作品一覧

  • 向こうの果て
    3.7
    1巻742円 (税込)
    同棲相手を殺害した容疑で逮捕された池松律子。将来を期待される若手検事・津田口が取調べに当たるが、罪は認めるも動機については語らない。調べを進めると、彼女を知る男達の証言によりいくつもの顔が浮かび上がる。娼婦のような女、残酷な女、噓つきな女、太陽のような女......。真実の顔はどれなのか。津田口自身もまた、彼女に翻弄され始め――。
  • 最高のおもてなし!
    -
    1巻1,232円 (税込)
    「お客様に、最高のおもてなしを!」 この言葉を合言葉に集まった、豪華客船「竜王丸」のクルーら8人の男たち、笑いながら泣ける感動の物語。 オジさん達の想いは届く、75年の時を超えて。 1942年7月10日。戦前の日本が誇る豪華客船「竜王丸」が、敵の魚雷により沈没。 にもかかわらず、命を落としたのはほんの数名。乗船していたその他の乗組員、客として乗っていた外交官や商社マンとその家族は、ほぼ全員が無事だった。以来、竜王丸は奇跡の船として語り継がれている。そして、今年、2017年、進水式にて、その竜王丸が75年ぶりに復活する。75年前に船の中で何が起こっていたのか、心温まる真実がいま明らかになる。
  • 向こうの果て

    Posted by ブクログ

    同棲相手殺害。
    相手の求める者になれる。真実の顔はどんな?
    面白く読めました。
    みんな同じ一面があるのでは?

    0
    2022年02月10日
  • 向こうの果て

    Posted by ブクログ

    運命に翻弄されているとはこのことだ、と思う。
    世界は不公平だとはこのことだ、と思う。
    でもどうしても命を繋いでいく、子孫を残す、というのは、抗えない本能なのですね。

    wowowでドラマ化される情報を先に知って、松本まりかが演じるとのことだったが、個人的にはハマり役ではないかと…むしろ私の頭では松本まりかの絵で再現された。

    0
    2021年07月11日
  • 向こうの果て

    Posted by ブクログ

    いくつもの顔があるように解説には書いてあるけれど、主人公にそんな多面性は感じなかった。ある意味肩透かし。出生の秘密を抱えた可哀想な女に惹かれた男がたくさんいた話。津田口検事がそこまで入れ込む理由も浅いかな。同系統なら、白夜行の方が主人公の出生の悲惨さや多面性、話の起伏が大きくて面白いと思う。

    0
    2021年10月16日

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