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3.6帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価200兆円の財宝。それは敗戦を悟った阿南陸軍大臣が、祖国復興のために託した軍資金だった。 戦争は、日本人に何を残したのか。著者にしか書けない、魂を揺さぶる傑作歴史ミステリー!
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3.017歳の女子高生、安藤麻衣子が通り魔に刺殺された。その同級生・直子を娘に持つ野間は、童話雑誌で挿絵などを描くイラストレーターだ。彼がこれから絵を手掛けようとしていた雑誌への応募作『ガラスの麒麟』の、安藤麻衣子は投稿者でもあった。事件の日から娘・直子は、安藤麻衣子が乗り移ったかのようなことを口走ったりして学校へ行かなくなる。心配な野間は安藤麻衣子の葬儀で出会った養護教諭の神野に娘のことを告白する。神野は、直子のことを知り安藤麻衣子のことにも詳しい女性だった。とびぬけて美しく、すべてに恵まれていた麻衣子の何が死を招き寄せたのか。彼女の書いた『ガラスの麒麟』のように、精一杯首を伸ばし背伸びして、だからとても不安定で壊れやすく細やかな少女たち。その心理を温かく描き、六つの物語を通じて真相に近づいていく連作ミステリーの傑作! 日本推理作家協会賞受賞作。
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3.0平穏な住宅地。二つの家族。依頼人が起こした事件に不可解なものを感じた……。隣人殺人の裏にあるあまりにも意外な真実――土地家屋調査士の西脇ゆう子は、不動産登記や測量のスペシャリストである。横浜の牧橋家から、土地分筆・分割登記の依頼を受けた。だが、隣家との不和のため、境界がなかなか確定しない。やがて、依頼者の敷地と隣家との境界を巡る殺人事件が発生。犯人の動機に違和感を覚えたゆう子は、独自の調査を開始する。二つの家族同士の過去とは? 隣家の不登校生が見ていたものとは? そして事件の背後に隠された驚くべき真相とは!? 傑作長編ミステリー。
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-京都の旅館に集まったのは、出版社社長・植田敏子と姪の律子、随筆家・菊池恭子、カメラマン・関なおみの女性4人。それを迎える祇園のお茶屋「竹乃家」の女将・雪村芙佐。『古都旅愁』という豪華本の打ち合わせを兼ね、京都でいっしょに年を越そうという目的だった。/敏子は7年前に夫と死別。その遺産で出版社を立ち上げ成功を収めるが、女性としてもやもやしたものを感じていた。/恭子は10年前にベテラン作家と不倫に走った、つらい思い出を抱えていた。/なおみは4年のブランクを乗り越えて、妻帯者だった男性との恋を実らせようとしていた。/そして芙佐。14歳でお茶屋に入り、20歳そこそこで独立して「竹乃家」を祇園で指折りの店に育て上げてきた。──彼女たちの恋情や、芸妓・舞妓の生き方を縦糸に、京都の四季の移ろいや名所の風情を横糸にして、曼荼羅のように華やかに織り込んだ名作。季節は、冬から春へ……。
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