首都圏パンデミック

首都圏パンデミック

867円 (税込)

4pt

4.3

感染力、毒性の強い新たなウイルスが長崎で発生。体力のないお年寄りらから罹患して、高熱や下痢、嘔吐を引き起こし、死に至らしめる。その新型ウイルスが蔓延した飛行機が東京に向かう。感染者を助けようとする機内の医師、治療薬を探す研究者、首都圏封鎖も視野に入れる政治家――。未曽有の脅威と闘う人間を描いたタイムリミット・サスペンス。

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首都圏パンデミック のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大原省吾『首都圏パンデミック』幻冬舎文庫。

    まさに今の時代だからこそ興味ひかれるタイトルだ。2016年に刊行された『計画感染』の改題作とのこと。内容からすると改題前のタイトルの方がしっくり来る。種を明かせば、本作の中では首都圏でパンデミックは発生しないのだから、誇大気味のタイトルという訳だ。

    0
    2020年05月31日

    Posted by ブクログ

    読み応えのある小説だった。
    同時多元的に展開されるストーリーは、この手の小説には非常に向いていると思う。
    また、記述が詳細で、イメージが頭に浮かぶ。
    是非とも、映画化して欲しい作品だ。

    0
    2020年05月25日

    Posted by ブクログ

    コロナ渦前の作品
    記憶を無くした主人公がなぜか海外の川で目覚める。謎の集団に襲われるが、現地人の兄妹に助けられながら自分が何者か?自分が掴んでいる秘密は何か?を取り戻しながらあるモノに対して奮戦する物語。冗長なシーンもあまりなくスピード感を持って進んでいく。特に飛行機内のシーンはスリリングで、登場人

    0
    2024年11月20日

    Posted by ブクログ

    新型インフルエンザが首都圏を襲う?
    主人公は記憶喪失の男
    彼は何者なのか?
    長崎の松ヶ島で蔓延した新型インフルエンザ
    飛行機内で蔓延した新型インフルエンザ
    物語の流れもよかったし
    インフルエンザの脅威も緊迫感あったし
    楽しめました
    それにしてもインフルエンザの症状進行が早すぎ

    0
    2021年11月07日

    Posted by ブクログ

    この作品はコロナ禍の中に読む作品として、意味が深いと思います。『計画感染』の改題との事。今の時代だからこそ『首都圏パンデミック』にしたのでしょうね。サクサク読めます。

    0
    2020年10月23日

    Posted by ブクログ

    登場人物が多少多いが、構わずスピード感を持って読み進めるべし。
    クライシス小説の醍醐味を味わいました。

    0
    2024年08月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コロナ禍のような小説を探して読んでいます。
    パンデミックというお馴染みのフレーズの題名に惹かれ手に取りました。
     本に出てるくるウイルスはコロナとは比較にならない代物でした。途中からの展開が最初のページにつながり、なるほどそうくるのかと、ページを繰る手が止まりませんでした。まさにバイオテロ。
     一企

    0
    2023年10月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    数年前に読んでいたらこんなこと起こったら怖いな〜と小説の中だけで完結できていたかもしれない。

    けど、コロナ禍の今は、現実に起こってもおかしくない…妙に重なる部分が多くありました。

    お金が絡んだ人間の思惑とウイルスの変異、こわい。

    0
    2021年08月12日

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