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白砂が美しい、沼津の千本浜海岸に漂着した男性の死体。被害者の妹・肇子は、死の直前に兄から託された秘密の解明を、浅見光彦に依頼する。だが今度は、奇妙なダイイングメッセージを残し、母が刺殺されてしまう。背後に、巨額投資詐欺事件との関連を察知した浅見は、謎に導かれるように新潟・月潟に向かう。
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより) 白砂が美しい、沼津の千本浜海岸に漂着した男性の死体。被害者の妹・肇子は、死の直前に兄から託された秘密の解明を、浅見光彦に依頼する。だが今度は、奇妙なダイイングメッセージを残し、母が刺殺されてしまう。背後に、巨額投資詐欺事件との関連を察知した浅見は、謎に導かれるよ...続きを読むうに新潟・月潟に向かう。 令和4年6月10日~12日
内田康夫の初期の作品で、勢いに乗って一気に書き上げた作品の一つとして本人のあとがきで紹介されていた本。 作者の勢いに乗り私も一気に読めた。 面白かった。
浅見光彦シリーズの11作目。 1986年に出版されたそうなので、39年前になりますか。 随分昔の作品になるので、今読み返すと、色々と古いです。 ワープロとかフロッピーとか、勿論、スマホなんて出て来ませんし、概念というか、思考も古いかなと思われます。 例えば、大手銀行の重役が父親なら良縁だと母親が喜ん...続きを読むだり。 今回も、ヒロインが出て来て、ほんのり甘い雰囲気になりますが、そこは浅見光彦らしい不甲斐無さで、発展する事はなく、愉快。 物語自体は複雑なトリックというものではなく、謎を一つ一つ根気良く解いてゆく、という感じでしょうか。 東野圭吾や有栖川有栖を読んだ後だったので、余計に、全体的に古さを感じてしまうのは、もうそれは仕方の無い事ですね。 あと、タイトルが犯人の事なんでしょうが、印象的に良いイメージがあって、そこに内容との齟齬があるような気がしました。 内田康夫先生が亡くなったのは、2018年、今より7年ほど前のこと。年齢は83歳。 それまで作品を書き続けていたでしょうから、絶筆となる最後の作品がどのように時代が移り変わっているか、とても気になります。 ローラー作戦で1作目から読み返していますが、100巻を越えるシリーズなので、最後までたどり着けるかどうか。
昭和61年発行 単行本 正義を貫くことに忠実であるといっても、国家の秩序を揺るがしたり、社会不安を惹起したりするのは、国家機関である捜査当局として取るべき態度ではないとされる。 228ページ
かなり以前に読んだ内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ”ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を中心に、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。 この作品は「シリーズ第11作目」です。舞台は “新潟県” と “静岡県”。新潟県も静岡県も仕事関係やプライベートのドライブ等で訪れたこ...続きを読むとがあります。シ ネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、この作品は、本シリーズに期待する私の美意識?からすると少々気になるところが目につきました。 ちょっと残念です。
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