作品一覧

  • BXストラテジー 実践行動経済学2.0 人を動かす心のツボ
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    1巻2,200円 (税込)
    BXとは、行動経済学・心理学を起点として、人の心に寄り添った形に企業のコミュニケーションのあり方を変革(トランスフォーム)すること。本書は、「なぜ人が動かないか」を、本能のメカニズムの観点から分析し、社会課題が生じるメカニズムと、BXの市場規模や世界的なトレンドを説明。人を動かす心のツボの見極め方とそのツボをいかに押すかを解説し、「消費者のSDGs行動を促す」「従業員のウェルビーイングを促す」「投資家のESG投資を促す」「不健康行動を抑制する」「企業の再エネ利用を促すためにルール形成によって社会を変える」といった事例を交えて、経営課題を解決する新しい筋道を示す。企業経営の現場で活用可能な行動経済学の最新の知見を体系化し、BXを実践できるよう企業経営に使えるツールとしてまとめた待望の書。
  • 経営戦略と経済安保リスク
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    1巻2,750円 (税込)
    経済安全保障は経営をこう変える! 米中のみならず同盟各国も経済安全保障の規制を強化している。円滑にビジネスを進めていくためには、経済安全保障に対応した経営体制の構築が必要だ。本書は、経済安全保障に日本企業がどのように対応すべきかを、経営戦略、研究開発、組織風土文化、経営管理、財務管理、リスクマネジメント、ガバナンス、人事管理、サプライチェーン、情報システムという機能ごとに解説する初めての書。  米国政府は、AIや自動運転技術などのハイテク技術の中国への流出を最小化し、中国の成長スピードを遅らせることこそが国家安全保障政策の要と位置付け、同盟国の企業の意識改革まで念頭に置いた制度設計を検討しています。防衛産業に関係ないからといってのんびり構えてはいられない時代になったのです。政府は、企業に経済安全保障担当者設置を要望しています。  米国ならびに米国の同盟国と円滑に経済関係を維持していくためには、経済安全保障規制の網に準じた経営体制を構築することが愁眉の急となっています。この数年で日本企業が経営リスクとして位置づけなければならない案件が急増しているにもかかわらず、多くの人はまだ気がついていません。戦後70年以上にわたって軍事、安全保障から目を背けてきた経済界が、意識改革を迫られているのです。  本書は、『エコノミック・ステイトクラフト 経済安全保障の戦い』(2020年刊)で、米国の安全保障規制を総合的に解説した著者による、新しい経営リスクの解説書。
  • エコノミック・ステイトクラフト 経済安全保障の戦い
    4.5
    1巻4,070円 (税込)
    ●日本人が理解していないエコノミック・ステイトクラフトの時代 エコノミック・ステイトクラフトとは「経済をテコに地政学的国益を追究する手段」。貿易政策、投資政策、経済制裁、サイバー、経済援助、財政・金融政策、エネルギー政策の7分野で構成されます。日本ではあまり関心が寄せられてはいませんが、2019年8月に米国において国防権限法が大きく改定された問題意識には、中国が巧妙に展開しているエコノミック・ステイトクラフトへの危機感の高まりがあります。 米国はAIや自動運転技術などのハイテク技術の中国への流出を最小化し、中国の成長スピードを遅らせることこそが国家安全保障政策の要と位置付け、同盟国の企業の意識改革まで念頭に置いた制度設計を検討していることを明らかにしたのです。防衛産業に関係ないからといってのんびり構えてはいられない時代になったのです。 ●日本企業のリスクシナリオも明示 経済環境が大きく変わることになったにもかかわらず、日本政府ならびに日本企業の危機感は弱いままです。米国ならびに米国の同盟国と円滑に経済関係を維持していくためには、国防権限法という規制の網に準じた経営体制を構築することが愁眉の急となっています。 筆者はルール形成戦略という切り口から企業経営、国家戦略にアドバイスを行ってきた研究者。米国当局への取材も丹念に行っており、経済学者も政治学者も押さえていない分野の権威。国防権限法のインパクトは日本ではきちんと理解されておらず、本書はその全貌と日本の戦略を明示した初の書籍となります
  • 世界市場で勝つルールメイキング戦略 技術で勝る日本企業がなぜ負けるのか
    3.5
    いまグローバル市場で成功している企業は「ルール」を武器にしている。欧米企業が「技術開発」「マーケティング」とならんで重視する「ルールメイキング戦略」とは何か?最新の事例とノウハウを紹介する。
  • 水素と電池 世界はこれでリードだ!
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    1巻220円 (税込)
    水素と蓄電池は、日本が世界リードできる数少ない産業だ。次世代技術に向けて新化する余地も大きい。  このレポートでは、燃料電池車の日独キーマンであるトヨタ自動車とダイムラーの開発担当者に取材するとともに、車の次と期待される水素フォークリスト、水素蓄電の技術。アップルが狙う電気自動車参入のシナリオ。車載向けで2兆円に拡大する電池市場。成長が期待される関連72銘柄リストなど、水素と電池にまつわる成長と将来性を徹底分析しています。  電池についても素朴な疑問Q&Aもついてます。最近の電池の凄さ、知ってますか?  本書は週刊エコノミスト2015年3月31日号で掲載された特集「水素と電池 世界はこれでリードだ!」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次 はじめに 水素と電池 世界はこれでリードだ! ・クルマの次を探し始めた水素 車載と大型化で進化する電池 ・日独キーマンインタビュー   トヨタ 田中義和   ダイムラー クリスチャン・モーディック ・燃料電池車の次は?   水素フォークリフト ウォルマートが大量導入   水素蓄電 “捨電”を生かす水素パワー ・ルポ 水素ステーションに行ってきた ・厳選! 水素・燃料電池関連株37 ・クルマ業界に衝撃!! アップルが狙う電気自動車参入 ・電池で稼ぐニッポン 車載で2兆円に拡大する市場 ・次世代電池最前線を聞く 伊藤順司 ・厳選! 蓄電池関連株35 ・今さら聞けない電池の素朴なギモンQ&A ・「電池大国」韓国 世界一になったLGとサムスン

