経済作品一覧

  • 経済学レシピ―食いしん坊経済学者がオクラを食べながら資本主義と自由を考えた
    3.7
    牛肉、ライ麦、チョコレート、にんにく、えび……18の食べ物を巡る知の冒険 ロンドン大学人気教授が書いたまったく新しい入門書 コカ・コーラで「新自由主義政策」、鶏肉で「不平等」、いちごで「オートメーション」…… 知っておきたい経済学の知識が身につく! 【推薦の言葉】 「名著だ。チャンは20年にわたり、ネオリベラリズムに代わるものを提供しようと精魂を傾けてきた。今、彼は研究人生の絶頂期を迎えている」――ダン・デイビース(英『ガーディアン』紙) 「チャンは複雑なことをわかりやすく説明するのが、ほんとうにうまい。料理でも、経済学でも、チャンの手にかかると、すこぶるおもしろい話になる」――ビー・ウィルソン(英『サンデー・タイムズ』紙) 「経済学の本を読んで、こんなに笑ったり、よだれが垂れそうになったり、反省させられたりしたのは初めてだ。楽しくて、深くて、食欲をそそる本だ」――ブライアン・イーノ 「素朴なネオリベラル料理だけで政策立案者たちは生きていけるという通念への見事な反駁の書。まさにご馳走のような一冊だ。世界各国の料理にまつわる機知に富んだ話とともに、経済の代案がずらりと並ぶ。ハジュン・チャンは本書によってあらためて、世界でも指折りのエキサイティングな経済学者であることを証明した」――オーウェン・ジョーンズ
  • 経済学を歩く : いまを知るために
    -
    1巻2,090円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経済学を身近に感じられる本です。基本事項をわかりやすく解説し、犬たちの会話(いぬ時のコラム)から経済学に触れることができるのも本書の特徴のひとつです。愛犬家も必読の書。

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  • 経済学を学ぶ
    3.8
    交換と市場、需要と供給、企業・政府などミクロ経済学の基本問題から、国民所得、財政金融政策などマクロ経済学の基礎までを、豊富な例示とたくみな比喩で説く明快な入門書であるとともに、今日の複雑な経済・社会を正しく読み解きたいという読者にむけて、現実の経済・金融問題などを幅ひろくとりあげ解説する、役に立つ生きた「再」入門書である。
  • 経済がわかる 論点50 2019
    -
    日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストの選んだ50の論点を読むだけで、2019年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊です。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第II部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「戦後最長の景気拡大はいつまで続くか」「消費増税を乗り越えられるか」「米国第一主義はどうなるのか?」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「デジタル課税」「日米貿易物品協定」などの制度の解説、さらには「改元」「キャッシュレス化」など、読む方の生活に密接した話題について網羅します。 読む方に、理解するように努めて読ませるのでなく、コンパクトな解説と図表を駆使して読めば頭に入るようにと、読みやすさを工夫しています。 一方で、好評を得ている、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める高田創チーフエコノミストによる、プロにとっても読みごたえのある、2018年の国内外の経済を包括して理解できるストリーライン「2018年、実感なき回復の新常態は打ち破れるか」を第I部で提供します。
  • 経済がわかる 論点50 2015
    5.0
    2014年までの『日本経済の明日を読む』を大幅に刷新。日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストが選んだ50の論点を読むだけで、2015年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊。 コンパクトな解説と図表で読みやすさを工夫。ビジネスマンはもとより、学生から金融のプロまでといった幅広い読者の方に向けて情報を発信。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第II部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「再度の消費増税で日本経済はどうなるか」「米国経済の拡大は順調か」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「日経平均は2万円超えるか」「円安はいつまで続くのか」「原油価格の高止まりはどうなるか」といった市場のトピック、「雇用制度の見直し」などの制度の解説、さらには「カジノビジネス」「語学ビジネス」など、読む方の生活に密接した話題について網羅。 『日本経済の明日を読む 2014』で好評だった、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める高田創チーフエコノミストによる、プロにとっても読みごたえのある、2015年の国内外の経済を包括して理解できるストーリーライン「再び不確実性の時代を生きる――世界の『日本化』、日本の『脱・日本化』」を第I部で提供します。 【主な内容】 論点50をまとめるに当たって 第1部 チーフエコノミスト 高田創の視点 再び不確実性の時代を生きる 第2部 2015年の経済がわかる50の論点 第1章 日本経済がわかる10の論点 第2章 海外経済がわかる10の論点 第3章 金融・マーケットがわかる10の論点 第4章 制度・政策がわかる10の論点 第5章 ビジネス・社会がわかる10の論点
