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狂伝 佐藤泰志 無垢と修羅
佐藤泰志は村上春樹と同世代の作家。芥川賞に5度ノミネートされながら受賞できず、1990年に41歳で自死。しかし、2000年代後半になって再評価が進み、『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』『きみの鳥はうたえる』『草の響き』などが次々に文庫化され、また映画化されている。 高校生作家として脚光を浴びながら、その作家生活が挫折に満ちたものになったのはなぜか。そして、30年の時を経て、その文学が読者の心を摑むのはなぜか。近親者はもとより、小学校のクラスメイトから大学時代の同人誌仲間、泰志が一方的に思いを寄せた後の直木賞作家・藤堂志津子、ライバルの作家たち、文芸誌編集者らまで、あらゆる関係者に直接話を聞き、文学に希望があふれていた時代の光と影を再構築する。 -
京都あやかしタウン まちを歩けば妖怪にあたる
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 先端恐怖症のため鍼灸師の道を諦めた酒吞童子、失恋の傷から立ち直る女子高生・橋姫など、妖怪が「もしも」現代の京都で暮らしていたら……? を擬人パロディ化。性格も悩みも異なる22の妖怪の個性を面白おかしく描きます。各項後半の解説頁では、資料や伝説に基づく妖怪の知識を豊富な図版とともに丁寧に紹介しています。他にも怪談研究者・堤邦彦氏とイラストレーター・睦月ムンク氏の対談「妖怪というキャラクター」など、様々な視点から京都にまつわる妖怪を味わいつくす一冊です。日常に妖怪が紛れ込む気配を、この本で疑似体験してみては。 -
今日という一日のために
毎日新聞夕刊(一部地域朝刊)に連載のコラム「しあわせのトンボ」。新聞が届いたらまずここから読む、という人も多い大人気コラムです。週1回、10年に及ぶ連載分から64編を厳選し、大幅な加筆修正をして1冊にまとめました。 著者の近藤勝重さんは端正な文章に定評のあるコラムニストであり、ジャーナリストです。毎日新聞の社会部時代にはグリコ・森永事件や山口・一和会の大阪戦争、日航ジャンボ機墜落事故を最前線で取材し、記事にしてきました。しかし「しあわせのトンボ」では堅苦しい話は抜きにして、散歩中に心奪われた風景、友との会話で気づいたことなど、身近な話題と世相をていねいに織り上げることを大切にしています。「日々の暮らしが穏やかに続く。その日々のほんのささやかな幸福感やありがたさを書かず、語らずして、政治に物申すことも、政治を変えることもできない」と、近藤さんは言います。 心は内に閉じ込めるものではなく、外に連れ出すものなのかもしれない。そう気付いて始めたのは、外に出て自然に触れることであった。(「心は外に」) 改めて言うまでもなく、人の心はわかりにくい。本音と建前の物言いもあれば、うそも言う。さらに言うなら、自分の心すらわかっていないのが人間だ。鏡の自分を見て、そこに映っていないもう一人の自分がささやく。「本当のことを言ったら」と。(「『わかった』はわかっていない」) その一日、何か無為に過ごしたかのような気もしたが、思い返せばよく笑った日であった。ぼくは何人もの笑いの天使に会った。今日という一日も、こんなぐあいに過ぎてくれれば日々これ好日である。(「笑いの天使とともに」) しみじみと味わい深い文章で日常のなにげない風景を鮮やかに切り取った名コラム。近藤さんとゆく〈読む散歩〉をぜひお楽しみ下さい。 -
京都異界紀行
地霊に導かれ、怨霊の声を頼りに京都の町中を歩く。そこから見えてくる、本物の京都の姿とは? 「中世」をキーワードに、神と仏、聖と穢が繰り広げる怪しい京都の奥深く、地下水脈に潜入する。これまでにない、まったくユニークな京都案内。京都では「生と死」は背中合わせ。と言っても、オドロオドロしい京都の風景は昔むかしのこと、今はきれいに清掃され、ちょっと見には「負」の部分はみえない。ただ、私たちが本物の京都を知りたい、観たい、と思えば、1つ方法がある。地霊である。何もない所であっても、その地に立ってただ風景を見る、そして、そこに住む「怨霊」の声に耳を傾ける――すると、昔むかしの風景・出来事が甦る。怨霊たちは案内人となって、私たちを本物の京都へ誘ってくれる。この『京都異界紀行』の案内人の第1に選んだのは崇徳天皇(1119~1164)の怨霊である。なぜ崇徳か。崇徳は保元の乱(1156)に敗れ讃岐国に配流、帰京の願いならず、配所で憤死した。