サマー・バレンタイン

サマー・バレンタイン

477円 (税込)

2pt

二十四歳の志織は、高校時代思いを寄せていた夏彦と六年振りに再会し、変わっていない彼を眩しく思う。そしてあの頃を懐かしむ「大人」になってしまった自分に気づき、胸の痛みを感じた。久しぶりに再会した高校の仲間たちも、現実に傷つき、迷っていた――。青春の輝きを見失いかけた「大人たち」の焦燥と不安、そして新たな旅立ちを描く青春小説の傑作。

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サマー・バレンタイン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1995年6月に刊行された作品です。

    岡山県の美星町が舞台となっていて、大人になっていくことのやるせなさとかつて輝いていた自身の青春への憧れ、伝えられなかった恋心などが、星を眺めるという描写と共に美しく描かれています。

    文庫版あとがきで書かれていましたが、本作は阪神淡路大震災の直後に書かれた作品

    0
    2023年02月09日

    Posted by ブクログ

    唯川恵ワールドのなかでカコイチ。読んでてこんなに身近にかんじられてかつときめいてしまう世界観すごい。

    0
    2013年06月25日

    Posted by ブクログ

    思い続けていても
    高校時代の親友の恋人

    言い出せないまま
    再会してもこころのなかに持ちつづけるだけ。

    岡山の美星町で再会した二人。
    最後はよかった!

    0
    2013年04月27日

    Posted by ブクログ

    たとえ過去に辛く忘れられないことがあったとしても、受け止めて、力に変えて前を向くことができる。幸せはあるものではなくて、自分で幸せになるものなんだなぁって。20代の微妙なもどかしさ、わかる気がした。あたり前な日常がちょっと物足りなく感じて、これでいいのかとか思ったりして、でもあたり前なことがいちばん

    0
    2016年04月16日

    Posted by ブクログ

    なぜかちょうど、日々の暮らしの中で、むなしい気分になったときに、手にとりました。

    社会人4年目。大人といえる24歳が、日々人並みに過ごしながらも、ふと立ち止まると、孤独を感じる。そんな姿に共感します。

    18歳の頃を懐かしみながら、ふとしたことから、昔の仲間と再会。甦る忘れかけた感情。

    0
    2011年11月13日

    Posted by ブクログ

    志織と夏彦。青春はただ美しいものじゃない。みんないいようにも悪いようにも成長する。
    それぞれの人生があってそれがどんなに情けなくてみっともない人生でも生きてゆかなきゃいけないの。

    0
    2011年02月17日

    Posted by ブクログ

    著者の初期作品の中でも絶品の一冊。
    縮み、離れ、また近寄り、そんな主人公二人にもどかしいくらいの切なさを感じる。
    ラストの描き方は見事としか言い様がない。
    心に残る一作である。

    0
    2010年01月05日

    Posted by ブクログ

    OLとして平凡に暮らしてるけど
    高校時代のように心がざわざわする様な
    出来事がなく働いてる主人公。
    その主人公が高校時代を共にした仲間たちと
    再開して、高校生のときから秘めていた恋心を
    打ち明けるまでのラブストーリー。


    主人公の気持ちがすごくわかる。
    冷静な目で関係が見えた瞬間に

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    高校生からオトナへ・・・
    この時期の6年は大きい変化だ。

    捨てきれない想いを胸に、
    苦しいまでに切なく、
    プラネタリウムとは違う本物の輝きに酔いしれる。

    共感出来るんだけど、
    そんなに現実的でもない、
    ほわ〜〜っていう空気感が魅力の1冊。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    胸キュンを求める大人の人に読んでもらいたいですよー。
    凄く純愛です、私もニコニコでした
    あったかくて切なくて、そんな文章に自分の思い出を重ねて読んでもらいたいです。

    0
    2009年10月04日

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