社会・政治作品一覧
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-英会話、語学留学、SNSで使いたい、超大国アメリカで注目される131の旬ワードとは。アメリカ社会で話題に上る言葉を「英語」ならぬ「米語」として紹介する本書。今、アメリカのニュースや日常会話では、どんなことがテーマになっているのでしょうか。40年以上の長きにわたり在米し、ニューヨーク州弁護士として活躍してきた旦英夫氏が、現地だからこそ知り得る生の旬ワードを紹介。「Chapter1 文化・生活」「Chapter2 社会」「Chapter3 経済・ビジネス・技術」「Chapter4 政治・法律」の4つのジャンルから、アメリカの今を解説していきます。日本ではあまり議論されていないことから、意外な共通テーマまで。超大国アメリカを再発見できる一冊です。あしたのんきさんのユーモアあふれる、カラフルで明るいイラストをふんだんに掲載し、飽きることなく楽しく学べます。
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-2017年、アメリカにトランプ政権が発足し世界に衝撃を与えました。その衝撃はいまなお続き、世界の目がアメリカの政治・経済、社会・文化の変動に注がれています。ロシア・北朝鮮・中国をはじめとする対外関係、移民・人種問題、富裕層と貧困層の広がる格差、引きこもり、銃規制、代理母、遺伝子操作、インスタ映え……アメリカの「いま」を映し出す「米語」キーワードを切り取り、ニューヨーク在住40年余の著者が深く読み説こうというのが本書です。政治・法律、経済・技術、社会、カルチャーのジャンルごとに、新聞・ネットなどでの実際の文例を引きながら、生きた「米語」を鋭い視点でWatch! さらに実際の用法や応用例も加え、使える英語学習をサポートします。アメリカでいま何が起こっているのかが身近に感じられるだけでなく、生きた語学教材としても、まさに「使える」一冊です。さあ、あなたも、米語でWatch!
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-光の勢力vs闇の勢力、 この人類史上最大の劇的大変動の裏側に 国常立太神(艮の金神)がいた!! トランプ(光の勢力)の超裏側は、国常立太神(艮の金神)! バイデン(闇の勢力)&ディープステイト(カバール)&中国共産党 を巻き込んだ立て替え?立て直しが超加速化している! 2万5千年にたった一度の劇的大変動の超裏側 大統領選挙は単に、バイデン、トランプの戦いではなく、ディープステイト陣営の必死のトランプ降ろしです。 トランプが破れてバイデンになれば、アメリカを中国共産党の支配の下、共産化、社会主義化していく計画なのです。 この戦いは、今や、人間社会だけの戦いではなくなっているのです。 トランプの本質を知らない人々は、トランプに同情したり、応援しないでしょうけれど、トランプは、来るべきアセンションに向かう地球にとっては、重要人物なのです。大きな使命を持っているのです。 彼こそ、ラスト・プレジデントと呼ばれているのです。 この4年間で世界のネガティブ勢力を追いつめてきたのです。 大量逮捕が噂されていたのです。残りの4年間で、これら勢力排除の総仕上げを行う役割なのです。 カバールとは、ディープステイトに属する人々を言います。 地球人類を支配してきた 全てのカバールが、世界中で大量に逮捕されます(堕落した銀行家、政治家、大統領や社長、官僚、ネガティブな秘密組織のメンバー、黒い貴族やイエズス会などなど)。 カバールのメンバーが先ず、逮捕され、いなくなります。地球が解放されるのです。「光の勢力のプラン」があるからなのです。 バイデンは、陰の権力の言いなりなのです。中国の習近平とバイデンは、ツーカーの仲だと言われます。日米同盟がありますが、バイデンは中国に有利になるように動く可能性が高いのです。 台湾にとっても、一大事なのです。 極端に言えば、日本も台湾も中国に売られる可能性があるのです。 トランプが中国と戦う意味は、世界権力と戦う意味もあるのです。何が起きて来るのか、予断を許しません。 しかしトランプを天が応援しています。トランプが勝利し、不正を働いた多くの人々が、国家反逆罪で逮捕される可能性は高いのです。 そのニュースが流れた時、間違いなくアセンションに向かって、世界が動き始めた事になります。大いなる希望を持ちましょう。 アセンションについては、人類の祖神と言われる国常立太神が明治25年から色んな方法で、日本人に知らせておられたのです。 出口なお様にお筆先を、国常立太神が書かせられたのは、明治25年でした。 「三千世界、一度に開く梅の花」の句は有名ですが、この宇宙の姿が大きく変わる事を伝えているのです。それから120年以上も過ぎ去ったのです。 人間の感覚では、当時のお話は没になったと考えてしまいます。 しかし、神の世界では、昨日の言葉でもあるのです。
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4.3米中デジタル冷戦の舞台は5G通信からAIへ! アメリカ、中国が繰り広げるAI戦争の実態は「監視」と「言論統制」だ! 5G通信で世界のビッグデータ収集を企む中国はAI開発に参戦、情報覇権を狙う。 追い詰められたアメリカは量子コンピューターで起死回生を図れるのか? 日本の技術力がこのAI戦争のカギを握る! 世界中の人々の通信や家庭での会話を監視し、不穏分子をAIで予測して事前に取り除き、AIで言論・情報制御を行い、民主主義国家の有権者の投票行動をコントロールしていこうという流れが世界的に起こっている。 イギリスのEU離脱の国民投票では、実際にSNSから収集されたデータから個人の政治的嗜好が解析され、保守派、リベラル派、ノンポリ層というように分類がなされて、民主主義の根幹となる投票行動に利用された。そこからさらに言論を統制し、一方に都合の良い情報しか出さなければ、有権者の投票行動に影響を与えられることは理論的に可能なのである。(本文より) 序章 米中AI戦争の幕開け 第1章 AI戦争の真実 第2章 AIの進化で実現する『1984年』の世界 第3章 牙をむいた中国のグレート・ファイアウォール 第4章 繰り広げられる技術合戦 第5章 デジタル冷静のカギは「暗号技術」 第6章 中国の情報覇権に立ち向かう日本とアメリカ
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4.0過激化する中国の海洋進出にどう立ち向かえばいいのか? 現在、西太平洋で米中は戦争状態にある。東シナ海と南シナ海の覇権を米国から奪うため、中国が武力を盾に「挑戦」を始めたのだ。現場では何万という米軍兵士が命をかけて戦っている。本書では彼らの肉声から、その衝撃的な実態を描いていく。 ・公海上空を飛行中の米軍機が中国機に体当たりされた ・海南島に不時着した同機の乗組員は中国軍により全員拘束 ・南シナ海で米軍艦と中国空母が一触即発の睨み合い ・米国主催の合同海軍演習に中国軍はスパイ船を連れて登場 ・中国は軍事力を背景に南シナ海の岩礁を次々と略奪 ・その周囲を埋め立て、滑走路付きの軍事施設を建設している etc 解説 徳地秀士(政策研究大学院大学シニア・フェロー、元防衛審議官)
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-ありがとう中韓! 捏造史観で日本復活 私が反日を熱烈大歓迎する理由 世界でいちばんぶれない日本の歴史 政治目的しかもたない歴史は真の歴史ではない。 実証主義の歴史学からすれば、検証する価値さえないだろう。 だから、何度でも言うが中韓との歴史戦争を 日本は「熱烈歓迎」すべきというのが私の持論だ。 日本の国家・文化・文明を愛する日本人として、 誇りを取り戻す好機になるからでもある。 真の歴史ほど強いものはない。 (本文より抜粋) ■日本の世界貢献を見よ ・1:西欧列強の地球分割を阻止 ・2:非西洋諸国近代化のモデルとなった ・3:台湾、朝鮮、満州、近代化を遂げた ・4:「赤禍」からアジアを防衛しつづけた ・5:アジアの植民地を欧米から解放 ・6:日本帝国の遺産が戦後も東アジアの発展を支えた ■目次 ●序章 日本文明は日本人の誇り ●第一章 戦後日本人を呪縛する歴史認識 ●第二章 世界史と比べればよくわかる歴史 ●第三章 曲解される日本近現代史 ●第四章 二一世紀の日本の国のかたち ●終章 日本人の歴史貢献を見よ ■著者 黄文雄
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-自国の野望とプライドをかけた米中の争いは、世界を危機に巻き込む。 本書は週刊エコノミスト2018年5月29日号で掲載された特集「米中危機」の記事を電子書籍にしたものです。 【目次】 ・トランプ爆弾の無差別攻撃 揺さぶられる自由資本主義 ・インタビュー グレアム・アリソン ・「数字」で見る貿易不均衝の正体 ・技術覇権争い 主戦場はハイテク領域 ・日本にも関税リスク ・知的財産で攻防激化 ・市場経済vs統制経済 ・中国「開放拡大」の深層 ・米中貿易摩擦の影響は 日本の主要企業45社の動向 【執筆者】 大堀 達也、真家 陽一、丸川 知雄、羽生田 慶介、大橋 英夫、三尾 幸吉郎、斎藤 尚登、成相 裕幸、浜田 健太郎 【インタビュー】 グレアム・アリソン
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4.3国際政治は米中二強時代から、中国の一強態勢へ。普天間基地移設問題やgoogle中国撤退問題などのニュースから、その中国の真の意志を読み解く!
