桜が散っても

桜が散っても

1,776円 (税込)

8pt

時を隔ててわかる、愛するということ、家族であること
“森沢文学”の真髄!心が静かに癒される、珠玉の家族小説

趣味の釣りをきっかけに、週末を桑畑村で過ごすようになった忠彦。現地でできた親友の浩之をはじめ、温かな人々や美しい自然に囲まれた桑畑村は、彼にとって「第二の故郷」と呼べるほどの場所だった。しかし、数年後、自身が勤める建設会社が桑畑村でリゾート開発を進めていることを知る。その事実を知った忠彦は浩之に会いに桑畑村へ向かうが、そこで人生を揺るがす出来事に遭遇してしまう。その日を境に、忠彦と家族の運命は大きく変わり出していき……。
不器用ながらも自分の信念を貫いた男と、その家族の絆を描いた感動の物語。

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桜が散っても のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    毎度毎度森沢さんにはじ〜んとさせられます。
    子供にとっては父の想い、妻にとっては夫の想い…それぞれが心に亡き父の…亡き夫の想いを秘め、受け取り、それぞれの心に静かに納めていく様が見事に描かれているなぁ。
    当たり前だけど夫として捉えた妻、父として捉えた健斗と里奈…抱えた想いはそれぞれで、感じ方も理解も

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    趣味の釣りをきっかけに桑原村で過ごすようになった忠彦は自身が勤める建設会社が桑原村でリゾート開発を進めていることを知り反対したことをきっかけに左遷され、社会の理不尽さにやりきれない思いを抱いていた。その頃、開発が原因で村に災害が起こる。ショックで失語症になった忠彦は仕事も家族も失い、その後、村で20

    0
    2025年06月20日

    Posted by ブクログ

    始まりは遺体の発見、あれっ、まさかのミステリーだろうか。
    人は贖うことができないのだろうか?自然災害や大きな権力、局所的な視点だと不可能に近いのだろう。宇宙規模、地球規模で考えると因果応報が世の常のように思える。ましてや局所的な時間や場所では・・・。
    さて、題名の意味するところはなんだろう。イメージ

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    静かに始まるストーリー、けれどその世界に引き込まれいつの間にかその世界から出られなくなる。読み終えた後に、雨が降って虹が空にかかる様に涙する自分の心にも希望の虹がかかる。

    0
    2025年05月26日

    Posted by ブクログ

    最初はちょっと苦しい展開でモヤってしてしまったけど、最後には気持ちよくさせてくれる…そんな作品でした。

    お父さんに対して、寂しさや辛さ、許せない気持ちをそれぞれの目線で描かれているけど、最後には本当にたくさん愛してもらえてたんだって幸せな気持ちになれました。

    本当に森沢明夫さんの作品は、優しくて

    0
    2025年05月24日

    Posted by ブクログ

    久しぶりのほっこり小説。森沢ワールド全開。悲しいすれ違い…善人ばかりが苦しむ。自由気儘に生きた訳ではないだろうが、自分の心に正直に生きた父と翻弄された家族。涙腺緩み放しだったが、最後は救われた。「理不尽な人生の選択だった」かはわからないけど、自分は選ばないだろうな。「人生の価値は手に入れた財産の量で

    0
    2025年05月24日

    Posted by ブクログ

    不穏さ漂うプロローグ。

    趣味の釣りきっかけで週末を桑畑村で過ごすようになり、現地で同じ歳の浩之と親しくなった忠彦。
    数年後に忠彦が勤める建設会社が桑畑村でリゾート開発を進めていることを聞き、浩之に会うため桑畑村へ行った日に彼が見たものは衝撃的な場面で、その日から失声症になる。
    それから離婚をし家族

    0
    2025年05月19日

    Posted by ブクログ

    いつもと違う感じだなと思いながら読み進めました。
    でも、森沢さんだった。
    それも、パワーアップした森沢さん。
    題名とおりの 心があたたかくなる後味のいいストーリー。
    私の一番好きな作家さん。

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    なんともまぁ泣かせ上手な作家だろうか。
    山川忠彦という不器用にしか生きられなかった男の深い愛情を、最後の最後にこれでもか!と読者に突きつけ涙腺を緩ませるこの物語に打ちのめされた。
    読んで満足の一冊だった。

    0
    2025年04月25日

    Posted by ブクログ

    こんなに辛い話だったのか。。
    忠彦と麻美の決断は仕方ないのかな。他の人には計り知れない葛藤をして下した決断だし、その時はそうしか生きられないって事もある。
    「許せないけど、嫌いじゃない…」そう思って終わって良かった。

    0
    2025年04月19日

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