  • 経済がわかる 論点50 2017
    -
    日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストの選んだ50の論点を読むだけで、2016年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊です。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第2部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「マイナス金利は消費回復の起爆剤となるのか」「インバウンド消費は輸出回復の切り札となるのか」「アメリカ新大統領の課題は何か」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「日経平均2万円は再び視野に入るのか」「不動産市場の回復局面は東京五輪まで続くのか」といった金融・マーケットのトピック、「一億総活躍社会」「ローカルアベノミクス」「TPP」などの制度の解説、さらには「データヘルス」「シェアリングエコノミー」「小学生プログラミング・英語義務化」など、読む方の生活に密接した話題について網羅します。 読む方に、理解するように努めて読ませるのでなく、コンパクトな解説と図表を駆使して読めば頭に入るようにと、読みやすさを工夫しています。 一方で、好評を得ている、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める高田創チーフエコノミストによる、プロにとっても読みごたえのある、2017年の国内外の経済を包括して理解できるストリーライン「2016年は想定外ばかり、2020年を視野に戦略転換を」を第1部で提供します。
  • 経済がわかる 論点50 2018
    5.0
    日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストの選んだ50の論点を読むだけで、2018年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊です。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第II部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「戦後最長の景気回復を実現できるか」「経常収支の大幅黒字は続くか」「米国政治の混迷は続くか」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「再び円高は進むのか」「中国株式市況の上値の重さは改革で振り払えるか」「原油の減産相場の行方はどうなるのか」といった金融・マーケットのトピック、「教育無償化」「TPP11」「働き方改革」などの制度の解説、さらには「大学の2018年問題」「民泊元年」など、読む方の生活に密接した話題について網羅します。 読む方に、理解するように努めて読ませるのでなく、コンパクトな解説と図表を駆使して読めば頭に入るようにと、読みやすさを工夫しています。 一方で、好評を得ている、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める高田創チーフエコノミストによる、プロにとっても読みごたえのある、2018年の国内外の経済を包括して理解できるストリーライン「2018年、実感なき回復の新常態は打ち破れるか」を第I部で提供します。 また、特別寄稿「ベンチャーが開く新時代への扉」も収録。
  • 経済がわかる 論点50 2016
    -
    日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストの選んだ50の論点を読むだけで、2016年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊です。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第II部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「消費再増税と軽減税率はどうなる」「米国景気は回復、それとも長期停滞」「中国経済はソフトランディングできるか」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「日経平均は20年ぶりに2万2000円を超えるか」「日米の金融緩和政策の出口はどうなる」「円安トレンド・超低金利・原油安はいつまでまだ続くのか」といった金融・マーケットのトピック、「マイナンバー導入で何が変わるのか」「被用者保険の適用拡大」「女性活躍推進法」などの制度の解説、さらには「インバウンド観光」「ビッグデータ」「格差問題」など、読む方の生活に密接した話題について網羅します。 読む方に、理解するように努めて読ませるのでなく、コンパクトな解説と図表を駆使して読めば頭に入るようにと、読みやすさを工夫しています。 一方で、好評を得ている、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める高田創チーフエコノミストによる、プロにとっても読みごたえのある、2016年の国内外の経済を包括して理解できるストリーライン「けん引が交代する「端境期」を迎えた世界経済――発想の転換が求められる日本経済」を第I部で提供します。