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3.0本書は、次のようなショッキングな記述で始まる。<在韓米軍司令部は、韓国に駐留するアメリカ軍だけでなく、韓国軍を指揮統制してきたが、2016年7月をもって解体され、アメリカは朝鮮半島における地上戦闘活動をいっさい停止する。そして以後、韓国軍はアメリカ軍の統制から外れ、独立国の軍隊として動き始める。(中略)韓国におけるアメリカ軍の戦闘態勢が終焉すれば、中国はアメリカの敵ではなくなる。当然のことながら、中国を仮想敵国としてきた日米安保条約が終わることになる。こうしたアメリカと中国の軍事関係をすでに示しているのが、太平洋におけるアメリカ海軍と中国海軍の接近ぶりである。>折しも、普天間基地移設問題をめぐって日米同盟間に亀裂が生じている。日本側が迷走を続ければ、米中「G2」は、経済のみならず軍事分野においても、ますます接近するだろう。そのとき日本はどうする? ワシントン情報から読み解く最新国際情勢。
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-アメリカのトランプ大統領流「狂人戦略」に世界中が翻弄されている。しかしながら、その内在論理を丁寧に分析していくと、目的はただひとつであることが解る。「中国を叩き潰す」ことだ。米中が消耗戦争を展開しているいま、我が国は「国難」(石破首相談)などと言っている場合ではない。これを奇貨として、復活への道をしっかりと築くべきだ。いま、チャンスなのだ。本書は日本を代表する経済記者が、アメリカが掻き乱している「世界経済」「米国経済」「中国経済」の現状を丁寧に分析し、日本は何をすべきか、その道標を示すもの。いまこそ“政治”は大胆に行動すべきだ。 【著者プロフィール】 田村秀男(たむら・ひでお) 産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員。昭和21(1946)年、高知県生まれ。昭和45(1970)年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本経済新聞社に入社。ワシントン特派員、経済部次長・編集委員、米アジア財団(サンフランシスコ)上級フェロー、香港支局長、東京本社編集委員、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)を経て、平成18(2006)年、産経新聞社に移籍、現在に至る。主な著書に『日経新聞の真実』(光文社新書)、『人民元・ドル・円』(岩波新書)、『経済で読む「日・米・中」関係』(扶桑社新書)、『景気回復こそが国守り 脱中国、消費税減税で日本再興』(ワニブックス)、『日本経済は誰のものなのか?』(共著・扶桑社)、『経済と安全保障』(共著・育鵬社)、『日本経済は再生できるか』(ワニブックス【PLUS】新書)、『現代日本経済史』『中国経済崩壊、そして日本は甦る』(ともにワニ・プラス)など。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
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-「一帯一路」とAIIBで覇権をめざす中国。米国が主導するTPP。米中の狭間で日本は生き残れるのか。内幕情報を交えつつ論じる。 世界経済の成長センターであるアジア太平洋で、ルール形成の主導権をめぐる争いが熾烈になってきた。中国はユーラシアをまるごと勢力圏に置こうとする大戦略、「一帯一路」を打ち出した。これは、中国が経済的な対中包囲網とみなすTPPへの対抗策だ。海洋国家としてフラットな自由貿易圏の形成を求める米国に対し、大陸国家としての中国は二国間関係の束をつくることで自国に有利な秩序づくりを追求している。 その象徴であるAIIBは、当初想定された以上の参加国を集め、2015年12月に船出する。 米中は単純な対立構図にはなく、パワーバランスによりその関係は変転を続けている。中国は一時期までTPP参加を模索し、米国も将来的には中国を包含することを目指す。また、欧州諸国をメンバーに加えたAIIBは日米の参加をも働きかけている。それぞれ先進国と新興国を代表する米中は対立しつつ、協調を模索する関係にある。 この混沌とする情勢下で、日本が米中の動きに十分キャッチアップできているとは言いがたい。中国経済の構造問題、アジア太平洋の国際関係を深掘りし、AIIBをめぐる交渉の内幕情報を交えつつ日米中関係の明日を論じる。
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4.5大統領選挙期間中、トランプ氏は「中国製品に45%の関税をかける」という公約を掲げた。当選後の米中首脳会談では一転、中国側が貿易赤字削減のための100日計画を作ることのみが発表されたが、米中の世界経済における覇権争いには今後大きな波乱が訪れるのではないかと考える人も少なくない。本書では、中国経済の的確な見立てに定評のある著者が両国の今後を読み解く。特に、北朝鮮をめぐる「取引(ディール)」がすでに始まっている可能性があると説く。中国がこれまでの基本姿勢を改めて北朝鮮の現体制を崩壊させるように動く代わりに、在韓米軍が撤退する――日本にとっては極めて憂慮すべきシナリオも考えられるというのだ。さらに、後半の章では中国経済の行方を明快に解説。これまで極めて健全であった中央財政の赤字幅も急増しているという衝撃について語る一方、モバイルネットワークを活用した「ニューエコノミー」が急成長しているという明るいニュースも紹介する。
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-「地政学+歴史」が指し示す米中激突の必然 なぜ2大覇権国家は衝突するのか シーパワー超大国・アメリカの真の姿 ランドパワー大国・中国の本質とは そしてシーパワー国家・日本の進むべき道は 2020年の大統領選挙の混乱で矛盾が噴出したアメリカ。そこにつけ込んだチャレンジャー 中国は次の覇権国になれるのか。世界史の名講義を聴くようにストンとわかる米中激突の 行方と日本の進路。 <著者より> 「日本は“アメリカを頼るか”“中国にすがるか”という二者択一の依存症的思考を改め、 将来、アメリカが東アジアから引くときに備えて、多国間での安保体制を今から進めていく。 米中新冷戦が始まった今が、その絶好のチャンスなのです」(著者) この本は2020年8月にワックより出た単行本を大幅に加筆修正し、ワックBUNKO化した ものです。 <著者プロフィール> ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系YouTuber。駿台予備学校、N予備 校で世界史を担当。『世界史で学べ! 地政学』(祥伝社)、『「戦争と平和」の世界 史』(TAC出版)、『「米中激突」の地政学』(ワック)、『テレビが伝えない国際ニュ ースの真相』(SB新書)、『政治思想マトリックス』(PHP研究所)、『「保守」って 何?』(祥伝社)など。YouTubeもぎせかチャンネルで発信中。
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4.0米国と中国を相手に華麗な二股外交を展開し、両大国を後ろ盾に、日本と北朝鮮を叩く――。 韓国・朴槿恵政権が目論んだ戦略は破綻した。 「北の核」と「南シナ海」をどうするか。 米中が本腰を入れ、手持ちの駒でせめぎ合う。 その狭間で右往左往するしかない韓国は「離米従中」路線を暴走してきた末に 「核武装」「米軍撤退」論で迷走を始めた。 その先に待つのは「捨て駒」にされる運命だ。 日本も他人事ではない。 「オバマ後」の米国がアジアから遠ざかれば極東の覇権を狙う中国と、きな臭い半島と、 直接に対峙することになる。 岐路に立つ日本が自ら道を開くには必死に手筋を読み、打つべき手を打つしかない。 日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発の最新第8弾。 「アジア大再編」を読み切る、必読の一冊です。
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3.8中国を甘やかしたグローバリズムの時代が終わり 中国と朝鮮半島抜きのポスト・コロナの世界が始まる 本格的な米中の最終決戦が始まった。 武漢から発生した新型コロナウイルスのパンデミックによって、 米中冷戦は、熱戦に変わりつつある。 戦線は、ファーウェイに代表される5G時代の通信覇権であり、 香港の一国両制、台湾の民主的体制、尖閣をふくむ海洋覇権、 さらにはウイグル、チベットの自治など広範囲に及ぶ。 そのすべての局面でいま中国は一大攻勢に出ようとしている。 直接、兵器を用いた戦争こそしていないが、 それ以外のあらゆる分野で、米中は目に見えない戦争を戦っているのだ。 ところが、日本の指導的立場にある人たちの間には 「米中対決時代の現実を受け入れたくない症候群」が蔓延している。 米中両国に二股をかけて、ビジネスを拡げてしまったため、 現実を否認する病に陥ってしまっているのだ。 悪いのは中国でもアメリカでもなく、トランプ個人だという誤解も日本には蔓延している。 しかし、これはトランプ大統領の問題などではない。 米中対決という基軸を見失えば、ポスト・コロナの世界に現れてくる様々な問題を理解できなくなる。 100年に一度のパンデミックによって劇的に変化しつつある世界の 政治と経済を詳細に分析する。 [目次から内容紹介] 第1章 米中最終決戦の火ぶたが切られた 第2章 ポスト・コロナ時代、中国共産党独裁に崩壊の兆し 第3章 武漢ウイルスの正体 第4章 中国による「超限戦」が始まった 第5章 ファーウェイと米中・通信覇権争奪戦 第6章 日本はポスト・コロナの世界に対応できるか 第7章 朝鮮半島は南北とも中国の属国に戻る 第8章 反グローバリズムから新・縄文文明へ
