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マンガ大戦争 1945-1980
マンガが熱かった時代を、圧倒的なデータで再現!――全創刊誌を解析、初公開の秘話で「あのマンガの裏話」も分かる! 1947年『新寶島』(酒井七馬・手塚治虫)刊行。 1959年「マガジン」「サンデー」同日創刊。 1962年『おそ松くん』(赤塚不二夫)に「シェー!」登場。 1965年『W3』(手塚治虫)、「マガジン」から「サンデー」に移籍。 1968年「ジャンプ」創刊号に『ハレンチ学園』(永井豪)掲載。 1977年「チャンピオン」部数200万部へ――。 ●内記稔夫氏(現代マンガ図書館館長)推薦! 「本書は、戦後の少年雑誌黎明期から青年ヤング誌の創刊が盛んになった80年代あたりまでの、いわゆるマンガ誌の興亡とライバル誌同士の熾烈な攻防戦を克明に暴いているあたりが面白く読める。特に創刊時や転換期の掲載作品を細かく分析し、既存のマンガ資料の間違いも正すなど正確を期している点や、マンガのメディア展開にも触れていて、マンガ研究の参考資料としても大いに役立つ教科書と言っても好い、幸森軍也氏の労作である」 【著者略歴】 幸森軍也(こうもりいくや) 作家、株式会社ダイナミックプロダクション出版企画部部長。 1961年兵庫県生まれ。関西大学商学部卒業。 1989年株式会社ダイナミックプロダクションに入社。1992年『げんまん』(野性時代/角川書店)で作家デビュー。数多くのコミック著作権関連訴訟の陣頭に立つ。現在、専修大学文学部で日本文化研究の講座を担当。 著書に『そして、またひとり…』『あなたの待つ場所』(角川書店)、『パソコンOL養成講座』(扶桑社)、『ゼウス』(徳間書店)、『日語読本試行版 好朋友』1~5(大連教育学院)ほか。 日本マンガ学会、著作権法学会会員。 -
マンガ 誰にもわかる 人間アインシュタインと相対性理論
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「相対性理論」という言葉は聞いたことがあっても、実は何だかよくわからない。「アインシュタイン」の名前は知っていても、実はどんな人かよく知らない。しかし、彼の人生には、凡人が生きるうえでのヒントがたくさんかくされ、相対性理論は来たるべき宇宙時代に、少しは知っておきたい重要な理論なのだ! 就職に悩み、妻には愛想をつかされる。難解な理論は好奇心に満ち、人間味あふれる青年だからこそ生み出せたのだ! 知っておきたい人気の大科学者の素顔!! 「天才中の天才」の人間的魅力と「宇宙のしくみ」がよくわかる! マンガならではのわかりやすさで、大天才の魅力と難解な理論をやさしく解説。 -
マンガ「ちゃんこ」入門
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 健康・栄養食35のレシピ。ダイエット効果バツグン! 鍋にぎゅっと閉じ込められたうまみと食の知恵を漫画で知る。――「ちゃんこ」は栄養バランス満点のすばらしい「食」メニュー! 力士の持つ食の知恵が、ちゃんこ鍋の中にはぎっしり詰まっているのだ。それぞれの部屋に受け継がれているちゃんこレシピ33に、近年どんどん勢力を増しているモンゴル、ヨーロッパ勢の独創的な「ちゃんこ風ちゃんこ」も紹介。元力士の相撲漫画家が描く心温まるちゃんこの世界に、思わず引き込まれることまちがいなし! ※本作品は2003年12月、ベースボール・マガジン社より刊行された『琴剣の「ちゃんこ道場」』を文庫収録にあたり加筆、再編集したものです。 -
マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆漢字の熟語も同音異義語がたくさん 254項目の漢字二字熟語を収録 「哀感」と「哀歓」、「改訂」と「改定」、「解答」と「回答」など、漢字の熟語には、同音異義語がたくさんあります。 他にも、「精巧・精工」「観賞・鑑賞」「感心 ・関心・歓心・寒心」「機械・器械」「気管・器官」「既成 ・既製」「脅威・驚異」「競走・競争」など、使い方に困る漢字熟語が数多くあります。 ◆漢字熟語を使い分けられますか? 作文でも企画書でも、単漢字同様に、漢字の熟語も変換の際に悩んだり、間違えて使ってしまうことがよくあります。改めて問われてみると、正しく使えるかどうか、自信のない人が多いことでしょう。用例と適切な解説で理解促進。 ◆マンガで楽しく漢字を覚え、表現の幅を広げる そこで、漢字熟語の使い方をマンガで表現して、ひと目で理解し、忘れにくいようにします。漢字熟語の違いを知って使いこなせるようになると、漢字が楽しくなり、表現の幅が広がります。記憶の定着にもつながります。 ◆人気サイトが1冊に 月間300万PVで検索される「二字熟語の百科事典」の作者が、漢字熟語を厳選、解説。わかりやすくコンパクトにまとまりました。 -
満州裏史 甘粕正彦と岸信介が背負ったもの
激動の時代、日本人が満州に託した新興国家建設という夢。汚れ役の甘粕とエリート官僚の岸は、脆弱な国家経済を磐石にするためにいったい何をしたのか? 国際社会の欲望うずまく大地で運命的に交錯した二人の男の人生を丹念にたどり、知られざるもう一つの昭和史を描き出す、渾身のノンフィクション。 -
満鉄中央試験所 大陸に夢を賭けた男たち