  • 経済がわかる 論点50 2020
    2.0
    日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストの選んだ50の論点を読むだけで、2020年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊です。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第2部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「消費税増税を乗り越えられるか」「米中貿易摩擦はどうなるのか?」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「MMT」「SDGs」などの話題の制度をわかりやすく解説、さらには「東京五輪」「キャッシュレス化」など、読む方の生活に密接した話題について網羅します。 読む方に、理解するように努めて読ませるのでなく、コンパクトな解説と図表を駆使して読めば頭に入るようにと、読みやすさを工夫しています。
  • 経済がわかる 論点50 2021
    -
    日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストが2021年の経済見通しを徹底解説! コロナで日本と世界はどう変わる!? 厳選した50テーマで、2021年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる。 「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」ごとに10の論点を解説します。 =========== 定番テーマはもちろん、話題のテーマまで網羅!! ・東京五輪延期の影響とは? ・米中対立は常態化しついに「新」冷戦に突入? ・ついに始まった5Gが抱える課題とは? ・70歳までの就業促進は日本の雇用をどう変える? ・「デジタル人民元」実用化の影響は? ・サステナブルな社会に向けた欧州の脱炭素化戦略とは? ===========
  • 経済がわかる 論点50 2023
    -
    日本有数のシンクタンクであるみずほリサーチ&テクノロジーズが2023年の経済見通しを徹底予測! 定番テーマはもちろん、いま旬のテーマまで網羅し、 「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」ごとに10の論点を解説します。 【これだけは押さえておきたいキーワード】 IPEF/新しい資本主義/EUグリーン政策/カーボン・クレジット/ブルーエコノミー/ネットゼロ目標/大学ファンド/ビジネスと人権/資産所得倍増プラン/メタバース/Web3.0/次世代電池/NFT/FoodTech/DX/ヤングケアラー/心理的安全性/バッテリー電気自動車
  • 経済がわかる 論点50 2022
    4.0
    日本有数のシンクタンクであるみずほリサーチ&テクノロジーズが2022年の経済見通しを徹底予測! 定番テーマはもちろん、いま旬のテーマまで網羅し、 「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」ごとに10の論点を解説します。 =========== 【これだけは押さえておきたいキーワード】 プラットフォーマー規制、デジタル庁、量子コンピュータ、再生可能エネルギー、AI規制、ムーンショット、週休3日制、サステナブルファイナンス、CCUS、宇宙開発、スマートシティ、デジタルエンターテインメント、Fit for 55、半導体不足、事業承継、未富先老、超過貯蓄、医療保険制度改革 ===========
  • 経済危機は世界に何をもたらしたか 2010年代、政策転換の行方
    -
    1巻1,408円 (税込)
    世界経済の大きなトレンドを見ることなくして、日本経済の先を読むことはできない。日本経済は今、どういう方向へ向かっているのか。世界金融危機は経済の勢力図をどのように塗り替えていくのか。本書は欧米、中国、東南アジアなどさまざまな地域に目を向け、それらが抱える問題の現状と行方を考察していく。 米国経済は住宅バブル崩壊で大きな打撃を受けたが、ずば抜けた国際競争力を有する企業を数多く抱えるなど多様な面を持ち、その潜在力の評価はたやすくはない。半面、市場中心の経済がグローバルに浸透し、先進国以外にも成長のチャンスが広がっている。世界経済の多極化はどのように進展していくのだろうか。そうした中で環境問題や途上国の貧困など、新たな問題も浮上している。その解決をめぐる技術開発競争や国際的な貢献は、日本経済の将来とも大いに関連している――。世界経済のダイナミックな動きがわかりやすい文章でクリアに示される。 ※本書は2009年12月に東洋経済新報社より刊行された『経済危機は世界に何をもたらしたか』を電子書籍化したものです。

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  • 経済嫌いのための経済「超」入門
    -
    1巻1,408円 (税込)
