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高坂正堯外交評論集 日本の進路と歴史の教訓
【中公学芸ライブラリー】 戦後日本を代表する国際政治学者であり、外交ブレーンとしても活躍した著者が自ら編んだ1970~90年代の外交評論集。 冷戦、日米経済摩擦、石油危機、湾岸戦争などさまざまな時代の変動を、理論と政策双方に通じた著者はいかに読み解いたか。 歴史の造詣に裏打ちされた国際感覚が捉えた、20世紀後半の日本、そして世界の変化の本質とは。 世紀を越えていっそう価値を増す、思索の軌跡。 稀代の英知が最後に手がけた、現代への示唆に富む一冊。 【中公学芸ライブラリー】 -
工作・謀略の国際政治 - 世界の情報機関とインテリジェンス戦 -
ガザ紛争、宇露戦争、中国、北朝鮮の動向、読み解く鍵は情報戦である! 国際政治における各国のインテリジェンス組織の裏面を詳細に解読する! ●別班ブームと日本の実情、ガザ紛争、ウクライナ戦争、中国の監視システム 北朝鮮の暗殺組織 インドvsパキスタンの過激な情報機関、キューバ情報機関 ドイツ特殊部隊の闇、日本赤軍とシリア秘密警察 世界の混迷のカギを解き明かすのは、やっぱり諜報! 世界各地で緊張が高まるこのような状態は今後も長く続くが、そんな時代を生き抜くには、軍事的な防衛力と同じくらいに必要なものがある。 情報戦を勝ち抜く力だ。 実際、ウクライナでの攻防でもガザ紛争でも、探り合いの攻防で敵対する相手を出し抜くとともに、相手陣営の内部を心理的に揺さぶり、さらに国際的な世論までも味方につける高度な“情報戦”が行われている。 そして、その情報戦を担っているのが、米国のCIA(中央情報局)やNSA(国家安全保障局)、ロシアのFSB(連邦保安庁)やGRU(参謀本部情報総局)、あるいはウクライナのGUR(国防省情報総局)やイランの「イスラム革命防衛隊コッズ部隊」、イスラエルの「モサド」や「シンベト」、中国の「公安部」や「連合参謀部情報局」、北朝鮮の「国家保衛省」や「偵察総局」といった各国のインテリジェンス組織だ。 ここで言うインテリジェンス組織とは、国の安全保障のために情報を収集・分析する情報機関のことで、彼らは諜報機関でありながら、同時に相手陣営を惑わしたり誘導したりする秘密工作機関でもある。 自国民を監視・弾圧する独裁国家では、しばしば恐怖の「秘密警察」の顔も持つ。 こうした組織の活動は非公開が原則なので、あまり日々のニュースでは報じられないが、現代の国際政治では非常に重要な役割を担っている。 こうしたインテリジェンス組織の仕組みとウラの活動に目を向け、国際報道で漏れ伝わる関連情報を繋ぎ合わせることで、現代国際政治の深層の一端に迫ってみたいというのが、本書をとりまとめた目的だ。 情報戦という言葉自体はよく聞くが、現実の国際紛争で実際のところ、それはどうなっているのか。具体的な紛争の局面での動きを追ってみようと思う。(はじめにより) 【目次】 第1章ハマス軍事部門vsイスラエル情報機関 ~インテリジェンス戦争としてのガザ紛争~ 第2章 知られざる情報戦 ~ウクライナ戦争の深層~ 第3章 習近平の恐怖の監視システムとスパイ・ネットワーク 第4章 金正恩「独裁体制」の源泉 ~北朝鮮の暗殺組織~ 第5章 問題だらけの「日本の情報機関」 第6章 暗躍する世界の情報・公安機関 第7章 世界最強のインテリジェンス大国=米国情報機関の全貌 【著者プロフィール】 黒井文太郎(くろい・ぶんたろう) 1963年、福島県いわき市生まれ。 福島県立磐城高校、横浜市大文理学部国際関係課程卒。 講談社入社。週刊誌編集者として勤務。同退社後、フリージャーナリスト(NY、モスクワ、カイロを拠点に国際紛争取材専門)。 帰国後、月刊『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て軍事ジャーナリストに。 著書に、『北朝鮮に備える軍事学』『イスラムのテロリスト』(講談社)、『日本の防衛7つの論点』『謀略の昭和裏面史』(宝島社)、『イスラム国の正体』(ベストセラーズ)、ほか多数。 -
考察ウイグル :公開資料・リーク文書等から探る新疆の真実
新疆ウイグル自治区の現状は? 当局の声明や公開文書、「職業技能教育訓練センター」元収容者による告発、研究者の論考、 そして「カラカシュ・リスト」と呼ばれるリーク文書等から考察していく。 一般的に「ジェノサイド」の実態に迫るためには、まさに「ジェノサイド」の進行中に、資料を集められるだけ集めて分析することが肝要だと言える。「ジェノサイド」の歴史を見れば明らかなように、「ジェノサイド」を引き起こした体制が根本的に転換されない限り、後年になればなるほど、かえって真実に辿り着くのが難しくなるからだ。 (本書「序章」より) 【本書主な内容】 序章 第1章 ウイグル族・ウイグル問題とは何か —回族やチワン族との比較から 第2章 中国当局の現場スタッフの観点から描く大量拘束の実態 第3章 「職業技能教育訓練センター」への収容理由に関する問題 第4章 漢族男性との強制的な婚姻、及び同化の行方 第5章 新疆ウイグル自治区内外における強制労働の疑惑 第6章 既婚女性に対する不妊手術の強制の有無に関する検証 第7章 労働教養所とは何か 第8章 労働教養所と「職業技能教育訓練センター」の比較 終章 -
皇室の秘密を食い荒らしたゾンビ政体
謎の京都皇統の舎人がもたらした極秘情報! 現代史の伏流にある世界を動かす正体とは? 帳に包まれた秘所に踏み入り禁を破って公開する ・京都皇統による秘密の伝授 ・『高松宮日記』をめぐる有象無象の策謀 ・ハープ(HAARP)の威力を知る皇室の情報力 ・石井紘基議員の刺殺事件の謎 ・不透明な総裁人事の日銀を蝕む満州人脈の亡霊 ・自衛隊を七面鳥にする自民党と公明党の犯罪 ・宮内庁と外務省の皇室イジメと小泉内閣の対米盲従の悲劇 ・異常気象の謎とカミオカンデの爆裂 ・満蒙を源流にする右翼の動きと大阿闍梨の持つ影響力の源泉 ※本書は同名書籍の電子版『皇室の秘密を食い荒らしたゾンビ政体』に序文、付録などを加え、加筆した書籍版です。 -
皇室をお護りせよ!鎌田中将への密命
日米開戦80周年目にして甦る。皇室を親子で護った感動のノンフィクション 「鎌田中将、日本を救ってくれてありがとう」そんな言葉が出てくる一冊です。 昭和20年8月15日--北京で終戦を迎えた鎌田詮一中将。 自決するための毒薬を準備しようとしたら、突然の帰還命令が。 帰国すると時の首相、東久邇宮首相から「どうかよろしく頼みます」と 手をついて頼まれた。 そのときから皇室を護るための占領軍との困難な交渉が始まった……。 終戦直後、マッカーサー率いるGHQが来襲。天皇制度の存続が危ぶまれ、無理難題を次々につきつけてくる。その危機を救ったのが、「皇室をお護りせよ」と東久邇宮首相から内々の命令を受けた鎌田銓一中将。彼は米国に留学し、米陸軍で大隊長も務め、マッカーサーにも会い、そのときの米兵部下がGHQに何人もいた。軍票導入寸前の非常事態も、彼の人脈と機転で阻止した。知られざる占領秘話物語 ※本書は、2016年に小社より刊行された同名の単行本をWAC BUNKO化したものです。 現代史、戦争関連の書物は数多いですが、本書に出てくる鎌田銓一中将のことに触れている本は少ないです。でも、一読すると、こんなグローバルな軍人が戦前の陸軍にいたんだと驚かれることでしょう。 学者肌なところもあって、工兵としてコンクリートの強度などについて京大などで軍事研究をし、ひいては、当たって砕けろ式に訪米し、アメリカのイリノイ大学に留学し研究をします。 現地のアメリカ人社会にも飛び込み、日米交友・親善のための活動もします。挙げ句の果てには、なんとデラウェア州にあるフォート・デュポン工兵第一連隊に入隊し、見習いとはいえ、大隊長の職務を代行するのです。そのときの「教え子」というか「部下」が、1945年8月、戦勝国の軍人(先遣隊)として厚木にやってくるのです。 そこに鎌田さんが何も知らずに待ち構えていた……。運命の再会……。そのとき、かつての上司(鎌田)と部下(テンチ大佐ほか)が立場を代えて向き合う。しかし、勝者の米軍将校が、鎌田さんに対して直立不動で敬礼をするのです。その一幕……。 同席していた有末精三中将の『終戦秘史 有末機関長の手記』によれば、「談笑の会話さえ交わされはじめ緊張した空気は著しくほぐされて来た」とのこと。これも鎌田中将の人脈があってこそのことだったのです。 息子の鎌田勇さんも、米国人の皇室へのイメージアップのためにしばしば、父親からパーティ会場などに駆り出されて活躍します。そんな希有な親子の体験を綴った書です。 鎌田勇(1928-2018)――1945年、陸軍士官学校に入学したものの終戦で閉校して学習院に復帰。父・銓一の秘書的な役割を果たした。音楽への造詣が深く、演奏でも米軍将校と交流を深める。慶應義塾大学文学部を卒業し、沖電気入社。沖ユニシス社長、日本ユニシス取締役、ジェイビルサーキット日本代表などを歴任。音楽関係では、学習院オーケストラの指揮者を務めるほか、作曲家として活躍。音楽活動を通じて皇室(天皇陛下)との交流も持つ。著書に『音楽の聞こえる小さな家―ハーモニーに包まれた皇室の肖像』、音楽作品に自作の交響曲、協奏曲、室内楽曲などを収録した『KAMATA COLLECTION』などがある -
こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと
――「BBC」「CNN」「ニューヨークタイムズ」からは見えない「リアル」―― 911、イラク戦争、そしてアラブの春…… オランダで「最も影響力のある国際ジャーナリスト40人」に選ばれた著者が 中東特派員の5年間で考えた、今を生きる人のための「メディアリテラシー」 オランダで話題騒然となったベストセラーがついに邦訳! 1998-2003年のあいだ、私は「報道特派員」として中東に滞在した。 スーダンの紛争、9・11テロとその後につづくイラク戦争、 長期独裁政権が続くエジプトやシリア、そして永遠に思われる泥沼状態のエルサレム。 世界中から"注目"を浴びる最前線にいながら、月日とともに 実感したのは「自分が真実を伝えていない」ということだった。 国際的な西欧のメディアはいつも同じ情報源から得たネタを流す。 特派員の私は本部が用意した原稿を読むためにカメラの前に立つ。 視聴者の「見たいもの=ステレオタイプ」にそぐわない記事は却下され、 そして反対意見を取材しようにも、独裁政権下では誰もが口を閉ざし、嘘をつく。 しかし、取材をうけることのない一般の人々は、いつも西欧のことを敵視していたり、 あるいは紛争や弾圧の恐怖におびえたりする人ばかりではない。 私たちと同じような楽しみや悩みを持ち、ジョークを言い合い、 多種多様な生活をおこない、そして誰にも語れない物語を持っている。 私たちが触れる情報は、いったいどこまでが真実なのか? 報道をするとは、その役割とは、どういうことなのか? 2012/1/19~1/21著者ヨリス・ライエンダイク氏が来日!私たちに求められる「メディアリテラシー」とは何かを語る! -
こうして、人は老いていく 衰えていく体との上手なつきあい方
「最近、できないことが多くなって、年を感じる」 「歩くのがしんどくなってきた」 「疲れやすくなってきて、体を動かすのがおっくう」 「できれば介護で家族に迷惑をかけたくない」 「将来、寝たきりにならないか不安」 こんな「老い」に関する悩みや不安を持っている方は、ぜひ読んでほしい1冊。 寝たきりを予防するには、ウォーキングをしておけば大丈夫。 60歳以上になったから、転倒予防のために家に手すりをつける。 寝起きがラクになるので、ベッドに替える。 入院生活から戻ってきたら、体力温存のためにしばらくは絶対安静にする。 これらはすべて「正しい老化との付き合い方」とはいえません! 高齢者の身体機能維持のためのリハビリを20年以上続けてきた、 著者だからこそ語れる、加齢で老いていく体とどう向き合えばいいか、 本当に予防・改善できる方法を教えます。 何をするにも、どこにいくにも、健康な体があってこそ。 残りの人生を楽しく過ごすためにも、 本書を読んで、老化に負けない、元気な体を手に入れましょう! 【主な内容】 第1章 こうして、人は老いていく ・「老化の個人差」が生まれる要因とは ・「自信の枯渇」が肉体に与える大きな影響 ・今の自分を知ることが、肉体と精神の老化を防ぐ第一歩 ・寝たきりになるのは、本当に仕方がないことなのか ・ウォーキングだけでは、「寝たきり」は防げない など 第2章 「肉体」と「精神」の老化を防ぐためのリハビリとは ・リハビリの目的は、健康のために筋肉をつけることではない ・高齢者にとって交通事故の3倍危険な事故とは ・「転びやすい体」に変えてしまう見えない敵とは ・歩けなくならないために、リハビリでバランス感覚を整える など 第3章 老化を防ぐための「セルフリハ」のやり方 ・これが老化を防ぐ「基本のセルフリハ」 ・「セルフリハ」の効果を上げるための5つのポイント ・「足腰が衰えた」と感じる人のための「セルフリハ」 ・「足腰に痛みある」人のためのリハビリとは など 第4章 勝手に老化が予防できる環境づくりとは ・家族の深すぎる愛情が、体を老化させる ・老化予防のために、「手」ではなく「目」を借りる ・ベッドと布団、老化予防にいいのはどっち? ・「安静に過ごしてください」という言葉の罠 など 第5章 100年時代をどう幸せに生き抜くか ・3倍返し!? コロナ禍の3年半分のツケ ・リハビリのハードルが下がる世の中へ ・人生のエンディングを大切にする など -
孔子を捨てた国――現代中国残酷物語
ともに儒教を文化の基盤にしているから「中国人とは理解しあえる」と信じる日本人はいまだに多い。 だが、習近平政権下の空前の儒教ブームは、政治に敏感な彼らの保身のための口パクにすぎず、中国人はとうに孔子を捨てていたのだ。 「つらの皮厚く、腹黒く、常に人を疑い、出し抜くことを考え、弱いものを虐げ、強いものにおもねりながら生きていかねばならない」中国人の苛烈すぎる現実を、当代一のチャイナウォッチャーが取材。 共産党独裁下で想像を絶する生き地獄に苦しむ人々。厳しい社会階層のヒエラルキーの中で管理、コントロールされ、言論や思想の自由も許されない大多数の国民が直面する、冷酷無比の支配システム、過酷すぎる政治権力闘争、血で血を洗う近代史をできるだけ具体的に描写。 「実際の中国社会は儒教を建前とした残酷な世界なのだ。日本人的な甘ったるい善意や真心が中国人に通用すると期待してはいけない」 2017年、トランプ政権とともに米中は新たな緊張関係を迎え、日本も必ず巻き込まれる。 「日中の関係改善を期待するよりは、この残酷で腹黒い国と対峙していかねばならないことの大変さ」を覚悟する全5章。 弱者の人権はとことん踏みにじられ、知識人への政治的迫害と拷問、臓器売買犯罪、カルト宗教がまん延する社会……凶悪事件や大事故、人民蜂起が相次ぐ中国の闇。月刊誌の名物連載、待望の書籍化! -
高専―戦後日本のエンジニア養成
高等専門学校(高専)は、五年制の高等教育機関である。 実験・実習を重視し、技術者の養成を目的とする。 1962年に誕生して以来、現在は50校以上を数え、卒業生は製造業、建設業からIT産業まで広く活躍している。 ユニークな教育システムはモンゴルやタイ、ベトナムで導入されるなど、世界的に注目されている。 本書では文部省や産業界、大学、短期大学、地方自治体が絡む高専の歴史を辿り、その実態と課題を摑む。 ■目次 はじめに産業立国を目指した日本の歴史の一断面 序章 戦前・戦後の技術者養成機関――一九四〇年代 1 戦前の教育制度と技術者教育 複線型の教育制度/戦前の技術者養成を担った高等工業学校/高専につながる学校 2 一九四七年、新制大学の成立 単線型の教育制度へ/新制大学と一般教育/技術者養成に不向きな新制大学 第1章 技術者養成をめぐる激論――一九五〇~六〇年代前半 1 高度経済成長と教育改革 高度経済成長期の大学定員拡充計画/新制大学制度への反発/産業界による五年制の高等教育機関要求/大学の研究・教育環境の悪化 2 短期大学改革と専科大学法案 中央教育審議会での短大改革案/短大と大学の対立/廃案となった専科大学法案 3 産業界の要望と大学の抵抗 文部省の考える科学技術教育/一般教育重視への批判/暗礁に乗り上げる第一五特別委員会 4 高専設置――文部省主導の折衷案 高専制度案の登場とその内情/池田勇人内閣の焦り/妥協としての高専制度/高専制度の成立/文部官僚による制度設計 第2章 量的拡充の時代――一九六〇年代 1 全国各地の誘致運動 地域振興の論理/一期校の誘致運動/公立高専/私立高専/渋滞する新設校/開校ペースの鈍化/誘致にまつわる地元負担/池田勇人内閣と高専 2 手探りの開校準備 初の入学試験/開校の準備/カリキュラム・教員組織の形成/恵まれた就職事情/商船高専の成立 第3章 充実と安定の時代――一九七〇~八〇年代 1 社会的要請に応えて 電波高専の成立/文部省の方針転換/幻の医学高専構想/学科拡充「一巡目」と制度的安定/地域社会との連携/情報通信と材料分野の需要/高校からの編入学/外国人留学生の受け入れ 2 卒業生の進路確保 初期の大学編入学/技術科学大学の設置/大学編入学後の学生生活/求められる教養 3 高専独自の課外活動 高専体育大会/ロボットコンテストなどによる教育活性化/課外活動で広がるつながり 第4章 多様化の時代――一九九〇年代 1 柔軟化する制度――非工学系分野への進出 高等教育改革/専科大学構想の挫折/大綱化によって高まる自由度/非工学系学科の設置と札幌市立高専/外部評価の導入 2 教育期間の延長――専攻科の設置と大学との関係 専攻科と高まる進学率/本科卒業生の称号問題/専攻科修了生の学士号/JABEEによる国際基準の審査 3 研究者としての高専教員 多岐にわたる校務/研究費と科研費/高専教員の人事 第5章 独法化とブランド化――二〇〇〇年代 1 中央の統制強化高専機構の設置 沖縄高専/行政機構改革と高専機構の発足/高専機構と各校の関係/法人化の功罪 2 ブランド戦略――文科省・高専機構の試行錯誤 「高度化再編」/結び付きの強化/多様化とグローバル化/文科省の考えるこれからの高専 おわりに――技術者養成はどこに向かうのか 政治と大学による翻弄/日本の高等教育の行方 あとがき 図版出典 参考文献 高専略年表 -
高速道路 なぜ料金を払うのか
「休日1000円ぽっきり」も「無料化社会実験」も、結局は国民全体が税金で負担するだけだ。また東日本大震災のあとには、この「社会実験」のための予算を復興に振り向けることを決定するなど、混迷の度は増すばかりである。高速道路問題については30年以上前からずっと同じ問題意識をもち、世に提言し続けてきた第1人者である著者は、そもそも高速道路は無料であるべきか、という根源的問題に立ち返ってこの問題を整理する。今の高速道路問題は単に有料であることによるものではなく、また無料化によって解決できるものでもない。問題は高すぎる料金にあり、受益と負担の適切なバランスがとれていない料金設定の仕方にある(償還主義のための料金の高水準と、画一料率性によって生まれている高速便益の地域間格差)。混迷する高速道路料金について、道路とは何か、場所を移動する便益と、高速で移動する便益は誰が負担すべきか、という根源的問題にまで立ち返って議論した、正しい考え方がわかる本。 -
皇太子殿下、ご退位なさいませ
2013年2月の『新潮45』3月号に発表されるや、世論を二分した論争に発展した宗教学者・山折哲雄氏の論文を全文配信! 論壇から女性週刊誌まで、山折氏の真摯かつ大胆な提言に触発され、議論は沸騰した。山折氏は、現下の象徴天皇制が近代家族制との狭間で異変が生じていると看破。天皇家の危機を回避するために退位し、弟である秋篠宮への「譲位宣言」をなさっては如何かと論陣を張る。いま改めて虚心に読まれて然るべき、2013年の論壇で最高の問題作。 -
宏池会政権の軌跡
現存する自民党最古の派閥、宏池会が生んだ5つの政権のドラマを通じて、戦後政治の軌跡を描く骨太の読み物。 ・池田勇人、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一、そして岸田文雄。宏池会政権はすべて時代の激動期に直面し、政治のギアチェンジを担ってきた。長く政治取材を続けたジャーナリストが、自らの記事も織り込みながら、宏池会政権の軌跡をたどり、戦後日本の政治の歩みを振り返る。 ・政治から経済、行財政改革、自衛隊海外派遣、政治改革、安保3文書の改定、原発再稼働、新しい資本主義など、時代の節目で、なぜ宏池会政権は改革を行ったのか、現実主義=リアリズムという視点から解説する。 -
高度付加価値社会宣言~風の時代の羅針盤 都市・地方の生存戦略~
■「土の時代」「風の時代」とポスト・コロナパラダイム 2020年12月の終わりに、木星と土星の大接近(「グレートコンジャンクション」)とともに、「風の時代」という言葉が話題を集めた。一方で、最初の感染確認から1年余りを経た現在もなお、猛威をふるい続ける新型コロナウィルス。 本書は、地域経済の活性化に向けて長年取り組んできた大学教授と、自治体に出向しコロナ対応の現場で奔走する現役財務官僚という異色コンビが、その知性の限りを尽くして執筆したポスト・コロナパラダイム、すなわち「風の時代」の羅針盤である。 現場目線で日本の中小企業政策を推し進めてきた福田達夫衆議院議員の巻頭言を収録。 ■「過密」と「過疎」の統合的理解 コロナ感染拡大にみられるような大都市の「過密」問題の一方で、地方で急激に進行する「過疎」の問題も深刻である。本書では、都市か地方かという二項対立を乗り越えた、「地域厚生」という普遍的概念を提案。イノベーション創出の観点を踏まえ、都市・地方の生存戦略を描く。 ■本書で取り上げた新概念と日本の新しい社会像 1 土地本位制から情報本位制への転換(「土の時代」から「風の時代」へ) 2 都市を含めた地域のあり方(地域厚生/都市と地域の発展戦略) 3 地域経済の変化(地域経済エコシステム) 4 企業と地域経済(スマートニッチ企業/エコノミックガーデニング) 5 私たちが目指すべき「高度付加価値社会」 ■「土の時代」の砂ぼこりと「風の時代」のはじまり 本書のカバーには、大地が風によって少しずつ削られ、砂ぼこりとなって舞い上がる様子が描かれている。ここに象徴されるように、本書は、共著者が全国各地で出会ってきた熱意溢れる人々との化学反応により生まれた「風の時代」の産物である。 -
後輩・部下の育て方、関わり方 公務員の新・育成術
育成とは、何を育てることなのだろうか? 後輩や部下に対する、望ましい関わり方とはどういったものなのだろうか? ストレングスコーチとして活躍する著者が、職場で抱えがちな悩みを解消する知恵を伝授。26年間の公務員生活で培った経験から得た、育成を通して後輩・部下の思考力・判断力を高める「7つの着眼点」。これをどう活かして、実務のなかで確実に後輩・部下の気づきをうがなし、将来にわたって力を発揮していく土台をつくるのか、コーチングのスキルも交えて実践的な関わり方を示す。 育成に重責ばかりを背負うのではなく、任されたあなたが楽しさと自身の成長も感じながら、後輩・部下を育て、関わる方法に出会える一冊。 -
公文書危機 闇に葬られた記録
「隠す」、「残さない」、「そもそもつくらない」。 「森友・加計学園」や「桜を見る会」の問題で 明らかになった、公文書の軽視。 現政権によってエスカレートする 民主主義崩壊の実態に迫る。 国がどのように物ごとを決めたのか、政府の政策決定の過程がまったく検証できなくなっている。「森友・加計学園」「桜を見る会」、そして検察庁法改正案......これらに共通して見られるのは、政権による公文書の軽視だ。 省庁は、表に出せない公文書を請求されると、「私的な文書」にすり替え、捨ててしまう。あるいは捨てたことにする。重要なやりとりをメールで行い、「メールは電話で話すのと同じ」と言って公文書にしない。公開対象の公文書ファイルのタイトルをわざとぼかし、その中身を知られないようにもしていた。 きわめつきは、官僚にメモすら取らせない、首相や大臣の徹底的な情報統制だ。証拠を隠し、捨てるどころか、そもそも記録を残さないようにしていた。情報開示請求を重ね、官僚が重い口を開く。一歩ずつ真実に近づいてゆく、取材班の記録。 -
公文書問題 日本の「闇」の核心