新中国建設の推進力となった技術の源を追う自由闊達な精神に憧れて満鉄中央試験所に参集した技術者たちは、戦時中、敗戦の混乱期、戦後をどう生きたのか。彼らのロマンと技術は今日まで生きつづけている!――満州の地に”技術の芽”を植えつけた男たち。終戦時に「知的蓄積」を守り通し、新中国建設に協力した丸沢常哉所長を中心とする技術集団。歴史の中に埋没した彼らの痕跡を追う書下ろしノンフィクション! -
マンハッタン母学生
主婦学生が繰りひろげるニューヨーク大学「留学奮戦記」。夫と娘を日本に残し、勇躍単身でマンハッタンにのりこみ、演劇やミュージカルやパフォーマンス論の勉強に挑んだママさん学生。彼女の熱気はすごいばかり。アメリカの母学生事情やブロードウェイの実態など、みずからの体験や観察を織りこみながら、爽やかに描くアメリカ・レポート。 -
視えない線を歩く
2011年3月11日。あの日から続く非常事態を人々はどう生きたか。何を考えたか。 論争の中で塗りつぶされていく多様性、忘却されていく過去を、ていねいに見つめ直す。 第1回PEPジャーナリズム大賞受賞のノンフィクションライターが綴る傑作。 第1章 先取りされた「緊急事態」の記録 第2章 人に会いに行く 第3章 理解、その先へ 第4章 トモヤの10年 第5章 何も知らない 終章 家族の時間 -
ミスター・オリンピックと呼ばれた男 田畑政治
大河ドラマでも話題を呼ぶ 「ミスター・オリンピック」のエネルギッシュな一生を綴る! 【本書より】 最終ランナーには1945(昭和20)年8月6日、原爆が投下された日に広島県内で生まれた早稲田大学の陸上競技選手・坂井義則が選ばれた。 このときも会議は紛糾した。 「原爆投下の日に広島で生まれた若者では……アメリカが悪い感情を持つのではないか」という意見が多かったのだ。 田畑は強い口調で言った。 「われわれが憎むのはアメリカではなく、原爆そのものです。アメリカでもソ連(ロシア)でも中国でも、原爆はやめてもらいたい。アメリカにおもねるために原爆に対する憎しみを口に出せない者は、世界平和に背をむける卑怯者だ!」 ◎大河ドラマの主人公は、こんなにスゴイ男だった! 怒るときは本気で怒る! 正しいと思ったことは徹底的にやる! 新聞記者、水泳指導者として活躍し、「1964東京オリンピック」組織委員会を設立。あらゆることを軌道に乗せたにもかかわらず、なぜかクビになってしまった不運な男。それでもオリンピックが大好きでたまらない! この、せっかちで負けず嫌いな“がんこおやじ”田畑政治がいなければ、東京オリンピックの成功はなかったかもしれない。 ◎田畑 政治(1898~1984)は、新聞記者、水泳指導者として長きに渡り日本水泳連盟会長を務め、1964年東京オリンピックの招致活動におけるキーマンの一人。 水泳選手を志したものの、病気により断念、指導者へ転身します。 参加できなかったロンドン五輪と同日に、日本選手権の決勝を開催して記録で圧倒する有名なエピソードも、田畑のアイディアによるもの。 東京五輪開催に向けて、日系米人のフレッド・ワダらの協力を得て、東京五輪招致に奔走。 開催決定後も、聖火ランナーに若者たちを起用したり、東南アジアへの聖火リレーなど、「平和」のためのオリンピックという理念を守り、後世に語り継がれる大会にした功績は多大です。 -
水玉大全集
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生の新学期に、心にひびく副読本。世知がらい都会生活に疲れて、久しぶりにボーッとしたい君に贈る、ほのぼの・しみじみ画文集――蛍光灯は嫌い、万年筆の選び方、醜いトレーニング・ウェア、帰京・上京のあの気持ち、傘の正しい指し方、そうめんの恍惚、セーターはクルーネック……。久しぶりに青春したい方、青春真っ盛りの君、その中間でうろついているアナタ、水玉ワールドで、痛んだハートを癒しませんか? 四季薫る懐かし味の、ほのぼの東京画文集。 -
三谷幸喜 創作を語る
「古畑任三郎」から「清須会議」まで。ドラマ・映画・舞台で次々にヒット作を手掛ける希代のクリエーターが、制作の舞台裏を語り尽くす。 「新しいこと」「おもしろいこと」ばかり考える希代のクリエーターが語る、発想の原点とは! 完全保存版の貴重な1冊── ●『12人の優しい日本人』脚本や演出の原点は”ひとり遊び”。●『古畑任三郎』刑事コロンボの、形じゃなくて精神を真似たかった。●『王様のレストラン』無理難題を受け入れながらも、いいものを創りたい。●『新選組!』天下を取った人間は絶対に書きたくない。●『2000年代からの芝居について』天才の近くにいる人間を書きたい。●『THE 有頂天ホテル』日本中の人が楽しめる映画を創ろうと思うようになった。●『清須会議』時代ものも好きだから映画で1回やりたかった。 -
美智子さま あの日 あのとき
平成も残すところわずか。あらためて美智子さまの凛とした表情、上品なたたずまい、華やかな着こなしが注目されています。講談社所蔵の3万点以上の写真の中から、1960年代~1970年の若き日の美智子さまの選びに選び抜いた写真152点を掲載。何年たっても多くの女性にとって憧れの存在。素敵な着こなしだけでなく、温かい家庭や思いやり溢れる夫婦のお姿は写真を通して伝わります。オールカラー。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
