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珈琲怪談
なんか、怖い話ない? 異界が覗き、怪異の似合う古い街。 男たちが喫茶店に集ってすること、とは――。 男子会で、ホラーをダベる。京都、横浜、東京、神戸、大阪、再びの京都――。なぜ多忙な四人の男たち(外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサー)は、わざわざ遠出して喫茶店を何軒もハシゴしながら、怪談を披露し合うのか――。そして、いつも茫洋としているが、気づくとなにか肝心なことをぼそっと呟く塚崎多聞とは誰なのか? ホラー小説家としてデビュー(『六番目の小夜子』)した著者による、深煎りネルドリップ、男子ホラーはいかが? 奇妙な味がじわじわ恐い(ほぼ実話)全6編。 -
極道の嫁
かつて「ミナミの宝石」とまで呼ばれた、武闘派やくざの組長の妻・瑠依は、ラブホテルの一室で縛られていた。M字開脚の状態で身悶える瑠依。「だ、誰や、あんた」。敵対する暴力団に雇われた色事師・蛭田が舌なめずりする。「匂ってきましたね、姐さん。発情したメスの匂いが ……」。勝気な〝極妻〞が、抵抗虚しくメス奴隷に調教されていく――。 -
最高のおもてなし!
「お客様に、最高のおもてなしを!」 この言葉を合言葉に集まった、豪華客船「竜王丸」のクルーら8人の男たち、笑いながら泣ける感動の物語。 オジさん達の想いは届く、75年の時を超えて。 1942年7月10日。戦前の日本が誇る豪華客船「竜王丸」が、敵の魚雷により沈没。 にもかかわらず、命を落としたのはほんの数名。乗船していたその他の乗組員、客として乗っていた外交官や商社マンとその家族は、ほぼ全員が無事だった。以来、竜王丸は奇跡の船として語り継がれている。そして、今年、2017年、進水式にて、その竜王丸が75年ぶりに復活する。75年前に船の中で何が起こっていたのか、心温まる真実がいま明らかになる。 -
サイレント・ブレス 看取りのカルテ
誰もが避けては通れない、 愛する人の、 そして自分の「最期」について静かな答えをくれる、 各紙誌で絶賛された現役医師のデビュー作。 2018年6月21日のNHK「ラジオ深夜便」にて紹介され、話題沸騰中! 「生とは何か。死とは何か。答えの出ない問いへの灯りのような一冊」(書評家・吉田伸子さん) 「本書を読んで何よりも私は、救われた、と感じた」(書評家・藤田香織さん) 大学病院の総合診療科から、「むさし訪問クリニック」への“左遷”を命じられた37歳の水戸倫子。そこは、在宅で「最期」を迎える患者専門の訪問診療クリニックだった。命を助けるために医師になった倫子は、そこで様々な患者と出会い、治らない、死を待つだけの患者と向き合うことの無力感に苛まれる。けれども、いくつもの死と、その死に秘められた切なすぎる“謎”を通して、人生の最期の日々を穏やかに送れるよう手助けすることも、大切な医療ではないかと気づいていく。そして、脳梗塞の後遺症で、もう意志の疎通がはかれない父の最期について考え、苦しみ、逡巡しながらも、大きな決断を下す。その「時」を、倫子と母親は、どう迎えるのか? -
桜が散っても
時を隔ててわかる、愛するということ、家族であること “森沢文学”の真髄!心が静かに癒される、珠玉の家族小説 趣味の釣りをきっかけに、週末を桑畑村で過ごすようになった忠彦。現地でできた親友の浩之をはじめ、温かな人々や美しい自然に囲まれた桑畑村は、彼にとって「第二の故郷」と呼べるほどの場所だった。しかし、数年後、自身が勤める建設会社が桑畑村でリゾート開発を進めていることを知る。その事実を知った忠彦は浩之に会いに桑畑村へ向かうが、そこで人生を揺るがす出来事に遭遇してしまう。その日を境に、忠彦と家族の運命は大きく変わり出していき……。 不器用ながらも自分の信念を貫いた男と、その家族の絆を描いた感動の物語。 -
サチコ