海外に派遣された自衛隊員の現地での活動記録や豊洲市場、森友、加計学園等をめぐる巨額の税金の使途、国是の大転換を伴う決定のプロセスが記された公文書が相次いで破棄、あるいは未作成とされ、隠蔽される事態が行政の中枢で常態化しています。公文書を軽んじ、秘密が横行することは国民の「知る権利」を著しく傷つけるものです。本来公文書は、適切な施政が行われたのであれば、それを証明する記録となります。にもかかわらず、公的な情報を隠し続けて責任を曖昧にする理由は何でしょうか。この「無責任の体系」の背後にある情報公開と公文書管理体制の不備とその弊害を、最新情報に交え、第一人者が明快に解説します。 【目次】はじめに 行ったことの検証を疎かにすることは、同じ過ちを繰り返すこと/第一部 情報公開と公文書管理はなぜ重要か/第一章 記録を作らない「法の番人」/第二章 情報公開がなぜ必要か/第三章 公文書を残さなければ国益を損なう――TPP文書・外交文書公開をめぐる議論/第四章 外交文書を公開する意義/第二部 特定秘密という公共の情報を考える/第五章 特定秘密の運用上の問題/第六章 会計検査院と特定秘密/第七章 特定秘密をどう監視するか/第三部 公文書管理は日本の諸問題の核心/第八章 豊洲市場問題にみる公文書管理条例の必要性/第九章 南スーダンPKO文書公開問題/第一〇章 特別防衛秘密の闇/第一一章 森友学園関係公文書廃棄問題/第一二章 「私的メモ」と行政文書/第四部 展望:公文書と日本人/第一三章 国立公文書館の新館建設問題/第一四章 公文書館と家系調査/第一五章 立法文書の保存と公開/第一六章 東京都公文書管理条例の制定/第一七章 公文書管理法改正を考える/第一八章 公文書の正確性とはなにか?/おわりに/参考文献 -
広報・PR・販促担当者のための伝わるコンテンツ制作ガイド
※この商品は固定レイアウトで作成されています。お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいたうえでのご購入をお願いいたします。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 より<伝える>ために、大切なものを見抜き、極立たせ、全体を整えるスキル=“編集力”を身につけよう! 本書は、「デザインは悪くないけど、なぜか魅力が伝わらない」「もっとたくさんの人に商品の本当の価値を見てもらいたい」けれど…実際の制作に入るときに、何をどうしたらよいのかわからない!と悩む広報、PR、セールス担当者に向けた、実践的なツール制作ガイドブックです。見た目だけではなく、中身からもっと伝わる広報・販促ツールを作るための、考え方・進め方の基礎がわかる一冊です。 企画段階における自社商品のアピールポイントの考え方、伝える媒体の選び方、実際の制作へ移る際のポイント、スタッフアサインの仕方、取材のコツなどなど、制作物をより良くし、制作自体もスムーズに進めるための編集スキルを、見開き形式でわかりやすく解説していきます。 -
公民権の実践と知恵
“ブラザー”・ホリスが語る 貧困、暴力、人種差別、投票権、文化の闘い! 本書は、アメリカ公民権闘争に関する研究で 見落とされがちだった地道な草の根の活動を、 ミシシッピ州の活動家ホリス・ワトキンズが語る 貴重な証言である。 そこには黒人たちの長い日常的な闘争、 多様な活動の歴史が語られ、読み手の注意を引く。 著書ホリス・ワトキンズは、 1960年代の若い黒人たちを主な構成員とする 学生非暴力調整委員会(SNCC)の複雑な内情、 白人学生ボランティアの導入をめぐる指針の変容などを、 他組織や社会とのかかわりをもたせながら赤裸々に語る。 さらに「公民権運動」という言葉は メディアの作った言葉として1960年代に限定して 使いつつ、それよりも長期にわたる諸々の活動の実態を、 公民権の新たな指導者育成組織サザーン・エコー創設と その今に至る活動なども射程に入れて、 人が人として生きる生活感覚から深く詳らかに語る。 21世紀の今も ミシシッピ州で公民権の活動を続けるホリス・ワトキンズは、 実践経験から知恵を練り上げる。 その語りは、現代社会の差別や分断の諸問題を 「自分で考えて新しい扉を開いてほしい」 という、若者への強いメッセージである。 -
公務員1年目の教科書
◆新人のうちに身につけたい、"一生モノの仕事の作法"! 本書では、多くの先輩公務員たちが、「1年目からこのことがわかっていたら!」「1年目に教えてくれる人がいたら!」と思っているアドバイスをまとめました。 公務員の仕事は、民間企業とは考え方・進め方が異なる部分は少なくありません。 そこで本書では、公務員独自の仕事のコツやノウハウを、わかりやすく伝えます。 1年目はもちろん、この先ずっと役立つ、"一生モノの仕事の作法"をぜひ身につけてください。 ◆信頼される公務員をめざそう! 読者リサーチから見えた、公務員にとって最も大切なこと――。 それは、「信頼」です。 そこで本書では、仕事のスキル・ノウハウだけでなく、上司・同僚、そして市民から信頼される公務員になるためにしておきたいこともお伝えします。 ◆後輩・部下指導、研修にも役立つ! 新人・若手職員にとって役立つことはもちろん、本書は、後輩・部下の指導を行う方などにもおすすめです。 中堅・ベテラン公務員の方も、ぜひお手にとってみてください。 -
公務員試験は面接が9割
★★★みんな知りたい「何をどう話せばいいか」をとことん詳しく教えます!★★★ 長年自治体の採用面接官を務めた著者が、公務員面接試験における回答のポイントと具体例を解説! 頻出質問への回答のポイントをズバリ端的に示し、汎用性のある回答例を2パターン掲載。評価される回答の仕方がわかる! ★本書の3つの特長!★ 特長1 参考にしやすい回答例を2パターンずつ掲載! 各質問に対して回答例を2つ示し、どんな回答が求められているのかを説明しています。例えば、「リーダー経験はありますか?」という質問に対して、リーダー経験がある人もない人もいます。その両方に適した回答例を示すことで、多くの受験生が自分 らしい回答を作れるように工夫しました。 特長2 厳選した質問・解説で、短時間でポイントがつかめる! 実際の面接では様々な質問がされます。しかし、その質問はいくつかの種類に分類することができます。そこで、その種類ごとの典型質問を厳選して解説し、短時間でポイントを把握できるようにしています。 特長3 元自治体面接官・現指導者の立場から解説! 本書は、これまで長年にわたり自治体で面接官を行い、現在は多くの公務員志望者の指導を行っている経験を踏まえて解説しています。実際に面接官はどこに着目しているのか、受験生がやってしまいがちな失敗は何かなど、即役立てる内容となっています -
公務員「少国」ニッポン
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一般職国家公務員、地方公務員ともここ10年で約7万人削減されたように、無駄の排除や効率化の観点から、行政のスリム化が推進されてきた。だが、地方を中心に人口減少が進み、人手不足は官も例外ではない。さらに、コロナ禍が電子化の遅れなどの「目詰まり」を露わにしたように、行政の量のみならず質の問題も重要である。現場のリアルに迫り、改革すべき課題を提示する。 ※『中央公論』2020年10月号特集の電子化です。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがございます。 (電子版通巻104号) 【目次】 《2大臣に迫る コロナ禍の「目詰まり」》 ①内閣官房長官 国と地方の権限には再検証が必要 菅 義偉 ②厚生労働大臣 厚生労働省の分割についても不断の議論を 加藤勝信 ○取材を終えて コロナ対策の「キャパシティ」と行政の国会対応 竹中治堅 ●コロナ禍が炙り出す宿痾、意識調査に見る府省間格差 日本の行政はスリムすぎる 北村 亘 ●元厚生労働省キャリアが斬る! 人手不足と業務過多で霞が関崩壊のピンチ 千正康裕 ●対談 公の逼迫は積年の課題 「量より質」の改善進めよ 鍵握る国会改革とデジタル化 松井孝治×村井英樹 ●対談 「遷都」から脱ガラケーまで デジタル・ガバメントをいかにして実現するか 平 将明×宮坂 学 ●覆面座談会 市区町村職員のホンネ 10万円給付の愚行、おめでたい知事……それでも私たちは現場を回す! 司会:葉上太郎 -
公務員ってなんだ?
