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Posted by ブクログ
浅見光彦シリーズの11作目。
1986年に出版されたそうなので、39年前になりますか。
随分昔の作品になるので、今読み返すと、色々と古いです。
ワープロとかフロッピーとか、勿論、スマホなんて出て来ませんし、概念というか、思考も古いかなと思われます。
例えば、大手銀行の重役が父親なら良縁だと母親が喜んだり。
今回も、ヒロインが出て来て、ほんのり甘い雰囲気になりますが、そこは浅見光彦らしい不甲斐無さで、発展する事はなく、愉快。
物語自体は複雑なトリックというものではなく、謎を一つ一つ根気良く解いてゆく、という感じでしょうか。
東野圭吾や有栖川有栖を読んだ後だったので、余計に、全体的に古さを感じてしまうのは、もうそれは仕方の無い事ですね。
あと、タイトルが犯人の事なんでしょうが、印象的に良いイメージがあって、そこに内容との齟齬があるような気がしました。
内田康夫先生が亡くなったのは、2018年、今より7年ほど前のこと。年齢は83歳。
それまで作品を書き続けていたでしょうから、絶筆となる最後の作品がどのように時代が移り変わっているか、とても気になります。
ローラー作戦で1作目から読み返していますが、100巻を越えるシリーズなので、最後までたどり着けるかどうか。
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