作品一覧

  • 天皇交代 平成皇室8つの秘話
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    学友、元侍従、著名記者、ジャーナリストら天皇、皇后の真意をもっともよく知る識者が寄稿。「平成の大改革」とそこに込められた思いを明かす。皇位継承をめぐる天皇の悩みの深さは、想像を絶するものだった。天皇は、夜眠れないこともあった。ぐ皇太子、雅子妃はどのように「平成の改革」と「皇位継承の悩み」を受け止めているのか。また、悠仁親王という将来の天皇を育てる立場となった弟・秋篠宮が求めた自由とは――。
  • 宮中取材余話 皇室の風
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    本書は雑誌『選択』に2008年から10年にわたって今も連載されているコラム「皇室の風」を書籍化するものです。いまや天皇による退位の表明がなされ、「平成」はカウントダウンの段階に入りました。この30年がわが国の歴史においていかなる時代であったのか、社会の変動と皇室がどうかかわってきたのか、そしてきたるべき新元号のもと、皇室と日本はどうなっていくのかを展望します。
  • 皇室一五〇年史
    4.0
    1巻825円 (税込)
    明治以降、皇室は常に危機にさらされてきた。なんとか男系皇位継承の目処が立ったところへ、今度は増え続ける皇族を減らそうという外部の圧力が働く。そのせめぎ合いの中で制度はさまざまに揺れ動き、やがて敗戦で皇室は激動の時代へと突入していく――近現代の皇室問題に精通する二人のジャーナリストが、皇族制度、結婚、外遊や財産といったテーマ別に皇室一五〇年の歴史をひもとき、知られざる皇族の真実の姿を描き出す。皇室問題の全貌を明らかにする、決定版入門書。
  • 天皇家の宿題
    3.3
    1巻760円 (税込)
    菊のカーテンの奥で何が起きているのか。次世代の皇室像はどうあるべきか。雅子妃は何に病んだのか。昭和と平成の2代、20年にわたって皇室を取材し、数々のスクープを放った記者が天皇家の苦悩の知られざる核心に迫る。皇位継承はどうするか。お世継ぎ誕生は皇室を救うか。女系天皇のいったい何が問題なのか。宮中祭祀と伝統はどう守り伝えるべきか。平成の天皇家の背負う「宿題」は私たち自身の問題でもある。国民のための象徴天皇制の将来を考えるにあたって必読の書。

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ユーザーレビュー

  • 皇室一五〇年史

    Posted by ブクログ

    明治以降の皇室通史かと思ったのだけれど、少々違った。でも、
    これはこれで面白い。

    明治以降の皇室について「皇室典範と宮家」「皇族という人々」
    「皇室と結婚」「皇室と外国」「皇室と財産」の5章に分けて解説
    している。

    小泉政権下で女性天皇・女性宮家に関する議論が行われたが、
    秋篠宮悠仁親王殿下ご誕生で皇統継承の心配が解消されて
    から立ち消えになった。

    しかし、振り返ってみれば明治からずっと皇統への不安は常に
    存在していたんだ。

    明治天皇の唯一の皇子であった大正天皇は幼少期より病弱で
    あり、明治天皇はこれを心配されていた。だから、江戸期より
    伏見宮、桂宮(三笠宮家次

    0
    2017年08月24日
  • 皇室一五〇年史

    Posted by ブクログ

    新書で「150年史」などというタイトルは大風呂敷を広げ過ぎであろう。内容は皇室典範、皇族の変遷、結婚、外交、財産などカテゴリー別にエピソードを集めた内容である。興味深かったのは、なぜ皇室とベルギー王室が仲が良いのかという下り。ナチスに屈服し、戦争責任を問われる立場だった父の譲位を受けたボードワン1世、そして、昭和天皇の息子である皇太子が、共に肩身の狭い立場から国際社会での地位向上を目指したという指摘はよく理解できる。江沢民に謝罪し、紀元節に反対した「赤い宮様」、三笠宮の事績もコンパクトに紹介されている。皇室にも相続税がかかり、昭和天皇の遺産は約20億円で、今上天皇が約4億3千万円を納税したこと

    0
    2016年05月20日
  • 天皇家の宿題

    Posted by ブクログ

     ゼミで天皇制について発表するために読んだ一連の本の中の一冊。
     私は今まで、「これだけ男女平等が進んだんだから、女性天皇だって受け入れられるはず、女系天皇だっていいじゃない」としか考えてこなかった。それは皇室の伝統、ひいては皇室とともにあった日本の伝統について学ぼうともせず、他人事のように軽い気持ちでなんとなくそう思っていたにすぎないんだなあということがよくわかった。
     著者の岩井克己さんは長年、朝日の宮内庁担当記者を務めてきた。できるかぎり中庸を旨としながらも、彼の文章からは、彼自身の知り合いであり、生身の人間である皇族方への思いやりや温かさがにじみ出ているようだ。加えて、宮中祭祀や皇位継

    0
    2010年02月11日
  • 天皇家の宿題

    Posted by ブクログ

    「どこのプレス?名刺を出しなさい」「わたくしには関係ござい
    ませんっ」。そして、遠巻きにする記者たちの方を見ながら、
    隣を歩く妹とコソコソ話をしてはクスクスと笑う。

    きつい言葉を吐く、品のないひとだなぁ。お妃候補だけれど、
    この人はないだろうと思っていた。ところが、婚約発表の記者
    会見で皇太子殿下の隣に座っていたのは、この人だった。

    あらかじめお断りしておく。こんな印象を持っていたので、
    私には偏見がある。皇太子妃と言えば将来の皇后である。
    「国母」である。雅子妃殿下を、私は「国母」とは思えない。

    皇室ウォッチャーとしては残念でならない。何故、雅子妃殿下
    でなくてはいけなかったのだろう。

    0
    2017年08月20日
  • 天皇家の宿題

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    菊のカーテンの奥で何が起きているのか。
    次世代の皇室像はどうあるべきか。
    昭和と平成の二代、二〇年にわたって皇室を取材し、数々のスクープを放った記者が天皇家の苦悩の知られざる核心に迫る。
    皇位継承はどうするか、宮中祭祀と伝統はどう守り伝えるべきか。
    国民のための象徴天皇制の将来を考えるにあたって必読の書。

    [ 目次 ]
    序章 「昭和」の残影
    第1章 「平成流」の奥行きと危うさ
    第2章 失われた声
    第3章 伝統とは何か
    第4章 東宮よ
    第5章 皇位継承問題
    終章 親王誕生

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆

    0
    2011年06月07日

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