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4.0日本人の多くは米中貿易戦争の結末を勘違いしている。この戦いは「中国製造2025」とアメリカ製造業の競争などというまともな話ではない。共産党が民間企業に補助金を与えて輸出価格をダンピングし、利益を得る不正な経済構造を潰さない限り、世界経済の低迷は止まらない、ということだ。だから中国の経済構造、サプライチェーン網が「ぶっ壊れる」までトランプ大統領は攻撃をやめないだろう。習近平主席が夢見る一帯一路の「中華帝国」は、帝国の条件である「人口・食糧・エネルギー」を兼ね備えておらず、失敗に終わらざるをえない。そして両国によい顔をしようとする安倍外交は結局のところ、どちらの理解も得られず一人ぼっちの境遇に陥る。しかし、問題はそこからだ。トランプ再選、習近平敗北の状況は孤立した日本に唯一最後の「自立のチャンス」を与えるだろう。これ以上リアルな見方はない、といってよい透徹したビジョンが日米中の角逐関係を射抜く。
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4.5「戦争前夜」の危うい均衡? アメリカのペンス副大統領による「新冷戦」演説(2018年10月)は世界中に衝撃を与えた。この演説が重要なのは、トランプ大統領の対中スタンスにとどまらず、米国全体の不満を代弁したからである。 この流れは、米中貿易戦争やコロナ禍を経て、いっそう強化されている。ポンペオ国務長官が20年7月、これまでの対中関与政策を全面否定し、「新冷戦」演説からさらに踏み込んだ発言を行ったのは記憶に新しい。 「戦争前夜」(グレアム・アリソン)とも形容される米中関係が時代の基調となるのは間違いない。他方、「大国の論理」という眼鏡だけでは現状を大きく見誤るだろう。安易な陰謀論や中国脅威論はその産物であるが、いつも現実はより複雑である。 本書は、北東アジアという観点から中国外交を再検証する試みである。この地平から眺めると、「新冷戦」は全く異なる相貌を帯びてくる。 「一帯一路」でロシアの顔をうかがい、北朝鮮を制御できず、安倍外交を警戒する中国の姿がそこに浮かぶ。緊迫する中台関係も「翻弄されたのは中国か台湾か」見極めが難しい。アジア経済研究所による、覇権争いの「罠」に陥らないための最新の分析。
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-「軍事+経済の覇権拡大を続ける中国」vs.「シェール革命で優位に立つ米国」米中新冷戦がすでに開始されている。アメリカと中国(シナ)は、激しい対決時代に突入した。米中新冷戦が日本に重大な影響を与えることは、間違いない。日本が冷戦の戦場になっていることを忘れてはならない。経済的には米中両国と、軍事的にはアメリカと深く連携している。地理的に見ても、日本は西の中国と太平洋を隔てた東のアメリカの真ん中に位置しており、世界中で最も米中新冷戦の影響を受ける国家である。本書は、大局的にかつ歴史的に、日米中三カ国の政治経済の視点から、米中新冷戦が「どのように」発生し、展開してきたかを、詳しく解説するものである。日本の進路を見誤らないための一冊!
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3.0世紀のウソを一気読み! 日米離間、共産主義支援、贖罪意識、 朝日、共同、岩波、ワシントンポスト… 共に国際報道半世紀! 日本を代表する現役特派員が今を読み解く決定版。 国際報道はフェイクの温床だ! トランプはバカで安倍は戦争をしうる? 中国の対外拡張と人権弾圧にはダンマリで、 身内を殺した金正恩と2人の元大統領を監獄にぶち込んだ文在寅が平和的? 今昔の報道の真贋、各国のウソと歴史歪曲を一刀両断する。 《主な内容》 ■序 章 米中衝突に日本は巻き込まれる ■第1章 米朝会談の偽ニュース ■第2章 日本の朝鮮報道は北を忖度 ■第3章 朝鮮半島に関わってはいけない ■第4章 韓国のアメリカ工作 ■第5章 核問題の二重基準 ■第6章 偽ニュースのカラクリ
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5.0◆100年に1度の世界変革期と日本の選択 ・ロシア革命から100年、2019年に日本がすべき精神武装 ・「トランプのアメリカ」を正確に理解すれば見えてくる! ・1%の人間が82%の富を掌握する世界 ■中国共産党は「ディープステート」によってつくられた! ・アメリカ左派と中国共産党の蜜月時代 ・米国左派と中国共産党の金融ギルド ・海外勤務の際、有能な人が近くにいたら注意 ◆5G覇権戦争 サイバー空間が米中の主戦場 ◎越えてはならない一線を越えた中国 ◎モンスター化した中国系企業 ◎世界最高水準を誇る中国の監視システム ◎日本はすでにテロ攻撃を受けている ■「林原チャンネル」の人気番組を完全書籍化 気鋭のチャイナ・ウオッチャーノンフィクション作家・河添恵子氏と世界を知り尽くした馬渕睦夫大使が伝える真実の世界!! 【著者プロフィール】 馬渕陸夫(まぶち むつお) 元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、前吉備国際大学客員教授。 1946年京都府生まれ。 著書に、『馬渕睦夫が読み解く 2019年世界の真実』(ワック)、『知ってはいけない現代史の正体』(SBクリエイティブ)など多数。 河添恵子(かわそえ けいこ) ノンフィクション作家、一般社団法人新しい歴史教科書をつくる会理事・女子部共同代表、一般社団法人美し国なでしこオピニオンの会顧問。 1963年千葉県松戸市生まれ。 2010年の『中国人の世界乗っ取り計画』(産経新聞出版)は、Amazon売れ筋ランキング〈中国〉〈社会学概論〉の2部門で半年以上、1位を記録。 その他、『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『世界はこれほど日本が好き』(祥伝社)など多数。報道番組でのコメンテーターとしての出演も多数。ネットTV(林原チャンネル・チャンネル桜)にレギュラー出演中。
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3.0日本の敵というのは、中国である。その中国という国は、ウイグル族という国内の少数民族を徹底的に弾圧し絶滅させようとしている。そのうえチベットでも、古くからの文化を滅ぼしてしまおうと圧力を加えている。アジアの地政学上の条件を勘案すれば、日本は近くの大国である中国とロシアに対し、常に戦う体制をとり続ける必要がある。冷戦後、国際社会を維持してきた「アメリカと中国による国際社会」という枠組みは、終わりを迎えつつある。中国の不法行為によって香港は独立した民主主義体制を否定され、中国共産主義体制の一部になってしまった。民主主義の大国アメリカは、自由の行き過ぎから国内情勢が大混乱に陥り、指導国としての能力を失いつつある。世界が破滅の淵から引き返すにはまず、中国の不法な行為をやめさせなければならない。第二次大戦に敗れたあと、国際社会から消え去っている日本に、経済力にふさわしい責任を全うする決意を促す。
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4.0いよいよアメリカと中国の国家戦略が真正面からぶつかる時代がやってきた。中国は、石油の争奪を目的としてアメリカに戦いを挑みはじめた。膨大な石油埋蔵量を誇る「遅れた専制主義的な国々」と兵器輸出や核技術提供などを通じて誼みを通じ、石油獲得に向けた布石を着々と打つ。さらに、アメリカ議会の厳しい反対により頓挫したものの、アメリカの石油企業ユノカルを買収しようとする動きさえ見せた。そして一方で、毎年急速に軍拡を進め、遂に2005年には潜水艦から発射する大陸間弾道弾の打ち上げに成功。アメリカに対する「第一撃能力」を手にした。アメリカは、遅かれ早かれ受けて立たなければならない。アメリカの保守派のマスコミの間にも、アメリカが毅然として戦わなければ「スロー・パールハーバー」、つまり知らないうちにやられてしまうと警告する声もでてきた。この対立の行方は!? 日本人が知らない予兆を読み解く衝撃の書!
