祝福の子供

祝福の子供

784円 (税込)

3pt

虐待を疑われ最愛の娘と離れて暮らす柳宝子。私は母親失格――。悩み続けたある日、二十年前に死んだはずの父親の遺体が発見される。遺品には娘への手紙と猟奇事件の切抜き記事。父の過去を探り事件を追う宝子だったがそれが愛する家族の決死の噓を暴くことに。父の手紙の意味は? 母が犯した罪とは? 愛に惑う〝元子供たち〟を描く感動ミステリ。

...続きを読む

祝福の子供 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月28日

    人それぞれ皆違うように母と子、親と子、家族の在り方もそれぞれ違う。
    真っ直ぐでも歪んでいても捻じ曲がっていても皆誰かの子、子供が産まれれば誰かの母。(父)
    そして親であったり子であったりする前に皆1人の人間。
    親子って何なんでしょうね〜
    正しい親子の在り方とかあるんですかね…
    そしたら皆それを教本に...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月28日

    どんな家庭環境であっても子どもは親に愛されるべき。と願わざるを得ない。子どもだからわからないではない。愛情と憎悪が交差し、読みにくさもあったが、引き込まれた。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月14日

    まさきとしか作品に共通するところがある、子供への愛を問うような話。今作は最初から子供とは別居、家族との関係も良くなく、全体的に気分が沈む。更に殺人事件も複雑に絡んできてミステリ要素も多く、すっきり整理していくのが難しい。落ち着くところには落ち着くとは言っても爽快感がないが、読み応えは分厚く、満足出来...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月27日

    無関係に見える事件がどんどん繋がって、知らない方がよかった「自分」の正体が見えてきて驚愕。
    それに留まらず、犯人の動機や関係にさらに驚驚愕。
    こわいのに、悲しくて切なかった。
    かつて子どもだった大人たちが真実と戦う物語です。

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月11日

    親とは何か、子供とは何か
    親が子供を愛するのは普通なのか義務なのか…
    親子の関係とは…
    安定のまさきとしか作品でした。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月18日

    最後まで一気に読ませる筆力は今後を期待させられます。ただ、もう少しすっきり、くっきりとしたシルエットを出せるようになればいいなあと僭越ながら思ったりしました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月13日

    プロローグを読んで、んんん…なんだか記憶あるようなと思いながらもページを捲る。

    ここのところ児童書を読んでいたので、大人の身勝手さやたくさんの罪に昏い気持ちになる。
    どっぷりと汚い泥沼に足を突っ込んでしまった…感じだ。

    新聞社に勤務する柳宝子は、離婚していて娘を虐待しているとの理由で夫が引き取っ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月24日

    主人公の柳宝子は、東京の新聞社に勤めている。一人娘は虐待を疑われて夫に引き取られてしまった。
    「どんなときでもなにをされても、心の底からかわいい、愛おしい、と思えるのが母親としての正解なのだろうか」と悩み続ける宝子。いまだに正解は分からないが、自分が"不正解の母親"であることは疑...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月19日

    あの日君は何をした
    では母親の執念とも取れる狂気が描かれていたが、
    今作では相反して母親からは子供への無関心さと虚無感ばかりで、そこに生まれてきて子どもたちの親への執着と願望が

    親から愛されなかった子供は、子供を愛することがわからず不幸は連鎖してしまう

    子供に愛していることを伝えなければ。
    生ま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月14日

    さまざまな環境の中、生まれてくる子供がいる。
    だけど、どんな環境であれ、どんな人から生まれたのであれ、子供を守り、愛してあげれる社会であってほしいと願う。

    0

祝福の子供 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

まさきとしか のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す