崇徳の怨霊はしばしば都に現われて、タタリをなした。しかし明治元年、天皇の命により、讃岐の白峯宮より御所の西の地の白峯神宮に迎えられて、ひとまず鎮まった――と、いうことになっていた。いや、崇徳の怨霊は京の町を徘徊していたのだ。それでその後を付いて歩いてゆくと、「見えてきたもの」がある。京の怨霊ネットワークである。崇徳の怨霊が化した魔王・天狗とともに、イナリ・エビス・セイメイ(安倍晴明)等の裏の顔。松尾大明神に空也上人――神と仏が作り出す奇なる世界。この京都の異界が一番よく見える「時代」がある。中世である。歴史も伝承も包みこんで、京の中世は、京都の真の姿を語る。雅と死、花と葬地、怨霊と御霊、惨殺と鎮魂、天皇と乞食(こつじき)――「正」と「負」の京の仕組み。パズルのように「事」と「物」をきれいに合わせて、美しい表面を作り出した京都。しかしまるで死んだはずの木の根が動き始め、大いなる力でコンクリートを割って地表に顔を出すように、京の「負」の影は現代の日常の中にも不意に顔を出す。ここにも、そしてあそこにも……。本書は、怨霊を案内人として京を歩く。(「はじめに」より) -
京都生まれの和風韓国人が40年間、徹底比較したから書けた!そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。―文化・アイドル・政治・経済・歴史・美容の最新グローバル日韓教養書
【著作累計70万部!オンライン記事1億PV突破!ベストセラー著者が、人生で最も書きたかった “グローバル日韓教養書”がついに刊行!】 【「世界から見た日本」「韓国人の本音」「最新事情と国際的視点」が、この1冊で全部でわかる!】 【「日本人と韓国人、個人では仲が良いのに、国同士だとなぜ、いつまでも揉めるの?」素朴な疑問も完全解消!楽しみながら、国際感覚と教養がいっきに身につく!】 【韓国好きな人も、嫌いな人も、無関心な人も、知れば納得!文章も面白くて大爆笑!】 ・日韓および世界で学び働き暮らしてきた、京都生まれの在日コリアン3世の著者が、日韓2000年の交流から学べる「深すぎる教養と教訓」を、爆笑ユーモアを交えながら1冊に凝縮! ・両国文化で過ごした長年の直接体験に加え、古今東西、日韓双方の書籍・論文・資料を4か国語でレビューし、日韓双方の主要論点を1冊で網羅! ・複数の専門家による歴史考証も徹底的に行った、「確かで信頼できる」「フェアで公平な」内容! 日本人が韓国人に尊敬され、韓国人が日本人に信頼され、在日コリアンも超共感し、普通のビジネスパーソンは国際感覚と教養をいっきに得られる! ・韓国に無関心な人も超納得・大爆笑の1冊! 『最強の働き方』『一流の育て方』などのベストセラーや、「グローバルエリートは見た!」などのオンラインコラムで人気を博す著者が、40年間の想いを1冊に書き上げた「渾身の感動&爆笑グローバル日韓教養書」が、ついに誕生です! -
京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先
異能力者が台頭する大正を舞台に、切なく甘い恋愛和風ファンタジーが開幕! 梅咲家の令嬢・菖蒲は、京都の桜小路立夏に一目惚れをする。許嫁である立夏をずっと思い続けてきた菖蒲は、嫁入り準備のために桜小路家へ。五年ぶりの再会に胸をときめかせる菖蒲だったが、立夏は冷たく拒絶して!? -
京都怪談 神隠し
「近づくのは、よくない」友人が語る京都最恐の場所とは――(花房観音「楽園」収録) 令和の古都に積み重なる怪異を5人の作家が綴る! 京都に所縁のある作家たちが書き下ろす〈京都〉が舞台の実話怪談集。 花房観音、田辺青蛙、朱雀門出の実力派とともに、怪談師として活動する深津さくら、新進気鋭の舘松妙の五名がそれぞれの〈京都の怪〉を披露する。 たびたび出没する鬼の目撃例をまとめた怪異譚「鬼の話」、心霊スポットで異形に追いすがられる戦慄「深泥池」、著者自身も巻き込んだ死の連鎖「死神」など洛中洛外の恐怖譚を収録。 京都は怨念の土地――令和も続く古都の念は魅惑的に貴方に取り憑くに違いない。 著者について 「花祀り」で第一回団鬼六大賞を受賞しデビュー。 著書に『ゆびさきたどり』『好色入道』『うかれ女島』など。 近著に『京都「魔界」探訪』を監修。 -
京都怪談 猿の聲