    新聞やテレビのニュースには、デフレ、財政赤字、若者の失業、日本企業のアジア進出など、たくさんの「経済問題」が載っています。しかし、経済の仕組みは初心者にはむずかしく、それらがなぜ問題なのかもよくわかりませんし、そもそも、記事の内容そのものがよくわからないことも多いでしょう。 本書は、そういった「経済問題」を、初心者にもわかりやすく解説します。 ●「なぜ原油高になっても100円ショップは値上げしないのか」とか、 ●「なぜ若者はクルマを買わなくなったのか」とか、 ●「派遣切りが社会問題になったのはなぜか」 といった、日常の疑問に答えながら、読み進めていくうちに経済の知識が身につく「超入門」の書です。 本書は、2010年10月に東洋経済新報社より刊行された『経済嫌いのための経済「超」入門』を電子書籍化したものです。

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  • 経済古典は役に立つ
    4.0
    『国富論』も『資本論』もそうだったのか! 狭義の学問としてではなく、スミス、ケインズらの問題解決力に焦点を当てる。政策を知る著者ならではの、いま役に立つ読み方。
  • 経済再生は「現場」から始まる 市民・企業・行政の新しい関係
    5.0
    長く不況にあえいでいた日本経済にも、ようやく回復の兆しが見られるようになったという。しかしそれは一部の業界、大企業にとどまり、経済再生のカギを握る中小企業はあいかわらず苦しんでいるのが実態である。本書では、金融機関の企業支援、産学協同、企業間ネットワークの構築、生活基盤を支える地域医療など「現場」のさまざまな取り組みを紹介し、中小企業の再生、地域経済の再生に向けて新たな「解」を提示する。
  • 経済参謀 ~日本人の給料を上げる最後の処方箋~
    4.1
    1巻1,485円 (税込)
    円安・物価高・低成長経済をどう立て直すか。 円安・株安・債券安の「トリプル安」に見舞われ、日本経済はますます混迷の度を深めている。その一方で、日本の労働生産性は上がらず、今や1人あたりGDPや年収で韓国の後塵を拝するまでになっている。その“敗因”を、著者は「変化できない国になったから」と喝破する。 〈このままだと日本は、繁栄した後に400年衰退したポルトガルやスペインと同じ道をたどるだろう。それを止めるためには「持続可能な日本」をつくる戦略、いわば日本経済のBCP(事業継続計画/ビジネス・コンティニュイティ・プラン)が必要である。その提案・提言が、本書の目的だ。〉(プロローグより) 日本の生産性を上げるには、企業や個人のみならず、国や地方の行政も一気にデジタル化する必要がある。 ところが、古い住基ネットをもとにした現在のマイナンバーカードは、不便な上にメリットが少なく、生体認証もないからセキュリティにも問題が多い。 著者は、“使えない”マイナンバーカードは、ゼロからつくり直すべきだと主張する。 〈もし私が首相だったら、自分が扱いやすい側近や子飼い官僚などではなく、ブレーンとして抜本的で効果的な対策を分析・立案できる若手の有能なエキスパートを集めた特別チームを作り、そこで決定したことを所管大臣に実行させる……。 ここに書いてあるような提言を実現してくれる政治リーダーと、もっと若くて行動力のある「経済参謀」の登場に期待している。〉(エピローグより) 今こそこの国には「参謀」が必要だ――。各国で経済アドバイザーを歴任した“名参謀”がわかりやすく解説する日本改造論の決定版。 (底本 2022年4月発行作品)
  • 「経済雑誌ダイヤモンド」創刊号 1913(大正2)年5月10日発行 ダイヤモンド社創業100周年記念復刻版
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ダイヤモンド社は2013年5月に創業100周年を迎えました。創業はすなわち「経済雑誌ダイヤモンド」(現在の「週刊ダイヤモンド」)の創刊です。大正2(1913)年は、日本の産業界が軽工業段階から産業革命を経て重化学工業へ向かっていた時期です。本書は100年前の日本経済と雑誌創刊の発熱を感じる1冊です。
  • 経済史から考える 発展と停滞の論理
    -
    ■経済学の理論と第一次史料の分析をもとに、日本の経済発展の論理を一貫して研究、経済史研究のフロンティアを切り開いてきた著者による「歴史からみた日本経済論」。 ■メッセージは明快、刺激的で、歴史をベースに現在、未来を見通す格好の視点を提供する: マクロ政策については、アベノミクスの柱の一つ、「高橋財政」をモデルとするリフレ政策、異次元緩和の誤りを指摘。異次元緩和に固執するのではなく、経済成長の趨勢を引き上げるための施策に政策の重点を移すべきだ、将来のインフレリスクに備えることこそ肝心だ、と主張します。 ■戦前戦後を通じての日本経済の成長の源泉は1980年代には枯渇していた。それが今日の長期停滞の背景だ、と喝破。成長率を再び高めるには、イノベーションを醸成する政策、新たなビジネスモデル、新規参入の活性化が必要だ。こうした成長政策の舵取りと実行力は、戦前の産業構造の変化や、戦後の「所得倍増計画」に学ぶことができると説きます。人材育成、イノベーション醸成の点で、現在の高等教育の貧困、大学の置かれた惨状についてもきびしく批判します。 ■東芝問題に象徴される企業ガバナンスについても、戦前の社外取締役の努力と奮闘、財閥の機能に学ぶことが多いと説きます。また、憲法改正の動きに関連して取り上げる戦前の秘密保護法、国家総動員法の帰結についての記述も、論争的であり、刺激的な内容になっていいます。 ■全編にわたり、日本経済めぐるエピソードを通じて、現在の政策や制度、組織のあり方などについての豊富な示唆が繰り出されます。
  • 経済指標のウソ 世界を動かす数字のデタラメな真実
    3.7
    なぜ日本のGDPは一夜にして16兆円増えたのか? ときに政治家のクビを飛ばすほど重視されるGDPや失業率などの「経済指標」はもはや実態を反映していない――。気鋭の経済評論家が歴史、理論、実態を丹念に解き明かすことで見えてくる「経済のデタラメな真実」とは? 前提知識不要で「経済」がわかる!
