 ・フランス企業の競争力を阻害し、若者の4人に1人が職に就けない現実の背景とは。 ・英国の政治家・知識人の主張と国民感情との間に大きな隔たり ・フィンランド/ノキアの経営失速の衝撃をきっかけに始まった世界最大級のベンチャーイベントとは 本誌は『週刊東洋経済』2015年3月7日号掲載の46ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 【フランス現地報告】革命の精神はどこへ・揺らぐ「自由・平等・博愛」 【INTERVIEW】 同志社大学教授 内藤正典 PART1(基本編) 世界一よくわかる欧州事情 細野真宏氏が解説 欧州で何が起こっているの? 図解 一目でわかるEU PART2(国別編) 欧州各国それぞれの危機 【ドイツ】EU優等生の孤独と苦悩 歴史的好況に沸く優等生の内憂外患 【INTERVIEW】ダイムラー会長 ディーター・ツェッチェ 構造改革の光と影 5人に1人が貧困 【フランス】問われる構造改革の本気度 【INTERVIEW】 フランスは「ヨーロッパの病人」ですか? アクサグループ チーフエコノミスト・エリック・シャネイ フランス国立統計経済研究所 景気分析部門ヘッド・ローラン・クラベル (特別寄稿)EUに見た夢は遠くなりにけり 北海道大学教授 遠藤 乾 【英国】 選挙後、「EU離脱」シナリオの現実味 【スコットランド】 独立できなくても自治は進む PART3(テーマ編) 明日の欧州を読み解く 【南北格差】南欧諸国は復活するのか 【ギリシャ】 反緊縮で挙国一致 【スペイン】 危機に終止符も反緊縮政党が台頭 【アイルランド】危機早期克服も緊縮不満は増加中 【ポルトガル】 14年に支援卒業・汚職、脱税は深刻 【イタリア】 不況克服は道半ば 【北欧】小国フィンランドで芽吹く起業家精神 【INTERVIEW】駐日フィンランド大使 マヌ・ヴィルタモ 【相場展望インタビュー】どうなる為替、株、債券 為替 シティバンク銀行 尾河眞樹 債権 みずほ証券 金子良介 株式 UBS証券 中窪文男 【金融】ギリシャ危機は日欧銀行に飛び火 【INTERVIEW】欧州ブリューゲル研究所 ニコラ・ヴェロン 【メディア】襲撃事件に震撼!? 欧州メディアの今 (コラム)フリーペーパーに押される仏日刊紙 -
AEC 期待と不安の発足
ASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟する10カ国が参加するAEC(ASEAN経済共同体)が2015年末に発足する。総人口6億2500万人、名目GDP2兆4000億ドルの巨大市場だ。名称からして欧州連合(EU)に発展した欧州共同体(EC)を連想するが、何が変わるのだろうか。設立の目的と狙い、日本企業によるAEC活用策などを探った。 本書は週刊エコノミスト2015年6月30日号で掲載された第2特集「AEC 期待と不安の発足」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次 ・はじめに ・タイとインドネシア 「呉越同舟」の両大国 ・マレーシア 議長国が取り組む通貨安対策 ・ECってどんな組織? 拡大、深化して発展するASEAN ・フィリピン 日本企業のAEC活用のカギ握る -
知って得する値段のカラクリ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世の中に多種多様にある「値段」「値付け」はどのように決まるのか? 「定価」「希望価格」「小売価格」の違いは何? といった値段にまつわる素朴な疑問を解消しつつ、スマホの値引き額、タバコ、酒、タクシーといったモノやサービスの値段がどういう仕組みでその値段に決まるのか? についても解説。この本を読むと値付けの仕組みがわかり、お得な買い物ができる知識を得ることができる一冊。 -
今そこにある財政危機
政府は経済財政運営の指針「骨太の方針2015」を6月末にまとめた。経済生成と財政改革の両立を図る内容に死角はないのか。18年度に「PB赤字の対名目GDP比1%」という新たな中間目標は達成できるのか。 本書は週刊エコノミスト2015年6月30日号で掲載された特集「今そこにある財政危機」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次 ・はじめに ・上げ潮路線の死角 ・直撃インタビュー 甘利明・経済再生担当相 ・政府の「高望み」実質2%成長前提の壁 ・「異次元緩和」の限界 日銀の“2%原理主義”の修正で債券市場は動揺 ・“不感症”のワナ ドイツ金利急騰で肝を冷やす ・とことん分かる 財政と金利の基礎知識Q&A ・「死んでいない」債券市場 異次元緩和下で高い変動率 ・インタビュー 高橋洋一・嘉悦大学教授 ・インタビュー 池尾和人・慶応大学教授 ・日本国債格下げが引き起こす欧州発金融ショックのリスク ・「補正予算」の死角 税の増収上回るバラマキ歳出抑制が必要 ・消費増税先送り 社会保険料の負担増で「影の増税」進行 ・財政危機の末路 円安・インフレへの備え必要 -
アベノミクスで日本はどこへ行く?