最恐心霊都市 京都裏ガイド ミヤコに彷徨う怪異が詰まった京都だけのご当地怪談集! 豊臣秀次の霊が、木屋町の飲食店に… 怪奇現象が絶えないK大学 幼い霊が棲む右京区の団地 西陣に開いた異空間への入り口 石清水八幡に出没する謎の鯉女 物の怪が潜む南禅寺 妖し蠢く〈京都〉を舞台にした実話怪談を京都に所縁ある五人の作家が書き下ろす。 ・観劇の帰り夜の西陣で見かけた神社で起きた怪異とその後「夜の西陣」(三輪チサ) ・木屋町で見かけた綺麗な女性は…「肖像権」(緑川聖司) ・御所内を夜の散歩中、聞こえた声に誘われたのだが…「京都御所の怪異」(Coco) ・南禅寺で遭遇した奇妙な出来事とは「金地院の亀」(舘松妙) ・元教授に聞いたキャンパス怪異譚「K大学にまつわる話」(田辺青蛙) ――など51話を収録。 ねっとり纏わりつくのは魑魅魍魎、あなたを暗黒の京都へお連れします。 -
京都骨董ふしぎ夜話
京都祇園の路地裏にたたずむ「桃枝骨董店」。三代目店主未之助と弟子兼使用人の天草がいるこの店には、骨董品はもちろん、時には不用品や盗品といったものまで――、毎日不思議な“ご縁”が品物とともに舞い込んでくる。 京都に春が訪れたある日。大学進学のため、全寮制の高校を卒業した孫娘・光が7年ぶりに帰ってくる。と同時に、馴染みの刑事からある品物の問い合わせが入る。聞けば、事件がらみのいわく品で……。 百鬼夜行の気配ただよう町並に、人と物と人情が紡ぎだす、ちょっぴり不思議であったかいライトミステリ。 -
京都人が書いた「京都」の本
京都の観光ブームが続いている。ガイドブックも数多いが、どうしても「定番」を中心とした紹介になるため、目新しい情報を見つけにくい。それならいっそ、京都に住んでいる人たちに、地元目線で話題を集めてもらったらどうか――そんな発想から生まれたのが本書である。「祭り」「名所・旧跡」「食文化」「気質・風習」の4章立てで、住民ならではの目のつけどころが冴えるウンチク話が満載。京都三大祭「祇園祭」「葵祭」「時代祭」の意外な楽しみ方から、奈良の大仏をしのぐ「京都の大仏」の話、「京のおばんざい」の本当の魅力、京言葉の上手な使い方まで、思わず人に話したくなる耳寄りネタが目白押し。観光やビジネスのお供に、カバンに入れて出かけたい。写真や脚注も充実しており、京都にあまり詳しくなくてもわかりやすく読める。京都に興味を持つすべての人におすすめの一冊である。 -
京都辻占探偵六角
写真を撮る楽しみを教えてくれた、松原京介の不可解な死。離婚話で揉めていた彼の妻は、関与が疑われたものの、死亡時刻にはタクシーに乗っていた。どこをどう見ても、不運な事故としか考えられない状況だったが──恩人の死をその妻の仕業と確信した駆け出しカメラマンの安見直行は、祖母の助言によって六角法衣店を訪れる。店の主は代々京の辻や橋に立ち、道のさざめきから神託を受け、失せ物を見つけ出すことができるというのだ。直行は恩人の死亡事故を他殺と証明する証拠を探して欲しいと依頼するが、若くて無愛想な店主・六角聡明からは、けんもほろろに断られてしまう。だが、直行の撮った一枚の写真がきっかけで、六角は事件の証拠探しに協力を約束する。現代のガジェットによって構成された不可能犯罪を、緻密な論証で見事に解き明かす表題作ほか全五編を収録。第十六回ミステリーズ!新人賞受賞者による出色のデビュー連作集。/【目次】第一話 431秒後の殺人●これは計算尽くで偶然の可能性を限りなく必然に近くなるまで高めた――殺人事件だよ。/第二話 睨み目の穴蔵の殺人●最近、お客さんから「襖の武将の目が動いた、絵の中から睨まれた」なんて言われるんです。/第三話 眠れる映画館の殺人●幽霊でもない限り、無理やん? だって誰にも首を絞めたりする時間なんかなかったやんか。/第四話 照明されない白刃の殺人●オレ達がそいつの後を追って角を曲がるまでに、次の瞬間にはもう通りから姿が消えていたんだ。/第五話 立ち消える死者の殺人●この部屋に入院した人はな、夜中に攫われて二度と戻ってこられへんねんて。/著者あとがき -
京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男
一九九六年、日本で一番本が売れた年、帝国ホテルで執筆中に山村美紗が亡くなった。二〇〇冊以上の本を出しベストセラー作家と持て囃された〝ミステリの女王〟。華やかな活躍の陰で「文学賞を獲りたい」という強烈な劣等感を抱いていたこと、公然の秘密と噂された作家との関係や夫の存在など、秘められた謎は多い。文壇のタブーに挑むノンフィクション。 -
京都のおばあちゃんに学んだお金の神さんに好かれる5つの知恵
