名将がいて、愚者がいた

名将がいて、愚者がいた

小説・文芸
764円 (税込)

3pt

4.2

天下取りの好機に謙信と信長がみせた決定的な違いとは? 自ら家康の捨て石となる道を選んだ鳥居元忠が子孫に残したものは? 保科正之と水野忠邦の器量の差は? 直江兼続の品格とは? 戦国武将から幕末の志士まで、公平な史観に信頼ある著者による人物評が満載。歴史上の傑物たちの明暗を分けたのものは何か? 人物の真価は歴史の分岐点で問われる! 戦国、江戸、幕末。明快なる歴史人物列伝。(講談社文庫)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    名将がいて、愚者がいた
  • タイトルID
    :
    189472
  • ページ数
    :
    400ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年10月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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名将がいて、愚者がいた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦国時代から幕末維新まで、武士が武士らしく生きた時代を彩る人物群像を、資料の読み込みと偏見を排した視点から描く。 あまり知られていない人も含めて、範とすべき生き方をした人々、そしてダメな人もやはり多い。 歴史がもっと面白くなる論考集。 全体を貫いているテーマは、ひとはどのように生きれば美しいかを歴史に学ぶ、ということだと思う。

    第一部は、本のタイトルでもある、「名将がいて、愚者がいた」。 戦国から江戸期にかけての器量人と、それをとりまくダメだった人を取り上げる。 最初に俎上に載せるのは、織田信長と上杉謙信の先見性の比較。 「名奉行矢部定謙と「妖怪」鳥居耀蔵」に登場する矢部定謙など、地味だが高潔な一生を送った人を紹介し、一方で悪名を後世に残すことになった人物と対比する。

    第二部「乱世に生きる」では、歴史の謎や知られざる結末に光をあてる。 郡長正の短くも鮮烈な一生など、「名こそ惜しけれ」の価値観に殉じた人々を称揚する。 第三部は「新撰組の剣士たち」。芹沢鴨、土方歳三、斉藤一、島田魁が登場し、それぞれの個性に彩られたエピソードが語られる。

    0
    2011年03月25日

    Posted by ブクログ

    日本史が面白くなる一冊です。有名な殿様、その下にいた有能・無能の家老たち。現代で見習いたい人たち、反面教師名人たち・・。いろいろです。

    0
    2010年03月13日

    Posted by ブクログ

    〇読みやすく面白い、好著。
    ・「才気ある馬鹿ほど始末が悪い」
    ・「人に殴られた者は、その痛みをいつまでも忘れないが、殴った方は自分の行為など、まもなく忘れてしまう」
    ・かの有名な加藤清正公の孫光正は、一家臣に一杯食わせて笑いものにしようと思い<謀反ごっこ>を行なった。これが大問題に発展し幕府の峻烈な裁断から、結果54万石肥後加藤家は断絶となった。
    ・「売り家と唐様で書く三代目」。一代の英雄を出した名門も、孫あたりから大体ピントが外れてくる。
    ・煙草が原因で起こった、1657年1月の<明暦の大火>から、[知恵伊豆]と渾名された松平信綱は本邦初の禁煙ポスターを作成し、大きな効果を挙げた。
    ・「不惜身命」
    ・「これ(三軍)を亡地に投じて然る後に存じ、これを死地に陥れて然る後に生く」『孫子』(軍隊は滅亡すべき状況に投げ入れてこそ始めて滅亡を免れ、死すべき情況におとしいれてこそ始めて生き延びるのである)至関ヶ原戦における島津義弘。
    ・関ヶ原戦で有名な小早川秀秋は裏切りを気にして、頓死したと伝えられているが、実際は傷つけた相手に股間を蹴られ悶絶死した可能性が高い。
    ・福澤諭吉の『文明論之概略』の説から言うと江戸時代は「野蛮」に該当するらしい。しかし、「野蛮」な江戸時代は264年続き、「半開」から「文明」に達するはずだった明治以降の体制は77年で破産した。ここから「徳川の平和(パックス・トクガワーナ)」の持つ意味を改めて考える必要がある。
    ・明治直前の「倒幕の偽勅説」「考明天皇毒殺説」それぞれを検証してみると、明治維新を日本の夜明けと賛美する気にはなれない。
    ・幕末の江戸町奉行所の与力曰く「巨賊とか謀反人とには美男が多い」。
    ・幕末に新政府軍に立ち向かうために、自ら脱藩した藩主がいた。
    その名は、上総請西藩一万石の大名林昌之助(忠崇)。
    ・ただひとりの脱藩大名は、昭和(16年1月22日)まで生きた最後の大名でもあった。
    ・「義を見てせざるは勇無きなり」(論語)。
    ・徳川慶喜は明治以降も刺客の影に怯え続けたことは有名な話である。内側の敵に対してか。
    ・新撰組局長芹沢鴨は堂島において角力取を切り捨てたのは有名な話であるが、どうも真相は殴っただけのようである。これは、芹沢の日頃の評判や、そのときに一緒にいた永倉新八の晩年に記憶違いにより定説となったようだ。
    ・戊辰戦争の宇都宮戦争中に逃げようとした従者を司令官として決然と手討ちにした、土方歳三は、後日旧友と再会した際に目に涙と溜めて述懐した。
    「あの一兵卒は実に不憫である。どうかこれでこの日光へ墓石の一つも建ててくれ」。
    情義備えた人物のようだ。

    0
    2011年11月01日

    Posted by ブクログ

    人物伝
    ただし有名人は少なめで
    歴史に詳しい人向けかなぁと思う。

    歴史を学べば学ぶほど、保守的な思考に陥りがちやけど
    一方で学ぶべきことは多いとは思う

    特に保科正之の項は読む価値あり。

    0
    2011年05月09日

    Posted by ブクログ

    第一部は対比による分析が分かりやすく、惹き付けられたが、それ以降は既出の記事の再掲載の寄せ集めであることから、繋がりに欠け、読みすすむのに時間がかかった。
    ただ、明治維新の闇の部分を多く知ることができ、これまで感じていた維新の胡散臭さの裏付けを得られたように感じられたのは良かった。

    0
    2012年04月29日

名将がいて、愚者がいた の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    名将がいて、愚者がいた
  • タイトルID
    :
    189472
  • ページ数
    :
    400ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年10月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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