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なぜ「何をしても許される」と考えるのか?
秘書に数々の暴言を吐いて話題となった東大卒・官僚出身の代議士、経営する企業の金を博打につぎ込んで逮捕された高学歴の世襲経営者…といった有名なケースに限らず、一流大学卒で輝かしいプロフィールの持ち主が、暴言を吐いたり、周囲を振り回したりするケースが後を絶たない。
厄介なのは、これらの人たちに「周りに迷惑をかけている」という自覚がないこと。
優秀なはずの人たちが、なぜこのような行動を起こしてしまうのか。そして、なぜ自覚がないのか。
気鋭の精神科医が、「無自覚型」の高学歴モンスターの精神構造を分析し、対処法を明らかにする。
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Posted by ブクログ
しょっぱなから、「高学歴で迷惑な人が増えている。」(3頁)ときた。
悪い意味で有名になった人々の実名とともに、その行動を分析することから本文は始まる。
その人々の姿を見て、「うわ、最悪」と思うけれど、どうしてこんな行動を彼らは取ってしまうのか、私にはわからない。
頭の良い人ならば、その行動が割に合わないとわかるはずなのに。
彼らの行動の根底にあるものは、特権意識、想像力の欠如である。
彼らは繊細なナルシシストであり、それゆえ自分が傷つけられることに耐えきれないし、それを極度に恐れてもいる。
はて、これは自分のことか?
私も自他ともに認めるプライドの高い人間であり、学歴は1.5流くらいにしておこうか、繊細で短気だ。
この「うわ、最悪」なモンスターたちと何が違うのか?
程度の差こそあれ、変わらないのではないか?
本書では目の前にいる人から身を守るためにまず「気付く」ことが大事だと述べている。
二点あるうちの一点は「自分の直感を信じる」(185頁)だそうだ。
なんだか心もとないが、案外的を射ているかもしれない。
「あれ?」「なんかこの人、イヤだ」は100%当たるものではないが、当たることも多い。
自分を曲げすぎて苦しむよりは、無駄な戦いで消耗するよりは、三十六計逃げるに如かずだ。
その一方、自分がモンスターになってはいないか、省みることも重要なことだ。
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ビジネス・実用
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