「贅沢をしていないはずなのに、いつもお金がない」 「大きい買い物はしていないのに、貯金ができない」 「同じ手取りの子が貯金できているのに自分はできないのはなぜ?」 こんな悩みを解決してくれるのは、 京都で代々伝わる、身内にしか教えてもらえないお金の極意でした。 ●財布に「志半紙」を入れる ●お金がすぐ貯まる「3000円封筒」をつくる ●金運をあげる「吉数」とつきあう ●払いすぎていたお金を減らす ●感謝でつながる「物々交換」の極意 など、これまで誰も教えてもらえなかったけれど、 すぐに実践できるコツが満載の1冊です! *目次より 1「神さん」に好かれる――お金が貯まりやすい習慣を知る 2「蛇口」を閉める――お金の漏れを見つける 3「自分のもの」にしない――価値の減らないお金の使いかた 4「わら」を見つける――1円も使わない物々交換の極意 5「車輪」をつける――お金に資産を増やしてもらう -
京都の闇 本当は怖い「平安京」観光案内
京都は旧国名ヤマシロ(山城、山背)。ヤマシロとはヤマウシロ、すなわち「ヤマトの後ろ」を指す、大和(奈良)のダークサイドである。794年、桓武天皇は奈良を捨て、京都に遷都する。平安京は新羅系・秦氏の土地に建てられた百済系・藤原氏の都だった。そのため、京都に祀られる神社はほとんどが渡来系なのだ。京都に残る歴史の痕跡の中に、日本人の正体を解き明かすヒントが隠されていた! 京都に残る歴史の痕跡の中に、日本人の正体を解き明かすヒントが隠されていた! 京都は旧国名ヤマシロ(山城、山背)。ヤマシロとはヤマウシロ、すなわち「ヤマトの後ろ」を指す、大和(奈良)のダークサイドである。 794年、桓武天皇は長らく都をおいた大和の地を捨て、京都に遷都する。平安京は新羅系・秦氏の土地に建てられた百済系・藤原氏の都だったが、大陸からの組織力を背景に平城京から都を奪い去る。そのため、京都に祀られる神社はほとんどが渡来系なのだ。 平安京の歴史は、日本人が藤原氏の呪縛から解き放たれるまでの、長い苦難の道である。 -
京都府警あやかし課の事件簿
小説投稿サイト「エブリスタ」で「神様×現代ファンタジー」部門急上昇1位を獲得した大人気連載待望の書籍版を電子化! 京都府警が擁する「人外特別警戒隊」、通称「あやかし課」。化け物から神様まで、あやかしが絡むあらゆる事件を人知れず解決するのが彼らの任務である。そんなあやかし課に入隊したばかりの新人女性隊員・大(まさる)。個性豊かなメンバーとともに仕事に励む大だったが、実は彼女には人には言えないある事情があって……。街の平和を守るために、古都を奔走する若き隊員たちの活躍を描いた傑作現代ファンタジー! -
京都見廻組
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 坂本龍馬暗殺の実行犯、謎多き見廻組の正体を鬼才が解剖する! 京都見廻組の史料はほとんど残されていない。四百名近くの組士を擁する組織であったにも関わらず、佐々木只三郎や今井信郎、桂早之助など、龍馬暗殺に関わった人物たちの履歴が僅かに伝えられるだけで、大部の研究書はなく、活動の詳細も分っていない。本書は、今に遺される写真や肖像画を手がかりに、「歴画」という独自の手法で幕末の景色を描き続けてきた黒鉄氏が、限られた史料の点と点を結び、見廻組という集団の実態に迫るもの。貴賎老少に関わらず召し抱えられた新選組。一方、旗本・御家人で組織された京都見廻組。同じ京の治安部隊として作られた二つの組織を比較しながら、幕末という特異な時代に若いエネルギーを費やした者たちの運命を、ときにコミカルに、ときにシュールに描き出していく。見廻組をはじめて俯瞰的に捉える意欲作であり、黒鉄歴画の新たな挑戦である。 -
京都力 人を魅了する力の正体
コロナショック前の2019年、京都市の観光客数は5352万人。うち外国人宿泊客は380万人で、38万人だった2001年の実に10倍。なぜこの街は人を魅了するのか。京都を知り尽くす作家が、独特の魅力を創る力の正体に迫る。平安時代の遺構がほとんど残っていないのにもかかわらず古都のイメージを生み出す「イメージ力」、旅人の心に響く「言葉力」、客が店を育てる「美食力」、既存の価値あるものにちゃっかり乗っかる「便乗力」、さらに疫病や災厄に負けない「厄除力」「リセット力」……。京都人気にまつわる都人の本音も随所に飛び出す、「京都力」徹底分析エッセイ。【本書から聞こえてくる、京都人のつぶやき】●錦市場て、もともと観光客が来るようなとことちゃいまっせ ●〈一見さんおことわり〉てな店、めったにありまへんで ●最近、〈出汁巻きタマゴサンド〉を出すお店が増えましたなぁ ●「鯖寿司」って知らん間に京都の名物になったなぁ ●あの老舗料亭はんがラーメン売り出さはったんやて! -
今日の閣下はどなたですか?