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4.3〇中国は振り子のように歴史を繰り返す。強固な共産党支配の貫徹、米国に取って代わる覇権追求がいつまでも続くことはあり得ない。「中国共産党は建国以来、やがて米国に取って代わることを企んできた。その野心を隠して西側を騙してきた」という「100年マラソン」説は誤りだ。中国は今後、どういう要因によって、どう変わるのか。それを正確に予想することこそ喫緊の重要課題だ。 〇世界も大きな変化に見舞われている。コロナ・パンデミックを契機に、世界の経済政策のトレンドが「自由貿易、小さな政府、ネオ・リベラリズム」から「政府の経済介入強化、大きな政府、配分重視」の方向へ転換した。同様の変化は1930年代にも起きた。世界も中国も「歴史は繰り返す」。 〇2020年、中国に大きな変化が起きた。米国と長期持久戦を闘っていく方針を固めたのだ。「米国は衰退に向かっている」という判断が「持久戦を闘えば、時間は中国に味方する」という楽観を生んだからだ。だが、「時間は中国に味方する」ことはない。貧富の格差、不動産バブル、「隠れた政府保証」がもたらす弊害、財政難、少子高齢化などの難問を抱えているためだ。GDPで米国を抜くことはなく、中国経済は崩壊しないものの、「中所得国の罠」への道をたどる。 〇政治面でも軌道修正が避けられない。共産党支配によるタテ単軸制御型システムの限界――「何でも党が指導」体制ではもうやっていけない。老いた文革世代がリードする「中華民族の偉大な復興」という看板は若者から支持されず、もう降ろすとき。
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-制御困難な米国のインフレと急失速する中国経済。21世紀の経済成長を牽引してきた両大国が大混乱に陥っている。政治的動揺もはらむ未曾有の危機が、日本へも襲いかかろうとしてる。保守・リベラル間の溝が一層深まり、もはや「内戦前夜」と形容される米国社会。また中国経済を押し上げてきた「不動産バブル」がついに最終局面を迎える中で、異例の3期目を迎える習近平政権の野望に迫る。日本への影響も大きい半導体やEVなど米中相克の産業の最前線も描いていく。 本誌は『週刊東洋経済』2022年10月29日号掲載の34ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
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-ドルを完全否定したくてもできない中国、 勝てるとわかっていても〝返り血〟が怖い米国 ロシアによるウクライナ侵略の本質は、米中の通貨代理戦争である。グローバル化された世界で基軸通貨ドルを握る米国に、ドル覇権に挑戦する、モノの供給超大国中国。その戦場のひとつがウクライナである。覇権争いはウクライナに限らず世界のあらゆる場所や分野で演じられている。 序 章 米中通貨戦争が始まった 第1章 貿易戦争から通貨戦争へ 第2章 救世主、武漢発新型コロナウイルス 第3章 香港掌握の狙いは金融覇権 第4章 ウクライナ戦争とペドロ人民元 第5章 デジタル人民元の虚と実 第6章 行き詰った高度成長モデル 第7章 習近平3期目の焦燥 第8章 ハイテク戦争 第9章 チャイナマネーに吞み込まれる日本 最終章 人民元帝国にどう立ち向かうか
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4.7米中覇権戦争勃発! 日本は「戦勝国」になれるのか? それとも、また敗戦??? この本は、日本が「戦勝国」になるために書かれた本です。 ●第1章では、なぜ米中覇権戦争が起こったのか、その経緯を書いていきます。 ●第2章では、米中覇権戦争の結末を予想します。 ●第3章では、日本が「戦勝国」になる道を示します。逆に「また敗戦国」にならないよう、「避けて通るべき道」についても触れます。 ●今からちょうど80年前、第2次世界大戦がはじまりました。日本は、その2年後、真珠湾を攻撃。敗戦必至の戦争に突入しました。の悲劇を二度と繰り返さないために、日本はどう動けばいいのでしょうか? 知りたい方は、迷うことなく、この本をご一読ください。
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4.0いま世界を見渡せば、まさに天下大動乱である。アメリカと中国との衝突が全世界を揺さぶる。軍事や経済のパワーで世界第一の大国と第二の大国とが正面から対決しようとしている。しかもその対決に、新型コロナウイルスのアメリカはじめ全世界での大感染という歴史的な異変がからみ、米中激突をさらにエスカレートさせた。その激突の巨大なうねりは、全世界の既成の秩序を根幹から変える地殻変動のようだ。本書ではまずこの米中対立が引きおこす世界規模の大課題について、国際ジャーナリストの古森義久氏と門田隆将氏とが、アメリカの要人のメッセージを引きながら、多角的に意見を交わした。そして本書の後半は、この地殻変動が日本をどう動かし、日本はどうすべきかのオピニオンになっている。アメリカと中国という二つの国が激突する。その谷間での日本の身の処し方には、国運がかかっている。アメリカと中国のどちらに身を寄せるのか、という日本の課題は「等距離」とか「橋渡し」などという定型の外交パターンでは乗り切れない。いまこそ「親中派」の影響力を排除しなければ、国の「独立」が危うくなる。すでに日本には中国の軍事脅威が迫っている。尖閣諸島を中国は軍事力を使ってでも奪取しようと、連日のように攻勢をかける。日本の主権や施政権を骨抜きにする中国の軍事攻勢が目前に迫っているのだ。本書の最後では、菅首相はじめ、日本の中核をなす政治家、経済人に「対中戦略」において覚悟と決断を促している。健全な感覚を持った本書の読者の方にも、ぜひ一緒に声を上げて頂きたいと思うのである。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカと中国の対立が激化している。二大国の衝突は、表面化した貿易摩擦もさることながら、安全保障や化学技術など、国家の基盤と威信をかけた“全面戦争”へと移行していた――(『中央公論』2019年7月号特集の電子化) (目次より) ●対談 覇権に挑む中国、許さぬ米国 超大国の激突 最前線とその背景 川島真×佐橋亮 ●先進国を脅かす“ど根性”と先端技術 アメリカが神経尖らす「ファーウェイ問題」とは 高口康太 ●ワシントンの対中強硬姿勢の狙いと技術の安全保障化 抜き差しならない米中「技術覇権」競争 森聡
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ディールを好むトランプ米大統領がしかける「米中貿易戦争」。その行く末は?(『中央公論』2018年9月号より) 「世界史と地政学で迫る 激化する覇権競争はどう決着するのか」宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)/「世界が動揺する『保護主義』と『ディール』 トランプ支持者も鞭打つ諸刃の経済制裁」安井明彦(みずほ総合研究所欧米調査部長)
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5.02018・10・4ペンス副大統領の「対中宣戦布告」 その文明史的、歴史的意義、トランプの真意を藤井厳喜と石平が語り合う、白熱の対話録 「眠れる獅子アメリカ」はついに目覚めて、中国を叩き潰す 米中戦争は「文明社会」(アメリカ)と「暗黒帝国」(中共)の戦いだ トランプは、ソ連を打倒した「レーガンの栄光」を目指す 暗黒の中華帝国はいつ滅びるのか…… 藤井厳喜 経済成長によって自由化と民主化が中国で起きるだろうという、ニクソン以降のアメリカの「善意」と「期待」は、習近平によって完全に裏切られた。その幻想に気づいたトランプは対中政策の大転換を決断。中国(中華帝国主義)をISの次に打倒すべき敵と見定めて貿易戦争を開始したのだ。 石平 本書で取り上げるペンス副大統領の演説(2018・10・4)は、ソ連に代わって世界支配を試みようとする中国の危険性を指摘し、それに対するアメリカの決意を表明したものだ。これはアメリカの「独立宣言」(1776年)、チャーチルの「鉄のカーテン」演説(1946年)に匹敵する歴史的文書となるだろう。
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3.0【覇権挑戦国は、次の覇権国家になれない! 米中冷戦 中国必敗の結末】 米中貿易戦争は、アメリカが中国を「為替操作国」に認定したことにより、第二局面の「金融戦争」に突入している。ドルvs.人民元では中国に勝ち目はない。今後の世界は、中国の貿易戦争敗戦により、再びアメリカの「一極支配体制」が強化される。したがって、中国の習近平政権が推し進めてきた「一帯一路」や「中国製造2025」などの「中国の夢」は実現しない。多くの経済専門家や研究機関が確実視したGDPの「米中逆転」も実現しない。 ただし、たった一つの懸念は、アメリカの大統領がトランプであることだ。二国間交渉しか頭にない(多国間交渉ができない)トランプでなかったらファーウェイはもっと早く、自由主義世界から締め出されていたに違いない。 『資産フライト』『円安亡国』(文春新書)のベストセラーで知られる著者が、海外取材を踏まえて多面的に論考するリアルな国際政治・経済論! 【目次】 第1章 用意されてきた対中戦争 第2章 中国の5G独占を阻止せよ! 第3章 ファーウェイで分断される世界 第4章 テレスクリーン独裁国家の完成 第5章 中華圏膨張「一帯一路」の罠 第6章 戦場は海洋から宇宙へ 第7章 アメリカに殺到する中国人 第8章 中国の「失われる10年」 第9章 ドルvs.人民元:中国金融敗戦 第10章 ローマ史と中国史が暗示する未来
