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Posted by ブクログ
「第一銀行(現・みずほ)と三菱銀行(現・三菱東京UFJ)が合併します。」社長同士の合意から始まった騒動は多くの関係者を巻き込んでいく。
今でこそ3メガバンクだか、1970年代の高度経済成長期、産業界の大型化に伴い資金調達力向上のための銀行のメガバンク構想は、やるべきだが皆様子見であった。
構想や内容は優れていても、プロセスを誤ると正しいものも実現は難しいことを理解させてくれる。
また合併の難しさを感じる。
この小説は第一銀行視点から描かれており、規模や財閥の関連企業が多い三菱との事実上の吸収合併であることに多くの人間が反対している。(会社視点ではなく、自らの処遇を憂いての反対だが…)
最近、合併による大型化のニュースが報じられるが、世界規模で戦うためには不可欠であるため、吸収する・されるという考えはあまりない。(こんなことしていたら第三者に漁夫の利を持っていかれるだけだ。)
今なら主語を新会社に転換した対応が求められるだろう。
日本の成長が著しい時代だからこその内容であるが、学べることはたくさんある。
続編の大合併も読みたくなった。
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