行き遅れ令嬢のアルマは、悪評高いコンラート閣下との縁談を受ける。 だが評判とは違い、ただ不器用な人なのだ、と気付いたアルマは、彼と本当の意味で夫婦になれる――そう思った矢先。 魔法によって彼の感情が人格を持ってしまった! 『軟派閣下(喜び)』『眼鏡閣下(怒り)』『気弱閣下(怯え)』と次々人格が現れる中、皆がアルマに恋心を抱くようになり!? 【電子特典は、春臣あかり先生書き下ろしSS「君が望むものすべて」を収録!】 -
京の鬼神と甘い契約
幼い頃に両親を亡くし、京都の和菓子店を営む祖父のもとで働く茜は、特別鋭い味覚を持っていた。そんなある日、祖父が急死し店を弟子に奪われてしまう。追放された茜の前に浮世離れした美しさを纏う鬼神・伊吹が現れる。「俺と契約しよう。お前の舌が欲しい」そう甘く迫ってくる彼は、身寄りのない茜を彼の和菓子店で雇ってくれるという。しかし伊吹が提示してきた条件は、なんと彼の花嫁になることで…!? 祖父の店を取り戻すまでの期限付きで、俺様&溺愛気質な伊吹との甘くキケンな偽装結婚生活が始まって――。 -
京の恋だより 眠り医者ぐっすり庵
江戸で 旅の宿で 京で 眠りのお悩み、 解決します! 眠り猫も大忙し!? お茶修業で出会った若き医者との恋の行方は…? 京都からきた老僧・長海和尚の眠りの悩みを解決した〈ぐっすり庵〉の松次郎と藍。実家の茶問屋・千寿園の跡継ぎ娘として、京のお茶のもてなしの心を修業するよう勧められた藍は、長海とともに京へ向かう。旅先での騒動も経てたどりついたのは宇治・萬福寺。若き医者・幸四郎の手伝いをすることになるが、そこにも眠れぬ悩みを持つ人々が……。 目次 第一章 長生き自慢 ぐっすり庵覚え帖 その壱 睡眠には、体力が必要? 第二章 京への道行き ぐっすり庵覚え帖 その弐 旅先でも、ぐっすり眠ろう! 第三章 養生ぎらい ぐっすり庵覚え帖 その参 健康のお供に。スマートウォッチを活用しよう! 第四章 隠居の亭主 ぐっすり庵覚え帖 その肆 一番人気は、夫婦別ベッド? -
今日の事件簿―ミステリー雑学366日
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今日はどんな事件の日?ミステリアスな現実の事件と、内外傑作ミステリーのいわくつきの名場面を中心に、三六六日の過去、現在、未来の“TODAY”を展望するミニ事典。 (※本書は2000/11/1に発売された書籍を電子化したものです) -
今日のちょーか!
釣りが大好きな小学生・潮香(ちょうか)は毎日放課後釣りへ繰り出す。 普通の釣りはもちろん、釣り竿がなくても釣りをする!? テグスと針だけの釣りや、割り箸と糸での釣り。 ペットボトルでも魚は捕れる! 限られた時間と道具で気軽にできる釣りをご紹介! もちろん本格的な磯釣りもやっちゃうぞ! -
きょうの毒出し
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世の中には、ダイエットやデトックスをはじめ、実に様々な毒出し法が存在します。 しかしその多くには、食事制限や無理な運動などの、がまんや負担がつきもの。 こころとからだに無理をさせるようなものがほとんどです。 ですが、この本の毒出し法は違います。実際に試してみると、その心地よさに驚くものばかり。 アーユルヴェーダでは「正しい行為には、必ず快適さがともなう」と考えられています。 毒出しは健康のための正しい行為であり、そこに負荷や無理などの不快さは微塵もありません。 心と体がスッキリ楽になるアーユルヴェーダ式の「毒出し方」61種類をご紹介。 【内容】 〈Part1〉朝晩の毒出し ★5分トイレに座ってみる ★舌のお掃除をする ★清潔な下着を身につける ★オイルうがいをする ★夕方に30分のブレイクタイムをとる ★夕陽を10分眺める ★夕方に完熟フルーツを食べる ★麦飯やお蕎麦を夕食に ★ネバネバ食品は避ける ★入浴後はすぐ髪を乾かす ★セックスは夜22時までに ★夜21時にはモニタから離れる ★早くベッドに入る ★寝る前にマッサージをする 〈Part2〉食で毒出し ★「純粋な質」の食事をする ★白湯を飲む ★飲みものはホットをチョイス ★全粒粉の無発酵パンを食べる ★おやつにドライフルーツを食べる ★食事の前にジュースを飲む ★毎食、あたたかいスープを飲む ★調理にギーをつかう ★料理に氷砂糖をつかう ★しょうがを食べる ★毎食、6つの味を食べる ★料理にスパイスをつかう ★空腹で食事をとる ★食後にゆっくり歩く 〈Part3〉こころの持ちかたで毒出し ★瞑想をする ★体質に合った身だしなみを意識する ★自然の美しい音を聴く ★階段をつかう ★全体を見て計画を立てる ★頑張らない ★日記を書く ★ネガティヴなものに触れない ★悲しいときはきちんと泣く ★本当のことだけ言う。 -