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4.0いま、世界の情勢を見てみると、アメリカと中国の覇権争いの様相を呈している。その場は、北朝鮮、尖閣諸島、インド洋、中東、そしてアフリカと、まさしくいたるところで起こっている。それは紛争にとどまらず、TPPなどの経済でも同じことが言える。2012年、再選したオバマ大統領は中国への対決姿勢を明らかにした。複雑かつ危険な21世紀の日米中関係はどうなるのか。日本が国益を損なわず、多彩な外交を展開するには、インテリジェンスの収集と分析が不可欠である。表も裏も知り尽くしたインテリジェンスの第一人者が、すでに「冷戦」に巻き込まれている日本と現状と、これから起こることについて、ほとんど知らされていない資料をもとに分析、解説する。
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-橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■決裂しても米朝首脳会談は交渉術の最高の教材だ ■交渉に臨むとき必要なのは、理屈ではなく「背後の力」 ■国と国との交渉では軍事力、特に「核保有」が重要である ■トップと実務者との役割分担。トップの仕事は「事態を動かすこと」 <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
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-著者は2017年の終わりごろに出版した『米朝密約』において、「国際社会の怪談」と前置きしたうえで、〈北朝鮮が核兵器を持ってしまった以上、無理に北朝鮮をねじ伏せるのではなく、時間をかけて北朝鮮が豊かな国になり、国際社会の一員になるのを待つ。これがトランプ政権の考え方であり、キム・ジョンウンとの暗黙の密約である〉と書いた。だが、状況が変わった。著者の取材・分析によれば、北朝鮮側の「コンピュータの過剰防衛(誤作動)による偶発戦争」が起こる可能性が高まってきたのだという。しかも、慣性航法装置が装備されていない北朝鮮の初歩的なミサイルは軌道予測が難しく、完全に撃ち落とすことは不可能だとアメリカ軍の首脳たちは見ている。「米朝戦争はない」とタカを括っていた日本国民にとっては悪夢だ。「ミサイルが日本に落ちるリスクが高まる」「アメリカが在日米軍を引き上げる」などの危機が現実に迫るからだ。日本よ、どうする!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中朝首脳会談開催前に発売された『中央公論』6月号特集の電子化。(目次より)●対談「『ディール外交』には原理原則で対応せよ」薮中三十二(立命館大学特別招聘教授)×白石隆(熊本県立大学理事長)●「北朝鮮の『姿勢変化』はどこまで本物か」平岩俊司(南山大学教授)●「韓国・文大統領の外交力は賞賛に値するが……」マーク・カプリオ(立教大学教授)
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3.7ウクライナ侵攻前史、米露75年間の覇権争い 諜報の分野では帝政時代以来の歴史を持つソ連・ロシアと、第二次大戦後にCIAを設立した諜報の素人の米国。ソ連は冷戦時代、東欧を支配し、その勢力を全世界に広げようとしていた。一方、米国はソ連を封じ込めるために、さまざまな諜報戦(政治戦)をくりひろげた。 冷戦に勝利した米国は、その後の戦略をあやまり、NATOをいたずらに拡大させたことで、ロシアは危機感を抱く。それをもっとも切実に感じていたのが、冷戦崩壊を現場で見ていたKGBのプーチンだった。彼は権力を握るや、ただちに反撃に出る。インターネットとソーシャルメディアを駆使した彼の政治戦は、前例のないものだった。米国はいつの間にか世論の分断で民主主義の危機にさらされ、民主主義のプロセスを無視するトランプに率いられることになった。しかも、トランプはロシアの影響下にあるという……。 ウクライナ戦争の前史、戦後75年間の諜報活動と外交の深層からサイバー攻撃の脅威まで、『CIA秘録』のピュリツァー賞受賞作家が機密解除文書を徹底検証! 国際情勢に関心がある読者のみならず、民主主義の未来を真剣に考える方々にもご一読いただきたい。
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3.0東日本大震災から3年。サントリー文化財団「震災後の日本に関する研究会」の議論と研究成果が一冊に。 被災地復興、自衛隊、グローバル化、天皇制、ソーシャルメディア、リスボン地震……をキーワードに、政治学、経済学、社会学など各分野から豪華執筆陣が、災後の日本をこれからどう創っていくかを論じる。
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4.5民主主義の原型を構想したルソーの思想。その本質を知り、私たちの社会を問い直す! 「社会契約」とは? 「自由」の本当の意味とは? 民主主義の理念の起源とは? 現代社会の根源的課題を考えるうえで必読の名著『社会契約論』。ルソーの生きた時代、彼の思想、その人となり、生涯なども解説しながら、難解な本書を平易にときほぐす特別授業が、自由学園の生徒たちとのオンライン講義と対話で実現! ルソーの『社会契約論』は「哲学とは社会を考えるうえで、こんなに役立つのだ」という最高の実例だ。本書を読み進めながら、「よい社会の本質」にたどり着くための思考法を伝授する。 第1講 ルソーの読み方 その人生と思想 第2講 社会契約論の核心 第3講 「よい社会」の根拠は「一般意志」にあり 第4講 若者たちと考える『社会契約論』の可能性
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4.5唾棄すべき軍国主義なのか? それとも誰もが持つべき愛郷心なのか? かつて「21世紀には滅んでいる」といわれたナショナリズム。ところが世界はいまも、自国ファーストや排外主義にまみれている--。今年の元旦に放送され、話題となった特別番組「100分deナショナリズム」。4人の論客がナショナリズムを読み解くための入り口となる名著を持ち寄って議論した。大澤真幸氏が『想像の共同体』(ベネディクト・アンダーソン)を、中島岳志氏が『昭和維新試論』(橋川文三)を、島田雅彦氏が『君主論』(マキャベリ)を、ヤマザキマリ氏が『方舟さくら丸』(安部公房)を。この番組をベースに追加取材をして編んだ本書は、これら4つの作品を通して「国民・国家」とリアルな「わたし」との関係を考えてゆく。
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4.7リップマン『世論』、サイード『イスラム報道』、山本七平『「空気」の研究』、オーウェル『一九八四年』の4作品をとりあげ、「偏見」や「思い込み」「ステレオタイプ」の存在に光を当てるとともに、いま私たちがとるべきメディアへの態度について考える。 はじめに メディアの「限界」と「可能性」に迫る 第1章 リップマン『世論』 堤 未果──プロパガンダの源流 第2章 サイード『イスラム報道』 中島岳志──ステレオタイプからの脱却 第3章 山本七平『「空気」の研究』 大澤真幸──「忖度」の温床 第4章 オーウェル『一九八四年』 高橋源一郎──リアルな「未来」
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5.0歴史的な厄災が私たちに突き付けた「問い」とは? 医療崩壊、排外主義、コロナ貧困、自殺者の増加……。新型コロナウイルスの感染爆発は、全世界に社会的混乱と不安をもたらした。誰一人として先行きが見通せない状況で、私たちはパンデミックをどう生き抜くべきか。そして、先人たちはパンデミックとどう向き合ったのか。4人の論者が自身でセレクトした名著を持ち寄り、いま我々が直面している問題に即して解題し、感染症が暴いた人間の本質に迫る。大好評を博した「100分deパンデミック論」(2022年1月3日放送)の内容をさらに充実させた一冊! 【目次】 1 斎藤幸平:グローバル資本主義の限界(ジジェク『パンデミック』を読む) 2 小川公代:パンデミックとケア(ウルフ『ダロウェイ夫人』を読む) 3 栗原康:奴隷根性を打ち砕け!(大杉栄『大杉栄評論集』を読む) 4 高橋源一郎:露わになる社会の本質(サラマーゴ『白の闇』を読む)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 週刊 SPA!編集部が総力を挙げて、「コロナ危機」を徹底取材! GDP27.8%減、100 万人超のリストラ…迫る雇用崩壊の危機。 日雇いの仕事もなくなり路上生活に陥る高齢者、ネットカフェ代すら払えない若者。急速に崩壊する「貧困層」の生活の実態。 シングルマザー、美容師、マッサージ嬢…シワ寄せが直撃し、生活はさらに悪化する[コロナ貧困女子]の号泣ルポ。 エリート会社員や公務員でも、突如として社会から脱落する[新型無職中年]。 また、急増する「コロナ離婚」や、大学生の 2 割にも達しそうな「コロナ中退」、 さらには、反社会勢力が続々参入する「新型コロナ詐欺」など、 身近に忍び寄る「コロナ危機」の実態にも迫っている。 テレワーク、在宅育児、夜遊び自粛による[コロナ疲れ・鬱]を解消する方法や [不要不急な 50 代会社員]にならないための 5 つのヒントなど、 未曽有のコロナ危機を乗り切るための情報が詰まった1冊となっている!