財政危機の千葉市の市長に全国史上最年少(※2009年当時)で当選した熊谷俊人市長。 本書では、若き市長が3年間にわたる行政改革と公務員改革のすべてを自ら綴るとともに、「公務員は本当に無能なのか?」「市の職員の給与は高すぎるのか?」など、市民の抱く疑問にも鋭く切り込む。政治・行政・街づくりに興味のある方も必読! 地方から元気になれば、日本に明るい未来は必ずやってくる!! -
公務員の「異動」の教科書
◆どんな部署でも必ず役立つ、引継ぎ&仕事の作法! 公務員にとって、定年まで続く幅広い分野への異動は、いわば宿命。 そこで本書は、異動を繰り返す中で、経験と実績を重ね、成果を挙げるための仕事術を伝えます。 初めて異動することになった若手の方も、2部署目、3部署目を経験している中堅の方も、この1冊で安心! 人事異動のルールと手続きから、発令までの残務整理、スムーズな業務引継の受け方・引継ぎ方、異動先への適応、モチベーションの上げ方まで、わかりやすく解説します。 ◆”異動の作法”を身に付けて、ステップアップしよう! 本書では、担当業務をスムーズに引き継ぎ、新たな職場に早くとけこみ、新たな業務をしっかりと覚えて担っていくにはどうしたらいいか。そして、様々な部署への異動を重ねる中で、経験と実績を積み上げて前へ進んでいくかという“異動の作法”をまとめました。 ぜひ“異動の作法”を身につけ、異動の中でステップアップしていきましょう! ◆若手・中堅から、課長まで必読! 少し異動が不安な若手の方、やる気に燃える中堅の方はもちろん、異動したばかりの職員を指導する係長・課長などにもおすすめです。 実践的なガイドとして、ぜひ明日からの仕事にお役立てください。 -
公務員の会議ファシリテーションの教科書
さらば お役所会議! 日本型ファシリテーションで、 全員発言、時間内に合意形成、決めたことは即実行 そして、組織とまちが元気になる魔法の会議を実現!! ◆こんな会議にお悩みではありませんか? ・全然意見が出ない……静まり返った「サイレント会議」 ・いつも同じ人ばかりが話している「〇〇さん専用会議」 ・会議で決まっても実行されない「有言不実行会議」 ・ありきたりな意見ばかり出る「前例踏襲会議」 ・脱線だらけ! 時間だけが過ぎてゆく「人件費無駄遣い会議」 ・なんだかうまく伝えられない「もどかしWeb会議」 こんなダラダラ会議・ムダ会議とは、もうオサラバ! 「全員発言」で「時間内に合意形成」し「決めたことは即実行」、 そして「組織とまちが元気になる」会議を実現! ◆会議の新常識! 日本型ファシリテーション 実は……、従来のファシリテーションは「欧米型」だった! 「自分から積極的に発言し、ロジカルシンキングを根底に持つ欧米人」と 「自分から発言することが苦手で、感覚的に捉える傾向のある日本人」では、 必要とされるスキルが全然違う! 日本人の特性を踏まえてスキル化された、 従来の常識を覆す「日本型ファシリテーション」で会議が劇的に変わる! ~会議を変えたい 全ての公務員に贈る~ 庁内の会議も外の会議も、この1冊でマスター! 会議のファシリテーションを基礎からわかりやすく解説! ファシリテーションをはじめて学ぶ人も、 ファシリテーションを学んだことがあるけど上手くいかなかった人も、 会議を変えたい 全ての公務員に贈る1冊! -
公務員の「課長」の教科書
◆チームのチカラで成果を上げる、マネジメントの作法! 「職員をまとめて仕事の成果を上げるコツはありますか?」 「職場や事業を改革・改善していく上で留意すべきことは?」 「市長、議会、住民対応を上手くこなすにはどうしたらよいですか?」 自治体では、係長経験を十分積む時間がないまま、課長に昇任する人が多くなっています。 そのため、課長の仕事について悩みを持つ方は少なくありません。 そこで本書は、プレイヤーを卒業し、マネジャーとして自らの判断をもとに、職員を動かして成果を上げるために必要なノウハウを伝えます。 課長になったばかりの人も、すでに課長として仕事の悩みを抱える方も、必ず役立つエッセンスを凝縮。 マネジメントから部下指導、会議、議会対応、話し方、会議、議会対応、調整まで、わかりやすく解説します。 ◆議会答弁、組織内外での調整にも役立つ! 係長と課長の違い、そして民間企業の課長とも異なるのが、議会答弁。 本書では、自治体の課長に欠かせない、議会答弁や各種会議での進行、内外での調整・交渉のスキルをまとめました。 ◆管理職をめざす人、昇任試験受験者にもおすすめ! すでに課長の方はもちろん、昇任試験での面接対策にも役立ちます。 管理職昇任をめざす方も、また部長として課長を指導する方も、ぜひお手にとってみてください。 -
公務員の「出世」の作法
自治体の枠を超えて信頼され、活躍する職員の考え方とは? ベストセラー『公務員1年目の教科書』『公務員の「異動」の教科書』の著者が贈る、充実したキャリアを築くための実践的アドバイス! 公務員に向けて、積極的な人も消極的な人も、一度は向き合わなければならない「出世」。 昨今、出世を望まない公務員が増えているとされ、昇任試験受験者が減少しています。一方、係長・課長とステップアップして、より大きなやりがいと裁量を得て、組織を変え、成果を上げる大きな仕事に取り組む職員もいます。 こうした中、本書は公務員が「出世」とどう向き合い、キャリアデザインを描くべきかという観点から、「出世」するために必要な考え方や仕事術・働き方を伝えます。 本書では、公務員にとっての「出世」について、イコール「昇任」だけでなく、「世に出る」こと、つまり、世に知られ、信頼される存在となることと捉えます。 「出世」=「世に出る」かたちは人それぞれ。「出世」には様々な形があり、「出世」に伴う大変さを上回る「面白さ」や「やりがい」があります。組織内外のネットワークを作り実務に活かす人もいれば、実務の傍ら地域活動に汗をかき、公私にわたり地域に貢献する人もいます。また、専門性を高め、研修講師や書籍執筆など、自治体の枠を超えて「業界」に貢献する人、研究者に転身する人もいます。 そこで本書は、これまで語り教えられることがほとんどなかった、組織と地域と業界の中で信頼を得ながらステップアップしていくための「出世の作法」を、エピソードを交えて具体的にガイドします。 変化の時代を自分らしく生きるために、若手・中堅から管理職まで、必読の一冊です! -
公務員のすすめ ~世の中を変える地方自治体の仕事~(小学館新書)
地方公務員ほど、面白い仕事はない! 泉氏は明石市長として市役所の組織を改革し、職員を鼓舞して「5つの無料化」に代表される子ども施策や、高齢者、障害者福祉などに取り組みました。結果として明石市は人口、出生数、税収の全てが増加し、その経済効果から「アカシノミクス」という言葉も生まれました。この立役者である著者が、地方公務員の仕事やそのやりがいについて縦横無尽に語ります。 まず、地方公務員、特に市役所等の基礎自治体を志望してくれた人への感謝を綴り、なぜ公務員の仕事が尊いと言えるのか、説得力のある持論を展開。 さらに都道府県と市町村の役割の具体的な違いや、市町村の規模の差からくる仕事内容の違いといったことや、どのような職員が活躍していて、どんな施策が市民に喜ばれたかといった豊富な事例も掲載。公務員志望の就活生や現役の公務員の方には必見の情報です。 そして参議院議員となった著者が実現のために尽力する、新しい国と地方の関係にも言及。明石市政を改革した著者がなぜ国会議員になり、何を目指しているのかがよくわかります。 公務員志望者や公務員の方はもちろん、政治に関心のある方や、組織や人の活性化に悩む方にも大いに役立つ1冊です。 (底本 2025年10月発売作品) -
公務員の政治活動規制は現状のままでいいのか? 小池都知事の誕生を機に、僕が大阪市で行った改革について解説します! 【橋下徹の「問題解決の授業」 Vol.19】
橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。 -
公務員のためのイチから学べる地方自治法
なぜ公務員は地方自治法を学ばなくてはいけないのか?――。 地方自治法をその都度調べながら日々の業務を行っている職員は少数派で、具体的な事務処理はマニュアルなどをもとに行えば無難に終わっていくことが多いでしょう。 しかし、あなたが部下を持ったとき、部下の指導をマニュアルの説明のみで行って管理監督者の職責を果たしたといえるでしょうか? 住民や業者、議員から質問を受けた際に「マニュアルに書いてあるので」と答えることができますか? マニュアルは、法令と業務とを結ぶ「架け橋」としては有益ですが、法令と肩を並べるものではありません。正確に業務を行い、公務員としての説明責任を果たすためには、マニュアルの基となる法令を学ぶことが不可欠です。 地方自治法は500を超える条文から成る法律ですが、これまでに何度も改正されてきたため体系的に整理されているとはいえない部分もあります。本書は、そのような地方自治法を30に分割し、昇任試験や実務に必要な部分を中心に取り上げました。まずは自身の業務に関連する部分や関心のある部分から学び、それと関連付けられている部分へ手を伸ばすとよいでしょう。30の区分同士の関係を示した「地方自治法MAP」を見て、関心のある分野から学びの領域を広げていきましょう。 イチから学べば、土台ができる。土台ができれば、理解が進む。 昇任試験の勉強で問題集を使っているのに、なかなか得点力があがらない――。そんなあなたにもオススメの一冊です。 -