今日の魔王様
【ちょっとシュールなドSギャグ】 かわいく気弱な魔王様と、イケメンドSな執事様が繰り広げるシュールギャグ第1巻!! たっぷりとお楽しみください――…。 (C)2009 Yuichi Hiiragi -
京の淫れ旅館~若旦那とナイショのH~
「お客様がいるヨコの押入れで…、深夜の露天風呂で…、強引で、でも優しい若旦那のHを拒めません!」 「私が仲居を勤める老舗旅館の若旦那は、かっこよくて仕事が出来て…でもすっごい遊び人! あぁ、なんでこんな人好きになっちゃたんだろう!」セクシーな京言葉のイケメン若旦那に翻弄される主人公、だが浮気な遊び人だと思っていた若旦那が、実は…。恋する乙女の共感度120%!! スペシャルエッチラブコミック登場 -
狂伯爵と買われた花嫁
「究極の愛は死によって完成する」 旦那様の趣味は剥製作り。そして、そんな旦那様に一目惚れされ、“購入”されてしまった私。え? 生きてる私に興味はない? 私を殺して永遠の愛を誓うってどういうこと!? 狂伯爵と呼ばれるクリストファーと、彼と結婚して一緒に暮らすことになってしまったリリアン。二人の新婚生活は愛と危険がいっぱいで――!? 美貌の青年伯爵と花嫁の“死”からはじまるラブファンタジー! -
今日、派遣をクビになった
派遣切り、ネットカフェ難民、再就職難…どん底の不景気でクビを切られた人々、彼らはどこに向かうのか?現代社会の闇をあぶりだす衝撃のノンフィクション。 第1章 日雇い派遣はツラいよ 第2章 就職氷河期が尾を引いて 第3章 一度は正社員だったのに 第4章 泥沼のフリーター生活 -
今日はこの先、してもいい?~年下カレには内緒で同居生活
「Hの時は俺が丁寧に教えてあげる」処女OL月岡なつみは、会社の後輩・小柳高良と付き合い始めて1カ月。初めてのHの時も優しくリードしてくれる年下のカレと幸せの絶頂にいた。しかしある日、会社の屋上で自殺志願者らしき謎の男・ユウヤと出会い、しかも何故か同居することになってしまう。オレ様で強引なユウヤだが、放っておけず、高良にも相談できず1人苦しむなつみ。さらに、ユウヤに家に入るなり玄関先でいきなり耳や胸をなめられたかと思ったら、「絶対イかせてやるから待ってろ」と指で高良しか知らない秘部を執拗に弄られる。初めての感覚に襲われ、力が抜けてしまったなつみはそのままイカされてしまい――…。 -
今日は死ぬのにもってこいの日
ゆとり世代の『リア充』大学生グループ。“エロい”温泉合宿の夜。2つの要素が絶妙に絡み合った時、とんでもない“異性物(クレイマン)”が出現! 大学生たちは生死を懸けたパニック状態に陥っていく……。 -
共犯者
お前は、誰を守ろうとしてるんだ? 迷走する警察。暴走する世論。壊れゆく家族。 ひとつの殺人事件が、隠された過去の真相を炙り出していく。 その罪は赦されるか。愛と憎しみの衝撃サスペンスミステリー。 岐阜県の山中で顔面を激しく損壊された男性の遺体が発見された。取材に赴いた週刊誌記者の宮治は、警察が何かを隠していると疑う。隣県にはひとつ歳下の弟・夏樹が住んでいた。久々に弟の部屋に立ち寄った宮治は、その言動に不信感を抱く。弟が事件になんらか関わっているのかもしれない。報道の使命を貫くか、家族を守るか、宮治は揺れ動くが……。 カバーイラスト/三部けい -
恐怖
彼の指が女の喉元にくいこみ、やがて女の体は動かなくなった……証券会社に勤めるマーシャルは最愛の女性と婚約し、今日が結婚式だった。しかし、たった一度おかした過ちから恐喝を受け、愛する女性と結ばれるため、結婚式の当日に恐喝者を殺してしまったのだ。殺人の事実を隠蔽し、式を済ませた彼は、ニューヨークを離れ追われる者の苦痛と焦燥の淵へと向かっていく─―ウールリッチ的叙情をサスペンスにあふれる佳品。 -
恐怖 アーサー・マッケン傑作選
アーサー・マッケンは平井呈一が最も愛した怪奇小説家だった。二十代の頃、友人から借りた英国の文芸雑誌で「パンの大神」に出会った平井青年は、読後の興奮収まらず、夜が明けるまで東京の街を歩き回ったという。戦後その翻訳紹介に尽力、晩年には『アーサー・マッケン作品集成』全6巻を完成させた。太古の恐怖が現代に甦る「パンの大神」「赤い手」「白魔」他の初期作に、大戦中に英国の或る地方を襲った怪事件の顚末を描く中篇「恐怖」など、異次元を覗く作家マッケンの傑作を平井呈一入魂の名訳で贈る。/【目次】訳者のことば/パンの大神/内奥の光/輝く金字塔/赤い手/白魔/生活の欠片/恐怖/アーサー・マッケン作品集成 解説/解説=南條竹則 -