安倍晋三首相の意を受けて・いままでにない次元・の大胆な金融政策を打ち出した黒田日銀総裁。市場や経済界は大歓迎だが、本当に日本はデフレから抜け出せるのだろうか? また、物価は目標どおり2年で2%上昇するのか? いずれにしても物ごとの本質を捉えた議論なくして予測しようとしてもなかなか難しい。 本書は、現在の円安の本当の理由、デフレの正体など、今回のアベノミクスの効用を、慶應義塾大学准教授の小幡績氏と経済学者池田信夫氏両者が忌憚なく交わした対談録である。非常にわかりやすい言葉で語られているので、現在日本が置かれた状況を簡単に理解できる。 【目次】 第1章 黒田体制で日銀はどうなるか 黒田総裁への評価は意外に高い 相場が信じれば株価は動く 第2章 円安の原因はアベノミクスか 為替はなぜ動いたのか 円安はどこまで行くか 円安は日本経済の実力 デフレもインフレも実体経済の反映 第3章 デフレの正体は賃下げ 日本経済は「デフレ不況」ではない 量的緩和でインフレ予想は起こらない バブルの教訓 物価と資産価格の動きの分離 賃金の引き下げがデフレの原因 本丸は労働市場 第4章 アベノミクスは副作用の強い偽薬 バブルは再来するか 財政ファイナンスのリスク 安倍首相の取るテールリスク 金利上昇で何が起こるか 輸入インフレは起こるか 第5章 停滞から脱却するには 日本はもう「貿易立国」ではない 本丸は労働市場改革だ 世界的に進行する新興国との賃金の「大収斂」 人材の活用が成長の鍵 (アゴラ・シングルシリーズ:A5版で60ページ相当) -
1枚の図形「5つの箱」で理解する 「決算書」で読み解く企業のリアルと「経営分析」
~ いつもの通勤時間をもっと楽しく、ずっと有意義に♪ ~ 「株式」に投資するなら「決算書」を見てみよう! 「決算書」が読めるビジネスパーソンになろう! この本は、「決算書」を読みこなすコツと「経営分析」のポイントを、やさしく身に付けていただくための1冊です。1枚の図形「5つの箱」を理解し、決算書作成の流れ、決算書を読みこなす極意、理想的な会社経営のヒント、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を一気にマスターしましょう。また、損益計算書だけでは見えない本当の儲けをつかむために、採算管理と損益分岐点分析の基本についても取りあげています。さらに、企業の存在価値を表す付加価値の意味と計算方法も解説しています。 〔目次〕 第1章.決算書を読みこなすためのコツ 第2章.会社の「安全性」を見るポイント 第3章.「収益力」の高さはここに表れる 第4章.知っておきたい「キャッシュフロー経営」の基礎 第5章.「損益分岐点分析」の入門 第6章.「生産性」の高い会社であり続けるために 読者の皆さまが、「決算書の見方」と「決算書分析」のコツを最短距離でつかみ、「決算書読解」のために必要な基本知識を習得してくださることを心より期待しております! -
これから日本経済は途方もなく凄いことになる
日本をめぐる情勢がいま目まぐるしく変化している。経済、エネルギー、食糧、国防、日本が抱える4つの問題を読み解いた。経済では、アベノミクスが緒について、まずは円安が始まった。だが、日本の輸出依存度は15%と、実は輸出立国ではなく内需大国。円高・円安のどちらでも大丈夫な仕組みを作りあげている。また、日本は資源がないため、いま、アメリカのシェール革命のおかげで格安エネルギーを手に入れられるだろう、と盛り上がっている。だが、実態は、革命というほどの劇的な変化をもたらさない「幻の革命」である。ただし、アメリカの現場では日本の強靱な重機やパイプ類が必要不可欠なので、日本は便乗商法で稼ぐことができる。食糧問題ではTPPと中国の狙う水資源を解説。TPPはアメリカの腹黒い収奪計画だし中国は水確保のために日本を国土ごと買収し始めている。日本はこれらを奇貨として繁栄の道を歩める。 最後の国防については、いよいよ沖縄にまで手を伸ばし始めた中国をどう防ぐか。結論は経済も含めて中国はもう末期状態。北朝鮮というワイルドカードがどう動くかも含めて、対中戦略思考が大切である。 日本人には追い込まれると火事場の馬鹿力を発揮するDNAがある。これから日本経済は凄くなる! -