美智子さま いのちの旅 ―未来へ―
ご成婚から出産、皇室の旧弊との戦い、苦悩、そして生前退位――60年にわたり美智子さまと共に時代を過ごし、皇室に関して多数の著作を世に出し続けたジャーナリスト・渡邉みどりさんの集大成となる作品です。 国民の希望であり続けるお后に学ぶ「人生最後の大仕事」終い方と次代へのメッセージとは。 美智子さまと元側近侍従と著者のマル秘のエピソードも紹介し、若き日の美智子さまの写真も多数掲載しています。 30年に渡る、上皇さまと美智子さまの「終い方」に向けたあゆみをまとめました。昭和天皇崩御と葬儀、即位といった一連の儀式のためにかかる莫大な経費と国民の自粛による経済への大きな影響に驚いた上皇陛下と美智子さまは、「終い方」に向けての取り組みを始めました。家族会議を開き、国会を動かして法改正し、墓陵のかたちを決め、上皇さまの生前退位を実現。そして今、「美智子さまのメッセージ」には私たちが学ぶことがたくさんあります。 著者は、日本テレビ放送網のプロデューサーとして美智子さまのご成婚パレードを取材し、昭和天皇の大喪の礼では総責任者として陣頭指揮をとった皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんです。 -
美智子さまから雅子さまへ 三部作
外交官だった小和田雅子さんは、皇太子・浩宮さまに見初められて皇室に入った。皇室に入るまでの苦悩と、皇太子の熱心な求愛、そしてご成婚のインサイドを皇室の第一人者が描く。 * * 2019年5月、今上天皇は上皇、美智子さまは上皇后となります。御代が替わり令和と元号が変わって、浩宮さまと雅子さまは新しい天皇陛下と皇后陛下になり、皇室の新時代を迎えます。 著者の渡邉みどり氏は、昭和天皇の時代から美智子さまを中心に皇室報道に関わってきました。美智子さま、そして雅子さまに関する著書もこれまで多数刊行し、今回の「美智子さまから雅子さまへ」三部作は、その集大成となるものです。 今回の代替わりに際して、渡邉氏は、テレビ(スーパーJチャンネルなど)や雑誌にコメンテーターとして登場しています。渡邉氏が、皇室ジャーナリストの第一人者であるからです。 この『三部作1 美智子さまから雅子さまへ 美智子さまの想いが雅子さまへ 雅子妃誕生』は、以前紙で出版された『美智子皇后と雅子妃 新たなる旅立ち』に若干の加筆修正を加えました。雅子さまの生い立ちや皇太子さまとのご成婚までの軌跡が、余すことなく盛り込まれています。 いまの天皇家の歴史、実情、課題を知るには、必読の一冊です。 * *(渡邉みどり氏は今回、渡邉氏自身が大物政治家の婚外子だったことや皇室ジャーナリストになるまでを綴った『かくし親 「日本一美智子さまを知る」皇室ジャーナリストは大物政治家の「かくし子」だった!』をプリントオンデマンド版と電子書籍で刊行している) -
密航列島
新宿の中国人抗争激化! ウラ世界の闇を抉る! 命がけで不法入国する密航者たちの真の目的とは? ――命と引き換えにしてまで、次々と日本へ流れ込む、密航者「東京チャイニーズ」。彼らの真の目的とは? 祖国の村おこし、巨大ビジネスとして……。刻々と変化する密航事情を、福建、香港、そして新宿・裏歌舞伎町の隅々まで徹底追跡し、闇に潜む蛇頭と不法滞在者たちの真実の姿を解明する、迫力ドキュメント。 -
ミッドウェー戦記 上下合本版
ミッドウェー戦記 上下合本版 『ミッドウェー戦記(上)』『ミッドウェー戦記(下)』収録。 当時、日本海軍機動部隊は世界最強の実力を誇っていた。太平洋戦線における稼働隻数、戦闘機の性能、搭乗員の伎倆と多くの点で米軍を凌ぎ、米国側も「勝ち目なし」と悲壮な覚悟を固めていたほどだった。にもかかわらず、なぜ日本は敗れたのか? 今となっては貴重な、将兵たちへの直接取材をもとに著す傑作戦記。 -
MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY
目的なんて後付けでいい。 ただ胸が躍って、気づけばここまできていた。 降り立ったのはネパール、挑んだのは「世界一美しい谷」。 俳優・仲野太賀を被写体に、写真家・阿部裕介が撮り、TVディレクター・上出遼平が綴る! 見て、読んで追体験するクレイジーなトラベル・レコード、ここに爆誕!! 「ミッドナイト・ピッツァ・クラブ(MPC)」――真冬のニューヨークで天啓がごとく授かった名に導かれるようにして旅立った3人。ネパールはランタン谷を歩く一週間がはじまった。カトマンズを爆走する四輪駆動車、激痛を生む毒の葉、標高2440mにあるホットシャワー、地震で一度壊滅した村で韻を踏み続ける青年、ヒマラヤの甘露「アップルモモ」、回転するマニ車、見え隠れする陰謀の影(!?)数々の危機を乗り越え、出会いと別れを繰り返した先、3人を待ち受けていた光景とは――? これは、食って歩いて歌って寝て、泣いて笑って怒り狂う男たちの、汗と泥と愛にまみれた旅物語。 -
ミニシミテ
