サーカスナイト

サーカスナイト

679円 (税込)

3pt

バリで精霊の存在を感じながら育ち、物の記憶を読み取る能力を持つさやかのもとに、ある日奇妙な手紙が届いた。「庭を掘らせていただけないでしょうか」。それは左手が動かなくなった悲惨な記憶をよみがえらせ……。愛娘の世話や義母との交流、バリ再訪により、さやかの心と体は次第に癒えていく。自然の力とバリの魅力に満ちた心あたたまる物語。

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サーカスナイト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久々によしもとばななさんの本。
    弱っている心に浸みてくる・・・
    自分の心と体に良く耳を傾けて生きる。
    それが大事と思う。

    バリで生まれ育って、早くに両親を事故で亡くした さやか。
    ずっと友人だった悟に、癌で余命幾ばくも無くないけど、自分の子どもを産んで欲しいと頼まれ、みちるを授かる。
    悟の両親とみ

    0
    2021年06月15日

    Posted by ブクログ

    自分がああだこうだと思うことなんてたいしたことない。喪失と生死と、それを包み込むもっと大きな力。優しい言葉で時間と思いが紡がれていて、それでいて力強い小説。
    ---
    バリに来てみると、日本で考えていたいろんなことがみんなどうでもよく思えてくる。小さくて、取るに足りないことに。そのくらい、まるで川がご

    0
    2018年01月26日

    Posted by ブクログ

    買ってからしばらく読めていなかったのですが
    いま読み終えて、土曜日にあったあれこれがリセットされた感じがします。
    いま読めてよかったです。

    0
    2017年10月09日

    Posted by ブクログ

    主人公のさやかは周りの人に支えてもらいながら生きているように見えて周りの人をしっかり支えてあげられる女性。登場人物がみな軸がぶれない。憧れの人ばかりで埋め尽くされた素敵な物語でした。悲しいけど幸せ。登山という趣味にもすごく憧れる。
    ※生きている限りはちゃんと生きる

    0
    2025年04月18日

    Posted by ブクログ

    人との関わりほど深く絡み合ってめんどくさいものはない、でもだからこそ生まれる愛も信頼も幸せもある…
    自分も周りの人を大切にしようと思える物語でした。
    ちなみに、気に入った文は

    「たとえまた会えるとわかっていても、小さな別れでも、別れは切ないものだ。」

    今の自分に共感してくれる言葉で、気持ちが楽に

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    たぶん学生の時に読んだことあるな、と途中から気付きながら再読。
    よしもとばななさんの本に対して好きなものが詰まった作品でした。現実世界をベースに少し私の身の回りでは起きないような設定で物語が進んでいく感じ。
    病気を理由に友人と結婚し、子供を授かり、友人が亡くなった今も義実家で過ごす。義父母も受け入れ

    0
    2025年02月02日

    匿名

    購入済み

    心がぽかぽかする物語

    孤独、痛ましい事件、死。それぞれが真摯に向き合い、進んでいくうちに新しい心優しい人たちの輪が広がっていく心がぽかぽかする物語。
    いつかバリにも行ってみたい。

    #癒やされる #エモい #共感する

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ


    ばななさんの言葉は、いつもわたしを救ってくれる。
    わたしの人生をいい具合に認めてくれる気がする。
    たからものにしたくなるような大切な言葉を拾い集めてはおまもりにして、ノートにのこす。
    以下、サーカスナイトのわたしのメモ。



    私はなにもしていないでふらふらしていたようで、実はいろんなことをしなが

    0
    2021年09月27日

    Posted by ブクログ

    ばななさんのキッチンとか今まで読んできて、今回久しぶりにばななさんの作品を読んだ。
    主人公がなのかもしれないが、いままでとは年齢が上がって大人な雰囲気だった。
    主人公が若い頃の話を振り返ることが多いし、様々な年代の人たちが登場するので、人生について考える部分が多かったようにおもう。

    あとバリと日本

    0
    2021年04月27日

    Posted by ブクログ

    見えない偉大なチカラを宿すイダさん、全てを受け止めてくれそうな兄貴丸さん。実在する人物なのですね。会ってみたい!

    0
    2021年02月10日

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