キャリアをつくる独学力――プロフェッショナル人材として生き抜くための50のヒント
著:高橋 俊介
プロフェッショナル人材とは、高度な専門性を駆使して、質の高い成果を繰り出すことのできる人材である。
独学とは「学びの主体性」を意味し、その「学びの主体性」は、学びのWHY・学びのWHAT・学びのHO
...続きを読むWの3要素から構成されている。
本書は、独学力が注目されるようになった背景、仕事とキャリアと学びとの有機的な関係性、独学力を高める意味合い、独学の主たる目的に対しての解を記している。
構成は以下の7章から成っている。
①仕事と学びを根本から変える5つの大変化
②目指すキャリア仕事学び 3つの柔軟な自律性
③独学力を高めるとは、どういうことか
④一流の独学者の事例に学ぶ独学の作法と意味
⑤自分自身の専門性コンピタンシーを強化せよ
⑥リベラルアーツを学ぶ意味と基本的な作法
⑦独学を実践するためのヒント
学ぶにはゴールがない。
ゴールがないだけに、始めることも続けることも難しい。
自分として学ぶこととして意識している、大切なことは
「継続」することである。その継続するために、「目的や大義」を考え、自分を飽きさせない仕組みを作り、楽しみと喜びと成長の実感を入れ込みながらなんとか継続させようとしている。
そして学ぶ対象についても目先のことと見えてない何かに対応するという今と未来を入れ込み、獲得するための時間についても短期的に身につくもの、長い時間をかけて醸成するもの等を入れ込みながら行っている。
バランスを考慮することと敢えてバランスを崩しながら学ぶという、それこそ受動的ではなく、戦略的に主体性と敢えて流れを受けいれることも意識している。
正解がないのであれば、正解に近いほうを柔軟に方向性を変えながらカスタマイズし直ししながら、継続するしかない。
学びの時代は過去からある。ただその必要性を危機感から気づき出しただけである。学びを継続するとともに驕ることなく、さらなる学びに変えると共に仲間にも派生させていきたい。