恐怖症・偏執狂辞典 世にも奇妙な99の妄想の歴史
数々の文学賞に輝く英国のベストセラー作家が、99個の恐怖症と偏執を辞典形式で紹介する、人間の「恐れと狂気」についての読む辞典。 中世から現代に至るまで、人々の中に現れた恐怖症と偏執を取り上げ、人間の進化に根づく発達として扱う。また、それらがいかに時代の文化や政治、医療と交差してきたかを、ユーモアと洞察を交えて描き出す。 登場する恐怖症や偏執は、深刻な症例から想像もつかない誕生秘話までバラエティ豊か。過剰な潔癖を求める(不潔恐怖症)、スマートフォンを忘れて不安にかられる(携帯電話依存症)、本を大事にしすぎる(愛書狂)など、私たちの日常に潜む恐怖や執着は、個人的なものでありながら、実は時代や社会によって作られたものでもある。 心理学・文化史・社会学・言語史を横断する視点から社会のかたちが見えてくるとともに、著名人や作家などの事例もとりまぜ、歴史の意外な背景を知ることができる。工夫されたビジュアルとあわせて楽しめる一冊。 【登場する症例の一部】 人を不快にさせる感触――毛皮恐怖症、原綿恐怖症、集合体恐怖症etc. 人々を駆り立てる集団的熱狂――悪魔憑き、ビートルマニア、富豪狂etc. 動物に対する恐怖――蛙恐怖症、猫恐怖症、蜘蛛恐怖症etc. 強迫的な偏執――計算癖、色情症、放火狂、殺人狂etc. 飲食物に対する嫌悪――卵恐怖症、ポップコーン恐怖症etc. 本書は、本国イギリスのほか世界各国で翻訳出版されている。フランス、ギリシャ、イタリア、中国、台湾、韓国、ポーランド、トルコ、スペイン、エストニア、ブラジル、タイ、ポルトガル、ドイツなど多数! 【海外書評の一部】 「人間心理に関する有益で機知に富んだ視点がユニークで魅力的」(カーカス・レビュー誌) 「恐怖と狂気を社会・文化・医療の歴史を通じてたどる魅力的な辞典」(ガーディアン紙) 装幀:コバヤシタケシ -
恐怖新聞II
本堂幽子は平凡な少女だったが「恐怖新聞」にとり憑かれ、不幸と恐怖のどん底に突き落とされる。 恐怖新聞に取りつかれた本堂幽子。恐怖新聞によって彼女の周りで不幸の連鎖が起こり、両親だけでなく叔父夫婦までもが…。そんな、恐怖新聞に怯える本堂幽子の前に転校生としてあらわれたのは田垣史人。彼は事故で重傷を負って死亡したのであるが、なんと鬼形礼の魂が宿り生きかえっていたのだった。二人は協力しあって、恐怖新聞の魔の手に立ち向かうのであった!! 『恐怖新聞』の物語から10年。今宵も誰かのもとに不幸の知らせ「恐怖新聞」が届けられる!! -
恐怖実話 怪の残滓
「……なぁ、✕✕さんが死んだ部屋ってここか」 物がすぐに腐る強烈な事故物件で見た真実とは――(「あの人だ」より) 現場・資料・実体験から恐怖の残滓を炙り出す 吉田悠軌のリアル恐怖実話! 恐怖の現場を検分し怪異をえぐり出す、吉田悠軌のルポルタージュ怪談第5弾! ・内見した事故物件で予期せぬ恐ろしい真実と対峙する…「あの人だ」 ・外科医が語る現代医学では証明できない怪事例…「ゾンビさん」 ・都内に点在する曰くつきの地、不気味な縁に導かれ現地を訪ね歩いた著者が辿りついた真相とは…「第六天の森」 ・不幸の絶えない集合住宅の住人が語るリアルと恐怖体験…「死人マンション」 ・八王子で度々目撃される都市伝説めいた怪人…「窓から首ひょこひょこ女」 ・都会の地下に広がる異界には正体不明の怪異が確かに存在した…「下水道」 ――など30篇を収録! -
恐怖のお持ち帰り ~ホラー映画監督の心霊現場蒐集譚~
現役ホラー監督が暴く! 戦慄の心霊実話怪談! ! 出る局、廃墟ロケハン、心霊ビデオ……。テレビの裏側に潜む、漆黒の実話怪談40編! こんな話、書いちゃっていいんですか!?(編集担当) 【あらすじ】 心霊番組の監督Tが廃墟でのゲリラ撮影中に突然見舞われた謎の怪異、若手監督Mが新人女性タレントを自宅に連れ込んで起きた恐怖の出来事、放送作家Tがディレクターに見せられた異様な心霊ビデオ――。ホラー映画の監督や脚本家として活躍する筆者が、実際に撮影現場で見聞きした数々の恐怖実話を収録。実際に体験したからこそ伝えられる、恐怖のリアリティ。身の毛、髪の毛、ヨダツかな……。ケケケヶヶヶ。 -
恐怖の洗脳師 ~家政婦 市川春子の報告~
女占い師と同居したまま実家に帰らない依頼人の娘を救うため、家政婦として占い師宅に乗り込んだ春子。 ところが知らず知らずのうちにマインドコントロールされてしまい… どうせインチキ女と思ってたけど…こ…この幸福感は何!? -
【単話】恐怖の魔王陛下だったのに花嫁きゅぅぅん~が止まりませんっ!
