新装版 密閉教室

新装版 密閉教室

825円 (税込)

4pt

教室にあるはずの48の机と椅子がすべて消え、代わりにコピーされた遺書と級友の冷たい骸(むくろ)だけが残されていた。しかも密室で。自殺か他殺か。高3で、推理マニアの工藤順也はこの謎に果敢に挑むのだが……。本格ミステリの甘美な果実にして、瑞々しい青春小説。法月綸太郎のデビュー作にして、不朽の名作。(講談社文庫)

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新装版 密閉教室 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    法月綸太郎デビュー作。ドラマチックだとは思うけど最近の作品と比べて表現がくどい感じがした。序盤は正直そこまで面白くないけど怒涛の終盤のためにも最後まで読むべき作品だと思った。

    0
    2016年02月25日

    Posted by ブクログ

    結末が二転三転してしまうのが少し(--;)デビュー作だから少し荒い所もあった感じかな(笑) 密室の謎はあまり好きではないトリックでした(--;) 「ギムレットにはまだ早い」とか過去のミステリを匂わせる感じは良かったかな(笑)

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    72点:「全然納得できないよ」
    人に興味がないと指摘されるのは、新本格は人間が描けてないと批評されることとイコール。そう言われるのは分かった上でそれでもやるんだという静かな覚悟がみえる作品。その構図でみると主人公に対してあなたは分かってない的なことをいうこの子はやっぱりなんだかずるい。

    0
    2022年11月28日

    Posted by ブクログ

    全ての机と椅子が消えた密室の教室に残されたコピーの遺書と級友の骸。高三の推理マニアの順也が自殺か他殺か謎に挑む。本格は苦手意識があったけれど、謎に興味を引かれるのは勿論それが明かされていく課程も爽快で、古さも感じなかった。中盤や終盤の二転三転する展開や、警部に教師に生徒たちの然り気無い立ち方も良い。

    0
    2018年10月10日

    Posted by ブクログ

    好みのトリックだった。クライマックスは新聞部室とその直後は好みだったけども、いまいちスッキリしなかった。

    0
    2015年09月14日

    Posted by ブクログ

    法月氏の作品が面白いと感じたのは、ポオの時代からディクソン・カー他数々の推理作家を経て語り尽くされたと思われる「密室」にデビュー作から敢えて挑んでいる事と、本格推理に強い拘りがあり他の作品に於いてもぶれが無い事でしょうか。
     それから、もう一つ言うなら、悪戯に読者への恐怖心を煽らない事ですね。因みに

    0
    2013年11月16日

    Posted by ブクログ

    お膳立てばっちしの本格推理小説。

    最初は、語り口がちょっと芝居がかりすぎているように感じていたが、クラスメイトの一人が主人公に自殺未遂をした経緯を語る場面で「これは凄い!」と膝をただした。
    この心理描写、その切迫感、そして絶望感。ともすれば絵に描いた餅のような滑稽さに陥りかねない(中二的な意味で)

    0
    2012年08月29日

    Posted by ブクログ

    ミステリーの皮を被った青春小説だった。
    教室に行くと48の机と椅子が無くなっており、代わりに級友の死体と遺書が発見された。
    そのうえ、教室は密室状態と聞く。
    このシチュエーションだけで惹かれるものがある。
    一見すると自殺としか思えないが、前日にそのような兆候は無かった。
    これに疑問を抱いた推理マニア

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    法月綸太郎のデビュー作。
    文章の表現が独特であり推理や容疑者が二転三転していくため読者によっては読み慣れないかもしれない。

    0
    2022年10月23日

    Posted by ブクログ

    四半世紀ぶりに再読。

    ・・・こんなに「厨二」臭かったっけ?
    当時は「これはすごい!」と思ったが、読み返すと正直そうでもない。
    言い回しがいちいち厨二臭いぞ、工藤君。
    いちいち「大神」に「ネロ」とルビふらなくてよろしい。

    二転三転するラスト前も当時興奮をおぼえたが、
    今となってはただモヤモヤする結

    0
    2022年09月15日

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