じっと手を見る

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小説・文芸
658円 (税込)

3pt

富士山を望む町で暮らす介護士の日奈と海斗
はかつての恋人同士。ある時から、ショッピ
ングモールだけが息抜きの日奈のもとに、東
京の男性デザイナーが定期的に通い始める。
町の外へ思いが募る日奈。一方、海斗は職場
の後輩と関係を深めながら、両親の生活を支
えるため町に縛りつけられる。自分の弱さ、
人生の苦さ、すべてが愛しくなる傑作小説。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    じっと手を見る
  • タイトルID
    :
    743888
  • 電子版発売日
    :
    2020年04月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    富士山が見えるところと、東北に住んでたことがあるから、既視感を持ちつつ、違う世界を見せてもらった。心の防御不可の部分を思いっきり圧縮された。

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    めっちゃ良かったーーーーー初、窪美澄さん。
    朝井リョウさんの『一万円で本を買う』YouTubeより推薦されていて、同期でよく話題に上っていた窪美澄さん。千早茜さんを読み出してから内面を抉るような恋愛小説とか少しずつ読めるようになって、窪さん気になってた。
    描写は意外と温かみはあるけど生々しすぎず読みやすかった。
    それよりもなんか、登場人物たちの不完全な部分が曝け出されていて読んでいる最中「ううぅ…」となるんだけど痛すぎないというか…殴られて痛いはずなのに、抉られて泣きたいはずなのに、ものすごく分かるから抱きしめたくて。

    不完全なものが不完全なものに頼り、頼られる、という危うく柔い世界。
    外に出ると多くの人が鎧のように、着飾って、尖った靴を履いて真一文字に口を結んで早足で歩いてるけど、
    みんなどこか不完全で脆くて柔いのだと思えば
    少し見方が変わるかもしれない。

    0
    2026年07月07日

    Posted by ブクログ

    個人的に、一番衝撃だったのが宮澤さん。
    彼の生い立ちからくる女性観は相当闇深い。
    他人から見て魅力的なのに、人を愛せない、人と生きて行けない人は可哀想で切ない。

    でも全く別の場所で違う仕事を選んでも、別の人にはなれないんだよなぁ。


    恋愛に感度が高い若い人が読んだらどうかわからないけど、人生も後半になって読むと、お互い忘れられない人の1人や2人いてもいいから、海斗みたいな人情深い人と寄り添って生きていける人生が結局一番いいんじゃないかなぁと思う。

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    それぞれの登場人物の不完全さと脆さと情けなさがあまりにも人間らしくて、仕方なくて、愛おしかった。年齢だけ重ねても大人は大人になれないのかもしれない。みんなが騙し騙し生きている現実を、赤裸々に、正直に、自分しか知らないような秘密を開示するように語られる小説でした。それぞれの人がそれぞれの場所で生き、そして死ぬ。世の中って不思議。

    「こんなにも間違った人間であることを自覚した上で関わり合いたいと願うほど、あなたは大切な存在なのです、という決意表明。」という朝井さんの解説での文章が素敵だなと思いました。

    0
    2026年02月18日

    Posted by ブクログ

    朝井リョウさんがおすすめしていた本。解説も書いていた。
    介護の話が出ているからか、より自分に身近でリアル。ぜひ読んでほしいとウキウキでおすすめする本ではない。こういう人たちが、どこかで暮らしていて、どうにもできない問題と向き合っている。

    0
    2026年10月09日

    Posted by ブクログ

    始めて読む著者の作品
    富士山が見える小さな町で介護士として働く海斗。最後の身寄りである祖父を亡くし、共に暮らした古い家で1人で暮らす日奈。この2人を中心に、それぞれと親密になる男女たちをそれぞれ語り手とする短編連作。
    解説で朝井リョウが書いているように、人の寄る辺のなさや悲しみやどうしようもなさは理解できないのだということを思い知るばかりの作品たち。
    心の機微、人としても未成熟さ、優しさ、人生のままならなさ。そういう作品だった。

    0
    2026年10月09日

    Posted by ブクログ

    よるべない。人生は誰にとってもよるべない。

    老いも若いも。男も女も。生まれた場所で生きるのも、そこを捨てるのも。

    プール帰り、マクドナルドで読んだ。4人の男子高校生が4人テーブルにぎゅうぎゅうに座り、宿題をしていた。子どもたちは、ママたちのおしゃべりを聞くともなしに聞いていた。老夫婦はなにもしゃべらない。小学生の頃、良い成績をもらうと、両親はマクドナルドに連れて行き、「今日は何でも食べていい」と言った。そんなことを思い出した。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    狭い世界で自分1人の力で確実に食べていくために選んだ仕事。好きな人。
    日奈は経験の割に切り替えられる子だな。私は海斗とか畑中に近いなあ。

    0
    2026年06月12日

    Posted by ブクログ

    伝わったかどうかではなく、言葉にして伝えようとしたかどうかで、自分で納得していいんだ。美しいとされているおさまり方を避けて通るこの物語だけれど、それでもいいよねと思わせてくれる。

    0
    2026年05月18日

    Posted by ブクログ

    人の幸福・不幸が色濃く詰まった感慨深い短編集だった。他人を傷つけ自分を傷つけながら、自分の嫌な醜い部分に向き合って、それでも幸せになるために起伏が多い道程を歩もうとする人間という生物の本能と生への執着を感じた。

    0
    2026年05月05日

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    じっと手を見る
  • タイトルID
    :
    743888
  • 電子版発売日
    :
    2020年04月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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