富士山大噴火と阿蘇山大爆発

富士山大噴火と阿蘇山大爆発

836円 (税込)

4pt

4.4

3.11以降、日本の地盤が“激震”し続けている。2014年の御嶽山噴火、そして記憶に新しい熊本地震。300年以上も沈黙を続ける「活火山」富士山はいつ噴火するのか。そして、実は富士山よりも恐ろしいのが「巨大カルデラ噴火」だ。かつて南九州の縄文人を絶滅させたこの巨大噴火が阿蘇で再び起これば、数百度の火砕流が海を越えて瀬戸内海を埋め尽くし、大量の火山灰で日本中が覆われる。マグマ学の第一人者が、緻密なデータをもとに地震と噴火のメカニズムを徹底解説した、日本人必読の一冊。

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富士山大噴火と阿蘇山大爆発 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     各章ごとに「まとめ」があり,専門的な内容であるにも関わらず分かりやすく書かれてある。
    ■マグニチュードが1大きくなると地震のエネルギーは約32倍。2大きくなると1000倍大きくなる。
    ■マグニチュードが9以上の地震は数百キロメートルを超える範囲で大断層が動く。そのエネルギーはほぼ日本の年間総発電量

    0
    2016年07月10日

    Posted by ブクログ

    マグマや火山の形成、噴火の要因、富士山や巨大カルデラ噴火について、わかりやすくまとめられている。

    マグマは、海洋プレートが沈み込んだ100km以上の深さでプレートから絞り出された水とマントルが反応して生まれる。玄武岩質マグマは、比重が重いマントルの中を上昇した後、ほぼ同じ比重の地殻の底で止まる。そ

    0
    2018年10月31日

    Posted by ブクログ

    前半は東北大地震(3.11)以来、列島の火山が活動期に入ったなどという俗説をマグマ学の第一人者がやんわり否定する。そんなに単純な話じゃないよ、というため息が聞こえてきそう。また、地震予知分野よりはマシなようだが火山学でもまだまだわからないことが多くて噴火を予測するのはかなり困難であるようだ。
    後半は

    0
    2022年01月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本のタイトルはなぜこのタイトルか、読み終わると解るようになっている。
     世界一の火山国、地震国である日本。そうなっている原因はせめぎ合うプレートにあるという。日本東岸の太平洋プレート、北海道から関東までが乗る北米プレート、糸魚川静岡構造線から西の日本列島が乗るユーラシアプレート、日本南岸に位置す

    0
    2016年07月03日

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