世界的ダンサーの田中泯さん。俳優としても初出演で代表作になった山田洋次監督の映画『たそがれ清兵衛』から、アカデミー賞ノミネート作品ヴィム・ヴェンダース監督の映画『PERFECT DAYS』まで、名バイプレーヤーとして存在感を示しています。 10年以上にわたって綴られたエッセイ(山梨日日新聞)は、ときに歯に衣着せず痛快、初めて明かされる脱皮のきっかけとなった出会いや、常識への疑問、農作業にいそしむわけ、日々の喜怒哀楽。そして、世界各地で行われた場踊りで生まれたエピソードは、きっと読み手の身にも沁み入ることでしょう。 さまざまな人々──監督の山田洋次、ヴィム・ヴェンダース、犬童一心、世界の知性、ロジェ・カイヨワ、大江健三郎、心通わせた坂本龍一、樹木希林、中上健次、京都西陣の大店の主人、名杜氏、芸人、山梨で農業を営む人々、そして師匠土方巽──との出会い。 さまざまな土地の記憶とともに──パリで、ニューヨークで、プラハで、冷戦下のソ連で、福島浪江町で、奄美大島で──オドる。 世界も将来も視界不良のなか、社会の空気に飲み込まれず、自分らしく生きたい人にとって、多くのヒントが得られるでしょう。 嬉しいときは嬉しがり、怒りや悲しみを生きるエネルギーに変える言葉が見つかります。 〈目次抜粋〉 第一章 カラダの言葉 世間体はどうする/怪少年/動作に現れる心を読む/監視カメラがとらえた不審な動き?/北斎に成る/年相応というのが分からない 第二章 脱皮 十代後半、八十円ハウスに居た/蒸発衝動/父は何故、死体を見せたのか/五十七歳の脱皮/口説かれてみるものだ/感覚が言葉に優っている人/人生に飽きたら稽古をしよう 第三章 名付けようのないオドリ 空気・空間を変えるオドリ/僕は地を這う前衛である/プラハ、檻の中で裸を晒す/サンタ・クルス、檀一雄と高倉健/モスクワ、抵抗する者達の記憶 第四章 因縁 常識破りという伝統を身につけた京都人/性格・業・運命、クソ!/熊楠との縁、憧れの宇宙線/骨が土に還る日まで/白州の風景に重なる面影 第五章 農の暮らし ミニシミテ/野の生命と一緒にいること/悪夢は見るまえに見ておくべし/田中B吉、失踪の謎に迫る/大事にしている言葉 第六章 利己的な好奇心 何度でも立ち止まるぞ/明日は何して遊ぼうか?/単細胞だった命に遡れば/「何故」や「不思議」が無い世界 第七章 人間なのだ 「気」になる/人間の業を見つけた/「種のルール」は無いのか/二〇二一年、坂本龍一「TIME」/戦後は終わらないよ、若者よ/見せしめの刑 第八章 オドリの言葉 言葉が生まれる前のオドリ/僕のカラダで彼らがオドる/唯一無二の人として生まれる -
〈身〉の構造 身体論を超えて
前著『精神としての身体』で、心身二元論では我々が具体的に生きている身体のダイナミックスは捉えられないとした著者は、本書では、皮膚の内にとざされた身体という固定観念を取り払い、身体を超えた錯綜体としての〈身〉を追究。さらに、空間が均質化して「身体は宇宙を内蔵する」という身体と宇宙との幸福な入れ子構造が解体している今日、我々にとってどのようなコスモロジーが可能かを問う。 -
「ミヤネ屋」の秘密 大阪発の報道番組が全国人気になった理由
「残り30秒」が突然「残り10分」に。状況次第では、事前に用意されたVTRはもちろん、出演者さえ飛んでいく。宮根誠司の当意即妙の司会ぶりにときには振り回されながらも必死でついていくレギュラー陣とスタッフたち。大阪発のローカルから全国へ。東京に比べ、はるかに少ない予算と人員の中、創意工夫で人気番組へと成長した秘密を番組登場の解説委員が明らかにする。 -
宮本武蔵は、なぜ強かったのか? 『五輪書』に隠された究極の奥義「水」
吉川英治も司馬遼太郎も到達できなかった、画期的な「宮本武蔵」論! 本人が残した『五輪書』を手がかりに、武蔵の構え方、身のこなし、実戦におけるセオリーを再構築する。武蔵はどのように太刀を、そして自らの身体を使っていたのか? 「身体を水に」「実戦の場では穏やかな表情で」「よい姿勢をとってはダメ」「巌流島は武蔵にとって"最悪の勝負"だった」など驚きのトピックが満載。本書を読めば武蔵の実像が見えてくる。 -
未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI
限りある資源のため――環境への配慮のため――後世に美しい地球を手渡すため――ガソリンで走り、二酸化炭素を排出する自動車ではなく、水素から発電して走る燃料電池自動車の本格的な市販に向けて、情熱を注いだ人たちがいます。日本の技術の素晴らしさと、登場人物達の熱いハートにワクワクしながら、働くとはどういうことかを考えさせられる、ドキュメント小説です。 -
水納島再訪
離島と沖縄。埋もれていた近現代史が見えてくる4泊5日の旅の記録。 沖縄のやんばるにある「クロワッサン・アイランド」と呼ばれる小さな島・水納島。開拓、戦争、産業、海洋博、そして現在……。再訪を重ねてきた気鋭のライターが綴る、エッセイ・ノンフィクション。 目次 1 夕日 2 庭先 3 井戸 4 桟橋 5 校舎 6 灯台 -
みんな昔はこどもだった
最初の一歩が、しばしば最後の一歩になった――柳田国男、澁澤龍彦、池波正太郎、向田邦子、野坂昭如、手塚治虫……幸い誰もが自分をたしかめるようにして、子供時代の記録を残している。時代相とともに、その人のすべてがそこに凝縮されている。個性的な仕事をなした、15人のこども時代 -
無機的な恋人たち