日本経済・今度こそオオカミはやってくる
東日本大震災後、これまで躊躇していた日本企業が、吹っ切れたように海外展開を加速させている。「日本離れ」の本格化により雇用問題が深刻化、消費が低落して厳しさを増す国内経済。一方で、アジア市場を中心に闘いを繰り広げ、競争力を高め、真のグローバル企業として成長する数々の日本企業。5年後の日本経済では、見たこともない光景が現れていることだろう。そして、国内市場だけで培った「古い世代」の成功法則は相手にもされず、世界的な大競争を勝ち残っていく30代の若い日本人が活躍する時代になる。「超・二極化」、「大空洞化」で崩れ落ちる姿をリアルに描く一方で、「世代交代」と「主力産業の大転換」で息を吹き返す日本経済の、新たな成功法則を熱く語り尽くす書。 -
商社の下克上
中国はじめ新興国の旺盛な資源需要を追い風に、好業績をたたき出してきた総合商社が大きな転換点を迎えている。資源バブル崩壊の逆風にさらされているのだ。いかに巻き返すか。鍵は非資源事業にある。その成否が業界地図を一変させる商社の下克上を追った。7大商社のトップインタビュー、採用、給与、駐在員数など商社代解剖、全比較は、就活生とその父兄は必読。 本書は週刊エコノミスト2015年6月23日号で掲載された特集「商社の下克上」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次 ・はじめに ・「稼ぐ力」で劣る伊藤忠の乾坤一擲 ・財務分析 収益の源泉は逆張り案件 ・インタビュー柴田宏樹 「リスク資産と自己資本のバランスを重視」 ・7大総合商社 トップの激白 ・総合商社の「次の一手」 ・就活生・父兄必読 従業員、採用、駐在員、給与 総合商社の全貌 ・総合商社で働く 若手社員の一日 求める人材 ・覆面座談会 業界関係者が本音で語る 「どこへ行く?資源バブル後の総合商社」 -
海事総合誌COMPASS2015年7月号
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海運・造船・舶用工業を対象分野とした隔月刊の海事総合誌。各業界の現況・将来を鋭く分析・解説し、業界人の羅針盤(コンパス)として、強い影響力を持っています。巻頭特集にタンカー・不定期船などの海運市況や、エネルギー・自動車・鉄鋼などのカーゴ動向、現地取材による海外レポートなどの掲載をはじめ、業界トップのインタビューや対談、技術革新や新製品開発の動向、新製品の紹介、国際競争力問題と、タイムリーな企画が好評です。 -
年収220万円の32歳(男)が1000万円貯めた方法
「1年後までに1000万円を貯金してください」と言われたら、どう思いますか? 現実的には、わずか1年間で1000万円の大金を貯めるというのは、よほどの高所得者でもない限り無理だと思います。しかし、長期間でゆっくりと貯めるのなら難しくはありません。きわめて現実的に1000万円を手に入れる方法です。平均的な収入(年収300万円程度)があれば、10年以内に1000万円を手に入れることなど簡単なのです。着実にお金持ち--人生の成功者を目指してみませんか? -