公務員のための問題解決フレームワーク
“考える”がラクになる! 公務員に向けて、ビジネスフレームワークの具体的な活用法を解説! 業務改善、新規事業の立案、予算要求、組織運営の効率化等、自治体職員が実務上遭遇するさまざまな場面を挙げ、フレームワークの使い方を紹介。 「何から手をつければいいかわからない」 「アイデアがまったく思い浮かばない」 「判断に時間がかかって決められない」 そんなあなたに贈る“考えるヒント”集! 【著者コメント】 「この問題を何とか解決したい」――。公務員であれば、誰しも一度は思ったことがあるはずです。そのツールが、フレームワークです。この本は、自治体で起こる様々な問題を解決したい方のためにまとめました。 -
公務員版 悪魔の辞典
1911年にアメリカで出版された辞書パロディの元祖『悪魔の辞典』(アンブローズ・ビアス著)をご存知でしょうか? 知らない方でも、2017年、「池上彰の総選挙ライブ」(テレビ東京)で、池上彰さんが鋭い風刺を交えて選挙に関する用語を紹介し、大きな反響を呼んだ「政界 悪魔の辞典」を覚えている方はいらっしゃるのではないでしょうか。 本書は、この「悪魔の辞典」の"公務員版"として、皮肉・(ブラックを含む)ユーモア・愛情・一刀両断など、様々なスパイスを加えて、公務員にまつわる用語を書き下ろした書籍です。 民間企業、一般社会とはまた異なる専門用語があふれる公務員の世界。 たとえば「生保」と言ったら、一般に思い浮かべるのは「生命保険」ですが、公務員だと「生活保護」。 本書では、こうした略語はもちろん、地方自治制度、地方公務員制度などの法令用語から、カタカナ言葉、隠語、慣用句の類まで、 教科書には載っていないリアルな語釈で再定義しました。 例えば…… 地方分権【ちほう-ぶんけん】「それが正しい」と思う自治体職員と、「それは無理だ」と考える国の役人との間に流れる深く長い河のこと。 今日中【きょう-じゅう】(1)「俺が役所にいる間」、(2)予算査定や議会(本会議)期間中などの繁忙期には、文字通り深夜零時を指す。 首長【くびちょう】たとえ人気がなくなっても任期の4年間はトップでいられる人。これを「シュチョウ」と呼ぶ公務員はモグリ。 起案【きあん】責任を多くの人、特に上司に転嫁させるための意思決定文書。 予算査定【よさん-さてい】財政課職員が鼻を膨らましながら、赤ペン片手に「こんなの無理~♪」と一人自席でほくそ笑む行為。 昇任選考【しょうにん-せんこう】当局による「踏み絵」。最近では本人申込制でなく、年限などの資格を満たすと、勝手に選考され合格者にさせられるという、「地雷」に変化した自治体もある。 ■"共感・笑い・学び"三位一体の解説が満載! 本書の3つの特徴 (1)日々忙しい仕事の中で、公務員ならではの笑い・癒やしが得られる! ――自治の現場で奮闘する方々に贈る、「あるある! 」と納得、でも「クスッ」「ニヤリ」と笑みがこぼれる、そんな一冊! (2)悪魔的視点のスパイスを加えた再定義で、専門用語を端的に理解できる! ――真面目な学術書、参考書よりもかえって理解が進むかも? 教科書には載っていないリアルな知識が身につく! (3)本書の理解度で、「どれだけ自分が公務員に染まっているか」がわかる! ――本書の内容をすべて理解できたら、自治の達人! 一方で、骨の髄まで公務員の世界に染まっている証! ? そんな"共感・笑い・学び"三位一体の新しい地方自治の入門書です! ■公務員志望の学生・新人職員からベテラン職員まで、知っておきたい用語を満載! 区市町村(基礎自治体)、都道府県(広域自治体)を問わず公務員(自治体職員)が用いるもの、いずれの部署においても知っておけばいつかどこかで役立つ(であろう)ものを広く収集し、その重要なものを網羅! -
公務員ムダ論――不況時代の公務員のあり方
公務員の給与は依然手厚く、時間外労働などについても高額な水準が維持され続けている。日本の政治が構造改革の名のもとに変化を迫られているなか、なぜ公務員制度だけは変革が進まないのか? その元凶を斬る! -
公務員、辞めたらどうする?
公共部門縮小が必至の時代。転職したいと思っている公務員も決して少なくないはず。最近のお役所勤めは、昔ほど楽ではないし、世間の目はますます厳しくなった。公務員制度改革によるリストラもささやかれている。もはや、「役人天国」の時代は終わったのだ。ならば民間会社で、あるいは起業することで、自分のやりたい仕事に挑戦してみてはどうか?そのための転職支援サイト「役人廃業.com」を主宰する著者は、旧文科省のキャリア組出身。現在は人材スカウト業に従事し、自らの「役人廃業」体験をもとに、多くの転職知識や事例を紹介する。さらに、公務員問題の焦点ともいえる「天下り」「留学後早期退職」についても言及。「天下り」をなくす対策として、公務員が独力で転身先を探せる環境づくりが必要であると説く。全国四〇〇万人の公務員に問いかける、キャリアチェンジのすすめ。 -
公明党、創価学会よどこへ行く―週刊東洋経済eビジネス新書No.152
多くの国民が反対した安保法案を推進する公明党には、創価学会員からもブーイングが起こった。「平和の党」を標榜する公明党だが、本当にそうなのか? 公明党の支持母体である創価学会も最高指導者の不在が長い。週刊誌などが創価学会のスキャンダルを暴くこともほとんどなくなり、会員は信仰2世や3世が中心で、会員数の伸びも止まっている。日本の政治を左右する公明党と創価学会は、どこに向かおうとしているのか。 本誌は『週刊東洋経済』2015年9月26日号掲載の28ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 【第1章】岐路に立つ公明党 公明党に「身内」の波乱 公明党が自衛隊の活動範囲を広げてきた 「ポスト池田」にらみ交錯する主導権争い 都議会では与党歴40年。少数派ながら強い影響力 バラマキ色強い経済政策。看板「軽減税」にも黄信号 結党51年。問われる立党の原点 【第2章】創価学会大解剖 創価学会 基本のキ 創価学会はなぜ社会から嫌われるのか 【スクープ】極秘史料が物語る「戦時」創価学会の真実 【創価学会もう1つの歴史】宗門、共産党との暗闘 広告、印刷通じて接近 創価学会とメディア 創価大入学は「お買い得」? -
公明党に問うこの国のゆくえ
日本政治の舵を取る 公明党のすべてがわかる! 当代随一のジャーナリスト・ 田原総一朗 が、 公明党の山口那津男代表に舌鋒鋭く迫る。 公明党は、<生命・生活・生存>を最大に尊重する人間主義を貫き、人間・人類の幸福追求を目的とする国民政党である。2019年には自公連立20年、山口氏が公明党代表に就いて10年の節目を迎えた。今や「自民党は公明党がいないと選挙に勝てない」と言われるほど、日本の政治で存在感を示している。 田原氏が公明党に強い関心を抱いたのは、1993年に細川護熙連立政権が発足したのがきっかけである。1955年以降、38年間にわたって単独で政権を握ってきた自民党の支配体制が崩壊したのだ。 公明党はなぜ自民党と連立政権を組むことになったのか。現在、世界中を空前の混乱に陥れているコロナ・ショックを、公明党は、山口代表はどのように捉え、どのように対応すべきだと考えているのか。そして、公明党は日本をどのような国にしようとしているのか。さらに憲法改正、安保法制、外交政策に至るまで、田原氏が山口代表にあらゆる疑問をぶつける。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください -
公明党の決断
2025年10月、公明党は歴史的な決断を下した。「政治とカネの問題」に一切妥協しない姿勢を貫き、四半世紀にわたって続いた自民党との協力関係に区切りをつけた。 本書は、斉藤鉄夫氏が、離脱に至る「魂の葛藤」と「中道改革勢力の軸」としての決意を語り、連立離脱の決断を「歴史的偉業」と評する知の巨人・佐藤優氏が、その経緯と今後の政治のあり方を鋭く分析する一冊だ。 「存立危機事態」における従来見解からの逸脱や、「非核三原則」堅持の明言回避、さらには「防衛装備移転」の見直しを図ろうとする政府に対し、冷静かつ的確な分析を通して警鐘を鳴らす。 「政治とは光の当たらない場所に温かい光を届けるためにこそあるべき」と語る斉藤氏を代表とする公明党は、いかなる未来を描くのか。 日本政治の転換点を記録する、覚悟と再生の対話録がここにある。 -