あの『聖なるズー』の著者が、ふたたびタブーに挑む 「人は無機物と愛し合えるか?」 2019年、人間と動物の性愛を描く『聖なるズー』で鮮烈なデビューを果たしたノンフィクションライター・濱野ちひろ。 待望の書き下ろしノンフィクションとなる今作のテーマは、「人と無機物のセックス」。 人は「人以外」と愛し合うことはできるのか? セックスロボットが普及すると人々のセックス観はどう変わるのか? AIに恋をする人々が出てきている今だからこそ、 「無機物とのセックス」を通して、近未来社会の「性と愛」を予見する。 【本書の内容】 第一章 シンテティックな愛は永遠に シンテティクス(合成物質)でできた無機的な妻・シドレと暮らすデイブキャット。 この界隈では世界的に有名な夫婦である「二人」に、 著者は「参与観察(生活をともにして観察・記録する手法)」を試みる。 第二章 裏切りと喪失の経験 妻の不倫によって離婚したジムは、等身大人形のアンナを見つめながら言う。 「アンナは嘘をつかないし、秘密を持たない。唯一無二のパートナーなんだ」 裏切らないことーーそれが等身大人形に求められる最大の美点なのだろうか? 第三章 フェティシストと夫 「僕にとってドールは芸術品なんだよ。関係性はない」と語るジョゼフ。 「僕がショップから救い出したあの日から、ナタリーは幸せなんだ」と語るロジャー。 ドールフェティシストとドールの夫。二人との会話から見えてきた「愛の輪郭」とは。 第四章 ミクの夫として生きる 普段は公務員として働く近藤顕彦にとって、初音ミクは「イジメのどん底から救ってくれた」存在だった。 「我が家のミクさん」との生活を通して社会に波紋を投げかける近藤には、ある信念があった。 第五章 身体を探して カリフォルニア州サンフランシスコで出会ったミア。 男性から女性になろうとしている最中の、トランスジェンダー女性だった。 彼女はなぜドールを必要とするのか。 第六章 秘密の実験 「絶対に秘密なんだけど」と、デイブキャットは私に言った。 「新しいドールをもう一体買おうと思っているんだ。セックス専用のドールを」 第七章 中国と日本のラブドールメーカー 中国ジーレックス社と日本のオリエント工業。 経営理念が異なる2社の「製造現場」から見えてきたものは…。 第八章 無機物の死 東大阪にある「人間ラブドール製造所」。 そこでは日々、ラブドールの「生と死」が繰り広げられている。 運営する新レイヤへの参与観察。 -
麦とロッキード
自然保護だけで、自然は守れるのか? 進歩のための開発が、自然を破壊してはいないだろうか? 豊かなみのりである小麦など食糧が、国際金融資本支配の戦略物資に悪用されてはいないだろうか? 種々な環境破壊や公害の原因から、隠された国際政治との関係にまで説きおよぶ、人間回復のための熱き想い。伐採される緑の山々、減反で荒らされる農地、危険な原発……ふるさとへの思いと自然破壊者への怒りを込めた、渾身の評論集。 -
「無言館」ものがたり
信州の丘の上にたつ小さな美術館「無言館」。太平洋戦争で亡くなった画学生たちの作品や遺品を展示している小さな小さな、美術館です。このいっぷう変わった美術館を作るために、遺族を探しあて、全国を旅して遺品を集め、金策にも走りまわった窪島誠一郎さんが、熱い思いを秘め、やさしく語りかける感動のノンフィクション。 -
ムッソリーニの処刑 イタリア・パルティザン秘史
敗色濃いミラノを離れ、スイスへの脱出を図るムッソリーニと愛人。執拗に追うイタリア・パルティザン。1945年4月27日、必死の逃避行もむなしく、ついに国境に近いドンゴで捕らわれる。翌日に処刑。そこには手に汗を握る執念のドラマがあった。ファシストを自ら断罪したイタリアの真実を明かす。 -
村が消えた 本田靖春全作品集
国家の意思に振り回された青森県六ヶ所村の人々の戦後27年間を描いたルポルタージュ。「陸の孤島」と言われていたこの地域に、戦後まもなく住み着いたのは満州などからの、引揚者や復員軍人だった。「出稼ぎ率」約50%の寒村、だがようやく得た生活の場である。ところが1969年、国主導のコンビナート建設計画が持ち上がる。人々が苦労して開拓した土地は、開発の名の下に取り上げられたのである。そして村は消えた・・。【解説:後藤正治】 -
名医ジャスティン 奇跡を起こすセラピードッグ
「一生動かない」と診断された左手が動いた! 言葉を失ったはずのお年寄りがしゃべった! 要介護となったお年寄りにこんな奇跡のような回復をもたらしたのは、1匹の柴犬だった。最初は「ぶるぶる犬」と呼ばれていたのに、のちに「名医」となったセラピードッグ「ジャスティン」。そしてその仲間の犬たちの介護現場での活躍をつづった、涙と感動のノンフィクション。 -
明治女が教えてくれたプライドのある生き方
大河ドラマのヒロイン新島八重をはじめ、10人の明治女のしなやかでプライドをもった生き方。「鹿鳴館の花」といわれた初代帰国子女の大山捨松、現パナソニックグループ創業者松下幸之助の妻むめの、浅草生まれの明治女で名脇役女優沢村貞子ほか。逆境のなかでの振る舞いや聡明な選択、桜梅桃李に自分のよさを発揮できるしなやかさ……、私たちはここから、どんなときでも、凛として美しく生きるヒントを得られるはずです。 -
明治二十一年六月三日 鴎外「ベルリン写真」の謎を解く