図解!業界地図2016年版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本経済の「今」と「これから」 業界未来地図が一目でわかる! 気になる企業の売り上げ、営業利益からM&A、業務提携まで、最新&図解データで解説。 就職・天職、ビジネス、投資にお役立ちデータが満載! 【著者紹介】 ビジネスリサーチ・ジャパン 代表・鎌田正文。チームを組んで週刊誌や月刊誌、経済誌などを中心に、金融・流通・サービス・メーカーなど各分野から経済全般まで、幅広く取材、執筆している。著書に本シリーズ『図解 見るだけですっきりわかる業界地図』のほか、2002年の刊行以来毎年ベストセラーの『図解 業界地図が一目でわかる本』シリーズや、『図解 すっきりわかる利益の出し方』『これから伸びる企業が面白いほどわかる本』などがある。 【本書の内容】 特集 研究開発費◆人工知能(AI)やバイオで先行する企業は? 企業の実力診断◆キャッシュフロー計算書を見れば一目瞭然 M&A◆企業の買収・合併で成長している企業群 投資の巧拙◆関連会社に嫁がせる総合商社 親子上場◆消える方向にあるが…まだまだ存在 IPO◆新規上場企業のビジネスモデルは? -
世界を変えるiPS産業
京都大学の山中伸弥教授が作成に成功したiPS細胞が再生医療や創薬の分野に大きな変化をもたらしています。理化学研究所ではすでにiPS細胞を使った目の難病の手術が世界で初めて行われました。多くの大学で他の臓器や病気の治療の研究が行われ、武田薬品、富士フイルムなど企業も次々とこの分野に参入して産業としての広がりが見えてきました。国も法律を整備して積極的に後押ししています。その最前線を追いました。 本書は週刊エコノミスト2015年6月16日号で掲載された特集「世界を変えるiPS産業」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・iPS細胞に続々集まる投資 企業も国も新治療に熱い視線 iPS細胞で新しい治療を作る 応用に入り、企業との連携が必要 ・再生医療を進める2つの法整備 ・インタビュー 高橋政代「世界初のiPS細胞手術」 どんな手術? ・Q&Aでやさしく分かるiPS細胞でできること ・研究最前線 iPS細胞の再生医療は急進展 目の次はパーキンソン病 移植後の腫瘍化どう防ぐ ・iPS細胞、再生医療、創薬 注目企業の最前線リポート インタビュー 戸田雄三「役者はそろった 薬作りに革命が起きる」 事業化の課題 保険適用も再生医療に対応を ・iPS細胞&再生医療 注目37銘柄はこれだ ・バイオ・再生医療相場は 「現実買い」に移行する ・再生医療はiPSだけではない 「塗って細胞再生」するゼラチンゲル ・米国のiPS細胞事情 再生医療製品の世界シェアは7割 -
大震災に学ぶ社会科学 第4巻 震災と経済
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書に収められている8つの論文が実証的に明らかにしていることは、大震災直後に政策当局を中心に「認識されていたこと」と、「現実のありよう」との大きなギャップである。大震災直後に影響が甚大だと思われていたことが、実は軽微であり(たとえば、阪神淡路大震災の建物被害をはるかに凌駕すると考えられたが、実はそれと同程度であった)、逆に直後には影響が軽微だと思われていたことが、実は甚大であった(たとえば、便乗値上げによる価格調整が軽微であった背後で深刻な数量調整が生じていた)という震災直後における状況把握の深刻な失敗である。 本書では、震災直後に国内外で積極的に評価されたさまざまなレベルの協調行動が、実はそうした実態を伴っていなかったことも明らかにされている。