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Posted by ブクログ 2018年04月27日
怖い話だ。
事件として知ってはいたが、ここまでの話だったとは知らなかった。
本の構成は面白いと言うか、こう言うの普通なんだろうか。ドキュメンタリーのように事件を追うわけではなく、もちろん、事件の内容は語ってくれているが、そうしたものを素材に、なぜこの事件が起きたのか、首謀者の内面に食い込んでいくなど...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月16日
あまりにおぞましく、書籍なのに正視に耐えない。女性なら最後まで読むことすら苦行かもしれない。しかし、すべての「善人」は本書を読むべき。「この世に本当に悪い人なんかいない」と言える能天気な人間は、本書を読んで絶望するべきだろう。世の中には、想像できないほどの悪意や理不尽が存在し、何の問題もない善人を食...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月25日
10人を超える死者・行方不明者を出し、日本犯罪史に残る凶悪事件である尼崎連続殺人事件。主犯の角田美代子が留置場で謎の自殺をしたため、事件の真相は未解明のままである。裁判記録や関係者への取材により、冷酷な犯行と美代子が密かに残したノートの存在が明らかになる。
『美代子ファミリー』という擬似家族がまさに...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月09日
角田ファミリー2冊目。こっちは時系列で書いてくれてるので前回読んだ「家族喰い」より読みやすかった。この本のトクダネは美代子の師匠として出てくるMってヤクザなんだけど、どうにも眉唾ではある。これが「家族喰い」に出てきた団体XのZって男なのか?もうこのライター2人全部ネタ交換して一冊の本にしてくれよ。読...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月03日
尼崎連続変死事件のルポルタージュ。
個人的には、小野一光さんの『家族喰い』の後に読んだが、事件の全体像を把握するにはその順番が分かりやすいかと。
本書が小野さんと決定的に異なるのは、“主犯格(角田美代子)に黒幕がいた”点。果たして、誇れるような学歴も人脈もないクレーマーの角田が、如何にしても多数の人...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月16日
事件の報道が出始めた頃、ガラの悪いクレームで自宅に謝りに行く時とか「あんなんになったらどうしよう」と不安になったり新潮の北九州事件の文庫をかなり早い段階で売りまくったり、色々思い出はあるんよね。とはいえ、たぶん文庫が出た頃には冷めてたのか出たのも知らんかった。
で、古本で見かけて読んでみた。うーん、...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月29日
自分も知らない間に「美代子ファミリー」とすれ違っていたかも?と思うほど私の身近な場所で起こった大きな事件。
読み応えはありましたが、文庫版特別編だけを読めば1冊分の内容をすべて理解できる気もします。
角田美代子という女性の成育歴だけを見ると同情できる部分も無いわけではありません。ある意味「虐待の連...続きを読む
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