褒められもせず、苦にもされず――。 そういう人で55年生きてきたサチコ。 「食堂キング」でアルバイトを始めて、 その人生にささやかだけど鮮やかな変化が訪れた。 両親が残してくれた1DKのマンションで一人暮らし。内向きで、控えめで、読書さえしてれば幸せ。「褒められもせず、苦にもされず」が生きるモットー。そんなサチコが55歳で長年勤めた職場を早期退職し、自宅から徒歩3分の「食堂キング」でアルバイトを始めた。初めての接客が不安なサチコだったが、気のいい店主夫婦やユニークなお客さんたちに囲まれ、遅ればせながら人生の色々を学んでいく。けれど、店主の腰痛が長引いて、キング閉店の危機が……!? ときにじんわり、ときにほろ苦く、どこか滑稽で――。ささやかな人生の豊かさを味わえる長編小説。 -
さよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていた
大注目の音楽ユニット「三月のパンタシア」のボーカル初小説! エモさ120%の青春音速ストーリー。 高校三年生の5月、父の仕事の都合で隣町へと引っ越してきた心音。人付き合いが苦手で言葉がつっかえやすいことから、転入先でも孤独な日々を送っていた。ある日海辺で、亡き母が大好きだった曲『やさしさに包まれたなら』をギター片手にひとりで歌っていると、突然、男性から「俺と、歌ってくれんか! 」と声をかけられる。慌てて逃げだした心音の前に、翌日、制服姿で現れた彼は、強引に心音の手をとって駆けだす。連れていかれた先は、彼がギターを務めるバンドの練習場で――!? 友情、初恋、家族、夢……。“言いたくても言えない”思春期特有の甘くて切ない気持ちを瑞々しい筆致で描き切った、青春音楽グラフィティ。 -
しずかなパレード
私はあの人と付き合うとるとよ。 あの人を好いとると。 そう言い残して、一人の女が姿を消した。 失踪したのか、死亡したのか――。 圧倒的な「不在」がもたらす感情を炙り出す、 不穏でミステリアスな物語。 誰にでも自分だけの神様がいるのかもしれない。 だとすれば、その神様は私の味方であるはずだ。 東京から佐世保の和菓子店に嫁ぎ、娘を育てながら若女将として生きる、晶。誕生祝いの夜、夫から贈られたエルメスのバングルを手首に巻きながら、好きな人がいる、その人のところへ行くと告げ、いなくなった。残された夫・伸吾の怒りと嘆き、愛人・武藤の不審と自嘲、捨てられたと感じながら成長する娘・結生……。「不在」の12年間を、さまざまな視点から綴る長編小説。 -
シナリオ仁義なき戦い 仁義なき戦い 広島死闘篇 代理戦争 頂上作戦
昭和22年、復員後ぶらぶらしていた広能昌三(菅原文太)は闇市で暴れる男を射殺、刑務所送りになったことから暴力社会に身を置く。以来20年、血で血を洗う、広島ヤクザ抗争の火蓋が切って落とされた。暗殺、裏切り、復讐、非業の死、力の均衡のみならず、暴力の抒情、男女の愚かしさまでを活写し、戦後日本の現実と人間を描ききったアウトロー映画の傑作。 ※閲覧する環境によっては、収録画像に網がかかったように表示される場合があります。予めご了承ください。 -
社宅妻 昼下がりの情事
「少し汚れた指でされるのが、レイプみたいでぞくぞくするの」三十四歳の官僚の妻・九條冴子はシャワーをやめベッドにもぐりこんだ。さっきの情事の名残を洗い流すのが惜しいからだ。年下の電器店修理員・俊一が吸った乳房を自分で揉みしだき先端をつまむ。キッチンで後ろから押し入れられた興奮がよみがえる。小学生の息子はまだ帰宅しない……。 -
出張ホスト 僕のさまよい続けた7年間の記憶
借金返済のために始めた出張ホストの仕事を、返済後も辞められない和樹。昼間は会社員、夜は女性を満足させるホストを続ける日々。彼氏では感じないOL、夫に抱かれる姿を見せつける妻、関係をもった男性を自慢したがる女性……色々な性を目の当たりにする中で遂に、プライベートでも会うようになる女性が現れる。衝撃の告白記・第3弾!! -
修羅を生きる