地方自治体は、利害対立が協調行動にまさり、復興プロセスの障害となった。また、「絆」という言葉の広範な流通が象徴的に示しているように、人々の間で利他的な行動が大震災後に広まったように思われていたが、実は、利他的な意識が低下していた。 本書では、そうした認識と実態のギャップを丁寧に分析することによって、ギャップをもたらした要因を明らかにしていく。震災直後に実態を誤って認識したことは、当然ながら、適切な復興政策の履行を妨げた。今般の大震災の経験を掘り下げて考察することは、将来の自然災害への適切な対応のあり方を検討する上で必要不可欠な作業であろう。 -
世界史を動かす 聖書と金利
世界同時金融緩和がもたらした低金利。ディスインフレが恒常的になったグローバル経済。低金利は一体何を表しているのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通の教典である「旧約聖書」はかつて金利を禁じ、経済発展の中で容認してきた。聖書と金利の関係が示す驚きの経済の仕組み。 目 次: はじめに ・聖書が禁じ、教会が認めた歴史 神と人の綱引きが定める水準 ・聖書と金利を読み解く7つの基礎知識 モーセはエジプト人? フロイトが唱えた異説 ・旧約聖書の源流 古き洪水伝承「アトラハシース物語」 ハンムラビ法典の金利は年20% 新王の即位で「徳政令」も ・金利の効能 不確実な未来に値段をつける 国家制度を維持するための「出挙」 ・コラム 古代エジプトからあったマイナス金利 ・コラム あせないエンデの「時間泥棒」 ・マイナス金利の必然 経済成長あがめる資本主義の転換点 ・コラム トランプに見る宗教 ・インタビュー 高階秀爾「為替手形を金利にしたメディチ家」 ・インタビュー 伊東俊太郎「西欧が学んだイスラム文明」 ・資本主義で後れを取ったイスラム 「法人」の否定が経済活動の足かせ ・西欧も尊崇 異教徒にも寛容だったイスラムの英雄サラディン ・コラム イスラエルを庇護する宗教国家アメリカ ・金利を肯定した仏教 商人が支えた「都市型宗教」 -
もうエコノミストに騙されないために 紫炎のMBA講義録
私だけはブレない! アベノミクスは破綻する! 「日銀恐慌」に備えよ! 「通貨・金融」の歴史を知るから揺るがない浜矩子教授の主張の真髄。 「経済学を学ぶ目的は何か。それはエコノミストに騙されないためである」(1930年代に活躍した英国の経済学者ジョン・ロビンソンの言葉) エコノミストの多くが、経済状況を説明するに当たり、「一方」「他方」などの言葉を用いることがありますが、このような明確な答えを持たず責任を回避するエコノミストに対して、ジョン・ロビンソンが皮肉をこめた言葉です。 安倍首相の経済政策「アベノミクス」を礼賛する声が多いなかでも「アホノミクス」という造語でその経済政策を批判し続けるブレない経済学者として有名な浜矩子教授ですが、その発言の根底には「一方」「他方」などの言葉を使わない「100%片腕のエコノミストにあらんとする決意」があるといいます。 この本は、浜教授の同志社大学大学院ビジネス研究科の講義「通貨と金融の国際経済学」がもとになっています。金融危機はなぜ起きるのか、アベノミクスなど歴史的な背景から導きだした最新の経済問題に対する浜教授の見方を解説しています。そして、どのような経済状況でも自分なりのブレない思考法を身に付け、経済の見方を構築することに役立つ内容になっています。 <目次> 序 何のために経済学を学ぶのか 第一章 歴史を知ると今が解る1 金(キン)が金だった頃 第二章 歴史を知ると今が解る2 ユーロがユーロでなかった頃 第三章 元祖「○○ノミクス」その通貨的意味を考える 第四章 通貨から金融へ 私のクレド 第五章 通貨と金融が出会う時 あとがき