ここに一枚の集合写真があります。明治21年(1888)6月3日、ベルリンのフリードリッヒ写真館にて撮られたもの。陸軍省医務局長の石黒忠悳が欧州視察の途次、ドイツに立ち寄ったのを機にしての記念撮影でした。写っているのは森鴎外を含む19人、そのほとんどが日本人医学留学生です。彼らはその後、帰国してそれぞれの分野で大きな業績を挙げますが、全員が一堂に会することは二度とありませんでした。その意味でこの写真は近代日本医学史上の「奇跡の一瞬」をとらえたものと言えましょう。しかし、驚くべきことに、ここに写っているのがいかなる者たちだったのか、最近までほとんどわかっていなかったのです。本書は、この一枚の写真に写っているそれぞれの男たちとその周辺、鴎外との関係を追い、近代日本医学のあけぼのを描きます。 -
明治を創った人々 乱世型リーダーのすすめ
開国か攘夷か? 佐幕か尊王か? 天皇も将軍も草莽の臣も、すべてが国の運命を考え、火のように燃えた――。幕末から明治維新へと歴史が急転回し、坂本龍馬、高杉晋作、勝海舟、岩倉具視、西郷隆盛、大久保利通ら英傑がひしめき合った時代を、いきいきと描き上げ、新鮮な史眼で夜明けの群像たちを捉え直す。直木賞候補にもなり、人気番組の司会を15年も務めた著者が描く、リーダーの条件。 -
名スカウトはなぜ死んだか
豪速球投手・新垣渚の入団交渉のさなか突然自殺したオリックス編成部長・三輪田勝利。イチローを発掘した男は「裏金1億円」に悩んでいた……。早大野球部同期の親友が「誠実無私の人柄、波乱の野球人生」を綴った鎮魂の書。 目の前には東シナ海に続く那覇港が広がっている。眼下に遺体が発見された1階のひさしがある。 「ケン、ここだったのか」 私たちが“ケン”と親しみを込めて呼んだ三輪田勝利が逝って、もう4年。心よりの哀悼の意を込めて霊前に捧げたい。 ●三輪田さんなくして、いまの僕はありえません……イチロー【シアトル・マリナーズ外野手】 -
名門高校ライバル物語
OB・OG必読! 伝統があるから名門なのではない。東大合格者が多いから名門なのではない。矜持と品性をいまに引き継ぐ。そんな学校に通った人たちは、幸せだ。月刊「現代」人気連載をまとめた保存版。 -
滅尽争のなかの戦士たち ―玉砕島パラオ・アンガウルー
奇跡的生還者が証言するアンガウル島の玉砕。唯一故国防衛のため、米軍の近代戦の前に勇猛果敢に闘い、そして玉砕していった若き戦士たち。この人間の「滅尽争」を、彼ら英霊の叫びを、代って報告する。 ◎三島由紀夫はこう評している。――近代戦のもっとも凄壮な様相が如実に描かれている点で、又、ただ僥倖としか思えない事情で生き永らえた証人によって、人間の「滅尽争」がはっきり描かれている点で、これは世界に比類のない本だということである。この本は実にありえないような偶然によって書かれたものであるから、これ以上の文学的贅沢などを求めるのは全く無意味である――と。 -
メディア・ウォーズ テレビ仕掛人たちの興亡
絢爛たる成功と、無残な敗北。野心家たちの覇権が渦巻く、テレビ・メディア。そのテレビを創った人々、テレビによって時代の制覇を図った人間たち。テレビの魅力、凄さを察知して、そのテレビを駆使してスーパースターにのし上がった男……。強烈な興味を抱かせるテレビ・メディア仕掛人列伝、その興亡の舞台裏。最前線に生きる男たちの、激しい欲望の対決! -
メディアの支配者
講談社ノンフィクション賞 新潮ドキュメント賞 ダブル受賞。メディアの帝王といわれたフジサンケイグループの議長・鹿内信隆。フジテレビを日本一のキイ局に育て上げ、息子の春雄を後継者にした後に引退を表明。鹿内家の支配は完璧に見えた。しかし、春雄の急死、それに伴う娘婿・宏明の議長就任――グループ内部は静かに揺れ始める。そしてクーデターが起きたのだ!(講談社文庫) -
メディアの支配者 上下合本版
講談社ノンフィクション賞 新潮ドキュメント賞 ダブル受賞。メディアの帝王といわれたフジサンケイグループの議長・鹿内信隆。フジテレビを日本一のキー局に育て上げ、息子の春雄を後継者にした後に引退を表明。鹿内家の支配は完璧に見えた。しかし、春雄の急死、それに伴う娘婿・宏明の議長就任――グループ内部は静かに揺れ始める。そしてクーデターが起きたのだ! -
メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故
【第34回 講談社ノンフィクション賞受賞】 読み始めたら止まらないノンストップ・ノンフィクションの傑作。日本を崩壊寸前に追い込んだ福島第一原発事故。首都圏壊滅、3000万人避難の未曾有の危機に際して、官邸、東京電力、経産省、金融界では、いったい何が起きていたのか? 『ヒルズ黙示録』で鮮烈デビューした著者が、菅直人、勝俣東京電力会長、経産省官僚らキーパーソン約200人を取材してわかった驚愕の新事実。(講談社文庫) -
もう一度、歩きだすために 大人の流儀11
累計220万部を突破した大ベストセラー「大人の流儀」シリーズの第11弾、『もう一度、歩きだすために』がいよいよ発売となります。 著者の伊集院静氏はくも膜下出血を患い、一時は生死の境を彷徨いました。 「もしこのまま目が覚めなかったら……」 そんな不安が頭をよぎり、眠れない夜を過ごすこともありました。 それでも、伊集院氏は帰ってきました。再び筆をとった氏が見たのは、コロナ禍に苦しみながらも、懸命に生きる人々の姿でした。 大切な人を失ったあなたへ、生きることに絶望してしまったあなたへ、そしてコロナ禍に苦しむすべての人へ。 「それでも人には、再び立ち上がる力がある」 二十歳で弟、三十五歳で妻・夏目雅子との死別を体験してきた作家は語りかけます。 伊集院氏の言葉がきっと、先行きの見えない世の中を歩んでいく際の道標になるはずです。 -
