岩井克己のレビュー一覧

  • 天皇家の宿題

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     ゼミで天皇制について発表するために読んだ一連の本の中の一冊。
     私は今まで、「これだけ男女平等が進んだんだから、女性天皇だって受け入れられるはず、女系天皇だっていいじゃない」としか考えてこなかった。それは皇室の伝統、ひいては皇室とともにあった日本の伝統について学ぼうともせず、他人事のように軽い気持ちでなんとなくそう思っていたにすぎないんだなあということがよくわかった。
     著者の岩井克己さんは長年、朝日の宮内庁担当記者を務めてきた。できるかぎり中庸を旨としながらも、彼の文章からは、彼自身の知り合いであり、生身の人間である皇族方への思いやりや温かさがにじみ出ているようだ。加えて、宮中祭祀や皇位継

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    2010年02月11日
  • 天皇家の宿題

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    「どこのプレス?名刺を出しなさい」「わたくしには関係ござい
    ませんっ」。そして、遠巻きにする記者たちの方を見ながら、
    隣を歩く妹とコソコソ話をしてはクスクスと笑う。

    きつい言葉を吐く、品のないひとだなぁ。お妃候補だけれど、
    この人はないだろうと思っていた。ところが、婚約発表の記者
    会見で皇太子殿下の隣に座っていたのは、この人だった。

    あらかじめお断りしておく。こんな印象を持っていたので、
    私には偏見がある。皇太子妃と言えば将来の皇后である。
    「国母」である。雅子妃殿下を、私は「国母」とは思えない。

    皇室ウォッチャーとしては残念でならない。何故、雅子妃殿下
    でなくてはいけなかったのだろう。

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    2017年08月20日
  • 天皇家の宿題

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    菊のカーテンの奥で何が起きているのか。
    次世代の皇室像はどうあるべきか。
    昭和と平成の二代、二〇年にわたって皇室を取材し、数々のスクープを放った記者が天皇家の苦悩の知られざる核心に迫る。
    皇位継承はどうするか、宮中祭祀と伝統はどう守り伝えるべきか。
    国民のための象徴天皇制の将来を考えるにあたって必読の書。

    [ 目次 ]
    序章 「昭和」の残影
    第1章 「平成流」の奥行きと危うさ
    第2章 失われた声
    第3章 伝統とは何か
    第4章 東宮よ
    第5章 皇位継承問題
    終章 親王誕生

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆

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    2011年06月07日