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累計220万部を突破した大ベストセラー「大人の流儀」シリーズの第11弾、『もう一度、歩きだすために』がいよいよ発売となります。
著者の伊集院静氏はくも膜下出血を患い、一時は生死の境を彷徨いました。
「もしこのまま目が覚めなかったら……」
そんな不安が頭をよぎり、眠れない夜を過ごすこともありました。
それでも、伊集院氏は帰ってきました。再び筆をとった氏が見たのは、コロナ禍に苦しみながらも、懸命に生きる人々の姿でした。
大切な人を失ったあなたへ、生きることに絶望してしまったあなたへ、そしてコロナ禍に苦しむすべての人へ。
「それでも人には、再び立ち上がる力がある」
二十歳で弟、三十五歳で妻・夏目雅子との死別を体験してきた作家は語りかけます。
伊集院氏の言葉がきっと、先行きの見えない世の中を歩んでいく際の道標になるはずです。
Posted by ブクログ 2022年11月04日
さすが、伊集院さん。
日常生活の中に散らばっている些細なことの中に、
生きる意味や強く生きる糧がある。
混沌とする世の中で、
大切なものを失い、お先真っ暗に思えても、
そこに浸ってもよいし、
また一歩踏み出しても良い。
既に、もう一歩を踏み出している著者の
気概が伝わる本。
ぶれないなあ、読...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月29日
いやはや、
発売日に買ったにも関わらず、家庭の事情で本を読む時間が無かった。
筆者がご病気でお倒れになり、復活後の著書。
ニュースでご病気を聞いたとき、このシリーズも終わってしまうのか、と
とても残念に思った。
ところが、少年の頃より野球など運動をされ、その後銀座遊びなど豪快且つ男性が望む夢のよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月20日
2022/03/31リクエスト 2
二度と会えない人がいる。
もう取り戻せないときがある。
だがそれでいい。
人は哀しみを積み重ね、今日という日を生きていく。
近しい人、近しい友の死は、あとになって切ないほど自分の身に迫ってくるものだ。
沈黙が切ない。そのときはへこたれてもいい。
それでもともか...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月29日
2022年初版。大人の流儀は、週刊誌に毎週掲載された著者のエッセイ。全編に通じているのは、厳しい父・愛の溢れた母・早逝した弟・前菜との思い出。家人・愛犬との日々の出来事。そして震災・コロナ・政治について、著者の歯に衣着せぬ思いをぶつけています。若干、偏りもあるようですが押し切る強さがあります。読んで...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月08日
先日、惜しくも亡くなられた伊集院静さん。この大人の流儀シリーズは、週刊誌で掲載されているエッセイをまとめたものですが、その時々の社会的な出来事や、伊集院さんの身近に起きた出来事を、氏の無頼派的な目線でバサッと批評するのが受けたのか、人気のシリーズですね。
本作はコロナ期間中に書かれたもの。愛犬との別...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月12日
2021年2月から2022年3月まで、週刊現代に連載された随筆をまとめたもの。この本を読んでいる間に、著者体調不良による休筆のニュースが報じられた。世の中の出来事に対して、また自分の好意を寄せる人に対しても、容赦なく一刀両断にする文章は、読んでいて心地よい。体調回復して、また新たな随筆を読みたいと思...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月21日
寂しい思いで読みました。
大病から不安を抱えながらも復活され、さあやるぞとの思いに溢れていました。
ご自身のこと、大好きなノボさんとの別れなどさまざまなことからの「もう一度、歩きだすために」だったのでしょうね。
"人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている"
こんな事書ける...続きを読む
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