猛犬 忠犬 ただの犬
こよなく動物と自然を愛し続けた著者の自伝的小説。少年から青年へと成長していく過程でさまざまな犬との出会いと別れを綴った作品。……「動物文学」というカテゴリーを確立し、国民の支持を得た戸川幸夫の原点ともいうべき自伝的小説。もの心つく前から動物好きであったという著者が、さまざまな気質の犬と育った幼い頃から、運命的な犬との出会いをする旧制高校時代までを、愛情を持った動物への的確な観察眼で描き切る。それは犬への鎮魂歌であるとともに、おのれの成長の証であった。動物文学の第一人者が犬と語り続けた自伝的小説。 -
もう投げられへんって、ベェーや がん宣告と闘った野球少年の250日
突然、右腕に痛みが走った少年ピッチャー。忍びよる「骨の腫瘍」に、不安は次第に色濃く拡がる。治療・闘病に揺れる少年の心には、何が去来したのか? 治療法を求めて各地の病院を訪ねる両親、子どもに病名を告げた母の葛藤、はげます級友の熱き想いなど、迫真の取材で、13歳の生命を閉じた250日を描く感動的記録。 -
萌えの研究
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 疾走する体験ルポ!――「フロイト」「ウィトゲンシュタイン」「ノルウェイの森」「菊地秀行」「エヴァンゲリオン」「江戸春画」「家族への回帰」「ハーレム感」などのキーワードを使って「萌え」の本質に迫る。非オタクが覗いた、史上最強のオタク解読書。 ◎本書の内容(目次から) 古典的名著『ロードス島戦記』/幻のゲームを探せ!/天才・奈須きのこ/オタクの子はコタク/恐るべしドクロちゃん/オタクの世代間闘争/オタクと一般女性は付き合えるか/「究極の自己犠牲」=萌えなのか/オタクに盛った毒/父親不在の物語/父性回復への指向/美少女ゲームが萌えの中核/コスプレキャバクラへ出撃!/「鬼畜系」/語られたトラウマ/東大三浪のモテモテ男/いちごのパンツをはいた女子中学生/ウハウハモテモテ漫画の矛盾/記憶を探す旅/大泉、萌えはじめる/「至高の存在」アリスを目差して/『魔法少女リリカルなのは』/ポスト・ハーレムアニメ/オタクはロリがきついほど濃くなる/なぜ人形アニメが支持されるのか/地方発、UHFアニメの躍進 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
もしも魔法が使えたら 戦争孤児11人の記憶
もしも魔法が使えたら、お母さん、あなたに会いたい!戦争孤児12万3000人。東京で、山形で、神戸で、空襲により孤児となった11人の少年少女たちの生きるための戦い。【解説より】苦しみに耐える子どもの顔は、あまりにも優しい。この絵本の魅力は、残酷な現実にもかかわらず、生き抜く子どもたちの美しい表情との対立にある。野田正彰(ノンフィクション作家・精神科医) -
物語論
人間はなぜ物語を必要とするのか? 精神分析、政治、戦争、神話、歴史、そして昔話、小説、うた――。 物語は社会のいたるところにある。 平家物語などの「語り物」やアイヌのユカラとの対比、源氏物語の婚姻制度と母殺しの阿闍世コンプレックス……日本列島の物語を起源から、そして世界文学との比較から考える。 「もの」とはなにか。 「語り手」は誰なのか。 物語理論の金字塔となる、伝説の東大講義18講、待望の文庫化! 【目次】 I 物語理論の進入点 1講 ものがたり と ふること 2講 うたとは何か 3講 うたの詩学 4講 語り手を導きいれる II 物語理論の基底と拡大 5講 神話から歴史へ 6講 神話的思考 7講 語り物を聴く 8講 口承文学とは何か 9講 昔話の性格 10講 アイヌ語という言語の物語 III 物語理論の水面と移動 11講 物語人称 12講 作者の隠れ方 13講 談話からの物語の発生 14講 物語時称 15講 テクスト作りと現代語訳 IV 物語理論の思想像 16講 『源氏物語』と婚姻規制 17講 物語と精神分析 18講 構造主義のかなたへ -
物と心の履歴書
〈私〉と〈物〉とをつなぐ味のある生き方。眼鏡、自転車、カメラ、鞄、刃物……。さまざまな〈物〉を通して〈私〉の中への風変わりな旅を描く。〈物〉をキ-ワ-ドに自己の半生を描ききる珠玉のエッセイ集。 ●モノ(物)は店頭に並べられていたり、道端に捨てられていたりするときは、ただのモノにすぎない。だが、それを私がお金を出して購入したり、拾って持ち帰ったりしたとたんに、モノは「私のもの」になり、モノと私とは特別なつながりを持ちはじめる。 そのつながりは、ときに人間関係よりも濃いものになることがある。「私」が死んだあとまでも形見というかたちで続いたりもする。(「あとがき」より) -
MORAL 善悪と道徳の人類史
