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Posted by ブクログ
めっちゃ良かったーーーーー初、窪美澄さん。
朝井リョウさんの『一万円で本を買う』YouTubeより推薦されていて、同期でよく話題に上っていた窪美澄さん。千早茜さんを読み出してから内面を抉るような恋愛小説とか少しずつ読めるようになって、窪さん気になってた。
描写は意外と温かみはあるけど生々しすぎず読みやすかった。
それよりもなんか、登場人物たちの不完全な部分が曝け出されていて読んでいる最中「ううぅ…」となるんだけど痛すぎないというか…殴られて痛いはずなのに、抉られて泣きたいはずなのに、ものすごく分かるから抱きしめたくて。
不完全なものが不完全なものに頼り、頼られる、という危うく柔い世界。
外に出ると多くの人が鎧のように、着飾って、尖った靴を履いて真一文字に口を結んで早足で歩いてるけど、
みんなどこか不完全で脆くて柔いのだと思えば
少し見方が変わるかもしれない。
Posted by ブクログ
4人のそれぞれの視点から見れば抱えてる気持ちも理解できる、けどどれも共感はしない。
もっと若い頃に読んでいたら恋することに苦しくなっていたのかな。
魅力的な宮澤さんに溺れる気持ちが今だと懐かしく感じる。
届きそうで届かない人に焦がれて、相手も届かない人に焦がれて、の繰り返し。
4人の摩擦がどこに向かうのか切なくもどんどん傷が深くなり、ひとりになった時ようやく気づくことがある。
たびたび登場する富士山も、美しく描かれがちだけど樹海の死のイメージや地元の億劫な記憶の象徴として描かれていて印象的だった。
そして海斗はすごくいいヤツ。
不器用なんだけど、優しい心を持った幸せになってほしいいいヤツ。
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