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Posted by ブクログ 2012年02月25日
小泉元首相の政治的人格を概説した上で、内政、外交と話を進め、
政治史における立ち位置と利用された制度の成り立ちを解説する。
最終的に日本社会に残されたその影響をまとめたもので、
構成が非常にスッキリしておりわかりやすい。
エピソードも政策の中身にページを深く割くものではなく、
あくまで小泉元首相の...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月14日
小泉政権の分析と総括を試みる書。
小泉元首相を「パトスの首相」、「強い首相」という二つの側面から捉え、小泉元首相の政治手法や彼が進めた構造改革の特徴を分析している。
小泉元首相の「強さ」の源泉として、制度的要素と個人的要素の両方があったと主張している。同感である。
筆者は、内政の構造改革に...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
小泉さんが首相を務めた、激動の五年間が書かれています。『自民党をぶっ壊す』という耳に残るフレーズから入り、『変人』とまで言われた小泉さんの政治方針や策力がわかりやすく記述されている。まだ、出て間もないから、記憶に新しいところが多く、抵抗無く読むことができた。小泉首相の改革の本丸“郵政民営化"...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月01日
小泉政権の研究。道路公団や郵政公社の民営化を果たした小泉の実行力の根源を、アクターに焦点を当てて分析。
経済再生諮問会議という「場」の創設による、党の頭越しでの政策決定、時間軸の短さによる派閥均衡無視、そして情念(パトス)を前面に押し出す姿をメディアで活用するなど、小泉の行った手法がよくわかった。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月24日
現・東京大学大学院総合文化研究科准教授の内山融による小泉純一郎政権の概説と分析。
【構成】
第1章 小泉純一郎の政治運営
1 ポピュリスト的手法と「パトスの首相」
2 トップダウン型政策決定と「強い首相」
3 小泉の行動様式-時間軸の短さ
第2章 内政-新自由主義的改革をめぐる攻防
1 経...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月30日
[ 内容 ]
21世紀最初の4月、世論を背景に首相に就いた小泉純一郎。
靖国参拝、北朝鮮訪問、郵政解散など、政権の5年5ヵ月は、受動的イメージだった日本の首相を、強いリーダーシップを発揮し得る存在に変えた。
一方で、政権は「抵抗勢力」=派閥・族議員、官僚と対峙する上で、世論を頼みとし、人々の理性より...続きを読む
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