無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ようやく読み終わった。
この手の本にでは珍しい位に読むのに時間がかかった。平安時代の「桓武天皇と渡来人」から始まって、鎌倉時代の終わり「鎌倉幕府滅亡」まで、全部で34章、およそ400頁に及ぶ。お盆休みの間、じっくり本を読もうと思いつつ、結果的にこの本しか読めなかったのは大変残念。
本書は、「古代史紀行」に続く、日本通史の旅の第二弾として刊行された。訪れたところは、北は、奥州平泉から、西は九州は博多地方まで広く、特に京都と鎌倉が中心にはなる。考えれば、この訪問地が当時の日本と考えられていた地域とほぼ一致するのかな。
著者の得意な電車等の乗り物による水平移動と歴史の流れを辿る垂直的な移動との交わったところに紀行文の面白さがあるのだろう。
改めて章立てを見ると、400年も続いた平安時代よりも、150年ほどの鎌倉時代の方が多いことに気づく。あんまり京都の雅はお好みではないのかな。確かに事件と言って取り上げるべきものも少ないか。それと現代に残っているものもあまりないか。京都の歴史は応仁の乱以降と言った高名な学者さんもいるしね。
武士の時代、鎌倉以降になると好みにあるのか筆が進んでいるようにも見える。ただ、逆に土地勘がないのでわかりにくいところもあるだが。
本書が出版されたのが1997年いくらか交通状況は変わっている。「千早城」に出てくるロープウェイは止まったままだし、金剛バスは廃業してしまった。
いつもの間にか、赤字などを理由にいろいろなものがなくなってしまった。しかし、もともと公共は、採算の取れないもので必要不可欠なものを担う役割があったはずだが、いつの間にかそういう議論はなくなり、そのため地方はどんどんと衰弱しつつある。
鉄道などの交通は、国家の根幹だったはずだが、さあ、これからどうなるのだろう。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
試し読み
小説・文芸
ビジネス・実用