夢見里龍の作品一覧
「夢見里龍」の「後宮食医の薬膳帖」「奇妙な家についての注意喚起」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「夢見里龍」の「後宮食医の薬膳帖」「奇妙な家についての注意喚起」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
こっっっっっっっわ( ; ; )
これが物凄く怖いか、冷静に読めるかはひとによって大きく異なりそうではある。
ただ、私は昔観た『残穢』(映画のほう)でしっかりトラウマ形成されたタイプなので、似た感覚を覚えた。
(本書でも原作のほうの『残穢』に一瞬触れられていましたね)
家というものは、最も落ち着ける場所であり最もプライベートな場所であるという認識があるので、その家に裏切られるような話を怖いと感じるのかもしれない。これもまた「箱」の中にいる者であるゆえの恐怖なのだろうか。
あるいは我が家では私が子どもの頃から、夜中、私の部屋を出たところにあるダイニングを、玄関方面からリビング方面にひとのよう
Posted by ブクログ
物語だと思っていたら実話??
奇妙な家を建てている建築家ではないかと思われる怪異を考察する女性と作家自身が考察を重ねながらやがてホンモノの怪異と遭遇していくはなし。
モキュメンタリー系は読み尽くしてる気もしてたけどけっこう当たりで面白かった!!
三津田信三先生のはなしと似ていたので余計面白かったのかも。
家って安心できる場所のはずだけど、汚くしてたら護ってくれないって小野不由美先生の本にあったの思い出した。
今、変な音を出しながらマンション通路を歩いていったやつがいる。たぶん孤独死したひとの家に住んでいるやつだと思う。
ねー家って本当に安心できる??
愛憎の中に咲く夫婦愛
前巻から話は進み、令冥が嫁入りした神サマである神喰との関係は更に進みます。
令冥は神の視点を得て覚悟を決め、神喰は影響を受けて人間らしい弱さを持つように。二人の変化はすれ違いも生みますが話し合って乗り越えるのも夫婦らしさです。
ふたりが挑むのは因縁を巡る大事件。
時に尊く時におぞましい人の思いを見せつけられました。
愛憎、複雑な心情が丁寧に描かれています。令冥と神喰以外にも魅力的な関係のキャラクターが出てきて大満足の面白さでした。
Posted by ブクログ
令和七年一月二日、〈私〉こと夢見里龍は、Xにある書き込みをした。忘れてしまいたいほど怖い話があるのだが、カクヨムに投稿するべきか、と。現代ホラーを中心に担当してきたKADOKAWA編集者の若倉氏と企画を練っていた際、〈私〉はその時の話を小説として書くことになる。奇妙な構造をした家の体験談。事の発端は、小説投稿サイト「カクヨム」に載っていたエッセイだった。
〈家にまつわるホラーはおもしろい。廃墟とか小学校とか特定の場所にいったわけではないのに、巻き込まれるというのがいちばん怖いからかもしれない。〉
と作中にそんな言葉が登場するように、多くのひとにとって、家は何よりも身近で落ち着くものだった