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4.0なぜ、今ベトナムが重要なのか? 2020年3月まで駐ベトナム全権大使を務めた著者による核心リポート。〈中国の超大国化と南シナ海、東シナ海における「力」の行使、アセアン分断化等が顕著になる情勢下、東アジア諸国の中で、ベトナムは日本にとって最も信頼できる国となった。ベトナムがより強く、より繁栄した国になることは、ベトナムのために重要なだけでなく、東アジア地域全体の繁栄と安定にとっても重要である。日本はできるだけベトナムとの連携を強化し、発展努力を支えたい〉――。 長年中国と対峙して染みついた「中国を信用してはいけない」というのがベトナムの行動原理。対中リテラシーでは学ぶべきところが多い。ベトナムの歴史から日本が学ぶべき対中国に関する教訓や中国が「敵」に対して駆使する三つの戦法(法律戦、世論戦、心理戦)は必見。 さらに、第二次世界大戦後にベトナムに残留した日本兵の遺児らの墓参についても詳報。さらに、進出日系企業ASEAN1位という経済力など、新同盟国ベトナムを縦横無尽に活写する。 (底本 2021年6月発行作品)
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3.9巨匠フルトヴェングラーや帝王カラヤンが歴代指揮者に名を連ね、世界最高峰のオーケストラと称されるベルリン・フィルハーモニー。 1882年に創設され、ナチ政権下で地位を確立。敗戦後はソ連・アメリカに「利用」されつつも、幅広い柔軟な音楽性を築き、数々の名演を生んできた。 なぜ世界中の人々を魅了し、権力中枢をも惹きつけたのか。150年の「裏面」ドイツ史に耳をすまし、社会にとって音楽とは何かを問う。 【目次】 第1章 誕生期――市民のためのオーケストラとして べルリンの音楽環境 「音楽の国ドイツ」 ベルリンのビルゼ楽団 ビルゼ楽団の危機 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の誕生 ヨーゼフ・ヨアヒムの尽力 財政危機 ビルゼ楽団のその後 初代常任指揮者ハンス・フォン・ビューロー 芸術家としての指揮者 ホールの改築 ビューローの晩年 ビューローの死 第2章 拡大期――財政危機から国際化へ 後継者問題 ニキシュの就任 積極的な国外演奏 オーケストラ・マネジメントの進展 世紀の「大演奏家」 オーケストラ演奏会ブーム 新しい音楽活動としてのレコーディング 財政難 第一次世界大戦 戦時中の活動 ドイツの敗戦 ニキシュの死 ニキシュの追悼とフルトヴェングラー 第3章 爛熟期――ナチとベルリン・フィル フルトヴェングラーの就任 財政的苦境 戦後の平和と国外演奏 「新しい音楽」への取り組み ワルターとメニューイン 新しいメディアへの挑戦 ベルリン・フィルと「現代音楽」 音楽とナショナリズムの交差 世界恐慌とドイツの変容 創立50周年とナチの影 ナチ政権の発足 「帝国のオーケストラ」 政権との距離 政権による圧力と「自律」の確保 音楽家の亡命 ドイツの対外イメージ悪化の中で 演奏史と文化政策 カラヤンのベルリン・フィルデビュー 対外宣伝装置として 「兵士に準ずる存在」として 同盟国や占領国での演奏 戦時下の演奏 空襲におびえながらの演奏会 フルトヴェングラーの亡命 ドイツの破滅 第4章 再建期――戦後の「再出発」 破壊され尽くしたベルリン ソ連占領軍政府によるボルヒャルトの指名 戦後最初のリハーサル ソ連占領軍政府の思惑 戦後最初の演奏会 英米によるベルリン・フィル獲得競争 本拠地決定 ボルヒャルトの死 チェリビダッケの指名 チェリビダッケの暫定指揮者就任 オーケストラの「非ナチ化」 フルトヴェングラーの復帰 団員の士気の低下 ベルリン封鎖中の訪英 フルトヴェングラーの意欲低下 カイロ遠征 主権回復後の新運営体制 創設70周年 訪米計画と国際政治 西ベルリン初の音楽専用ホール フルトヴェングラーの死 第5章 成熟期――冷戦と商業主義の中で チェリビダッケとオケの不和 カラヤンの指名 カラヤンの来歴 常任指揮者契約 アメリカツアー 積極的レコーディング活動 シュトレーゼマンの支配人就任 フィルハーモニー・ホールの建設 オーケストラの公共性 ドイツの「和解外交」とベルリン・フィル ザルツブルク復活祭音楽祭 音楽の「映像化」 カラヤン財団創設 ソヴィエト遠征 権威化するカラヤンとその横顔 カラヤン・アカデミー ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭 団員との軋轢 支配人をめぐる軋轢 冷戦をまたいだ演奏活動 オーケストラ以外での団員の音楽活動 ザビーネ・マイヤー事件 カラヤン離れの模索 若干の歩み寄り シュトレーゼマン、二度目の引退 カラヤンの衰弱 CAMIスキャンダル 日本ツアーとカラヤンの「終わり」の予感 最後の演奏会 カラヤンの死 第6章 変革期――「独裁制」から「民主制」へ 「民主化」と指揮者選び アバドの生い立ち ベルリンの壁崩 壊 ホールの大規模改修 ヨーロッパ・コンサートシリーズ チェリビダッケの再登場 「カラヤン後」のゆくえ 古典復興、現代音楽 アバドの辞任予告 「ドイツの民主主義の50年」 アバドの闘病と9.11テロ アバドの退任 アバドの評価 第7章 模索期――新しい時代のオーケストラとは何か ラトルの選出 ラトルとベルリン・フィルの最初の出会い 財団法人化 支配人をめぐる混乱 ラトルの音楽作り 音楽芸術の新しい位置づけ 「レジデンス」制度の拡充 新支配人の新しい試み 映像活動 歴史認識の確認作業 デジタル・コンサートホール ラトルの退任 ラトルの評価 パンデミックと 再び「政治」に直面 あとがき 参考文献 図版出典 ベルリン・フィル関連年表
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-弁護士、公認会計士、司法書士は、難関国家資格の「士業」の代表格だ。司法制度改革後に右肩上がりで増えた結果、同じ資格同士だけでなく、隣接士業の仕事を食い合う仁義なき戦いを繰り広げる。 本書は週刊エコノミスト2017年2月28日特大号で掲載された特集「弁護士VS会計士 司法書士」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・聖域失い敵陣で戦うサムライ業 ・チェンバース&パートナーズランキング 弁護士&法律事務所/スター弁護士の仕事術 ・成長著しい企業法務が花形 海外進出巡りわかれる戦略 ・8大法律事務所トップに聞く 業界の展望 次の一手 ・安定だけではない企業内弁護士 外部起用の門戸とパイ広げる ・企業弁護士の本質 ・契約 転ばぬ先の弁護士活用 ・定着した第三者委員会 「不良委員会」根絶が課題 ・刑事弁護 ネットで簡単アクセス ・【インタビュー】周防正行監督 取り調べ可視化「密室の映像は証拠にならない」 ・TVドラマの法律監修 弁護士を魅力ある職業に ・引く手あまたの公認会計士 社外役員や社員としてニーズ ・社会福祉・医療法人へ進出 公金の使い道チェック強化へ ・会計監査の「チャイナリスク」 子会社資料に国家機密の壁 ・「制御不能」の現地監査法人 ・増える司法書士の成年後見人 弁護士の先をゆく不正防止策 ・「過払いバブル」の余波 ・法律相談への回答でアピール 弁護士ドットコムの次の手/この弁護士、大丈夫? 懲戒処分歴をチェック ・金融商品の「売り方」問う訴訟の力 幻の“ポスト過払いバブル” 【執筆者】 酒井 雅浩、稲留 正英、黒崎 亜弓、国広 正、磯山 友幸、伊藤 歩、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 岩倉 正和、大野 聖二、保坂 雅樹、伊藤 哲哉、三村 藤明、杉本 文秀、棚橋 元、田中 克郎、栗林 康幸、国谷 史朗、武藤 佳昭、久保利 英明、ケン・シーゲル、周防 正行、石丸 幸人、酒井 将
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4.0【内容紹介】 シリコンバレーから北欧まで、左派から右派まで 世界で爆発的な関心を集める所得再分配の手法 AI失業も経済格差も克服できるのか? 世界的論客による必読の一冊 (本文より) この本は、ベーシックインカム(BI)への賛成論と反対論を一とおり読者に紹介することを目的としている。 BIとは、年齢や性別、婚姻状態、就労状況、就労歴に関係なくすべての個人に、権利として現金(もしくはそれと同等のもの)を給付する制度のことだ。 本書ではBIとはどういうものか、この制度が必要とされる根拠であるところの三つの側面、すなわち正義、自由、安全について論じ、経済面での意義にも触れる。 また、BIに対して唱えられてきた反対論、とくに財源面での実現可能性と、労働力供給への影響について考えたい。 さらに、制度の導入を目指すうえでの実務的・政治的な課題も見ていく。 【著者紹介】 ガイ・スタンディング Guy Standing 経済学者。ベーシックインカムの啓蒙団体、BIEN(Basic Income EarthNetwork) の共同創設者、現共同名誉理事長。イリノイ大学にて労働経済学・労使関係論にて修士、ケンブリッジ大学にて経済学博士号取得。国際労働機関(ILO) エコノミスト、バース大学教授、ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院(SOAS) 開発学教授などを歴任。著書に『プレカリアート~不平等社会が生み出す危険な階級』などがある。ベーシックインカム賛成派を代表する論客。 【目次より】 はじめに 第1章 ベーシックインカムの起源 第2章 社会正義の手段 第3章 ベーシックインカムと自由 第4章 貧困、不平等、不安定の緩和 第5章 経済的議論 第6章 よくある批判 第7章 財源の問題 第8章 仕事と労働への影響 第9章 そのほかの選択肢 第10章 ベーシックインカムと開発 第11章 推進運動と試験プロジェクト 第12章 政治的課題と実現への道
