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ユーザーレビュー

  • 増補版 ドキュメント死刑囚

    Posted by ブクログ

    世間に大きな衝撃を与えた事件の死刑囚たちと交流したジャーナリストによるルポ。幼女連続殺害事件、奈良女児殺害事件、附属池田小事件、土浦無差別殺傷事件、和歌山毒入りカレー事件の5つがそれぞれ取り上げられている。死刑囚みずからの口から、あるいは手紙によって語られた事件の動機や背景、逮捕後の心境などを紹介していきながら、彼らがいかにして犯罪を犯すに至ったのか、その犯罪を自らの内でどのように整理しているのかを考察していく。

    そうして考察した結果として、何か提案や結論を示しているわけではない。とはいえ、それでも数多くの問題提起がなされており、それを読み手それぞれが犯罪の原因や犯罪防止、刑罰のありかたなど

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    2019年02月25日
  • 増補版 ドキュメント死刑囚

    Posted by ブクログ

    死刑判決を受け、死と向き合う死刑囚の姿を描いたドキュメント。死刑制度の是非という難しい問題とともに深く考えされる内容だった。

    幼女連続殺害事件の宮﨑勤、奈良女児殺害事件の小林薫、附属池田小事件の宅間守、土浦無差別殺傷事件の金山真大、和歌山カレー事件の林眞須美の5人の死刑囚との接見や書簡を通じて、その素顔に迫る。特に宮﨑勤、小林薫、宅間守といった反社会性人格障害者の素顔は不気味である。

    こうした殺人犯に愛児や肉親を殺害された親や親族の気持ちを思うと、何ともやり切れない。

    2008年にちくま新書から出版された同名タイトルの作品を大幅加筆し、新たな章を加えた増補版。

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    2015年12月17日
  • 増補版 ドキュメント死刑囚

    Posted by ブクログ

    2015.12.17
    死刑囚側の視点で書かれたドキュメンタリー。
    彼らの共通点は、幼少期親に虐待をされたことで精神的におかしくなった点。子供へはなるだけ愛情を注いであげよう。

    死刑を望んだ者に死刑を宣告することは、罰になるのか?厳罰化が犯罪抑止になるのか?ということを考えさせられる。

    終身刑の導入もありかな?コスト的に厳しいのかな?

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    2015年12月18日

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