自らの父親をモデルにした最高傑作『血と骨』の原点にして、著者のあまりに凄絶な半生記――破天荒な青春時代。マルクス主義への傾倒。詩への耽溺。事業の失敗。大借金。大阪を出奔し、仙台へ。再び無一文になり、東京でタクシードライバーになる。神をも恐れぬ強大な父親への骨肉の葛藤と、女と酒に溺れた無頼と放蕩の日々を綴る衝撃の回顧録! -
少年とハリス
開国前夜。 肉親の愛に飢えた少年、日本の行く末を案じるアメリカ人総領事。 幕末動乱期に下田という港町で出会った二人の絆が、この国の運命を大きく変えてゆく…… 江戸時代末期の安政年間――捕鯨の補給基地確保と清国との交易を目指すアメリカは、その圧倒的な軍事力を背景に、強固な鎖国政策を敷く幕府と「日米和親条約」を締結。さらに4年後には「日米修好通商条約」を結んだ。しかし、この条約は天皇の勅許を得ない幕府独断での調印だったため、国論を攘夷強行派と穏健派に二分し、やがて安政の大獄、桜田門外の変へとつながってゆく。まさに幕末動乱の引き金となった条約だったが、果たしてそれは日本にとって真に不幸な出来事だったのか……? 日本の植民地化を狙うイギリス、プロイセン、ロシアといった列強諸国に対抗するため 下田へやってきたアメリカ全権、タウンゼント・ハリス。 その家僕として暮らしを支えた少年・滝蔵。 「日米修好通商条約」締結の裏に隠された異国人と少年の熱き友情の物語。 時代小説の俊英が幕末史に新たな光を当てる感動の歴史ロマン!! -
少年と老婆
暗闇じゃないと光は見つからないの。「この世でもっとも美しい女性」は、嵐の夜に消えた夫を探して、5つの国を旅し6人の王に出会う。「E☆エブリスタ」で不動の1位を誇った伝説の人気作品がいよいよ書籍化! 『奴隷区』の岡田伸一による、この上なく残酷で純粋な、愛を求める冒険物語。学校に通うのをやめた「少年」は、近くに住む「老婆」に勉強を教わる。「老婆」は、不思議な話をして聞かせた。それは、「この世でもっとも美しい女性」が旅した5つの国と、神秘の力を持つ6人の王様の話。“やまない雨の国”“明日から戦争の国”“選択する恋愛の国”“夢見る黄金の国”“紅い地球の国”。「美しい女性」は、新婚旅行直前に失踪した「夫」を探していた。そして、ある国の愛を知らない「愚かな姫」との出会いが、彼女を過酷な運命へ突き落とす。正義、恐怖、弱さ、勇気、夢、憎しみ、不幸、美しさ――。人生の大切なヒントを探す旅に出よう。 -
触診
「触ってください、好きなところを」鷹見クリニックを経営する女医・令子は、患者である福川隆介のインポテンツを治すため、黒いガーターストッキングの上に白衣だけを纏って診察を始めた。細い指先で滑らかな愛撫を続け、はだけた白衣の隙間から体を隆介にまさぐらせるうちに、令子自らも欲望の疼きを覚えていく。魅惑の女医シリーズ第一弾。 -
地味な未亡人
清楚な銀行員、未亡人の美穂子は、年下のレズビアン樹里に、Mの素質を見抜かれる。SMショー見学の帰り、樹里の部屋で両手足を括られ、恥ずかしい部分を強制点検。すでに洪水のように溢れた体は、指と舌だけで何度でもイク。やがて、死んだ夫の上司の餌食に…。「こんなに感度がいい女だったとは」と屈辱的な言葉を投げられ、さらによがる。 -
女子虫
自惚れと自虐の間を漂いながら、“身の丈の幸せ”求めて今日も荒野を突き進む! でも、ポジティブな言葉で無闇に励まさないでほしい――。 40歳を過ぎたら、子供も家も持っているはずだった。なのに、東サユリの現実は、韓流グループ「美男宮殿」に情熱を注ぐだけの毎日。自称・中二病で小学校教師の夫は、児童に振り回され、妻にはもはや無関心だ。好きな男のためのときめき代くらい自分で稼ごうと、サユリはパートに出たものの、なぜか職場の若い男になつかれて――。 ハイテンションな会話の応酬! 前にも後にも進めない女たちの痛々しさをおかしくも鋭く描く、笑えて苦い女子小説。“女子”と“労働”を描き続けてきた、宮崎誉子の進化形!
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