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かつて日本は「技術立国」と称され、世界中から注目を浴びていた。ところが日本の技術文化の象徴である「ものづくり」に足を引っ張られる形で世界が推し進めるシステム化に乗り遅れてしまった。いったい、日本の科学技術はかつてのように世界を制することができるのだろうか? その鍵を握るのが「システム科学技術」。「ものづくり」に固執しない、柔軟な発想力に日本の未来がかかっている。(ブルーバックス・2015年5月刊)
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Posted by ブクログ
システム思考、意思決定、全体俯瞰など、自分が興味を引いている単語のオンパレードでした。 日本人が苦手な分野であるシステム思考を、より深めることの重要性を訴求しています。 たぶん、システムという学際的で非常に広い分野ですので、200ページ程度では、論じきれず、浅いレベルの内容に終始しております。 入門...続きを読む書としては、具体例も織り込まれており、十分かとは思いましたが。 一読して感じたことは、結局のところ日本人は、欧米人に比べて、システム云々ではなく、思考に粘りがないのかなと言うことです。ツメが甘い。 もちろん、自分を筆頭に。 島国、ムラ社会 と言った文化的背景を多分に感じます。
これからはコンポではなく、システム。10年以上前からずっと言われてる気がするが、未だそのレベルは上がっていないということか?という視点を得られた本。木村先生ならではの世界観と、概括の様はスッキリ。すっきりしすぎてるくらい。 参考文献にあった、SEBOKなる文書も早速入手。これはまたすごいガイド。...続きを読むこれが今後スタンダートとなるのかどうか?しばし学習してみたくなった。 システム化を阻むシステムがひょっとすると我が国にはあるのかもしれん、という指摘も面白かった。
「システム」自体を理解するには、抽象世界へと飛翔しなくてはならない。目に見える個々の要素でなく、全体が空間的あるいは時間的に組み合わさって相互に作用し、全体としてなんらかの機能を果たしているものをシステムと呼ぶ。 電力の送配電システムについての記述は、スマートグリッドの意義を無条件に礼賛するなど少し...続きを読む甘いところがあるが、IoTの進歩については、旬の話題でもあり、わかりやすかった。
「ものつくり敗戦」の著者の本、それもシステム思考の重要性を訴える本ということで期待値が高かったのだが、少々読みにくかった。木村氏の単著ではなく編著で、章よりも小さい単位で複数の著者が書いているせいかもしれないが、何だかすんなり頭に入ってこない部分があった。後半に進むに連れて読みやすくなってくるのだが...続きを読む、ちょっと残念。
技術に関する物事を、要素技術そのものではなく、全体システムとして捉えていくことが重要であるという内容。 システムとして捉えるべきという主張には同意するものの、日本が遅れているという主張には、論拠の少なさや原因の考察の浅さからあまり同意できない。 日本はハードはいいけどソフトはダメなんて言うのは聞...続きを読むき飽きた話で、その原因と対策を深く掘り下げないで、システム的に物事を考えようというお題目を唱えるだけでは、結局何も現状は変えられないと思う(現状が危機的状況にあるかどうかの正確な認識もできていないが)。 後、まあ意図した構成だとは思うが、システムに関する科学的な話が少なく、ほとんどが工学的な事例紹介だったのもちょっと残念だった。 しかもそれもほとんど(全て?)は、取材に基づかない単なるHPの紹介文章を書き下しただけという点も。 薄いブルーバックなので致し方ないが、事例紹介に徹するのであれば、実際に現場を取材してみて、成功例と失敗例のいずれも研究し、成功・失敗につながる原因に関する深い考察を読んでみたかった気がする。
システムとして考えることが重要,って今更だけど。 なんで出版が遅れたかの理由は分かる気がする。締め切りを守らないので有名な人が著者にいるからではないの?
世界的に見れば全く当たり前のこと。それが日本では特別な論調で扱われる異常さ。メーカーでありながら 経営=文系、エンジニア=理系の弊害。全てお上からほじょきん、優遇策を取り付けることが経営となってしまったことが上の登る条件となってしまったことによる。江戸末期、戦前に状況と同じ。それではやはり世界と戦え...続きを読むない。
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