祝福の子供

祝福の子供

784円 (税込)

3pt

虐待を疑われ最愛の娘と離れて暮らす柳宝子。私は母親失格――。悩み続けたある日、二十年前に死んだはずの父親の遺体が発見される。遺品には娘への手紙と猟奇事件の切抜き記事。父の過去を探り事件を追う宝子だったがそれが愛する家族の決死の噓を暴くことに。父の手紙の意味は? 母が犯した罪とは? 愛に惑う〝元子供たち〟を描く感動ミステリ。

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祝福の子供 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いつまでも余韻が残る本でした。

    宝子の母の
    「偽善でも悪よりは善のほうがいい」
    という考え方に共感した。

    そして、
    「ふりをする」「全力で演技をする」「もしかしたらいつか本物になる時が来るかもしれない」
    そう思って宝子を育てた母の生き方を、私は素敵だと思う。

    事件をきっかけに、そして愛里の存在

    0
    2024年10月05日

    Posted by ブクログ

    人それぞれ皆違うように母と子、親と子、家族の在り方もそれぞれ違う。
    真っ直ぐでも歪んでいても捻じ曲がっていても皆誰かの子、子供が産まれれば誰かの母。(父)
    そして親であったり子であったりする前に皆1人の人間。
    親子って何なんでしょうね〜
    正しい親子の在り方とかあるんですかね…
    そしたら皆それを教本に

    0
    2022年05月28日

    Posted by ブクログ

    この作品まさきさんの作品の中でもすごく好きかもしれない…
    まさきとしか作品は女として母親として読むことがキツいと思う
    そこが好きなのだけどね♪
    今作はほんと色々な母親が出てくる
    そしてまさきさんの言葉が刺さります。

    世間から褒められる母親像はキビしい
    結婚、妊娠、出産、育児…
    この4つの事は女性が

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    「ゆりかごに聞く」2019改題
    そして、この改題が読後によく効いてきます

    虐待を疑われ、自分の産んだ子供を
    夫と義母に預けるしかなかった主人公
    彼女の元へ 警察から21年前に死んだはずの父親の新たな遺体が発見された連絡が入る
    その真相を知る為 父親の記憶とそれまでの生活をたどっていくと 自分の存在

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    相変わらずゆーき本さんのレビューが刺さりまくる私です。

    この本もゆーきさんのレビューを見て直ぐにメモメモしておきました。

    まさきとしかさんは三ツ谷シリーズしか読んだことがありませんが、これもめっちゃ面白かったです。

    プロローグは、ベビーカーに乗せられた子供が攫われるシーン。
    もうこの場面からガ

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    三ツ矢&田所刑事シリーズが大好き!なまさきとしかさん(ちなみに第3弾の「あなたが殺したのは誰」が一番好き)

    こちらの作品は「母親」って何なんだろう…
    と深く考えさせられる作品でした

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    不穏な空気と謎がパンパンに詰め込まれたプロローグ。
    「あの女さえいなければ-」
    暗闇の中

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    子どもを産んだけど、愛せない‥
    私には考えれないけど実際居るんでろうな
    複雑な人間関係で少しごちやとなりそうになった所に上手く繋いでくれた感じで読みやすかった。
    現実離れしてなさそうで少し重い小説だった。

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

    まさきさんの世界観好きです
    読み進めると、謎が深まっていく
    謎が人間関係(家族関係)に絡み合っている
    謎が全解決するわけではなく、謎を抱えたたま、それでも生きていく

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    どんな家庭環境であっても子どもは親に愛されるべき。と願わざるを得ない。子どもだからわからないではない。愛情と憎悪が交差し、読みにくさもあったが、引き込まれた。

    0
    2023年05月28日

    Posted by ブクログ

    まさきとしか作品に共通するところがある、子供への愛を問うような話。今作は最初から子供とは別居、家族との関係も良くなく、全体的に気分が沈む。更に殺人事件も複雑に絡んできてミステリ要素も多く、すっきり整理していくのが難しい。落ち着くところには落ち着くとは言っても爽快感がないが、読み応えは分厚く、満足出来

    0
    2023年01月14日

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