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-『隷属なき道』がベストセラーになるなど、近年ベーシックインカムが注目を集めている。 ウーバーイーツやアマゾンなどの配達のような、請負関係に基づいたギグワークが増えてくる中で、雇用関係に紐付いた社会保障の責任を回避できるようになり、十分な保障を受けられない層の拡大が社会的な課題となっている。そして、年齢や収入、保有資産を問わず一定額を定期的に給付するベーシックインカムの関心が高まってきた。さらにコロナ禍による一時的な収入減に対し無条件の給付を行った国は日本以外にも多く、その必要性は広く意識されているが、未だ継続的に実施している国はない。 本書は、韓国におけるベーシックインカムの議論をリードする研究者たちの成果の集大成である。韓国は、2017年大統領選における候補者たちの公約にベーシックインカムが上がり、昨年の国会議員選挙ではベーシックインカム党から国会議員も出るなど、具体的な導入に向けた動きが見られる。 韓国そして全世界の、これまでのベーシックインカムに関する議論・事例をまとめつつ、日本と似た社会保障制度を持つ韓国において、どのように既存の制度との整合を取りながらベーシックインカムを導入していくべきかを検討、さらに実現のためにどのような運動が必要なのかも追究している。 加えて本版で収録した金成垣氏の解説は、韓国、そして日本の社会保障制度における共通の欠陥と、制度発展の違いを指摘しながら、ベーシックインカムが抱える理論的な困難にも触れる。 日本においてベーシックインカムの議論をする際の必携書となろう。
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4.0カネと運しだいの自己責任社会を変える本。 教育費・医療費・介護費・障がい者福祉がタダになり、 将来の不安におびえて今の望みをあきらめなくてもいい、衝撃の方法があった! 本書では、そんな社会を実現する方法「ベーシックサービス」について、 財源、ベーシックインカムとの違い、しくみ、実現への道筋をひもといていきます。 日本では、将来の「必要」に「貯蓄」でそなえなければなりません。 私たちは生活を守るために、子どもを減らし、欲しいものをあきらめ、人並みの暮らしをなんとか維持しようと必死になって生きています。 運がよければいいんです。でも、運が悪ければ、どんなにキャリアを積んでも、ちょっとしたきっかけで奈落の底に突き落とされます。貧しい人に無関心で冷淡な社会は、いつ、自分や子どもたちに牙をむくかわからないのです。 あなたは、そんな社会を子どもたちに残したいですか? 「運が悪く」極貧の母子家庭で育った財政学者が、壮絶な自身の過去とともに、社会を変えるシステムを解き明かします。 *2021年刊行の『どうせ社会は変えられないなんてだれが言った?』に最新状況を加筆、再編集して新書化したものです。 (底本 2024年4月発売作品)
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4.0史上最も騒然とした政権移行は、核兵器を使った米中戦争という国家存亡の危機に瀕していた。 重い影を背負ったバイデン政権の実態。 復讐を誓うトランプ復活の未来。 著名記者が放つ全米大ベストセラー。 【内容紹介】 現職大統領トランプが選挙不正を唱え続けるなか2021年1月6日に発生した議会襲撃事件は、トランプからバイデンへの政権移行が国家存亡の危機を招く可能性を強く示していた。襲撃事件直後、統合参謀本部議長マーク・ミリーは、1933年にナチスが起こしたドイツ国会議事堂放火事件をトランプが再現しようとしているのではないかと懸念した。事件を利用してナチスは独裁を完成させたが、同じような混乱をもたらすためにトランプは核兵器を使うのではないか。トランプが核のボタンを押せば数分内に何個でも核弾頭が発射できるが、その決定に至るまで誰の助言を聞く必要もない。 本書で調査報道の名手ボブ・ウッドワードと政治記者ロバート・コスタが暴き出すのは、まさに開戦の危機に直面していたアメリカの姿である。200名以上の関係者にインタビュー、さらにメモ、電話記録、日記、メール、会合記録といった私的な記録や政府資料から、トランプのホワイトハウス、大統領選、政権移行の大混乱、国防総省、議会、バイデン政権の実態を明かす。 バイデンは前大統領の重苦しい影を背負った。パンデミック、悪化する経済、党派主義がはびこる政治、危険に満ちた国際関係。「この危機の冬、私たちにはやることが大量にある」と就任演説で語ったバイデンは、実際に何をやったのか。本書は、トランプ政権の終わりとバイデン政権の始まりという、史上最も騒然とした政権移行を描くものである。
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3.0戦後70年間、暗黙のうちに、政治的な立場を表明せずに中立を保つことが作家のとるべき理想的態度とされてきた。だが、特定秘密保護法案やいわゆる「共謀罪」が可決され、言論の自由が岐路に立たされつつあるいま、「政治と文学」をめぐる従来的なスタンスは根本から問い直されている。閉塞感にあふれた「もの言えぬ時代」の中で、日本ペンクラブ前会長・浅田次郎と現会長・吉岡忍が、もはや絵空事とはいえなくなった「言論弾圧」の悪夢に対して警鐘を鳴らした緊急対談。 【目次】まえがき 浅田次郎/第一章 自衛隊と文学者~三島由紀夫で人生を変えた二人/第二章 明治一五〇年~大逆事件、明治期の戦争と文学/第三章 大正デモクラシーと昭和の暗転~谷崎潤一郎、石川達三、川端康成、火野葦平/第四章 日中戦争期の戦争と文学~金子光晴、林芙美子/第五章 ペンクラブの時代~島崎藤村、井上ひさし/第六章 それでも私たちは戦争に反対する~坂口安吾/あとがき 吉岡 忍/年表/参考文献
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3.0マレーシア航空機撃墜事件の真相、ISISの本当の正体……表のニュースを見ているだけでは分からない世界の真実を活写。そして明かされる、ワシントンD.C.を乗っ取った悪魔教徒たちの驚愕の来歴。 現在、ナチス・アメリカ後の世界の新たな体制はすでに固まったと言っていい。ドルは基軸通貨でなくなる。世界はBRICSを中心とする集団指導体制に移行する。だから、今のすべての混乱は世界覇権を失うアメリカ帝国の断末魔の国際謀略なのだ。崩壊するアメリカ、巻き込まれる日本。目覚めよ、ニッポン人! このままアメリカと心中する気か! 今ならまだ間に合う!! 【章目次】 プロローグ――いよいよ新世界体制が姿を現す「革命前夜」 第1章 「闇の支配者」が作り上げたナチス・アメリカ――二つのイルミナティと「悪の帝国」 第2章 マレーシア航空機撃墜事件の真相――アメリカが仕掛ける国際謀略 第3章 ISISの二つの顔――クライシス・アクターとPMC 第4章 ウイルス国家「ISIS」の暗躍――混迷のイスラム世界の裏の真実 第5章 日本人を「反中親米」にしたアメリカの罠――領土問題と3・11 第6章 ネット情報に踊らされる日本人――「まとめサイト」という洗脳システム 第7章 崩壊するアメリカ、巻き込まれる日本――ナチス・アメリカ後の世界 エピローグ――2016年、世界の新たなステージが始まる
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3.9暴力、セックス、洗脳…… 介護の現場がマジでヤバい! このままだと日本は姥捨て山国家になる! ! 超高齢化社会を目前に控え、介護事業は圧倒的な需要がある成長産業といえよう。 ただ、今の介護現場は危険すぎる。 「低賃金」や「重労働」といったよくあるネガティブ要因だけではない。 高い離職率に、急増する介護職員の暴行事件、 貧困によって売春市場に流れた介護ヘルパー、宗教的介護施設の乱立…… いったい介護の現場で何が起こっているのか? 本書では、急増する介護現場での事件、著者が経験した困難の一部、 介護人材の実態を報告しながら、破たん寸前の介護現場の現状を紐解いていく。 ノンフィクションライターの中村淳彦氏があぶりだす驚愕の真実とは……?