功利主義(日経BPクラシックス)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日経BPクラシックス28タイトル目は、豚とソクラテスを対比した名言で知られるジョン・スチュアート・ミル『功利主義』の新訳。 以下、中山元さんによる訳者あとがき「ミル『功利主義』の果たした役割」から。 本書に掲載した『功利主義』の論文は、一八六一年に『フレーザーズ・マガジン』誌に分載されて、一八六三年に著作として発表されたものである。この論文はベンサムの思想を功利主義という観点から巧みに要約したものであり、ベンサムの著作では明確に語られていなかったところまで掘り下げて検討し、部分的にはベンサムの功利主義の思想を補足して、その欠点を是正することを試みたものである。 この論文がベンサムの思想に加えた「補足」と修正は、大きく分けて三つに集約することができるだろう。まずベンサムの思想において示された快楽計算の要素を薄めて、快楽よりも幸福に重点を置いたことである。ベンサムは功利の原理について、「人間が苦痛と快という二人の主人によって支配されていること」と説明している。人間のすべての行動は、苦痛を回避し、快楽を求めるという原理によって支配されており、こうした原理によって説明できると考えていた。そしてすべての法は、この原理に適うように定める必要があり、そのためには法によって影響をうけるすべての人々の快の合計と苦痛の合計を計算して、それが差し引きでプラスになるようにすべきだと考えたのである。 -
高齢者医療難民
構造改革、財政再建=「病気のお年寄りは早く死んでください」!? 医療と介護の分断をただちに止めよ! 施行直後から大混乱が生じている後期高齢者医療制度。見直しの目途がいまだ立たないなか、財政再建の名の下に、今度は療養病床の大幅削減がひそかに実施されようとしている。十分なケアを受けられないまま行き場をなくす11万人の“医療難民”。まるで「病気のお年寄りは、無駄な医療費を使わずに早く死んでください」と言っているかのように……。いったいなぜなのか? 高齢者医療の難問に立ち向かってきた現場の医師と、医療制度改革に携わった元官僚が、「医療崩壊」が叫ばれる危機的な状況に一石を投じる。 【項目例】1章 「介護療養病床の廃止」問題とは何か/2章 「介護療養病床の廃止」になぜ反対なのか/3章 「医療・介護難民」を生じさせないために/4章 療養病床23万床削減決定の舞台裏/5章 後期高齢者医療制度の問題点etc. -
高齢者が急性期病院に殺されないために知っておくべきこと
入院生活が高齢者の寿命を縮める? 100施設超の医療・介護グループを率いる著者が語る 日本の医療制度の問題点とは? 日本の医療体制は、大別すると急性期、回復期、慢性期に分けられており、それぞれが異なる役割を担いながら患者の治療からリハビリ、長期的なケアを行っています。患者の状態に応じた分業制度によって多くの人の命と健康が守られている一方で、著者はこの仕組みが、実は患者、特に高齢者の体力や身体機能の低下を招く要因になっていると警鐘を鳴らしています。 長年にわたり回復期・慢性期医療を専門とした医療・介護グループを運営してきた著者は、これまで急性期病院から自身の病院に転院してくる高齢患者の多くが要介護状態となっていることに疑問を感じてきました。従来の日本の医療制度では、急性期での治療を終えてから、リハビリを行う回復期に移るという仕組みが一般的でしたが、著者はこの仕組みのために、急性期病院に入院している間は高齢者が身体機能の維持を意識したケアを受けられず、その結果、体力や免疫力が落ちて寝たきりになったり新たな病気にかかったりするケースが多いのではないかと考えています。 この問題に対応するため、2024年の診療報酬改定では急性期段階からのリハビリテーションが評価される仕組みが導入されましたが、著者はこの改革をさらに加速させ、急性期病院においても入院早期から十分なケアを実施すべきだと主張しています。 本書では、著者が半世紀にわたり臨床の現場に立ち続けた知見や経験を通じて、日本の医療が抱える構造的な問題について幅広い視点で論じています。医療・介護の現場に携わる人はもちろん、高齢の家族がいる人、誰もが直面するかもしれない入院生活について考えたい人にもおすすめの一冊です。 -
「高齢者ぎらい」という病
危険だから今すぐ免許返納、 医療費など財政負担の元凶、 現役世代の敵―― 高齢者に関する刷り込みは全部ウソ! 「高齢者=悪」という空気を払拭し、 「高齢者が幸せになれる国」でこそ、 日本は再生する! ベストセラー精神科医が怒りと希望の緊急提言! 高齢者は邪魔な存在か? いや、高齢者は日本の希望! 差別をやめ、高齢者をもっと大切にすべき理由、教えます 日本は世界でも類を見ない超高齢社会に突入した。 しかし、その現実は「高齢者に優しい社会」とは程遠い。 年金・医療・雇用などの制度面では“負担増の元凶”として語られ、 企業では「お荷物」、メディアでは「高齢者の運転は危険」と印象づけられる。 社会全体で尊ぶどころか、「高齢者ぎらい」の空気を醸成しているのが現状だ。 著者の精神科医・和田秀樹は、30年以上にわたって 高齢者医療の現場で患者と向き合ってきた経験から、 この「高齢者ぎらい」を単なる世代間摩擦ではなく、 日本社会に蔓延する「病」と位置づける。 本書では、その背景にある経済構造、政治制度、 メディアの偏った言説を鋭く批判。 同時に、高齢者がもつ生産性や経済力に目を向け、 「高齢者こそが日本再生のカギ」という視点で論じた まさに“今読むべき”一冊。 第1章 「高齢者の運転=危険」とする印象操作 第2章 医療界の傲慢と国の詐欺的政策の尻拭いをさせられる高齢者 第3章 人権無視に鈍感な国民性が高齢者の自由を奪う 第4章 手取りが増えないのは少子高齢化のせいではない 第5章 日本再生の鍵は高齢者が握っている -
高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本
親の介護に限界を感じる前に知っておきたい施設入居という選択肢! □希望にあう施設を探すにはどうすればいい? □入居にかかる費用の考え方がよくわからない □施設見学でチェックしたいことは? □契約の前に確認しておきたいことは何? □反対するきょうだいに入居を納得してもらうには? □親の入居後のトラブルを避けるには? 施設を探すのは親本人ではなく子世代が多い! 本書は、20年以上の取材活動を行う一方、遠距離介護をする子世代を支援するNPO活動を行ってきた著者が、実際に沢山の施設を見学し、見聞きして得たリアルな情報をぎゅっと凝縮!いざ親の入居を検討しようと考えてはみたものの、どう行動すればいいのかがわからない人に向けて丁寧に解説しています。 【この本で解説している主な高齢者施設】 ・特別養護老人ホーム(特養) ・老人保健施設(老健) ・介護療養型医療施設(療養病床) ・住宅型有料老人ホーム ・介護付き有料老人ホーム ・サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) ・介護型サービス付き高齢者向け住宅 ・グループホーム ・ケアハウス ・小規模多機能型居宅介護施設 など 高齢者向けの施設には多くの種類が存在しています。本書は当事者側の目線で、親の入居先を決めるまでの手順を解説することに比重を置き、入居決定に至るまでに障壁となる問題の解決方法や、希望にそう施設を選ぶポイント、反対するきょうだいとの話し合い方、親の説得の仕方などをわかりやすく説明! ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 -
高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第3版
介護に限界を感じる前に知っておきたい! 高齢者施設探しのバイブル、待望の第3版! 仕事や子育てとの両立、介護者自身の高齢化や健康不安……在宅介護の限界が近づくと、「共倒れ」を防ぐ選択肢として施設入居が浮かんできます。しかし、介護保険制度は複雑で、高齢者施設も多種多様。入居にかかる費用もピンからキリまで。限界を感じてから動き始めても、希望に合う施設はすぐには見つかりません。 本書は、20年以上にわたり現場の取材を続ける著者が、リアルな情報をもとに、施設の探し方、費用の目安、見学時のチェックポイント、契約・入居前の注意点、入居に反対する親や家族との話し合い方……などを最新情報とともに、わかりやすく紹介します。 第3版では、最新の法制度に対応するとともに、費用負担軽減の所得・資産要件など「お金」の情報が充実! 【こんな人におすすめ】 ・どんな施設が親に合うのかわからない ・施設を比較・検討する判断基準を知りたい ・施設介護にかかる費用や契約前の注意点を知りたい ・親本人やきょうだいに反対されて、施設探しが進まない ・入居したけれど、本当にこの施設でよかったのか不安 【高齢者施設の種類】 特別養護老人ホーム(特養)、老人保健施設(老健)、介護医療院、有料老人ホーム(住宅型・介護付き)、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、グループホーム、ケアハウス(軽費老人ホーム)、小規模多機能型居宅介護施設、その他(シルバーハウジング、高齢者向け分譲マンションなど) 【目次】 Chapter 1:親が施設に入居するとき-背景と課題- Chapter 2:「親の施設探し」を始める前に知っておきたいこと Chapter 3:施設の種類とサービスの違いを知ろう Chapter 4:施設にかかるお金を確認する Chapter 5:施設探しから入居までに行う10 のステップ Chapter 6:実際に足を運んで確認したいこと Chapter 7:契約前に確認しておくこと Chapter 8:親が入居した後で、子がやること・考えること 【著者】 太田 差惠子(おおた・さえこ) 介護・暮らしジャーナリスト。京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。取材活動より得た豊富な事例をもとに、「遠距離介護」「仕事と介護の両立」などの情報をさまざまなメディアを通して発信する。AFP(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定)資格を持ち「介護とお金」「高齢者施設」にも詳しい。企業、組合、行政での講演実績も多数。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 -