人間は、どのようにしてモラルを持つようになったのだろう? 助け合うよう生まれついているはずなのに、今や普遍的なモラルなど失われたかのようだ。だが、人類が共有するモラルは存在する。モラルの起源が理解できれば、モラルの未来も見えてくる。 生物学的、文化的に社会が進化していく過程でモラルはどのように形成されたのか――哲学の専門知識とさまざまな研究データをもとに解明。現在の私たちのあり方を決定づけた進化の歴史が明らかになる。 狩猟時代から現代に至るまで、人間のモラルの基本は「個人の利益<共同体の利益」である。脆弱なホモサピエンスが生き延びるには、それは最良の手段だったからだ。5万年の歴史を通して、社会的構造の変化とその後の経済発展により、モラルはさまざまな変容を遂げてきたが、基本は今なお変わらない。 人間の善と悪はどのようにつくられてきたか? 歴史の流れを軸に、哲学、経済、生物学的な分析をもとに「モラルの変遷」を説明。 かつてない不平等と分断の時代、他者に限りなく不寛容で、モラルに反するものを厳しく罰し、個人主義が浸透しすぎた時代、どのように新たなモラルをつくるべきか? 著者の結論は人間のモラルの基本に立ち戻ること。国・民族・宗教などを問わずに人類に共通する「個人の利益<共同体の利益」を新たなモラルにすべきだというものである -
森に訊け
地球規模で進む、恐るべき森林破壊の実態を明かす、迫真のルポ。日本各地の原生林、アマゾンのジャングル、ドイツの黒い森、マレーシアの熱帯雨林が、見る間に失われていく。自らの足と目で調査するにつれ、背筋が寒くなるような焦燥感に襲われる。ほんとに人類は何をしているのか? まず森に訊け! 野放図な伐採、酸性雨など、現場に立って、世界の環境問題を根底から問いなおす。 -
夜間飛行 ミステリについての独断と偏見
ミステリを通して人生を語る異色のエッセイ。ミステリの楽しみが数行の謎ときだけなんてモッタイない。名作の行間から垣間みえる芳醇な人生の味を洒脱に描く! ――名探偵が登場して、「事件」は解決する。だが、「人生」という厄介なナゾは、そうスッキリ割り切れるものじゃない。ミステリの行間から垣間見えるほろ苦い人生の味、そんなプラス・アルファの魅力を、名コラムニストが軽妙に、ときにセンチメンタルに語る、大人のためのミステリ論。好評「課外授業」の姉妹編。 -
野球エリート 野球選手の人生は13歳で決まる
「ドラフトで人生が決まる」と言われたのはもう昔話だ。才能のある野球選手はすでに中学時代からその名は全国に響き渡り、有力高校が争奪戦を繰り広げるなど、転機となる時期が低年齢化している。★選抜高校野球で優勝投手になった根尾昂はなぜ、進学先を大阪桐蔭高に決めたのか。★「怪物」は愛知に2人いる 東邦・石川昂弥と愛工大名電・稲生堅二 -
ヤクザと過激派が棲む街
かわぐちかいじ氏激賞! 「浅間山荘事件以後、新左翼過激派はどうなったのか、 何と山谷でヤクザと激突していた。 革命か抗争か、これは共に暴力を肯定したもの同士が 存在を懸けて渡り合った血の記録だ。 読まずにはいられない」 戦後復興にまい進する東京の片隅で、高度成長を支えた日雇い労働者たちが集まった山谷のドヤ街。一億総中流化社会からふるい落とされた、消したい過去を持つ無宿人たちがやけっぱちの賑わいに片時の安息を観抱いていたこの街は、およそ40年前、いまやともに絶滅危惧種となった「ヤクザ」と「過激派」の抗争による殺戮の場と化した。 なぜヤクザと過激派はこの街で全面衝突を余儀なくされたのか? 日雇い労働者たちのオアシスはなぜ衰退したのか? ヤクザに存在意義はあるのか? 左翼活動家に大義はあったのか? 繁栄から取り残された労働者たちと、時代から見捨てられた過激派、欲望に取り憑かれた暴力団、さらには警察権力を交えたヤケクソの暴力がほとばしる、戦後史に埋もれた「日本社会の歪」が激しく暴発するピカレスク・ノンフィクション! 序章 革命か抗争か 第一章 現場闘争 第二章 暴力手配師を撃て 第三章 ドヤ主と活動家 第四章 過激なる者たち 第五章 いいかげんな男 第六章 左翼・右翼・ヤクザ 第七章 金町戦 皇誠会登場 第八章 金町戦 互助組合の策謀 第九章 金町戦 撮影現場の悲劇 第十章 金町戦 襲い来る銃弾 第十一章 戦線離脱 第十二章 映画と民間権力 第十三章 山口組國粋会 第十四章 それぞれの戦後 終章 北帰 -
やくざと芸能界
渡辺プロ黄金時代の大スターたちの素顔や、芸能界とやくざとの生々しいかかわり、大物政治家やフィクサーまで、昭和の芸能裏面史を綴ったベストセラーが待望の文庫化!白洲次郎、花形敬、水原弘、盛田昭夫、勝新太郎、ザ・ピーナッツ、ハナ肇、いかりや長介、大原麗子、石原裕次郎、美空ひばり、松本治一郎、菅谷政雄、司忍、高倉健、田岡一雄、金丸信、ビートたけし、小泉純一郎、小泉進次郎……戦後の主役たちの実像がここに!! -
「ヤクザと抗争現場」 溝口敦の極私的取材帳
警察の「頂上作戦」に耐え、幾多の大抗争を乗り越えて、日本一の武闘組織に膨れ上がった山口組。その中核を担った歴代若頭の素顔とは? 空前の長期抗争となった「山一戦争」の最中、緊迫した最前線を訪ね歩き、肌で感じたヤクザの虚実とは? ……常に現場に立ち、山口組を始めとする生身のヤクザたちと接してきた著者だけが書き綴れたルポルタージュの数々。リアルタイムで記され、修羅場の匂いが立ち込めてきそうなその「取材帳」を、生々しいままに公開する。 -
約束の向こうに
4人の子どもを育てながら、40歳で難関の司法試験に合格した著者は、もともとごく普通の専業主婦でした。しかし、裁判官だった夫の病気、そして死をきっかけに司法試験を目指すことになります。それは、生前夫とかわした「受けてみないか? 司法試験を」という約束を守るためでした。夫の難病との二人三脚の闘い、後追い自殺の危機を乗り越えて、司法試験に合格した著者の生き様が、私たちにも生きる勇気を与えてくれます。
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