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  • 福祉工学の挑戦 身体機能を支援する科学とビジネス
    3.0
    1巻814円 (税込)
    急速な高齢化が進むなか、高齢者や障害者の日常生活を工学面から支援する「福祉工学」が注目を集めている。これは、失われたり衰えたりした感覚や手足、脳の機能を、機械で補助・代行する工学分野である。本書では、この分野の草創期から一貫して携わっている著者の経験をたどりつつ、これまでビジネスとしては成り立ちにくいとされていた福祉が、ひとつの産業として大きな可能性を秘めていることを示す。

ユーザーレビュー

  • 福祉工学の挑戦 身体機能を支援する科学とビジネス

    Posted by ブクログ

    工学領域において一段格下に見られがちな「福祉工学」がどのような問題意識のもとで実践されているか、また今後「ビジネス」として発展していくにあたりどのような可能性を秘めているか、という二点についての主張がメイン。

    技術バリバリの記述については正直理解が難しかったが、現在の福祉工学が生体機能補助から生活機能補助へという流れのもとにあるという指摘は腑に落ちたし重要でもあると感じた。「健常者」もいずれは(明日にでも)確実に「障害者」となりうること、高齢社会である日本においてはこうした支援の学が充実することが市民の安心・安全、生産性などに直接的に繋がってくることは想像に難くない。また、著者は長らくこの

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    2011年07月27日
  • 福祉工学の挑戦 身体機能を支援する科学とビジネス

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    急速な高齢化が進むなか、高齢者や障害者の日常生活を工学面から支援する「福祉工学」が注目を集めている。
    これは、失われたり衰えたりした感覚や手足、脳の機能を、機械で補助・代行する工学分野である。
    本書では、この分野の草創期から一貫して携わっている著者の経験をたどりつつ、これまでビジネスとしては成り立ちにくいとされていた福祉が、ひとつの産業として大きな可能性を秘めていることを示す。

    [ 目次 ]
    第1章 福祉工学の誕生
    第2章 サイエンスへの道
    第3章 等身大の科学から生まれるもの
    第4章 電気で伝える人工の耳と目
    第5章 多様なヒューマン・インタフェース
    第6章 ビジネスの創出へ

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    2010年06月01日

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