高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版
親の介護に限界を感じる前に 知っておきたい「施設入居」という選択 在宅介護に限界が近づくと、選択肢として浮かぶ「施設入居」。 親が入居する施設を子世代が探すケースが多いですが、 限界を感じてから動き始めても、なかなかすぐに希望に合うところは見つかりません。 また、介護の制度は複雑で、施設も種類が多く、かかる費用もピンからキリまであります。 「どんな情報を集めて、どんな基準で比較・検討すればよいのかわからない」 「親やほかのきょうだいに反対されて、施設探しが進まない」 「入居したけれど、本当にこの施設でよかったのか?」―― 本書は、20年以上にわたり現場の取材を続ける著者が、 リアルな情報をもとに、施設の探し方、費用の目安、見学時のチェックポイント、 契約・入居前の注意点、入居に反対する親や家族との話し合い方……などを 最新情報とともに、わかりやすく紹介します。 こんな疑問を感じたら、本書を手に取ってみてください。 □希望にあう施設はどう探す? □入居にかかる費用はどのくらい? □施設見学では何をチェックすればいい? □契約の前に確認しておくべきことは? □親や家族が施設入居に反対したら? □入居後のトラブルを防ぐには? ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 -
高齢者のための かみやすく、飲み込みやすいレシピ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「食べ物をかむ、飲み込む」ことが大変になってきた高齢者のための、「かみやすく、飲み込みやすい」料理を86品紹介。 作る人がラクになるように、「10分でできる」簡単なレシピにまとめました。全品わかりやすい手順写真つき 【内容】 [パート1]人気のやわらか主菜(21点) ・野菜たっぷり金目鯛の煮つけ ・ふんわりチンジャオロースー ・一口サイズの鶏のから揚げ ・汁だくさん肉じゃが ・とろりんあんかけハンバーグ ほか [パート2]野菜のやわらか副菜(43点) ・ピーマンのくたくた煮おかか風味 ・プチトマトのジューシーマリネ ・たたききゅうりの中華風しょうゆ漬け ・しんなりゴーヤーのおかかあえ ・れんこんと鶏肉の塩スープ煮 ほか [パート3]大満足のやわらか一品メニュー(14点) ・とろとろ卵の親子丼 ・細切りうなぎのひつまぶし ・とろ~りあんかけ卵チャーハン ・カットうどんのチャンプルー ・ふっくらフレンチトーストフルーツのせ ほか [パート4]高齢者の食事づくりのアドバイス 高齢者の食べ方の変化を知る 栄養のバランスを考える 高齢者の食事の調理のポイント 残りものの保存のしかた 衛生面にも心配りを バランスのよい献立になるお助け便利だれ 食材別索引 その他、おやつレシピなど -
高齢者風俗嬢
風俗嬢とは、私に言わせれば、れっきとした専門職、技術職だ。もちろん若い女性のほうが大金を稼ぎやすい仕事ではある。けれども、若いだけではダメだ。そして、若くないからダメというわけでもない。歳を重ねたなら、重ねたなりの精神的なゆとりや包容力、経験など、若さと美貌とは違う魅力を備えていれば、年齢と関係なく、まだまだやっていける職業なのだ。(本文より) 高齢化社会・ニッポンのリアルな断面! 50代、60代、70代……“超熟女”と呼ばれ、逞しく生きる高齢者風俗嬢たちの真実とは。 第1章 彼女たちがセックスワークを選んだ理由 第2章 セックスワークを楽しむ超熟女たち 第3章 超熟女たちの事情 第4章 70代の「ナンバーワン」ソープ嬢 第5章 男たちはなぜ、超熟女を求めるのか 第6章 超熟女たちに悲壮感はない 第7章 いくつになっても女として見られる喜び ●中山美里(なかやま・みさと) 高校卒業後、水商売、ヌードダンサーなどを経てライターに。自身の援助交際経験を綴る『16歳だった 私の援助交際記』(幻冬舎)で作家デビュー。同書は中国語にも翻訳されるベストセラーになる。性風俗や女性の生き方などを中心に雑誌、WEB等で取材・執筆を行う。テーマは、「性生活の充実はQOLを上げる。 性欲、食欲、睡眠の充実」。著書に『高齢者風俗嬢』『ネット風俗嬢』など。22歳で未婚で出産。10年のシングルマザー生活後、結婚。3児の母。適正AV業界の一般社団法人日本プロダクション協会の事務局を6年間務めた後、セクシャルウェルネス業界で働く人に対する差別や偏見をなくす取り組み等を行う一般社団法人sienteを仲間のAV女優たちと2022年に立ち上げる。 -
声を上げる自由
★作品社公式noteで「解説」全文公開中→「声を上げる自由 解説」で検索! 世界最大の民主主義国家の言論に、いま何が起こっているのか――? ラモン・マグサイサイ賞(「アジアのノーベル賞」とも称される賞)を受賞した、インドで最も勇敢なジャーナリストが、現代インド社会を論じる最重要書。 「この社会は声を上げる人々に耳を傾けることも目を向けることもやめてしまった。皆が権力の言うことだけを聞いている」(本書より) 2014年にモーディー政権が発足して以降、インドでは急速に権威主義化が進み、フェイクニュースの拡散と報道への圧力によって、民主主義の根幹をなす自由な言論が抑圧されている――。 マスメディアから独立して、YouTubeチャンネル(登録者数:1440万人以上)で発信を続けるジャーナリストが、政治・社会・文化の側面からインドという国家の変質に警鐘を鳴らす。 ■解説:湊一樹 氏(著書『「モディ化」するインド』) 【目次】 2024年版へのまえがき 2019年版へのまえがき 第1章 声を上げること 第2章 ロボ大衆と新しい民主主義の建設 第3章 恐怖支配の国家プロジェクト 第4章 モブが集まればヒトラーのドイツに 第5章 市民であること 第6章 生活に根づく聖人たち 第7章 私たちの恋愛のありかた 第8章 プライバシーの基本的権利 第9章 恐怖からの自由とは主流メディアからの自由 第10章 2019年に『1984年』を読みながら 第11章 独立記念日にご褒美のアイスクリームを 第12章 民主主義を前進させる市民ジャーナリズムの力 第13章 ガーンディーをめぐる噓と真実 第14章 ジャーナリズムの「暗黒時代」 第15章 健全で責任ある自由なメディアのゆくえ 解説 ジャーナリズムを捨てたメディア 湊一樹 訳者あとがき 翻字対応表 【著・訳者略歴】 ラヴィーシュ・クマール (Ravish Kumar)(著) インドのジャーナリスト。1974年ビハール州東チャンパーラン生まれ。ヒンディー語のニュース放送局NDTVインディアのシニア編集主幹として看板報道番組「プライム・タイム」などのアンカーを務めたが、2022年に同社を退職。現在はYouTubeチャンネル「Ravish Kumar Official」を開設し、政治・社会問題に関する発信を続けている。チャンネル登録者数は1440 万人に上る(2026年3月時点)。著作は本書のほかにDekhte Rahiye(2010年)、Ishq Mein Shahar Hona(2015年、英訳はA City Happens in Love)など。2019年にフィリピンのマニラでラモン・マグサイサイ賞を受賞したほか、インド国内のジャーナリズム賞も多数受賞。2023年の世界報道自由デーにベルギーのブリュッセルで表現の自由に関する名誉称号を授与された。2022年にラヴィーシュ・クマールに取材したドキュメンタリー映画『あなたが見ている限り真実は生き残る』(原題はWhile We Watched)が製作された。 倉田 夏樹(くらた・なつき)(訳) 1991年三重県伊勢市生まれ。東京外国語大学外国語学部南・西アジア課程ヒンディー語専攻卒、同大学院総合国際学研究科博士前期課程修了。現在、塾・予備校講師。