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4.0障害児の発達を保障する活動=放課後等デイサービスが拡大するなかで、改めて問われている「実践の質」を高めるため、障害児の発達、学齢期に求められる活動の特徴など、事業者にも利用者にもわかりやすいガイドブック。
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4.0緊急出版! 2017年、韓国はさらに壊れていく。 「米韓軍事同盟を基軸とする国防、輸出依存率が極度に高い経済…… 国の大枠が崩れようとしているのに、「反日教」はますます盛んなのだ。 こんな国とは…できるだけ付き合わないことが一番だ。 【滅公奉私】や【外華内貧】の思考、 あるいはコネと賄賂ですべてを解決しようとする韓国型行動様式が、 日本に広まることを断固として阻止しなければならない。」 (「おわりに」より) (目次より) 序 章 生まれてはならなかった国 1章「朴・崔ゲート」で見えたもの 2章 朴槿恵は李王朝型の新悪 近代以前に逆戻りの韓国社会 3章 すべてはセウォル号沈没から始まった 4章 朴大統領の呆言、妄言、暴言録 5章 韓国財閥 軒並み崩壊の真相 6章 『呆韓論』ナッツリターン篇 7章 ヤミ金で成立する韓国経済 8章 韓国人は世界一の嘘吐き民族だ 9章 ナチスを上回る世界一の差別大国 ほか 出版社より 腐敗がはびこり、李朝時代の身分制度と超差別構造から抜け出せない韓国の政治的混乱を、 「ワイドショー」的におもしろがっている場合ではないと、著者はいいます。 ロウソクデモを指揮する「市民団体」には、解散を命じられた旧統合進歩党の指導部が混じっており、 釜山の日本総領事館前にいわゆる慰安婦像を設置したグループを指導したのも彼らとされています。 韓国に左翼政権ができれば、従北派が勢いづき、米韓軍事同盟の瓦解もあり得ます。 その日に備えるべく、社会の各所に深く埋め込まれている、日本についての悪意ある嘘情報や、 左派の呪いの言葉を解毒して、「日本の韓国化」を食い止める必要があるのです。 「隣国とは仲良くしなければならない」という戦後教育の呪縛から逃れる冷静な視点と、 大マスコミが決して報じない、生々しい内実の情報が満載の一冊です。
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4.0福島第一原発事故後の2011年12月、政府は冷温停止状態に入ったとの発表を行いましたが、地元の住民の方々の帰宅問題やホットスポット、食べ物の汚染など問題は山積しており、私たちの不安はまだまだ解消されていません。 「内部被ばくは、外部被ばくの600倍危険だ」 「福島の野菜を食べてはいけない」 「西へ逃げろ」……。 原発事故以来、さまざまな「専門家」たちの意見が飛び交い、かえって不安と混乱は増すばかりです。今最も必要とされるのは、正確な情報ではないでしょうか。 本書の著者は、長年にわたって放射線医としてがん患者の治療に携わってきました。被ばくと発がんリスクの問題について語るに最も相応しい人物といえます。さらに事故後、福島で行った調査や、広島・長崎、そしてチェルノブイリ原発事故のデータ分析も踏まえて導いた結論は、大きな説得力をもちます。 2011年、ロシア政府はチェルノブイリ原発事故25年目にあたり、総括報告書を発表しました。そこには住民の避難と健康被害の実態の分析がなされており、今の日本にとって示唆に富む内容です。本書に、その一部を翻訳掲載しています。 原発事故以来、私たちは日常生活においてさまざまな「選択」を迫られてきました。本書が、選択を迫られるようなときに、一人でも多くの方にとって判断材料のひとつとなることを願います。 ●主な内容 はじめに 第1章 放射線の真実 第2章 発がんリスクの真実 第3章 広島・長崎の真実 第4章 チェルノブイリの真実 資料:2011年ロシア政府発表『チェルノブイリ・25年目の総括報告』の最終章の訳文を掲載 第5章 放射線の「国際基準」とは 第6章 福島のいま、そしてこれから 第7章 非常時における被ばく対策 第8章 「被ばくと発がん」の疑問・不安に答える おわりに ――福島を日本一の長寿県に
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4.0被ばく治療の第一人者による、もっとも信頼できるガイド。チェルノブイリ、東海村、福島など、放射線が絡む重大事故の現場にいち早く駆けつけ、被ばく者の救護活動を行なってきたアメリカ人医師、ロバート・ピーター・ゲイル博士。一般市民が放射線について正確な知識をほとんど持たず、誤った情報が流布していることを憂慮した博士は、わかりやすい啓蒙書の必要性を感じ、ジャーナリストのエリック・ラックスとともに本書を執筆した。どの種類の放射線を、どのくらいの線量浴びると危険なのか? 福島第一原発事故の被ばく者の今後は? 携帯電話や電子レンジの電磁波は安全か? X線検査など医療処置で浴びる放射線については? これから原発とどうつきあっていけばいいのか? 数々の切実な問いに対して、これまでの治療経験と医学の立場から言えること、放射線利用のメリットとデメリットを、ゲイル博士が基礎から懇切に解説する。放射線に関する知識を整理・補強し、利益とリスクを冷静に見据え、より適切な判断を下すために。ポスト3-11を生きる私たちにとって、いまこそ必携の1冊。
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5.0国会の参考人説明で、内部被曝研究の第一人者・児玉龍彦教授(東京大学)は、満身の怒りを表し、「国はいったい何をやっているのですか!」と政府を糾弾した。子どもと妊婦を守ることを最優先にすべきであると涙ながらに訴える児玉教授の姿はYouTubeで繰り返し流され、大勢の人々共感と支持を得た。 一方、不良債権問題、小泉構造改革を厳しく批判してきた金子勝教授(慶應大学)は、誰も責任をとろうとせず、失敗も総括しないところに、「失われた20年」と今回の原発事故との共通点を見いだし、3.11直後から警鐘を鳴らしてきた。 原発事故と、その後の無責任な対応により、住む家を追われ、仕事を失い、子どもたちの未来に不安を抱かなくてはならないという理不尽な現実に対して、盟友・児玉龍彦教授と金子勝教授が熱く語る、魂の対談! 感情をあらわに、理不尽な現実に怒りを表明することができる。そんな学者たちが、今この時代にいるのは、ものすごく心強い。
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-新論壇のカリスマ+世界絶賛のストリートアーティスト「オレたちが消される前に読んでくれ」 原発事故は終わっていない。それは今なお進行する現実であり、身近に迫るカタストロフなのだ。なぜ国家は何もしないのか、なぜ報道は何も伝えないのか、なぜ国民は何も考えないのか、社会はどう変わるのか、経済はどう動くのか、そして我々はどうなるのか……… 答えは本書にある。 【目次】 原発事故に打つ手などない/外国の目に映るもの/小さい生命たちが蹂躙されている/今世紀最大の国家犯罪になる/国家は権利を無効にしたい/原子力複合体という巨獣/なぜ国家は汚染を認めないのか/ジャーナリズムは廃語になった/メディアが思考麻痺を仕掛ける/意識操作の方法論を知ること/政治家とマスコミが宴会をする国/人も社会も言葉から狂う/強制的同一化の闇が社会を覆う/右翼は何をやっているのか/文明が崩壊する原理 【著者】 響堂雪乃 響堂/雪乃 コラージスト(言葉と情報と思想を紡ぐ創作家)。ブログ・マガジン「独りファシズムVer.0.3」を主宰し、グローバリゼーションをテーマに精力的な情報発信を続けている。 281_Anti Nuku 反核・反権力をモチーフとする気鋭のストリート・アーティスト(路上芸術家)として注目されている。
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3.0あなたはどれだけこの世界の闇を直視できるだろうか? そしてこの絶望的なまでに狂った世界から、 どれだけの光を見出すことが出来るだろうか? 奴隷のまま生きるか、真に自由に生きるのか? 残念だが、もうあまり時間がない! 私たちはすぐにでも行動しなければならない! 気鋭の医師、内海聡氏が原子力行政に切り込み、隠蔽されている放射能の真実を明らかにする衝撃作! 原発事故から4年たった今だからこそ読んでほしい、ウソまみれの政府がながすデマに流されないための一冊。 あれから三年。日本人の記憶から風化されつつある原発と放射能の今を、内海聡が明らかにする衝撃の最新作! 嘘がうずまく原子力行政に対して、話題の医師が下した結論とは…… 原子力のウソ、放射能のウソ 私たちの記憶に新しい「セシウム」、「ただちに害はない」、「東電」などといった言葉をひとつひとつ捉えなおしていき、政府のついたウソと、ウソつきをあぶりだす。次世代のために私たちが出来ることとは一体何か? 日本人の明るい未来のために必読の一冊。
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