ユーザーレビュー

  • 世界市場で勝つルールメイキング戦略 技術で勝る日本企業がなぜ負けるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日常の自分の働き方を根本から考え直さねばとハッとさせてくれた書籍。
    日本企業が国際社会におけるプレゼンスを落としている理由について理解できた。
    「ルールは政府が作るものであり、受け身でしかない」日本企業と、企業自らが政治家、政府と連携しながら自らルールメイクをしていく欧米企業とで、根本的な思考が異なっている。
    決められた目標やルールの中で目の前の課題に一歩ずつ取り組むことに強みを持つ日本人ではこれから勝てず、望ましい未来を描きそこからどう社会を変える必要があるか、そのために何ができるかを考えて行動していかないといけない。

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    2021年04月05日
  • エコノミック・ステイトクラフト 経済安全保障の戦い

    Posted by ブクログ

    日本政府、そして日本企業で働く私たちにとっても、2020年に出版された本の中でも最も重要な1冊なのではないか。

    経済ツールを活用して地政学的国益を追求する手段とされるエコノミックステイトクラフト、そして株価や為替操作による経済活動の混乱、国内法の国際展開、政府首脳陣のスキャンダルによる信頼の失墜、身の回りの製品を武器に変えさせる戦争行為を志向する「超限戦」という非軍事の戦争行動コンセプトによって、今後想定される戦争形態が根本的に別のものとなっている今、安全保障の形も変化を余儀なくされている。

    そうしたグローバルな安全保障環境の変化、そして今後起こりうる市場環境の変化に対して、ルール形成やそ

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    2021年01月13日
  • エコノミック・ステイトクラフト 経済安全保障の戦い

    Posted by ブクログ

    この本を読み始めて、大前提として「米中冷戦は2018年から始まっている」という認識に変わった。どこまで自分はお花畑な頭をしていたのか。。

    以下学び
    ・安全保障における考え方の原則は「国防は経済に優先する」。合理で動く企業にとっては売上減など不利に働くことも多いが、かつての軍(国政)→民というテクノロジーの流れが逆転している中では、法規制の成立に先んじてルール作りに踏み出す必要がある。
    ・米国としては最低でも20年間というスパンで中国との覇権争いに突入したとの認識。ビジネスにおける時間軸とはズレがある。
    ・中国の一帯一路政策の根幹、AIIBに代表されるようにインフラを抑えることは国際関係・地政

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    2020年08月15日
  • エコノミック・ステイトクラフト 経済安全保障の戦い

    Posted by ブクログ

    新規政策分野である経済安全保障。経済と安全保障(含むインテリジェンス)とは相互排他的とは言わないが、これまで別々のものとして少なくとも日本では捉えられ、政府内も官民もそれぞれのアクターは噛み合って無かった。

    情報通信技術の飛躍的発展と米中対立の煽りを受けて、物理的分野から経済的分野に競争の主戦場が移ってきた。

    本書では、経緯、技術、枠組み、産業、提言など幅広く経済安全保障について扱う。入門用啓蒙書として良いのではないか。カバレッジが広すぎて個々の議論が薄くなっている点は仕方無い。

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    2022年01月16日
  • エコノミック・ステイトクラフト 経済安全保障の戦い

    Posted by ブクログ

    政策立案者には7章までが参考になり、経営者には8章以降が参考になるという、官民双方の視点を一定程度取り入れた良書。

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    2021年07月06日

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