沙羅は12歳の時に両親を失い、妹の美沙と共に遠い親戚に世話になっていたが、折り合いが悪く、居心地の悪い生活を強いられていた。そんなある日、足元にまばゆい光の魔法陣が現れる。なんと沙羅と美沙は異世界――ファランディア聖王国に召喚されたのだ。しかも美沙を人質に取られ、王女・サラの代わりに、沙羅が魔王への“生贄”になれと言われる。美沙が何よりも大切な沙羅は、魔王に食べられてしまうことを承知の上で、魔王の元へ向かうのだった。しかしその魔王・ヴァルドールは、怖~い見た目とギャップありまくりの情熱家で、沙羅も混乱しまくり……!? 白ヶ音雪の描く異世界×異種族&溺愛新婚ライフTL小説を、ワカヤがコミカライズ! -
恐怖箱 深怪
全52話収録。最近の怪談本では収録話数が多いほうではなかろうか。つまり1話1話はそれほど長くない。だが、侮るなかれジャンキー諸君。これは怪談ファンが長らく待ち焦がれていたタイプの怪談であると思う。聞き集めた怪異体験を過度な虚飾をせずにシンプルに書き記す。それだけで十分怖く、不思議で、圧倒される何かがある。それこそが実話のパワーではあるまいか。読んでいて思わず「うわっ」「やばいやばいやばい」「マジかよ……」などと独り言が飛び出してしまう。そして読了後は、誰かに話したくてたまらなくなるのだ。怪談そのものが広まりたい、増殖したいという意思を宿していて、我らを操っているのではないかという気さえしてくる。ぜひこの興奮と恐怖をあなたにも味わっていただければと思う。 -
恐怖箱 常闇百物語
日常崩壊。あの世に触れた恐怖の瞬間! 怪奇のドミノが雪崩れ込む、百の実話怪談! この世には未知の領域がある。あり得ない事、説明のつかぬ事がなぜか起きる。それは不思議であり、恐怖であり、それを覗き見ることは禁忌を犯すような興奮がある。だから実話怪談を読むのは小さな冒険なのだ。ページを繰ったその瞬間から、ロマンと危険を孕んだ航海は始まっている…。成人すると集落を出ねばならぬ村の秘密…「赤紙」、両親を亡くした少女が持っていた重箱の中身…「家族写真」、シェアハウスの怪…「五人目」、とある場所で目撃した火の玉とは…「墜ち火」ほか、非日常を覗く全100話! -
恐怖箱 臨怪
霊だの怪奇現象だのにはとんと縁がない――。大部分の人間はそう思って生きているし、それゆえに見てみたい、聞いてみたいというおかしな願望を抱くものだ。だが、果たして本当にそうだろうか。幼い頃の記憶に「あれは一体何だったのだろう」と首を傾げるようなことがありはしなかったか。多くはおやつを食べれば忘れてしまうような些細な引っかかりだったかもしれない。けれどもそうした違和感という名の不思議を感じたことのある人は意外と多いはずだ。怪はけして遠い世界のものではない。我々のすぐそばで呼吸し、そ知らぬ顔で紛れている。縁がないのではなく、それに気づくか気づかないかの違いだけだとしたら?本書には気づいてしまった57人の体験談が収められている。紙面から伝わってくるのは溢れんばかりの恐怖と嫌悪。悲しみ。懐かしさ。小さな怪の一粒はそれに気づいた途端膨れ上がり、圧倒的な彼岸の魔力で我々を包み、翻弄する。あなたも本書を読めば、記憶の片隅に埋もれていた「何か」を思い出すかもしれない……。 怪と不思議に魅せられて――神沼三平太、ついに単著デビュー!書き下ろし実話怪談57話! -
恐怖箱 霊山
「獣の道、霊の道。山にはもっと怖い道がある…」 猟師が語る山の怪 登山者たちの恐怖体験 山の神に纏わる禁忌 神宿り、魔が棲まう異界の恐怖実話33! 山に神あり、異形あり。猟師や登山者が山で遭遇した怪異を集めた恐ろしくも不思議な実話怪談集。 一族三代が山で聞いた奇妙な声。曾祖父がサンジンと呼ぶ謎の一家の正体は…「山の声」、 かつて呪い屋が儀式を行った忌山。そこには立ち入ると死ぬスポットが…「持山」、 山の洞窟で遭遇した不気味な老婆。老婆に名前を呼ばれた少年は返事をせずに逃げ帰るが…「呼ぶ山」、同じ場所に何度も出没するテント。中にはいつも犬の死骸が…「青いテント」、 突然山の景色が一変する怪異。季節外れのフキノトウに禍々しいものを感じた猟師は…「フキノトウ」 他、圧倒的畏怖と不思議に魅了される全33話! -
恐怖ファイル 不怪
読む心霊特番・戦慄の44選! 不可解だから怖い、現代の怪奇心霊事件簿。 一度聞いただけで擦り込まれてしまう恐怖の歌「かげろかげろ」 人為的に凶宅=禍を呼ぶ家を作る中国大工の呪法「木工厭勝」 ショッピングモールで迷子になった子が吸い寄せられる「魔の場所」 全く別の土地から何度も寄せられる究極の「曰くつき怪談」 死んだ動物と話せる少女 なぜか集まる中原中也の詩集の怪 絶対に思い出せない謎の言葉 廃墟で撮った画像に写った宴会 孤独死の部屋から聞こえる腐る音 特殊清掃人すら驚く死臭の持ち主 子供から乳歯を買う軍服男の霊 恐怖!火事現場で自撮りした顔の異変 戦慄!ニュース速報で流れた「水」一文字の意味 降霊実験で録音された「死にたくない」の声 ★実録・怪紀行~100メートルの廃墟、世界平和大観音 -
今日、不良を拾う【分冊版】
――こいつらは不良で、父親を殺したクズ。 平凡な大学生・紬のアパートの前に現れたのは見るからに不良の家出少年。 紅と名乗る少年に思いもかけず懐かれた紬だったが、 彼がかつて自分の父親を死においやった同級生の弟という事実が判明し…!? 「加害者」の家族と「被害者」の家族のよるべない感情が交錯する サスペンスBL(ボーイズライフ) ――俺はあとから死ぬほど後悔する あの日あんなやつ拾わなければよかった 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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