サチコ

サチコ

1,776円 (税込)

8pt

褒められもせず、苦にもされず――。
そういう人で55年生きてきたサチコ。
「食堂キング」でアルバイトを始めて、
その人生にささやかだけど鮮やかな変化が訪れた。

両親が残してくれた1DKのマンションで一人暮らし。内向きで、控えめで、読書さえしてれば幸せ。「褒められもせず、苦にもされず」が生きるモットー。そんなサチコが55歳で長年勤めた職場を早期退職し、自宅から徒歩3分の「食堂キング」でアルバイトを始めた。初めての接客が不安なサチコだったが、気のいい店主夫婦やユニークなお客さんたちに囲まれ、遅ればせながら人生の色々を学んでいく。けれど、店主の腰痛が長引いて、キング閉店の危機が……!?
ときにじんわり、ときにほろ苦く、どこか滑稽で――。ささやかな人生の豊かさを味わえる長編小説。

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サチコ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何不自由なく育ったサチコ55歳になって早期退職し、家にいるのも暇  初めてのアルバイトに出る。その時初めのアルバイト先で嫌な噂を立てられすぐ辞めた。次のアルバイトは自宅から近くの食堂に出た。初めは手が痛く、洗い物も多く疲れたが徐々に慣れていった。食堂の女将さんがよくしてくれ、自分は働きやすかった。経

    0
    2026年06月24日

    Posted by ブクログ

    特に何か大きな事件が起こるわけではなく、淡々と日常が綴られていく、まさに群ようこさんの小説。
    主人公のサチコは、50代にして、初めて飲食店で働き始める。そこが隠れた名店と言うわけではなく、特別おいしい店ではないというのが、身近な話っぽい。
    寄る年並には勝てない人々の普通の日常なのに、のめり込んでしま

    0
    2026年06月06日

    Posted by ブクログ

    お嬢様育ちで
    苦労知らずの中年女性が一念発起して
    町の古い食堂でアルバイトを始めるー
    ただ、それだけのことで
    ささやかな幸せと小さな悩みがあるだけなのに
    この、ありふれた日常がずっと
    続きますようにと思わずにはいられなかった。
    店主夫婦や常連客、実姉、幼馴染が
    生き生きとしていて
    それらの周りの人々

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    時折出てくる「五十五歳」が無ければ、真面目な女子中学生かと思ってしまうサチコさん。本が好きで本を読んでる時間が幸せだったり、前の職場の人との接し方に困ったり、何だか自分を見ているようでもありました。読み終わってからも、サチコさんどうしてるかな?とふと思ってしまいます。

    0
    2026年04月28日

    Posted by ブクログ

    幼い頃から愛想がなく仏頂面のサチコにシンパシー。
    兄夫婦には腹が経つし、謎の女スズコさんにもモヤモヤするけれど
    バイト先には恵まれて、日々成長していくのが頼もしい。
    続編もあるのかな。あったら嬉しいな。

    0
    2026年04月27日

    Posted by ブクログ

    スズキサチコ。。なんだかものすごく共感しながら読んでしまった。年齢もそうだし性格も境遇もよく似ていて、年頃の子供達と親とのバトルも、これはうちの子か?と思ったし、「平凡な人生をつつがなく過ごせるのが、人としていちばん幸せだと思うよ」という姉の言葉も良かった。

    0
    2026年04月27日

    Posted by ブクログ

    人と接するのが苦手なサチコの人生と食堂の物語。サチコの成長物語の気がしました。食堂のおかみさんの”どうしたものかねぇ~”とほのぼのした感じがよかったてす。

    0
    2026年04月14日

    Posted by ブクログ

    れんげ荘シリーズのキョウコさんとどうしてもイメージがカブる!
    キョウコさんより少しおとなしくて地味で…とても幼い感じがするサチコさん。
    末っ子として両親に可愛がられて育ったお嬢様育ちの人柄が文章から見えてくる。
    55歳と分かって読んでるのに時々出てくる「55歳」という文字を見ると「あっ、そっかサチコ

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    お家で過ごすこと、穏やかに日常を営むことや環境の変化をあまり好まない(のかな?)サチコが、55歳で新しいことや仕事に挑んでいくのは読んでいて好ましかった。

    実兄や元職場の同僚などとの関係など、『正義感』や『整合性』を求めたくなるのはすごくわかる。姉の『〜他人の考えは変えられるわけがないの。だから自

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ

    褒められもせず、苦にもされず。早期退職をした55才のサチコは、気がついたときに年をとっていた人これは自分自身にもいえる話で、疎遠になっていた姉と交流していく後半も、なかなか今の時代親も亡くなってそういう時に話をする場面も共感しました。

    0
    2026年07月02日

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