作品一覧

ユーザーレビュー

  • 「働けない」をとことん考えてみた。

    Posted by ブクログ

     去年の半ばから、なんかちょっとしんどいなぁと思いながら、そんな自分の声に応えてくれそうな本に手を伸ばして色々読んできた。その中で、星座を作るように点つなぎ遊びをしてみるならば⋯
     野坂きみ子『“発達障害かもしれない人”とともに働くこと』の中で提示されていた、「発達障害というものが人類史においてここ数十年で“発見された”ということをどう捉えるべきなのか?」という問いへのひとつの答えに、本書はなるのではないかと思う。「働けない」とは、産業社会からはみ出しちゃいましたということだが、産業社会の側から見ればそれは傷病だったり障害だったり個人の性格の問題だったりして、それを周縁者として位置づければ制度

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    2026年01月04日
  • 「働けない」をとことん考えてみた。

    Posted by ブクログ

    2025/05/09予約 25
    ハラスメントの被害者は無賃で対処するのに対して、加害者は賃金をもらいながらハラスメントをしているという話は確かにそうだと思う。同じ構造が犯罪被害者と加害者の関係というのもある。
    そして障害や病気で働けない人は『普通の人』でさえなく、論点にも上がらないんだな…最後の砦の生活保護も受ける条件が整わずに貧困に陥る人は今後ますます増えるのかもしれない。
    著者と同意見ではないが、あまり見たことのない視点から描かれた本なので貴重。

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    2025年07月14日
  • 「働けない」をとことん考えてみた。

    Posted by ブクログ

    「ウェブ平凡」の連載に書き下ろしを加えたもの。
    ・世間では「労働」を「当たり前」のものと捉えて論ずるものが多い。当たり前、の中には、とりあえず「よいもの」としている議論が大半だ。でも、栗田さんはその議論には与したくない。さりとて、資本主義を暴走させるような「わるいもの」という議論にも与しない。労働そのものの議論が薄いからだ。
    ・「働く」「働かない」の2つだと、善悪二元論になってしまうのは、ワタシも感じている。ここに栗田さんは「働けない」も加えて考えている。「働けない」理由があるとき「働かない」のと、自己責任論の人たち?がいう「働きたくない」という「わるい」わがままで「働かない」選択をすることと

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    2025年03月05日
  • 「働けない」をとことん考えてみた。

    Posted by ブクログ

    高学歴ながら正社員として働けてこなかった著者。
    自分も氷河期世代で、正社員として働けた期間も短くて、社会の周辺にいるなんとなくぼんやりした存在として自信がないところがある。いまだにそれは努力不足やうまくやれなさが原因だと思っているところがあるのだけど、やはりシステムの問題なのだよなあと。
    男性既婚子持ち…の優位なもの中心に巧妙に設計された日本社会で、ではどうやって生きていくのか。巧妙な誘導にだまされないで、自分の頭で考えなければ、と思った。

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    2026年01月01日
  • 「働けない」をとことん考えてみた。

    Posted by ブクログ

    【感想】

    異性愛男性、健常者、既婚、正社員といった「マジョリティの詰め合わせ」としての「普通」を基準にしてつくられた日本の労働慣行や法制度には、ジェンダーに由来する差別がいまだに巧みに埋め込まれたままである、と著者は怒っている。けれどもその怒りの文章を、複数の仕事のかけもちと障害基礎年金の受給でどうにか生活をやりくりしている高学歴女性が書いたことに、怒りを覚えるハードワーカー男性もいるかもしれない。本書はそれでもなお、仕事をしないでいる人や怠けている人になぜ人は怒るのか、と問いかけ返す点で、なかなかしぶとい。

    【まとめ】

    ★ 日本の労働慣行や法制度は、シスヘテロ男性、健常者、在日日本(ヤ

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    2025年09月22日

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