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菓子パン、シリアル、冷凍ピザ── 幾度もの化学的処理と無数の添加物によって製造され、小売店の棚を埋め尽くす「超加工食品」。それは、本当に食品といえるのか? 成分の組成から業界をあげた規制妨害の実態まで、現代の「食」を蝕む病理のすべてを解き明かす。
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Posted by ブクログ
ビッグテックがスマホやSNSを通じて子どもたちの注意や時間を奪っている構造と同じように、食品業界でも似たようなことが起きているように見えてくる。
安くて、おいしくて、どこでも手に入り、つい食べすぎてしまう超加工食品(UPF)。そこには物理的な加工や人工甘味料、香料、添加物だけでなく、マーケティング、研究資金、政策への働きかけまで含めた大きな仕組みがある。
企業も持続可能性や健康に配慮しようとしている一方で、最終的には売上を伸ばすという目標がある。その結果、自ら生み出している問題に対して、また別の商品や解決策を差し出すような矛盾も見えてくる。
タバコや製薬には強い規制があるのに、毎日口にする食品はここまで生活に入り込んでいる。それでも規制はまだ緩い。何を食べるかは個人の選択だと思っていたけど、その選択自体がかなり設計されているのかもしれないと思わされた一冊だった。
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