  • 経済指標 読み方がわかる事典 日本&世界の景気を把握し先読みする
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ●投資をするときのポイントがわかる! 経済ニュースが読めるようになる! ●経済指標64項目の読み方と使い方を初学者にもわかりやすく解説! ●個人投資家や金融関係者、経済学部生にも役立つ経済の基礎知識! ●電子書籍からは、Web上の各指標へのアクセスも容易!
  • 経済指標を読む技術
    -
    様々な経済指標が政府をはじめ、公的な機関から発表されている。それらの数字の持つ意味と読み方をわかりやすく解説。経済統計の何をどう読むべきか。
  • 経済社会の学び方 健全な懐疑の目を養う
    4.0
    私たちが暮らす経済社会――経済的な関係が深く染みこんだ社会とどうつき合うべきか。その仕組みを知り、そこで起こる問題解決のために必要なこととは。データの重要性と限界、理論の功罪、因果推論の効果と弱点から、人間心理を扱う難しさ、歴史に学ぶ意義と注意点、政治との距離感まで、経済社会について学ぶためのヒントに満ちた一冊。溢れる情報に「健全な懐疑の目」で接し、社会を少しでも良くしたい全ての人々へ。
  • 経済情報の裏読み先読み : 超円高、国の大借金、赤字決算、年金はどうなる!?
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    経済ニュースの“数字”はほとんど粉飾されている。騙されてはいけない! 経済ニュースの数字はどこまで正しく、どこまで粉飾されているのか!? 投資情報、企業発表、各種統計に騙されない読み方で、日本の現実を読み解く! ●「危ない会社」トヨタは中国資本に買収される!? ●東京→福岡の航空券が五八〇〇円にできるワケは!? ●「一〇〇〇兆円の借金で日本は破綻寸前」は本当か!? ●原価率五〇%のユニクロ商品がなぜ低価格!? ●一ドル七〇円時代、円高は日本をダメにするか!? ●ソフトバンク、二兆五〇〇〇億円の大借金でも人気!? ●「国債バブル」の日本国債は暴落するか!? ●ソニーのテレビ、八年連続赤字の裏事情とは!? ●定年後、お金は一億円必要!? ●東電に株式市場で一〇〇〇億円損させたテクニック!? ●年金はあと二〇年で破綻するのか!? …etc.
  • 経済人類学
    5.0
    1巻1,155円 (税込)
    経済活動の人類史的意味を原始社会にさかのぼって明らかにし、広大な時間的空間的視野の中で、“経済的営為”の本質を考察する新しい学問、経済人類学の初めての体系的入門書。 【主な内容】 第I部 深層への回帰 1 経済人類学とは何か 2 経済人類学の諸潮流 3 ポランニーの経済史学 4 歴史認識におけるシンボリズムとコスモロジー 5 文化人類学における経済人類学 第II部 交換・貨幣の両義性 6 沈黙交易 7 貿易港と対外貨幣何か 8 貨幣の起源と本質──文明と貨幣── 9 貨幣のシンボリズム 第III部 領野を超えて 10 魔力・経済倫理・法 11 聖性と魔性の異人たち──民俗学への視座── 12 実在的認識論の世界
  • 経済人類学への招待 ――ヒトはどう生きてきたか
    3.5
    経済成長という死の舞踏を踊りつづける「豊かな」現代文明。コンピュータ・シミュレーションによる未来予測では、大量の生産と消費の果てに二十一世紀末には地球規模のカタストロフィが全人類を襲うという。はたして現代の経済システムの危機をのりこえる道はあるのか。本当の豊かさとは何かを考えるための経済人類学入門。
  • 経済制裁 日本はそれに耐えられるか
    4.0
    経済制裁とは、ある国の行った不当な行為に対し、経済の力をもって制裁を加え、その行為を阻止しようとする外交上の手段である。国際紛争解決の手段としての戦争行為が否定され、国家間の経済的相互依存関係が緊密化する今日、経済制裁のもつ意味は重要である。本書は、第一次大戦後の数々の事例を基に、経済制裁の様々な方法、効果を制限する要因、隠された目的などを分析し、経済大国日本が国際政治のうえで何ができるのか問う。

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  • 経済政策のカラクリ
    -
    安倍政権は「アベノミクス」で華々しくスタートを切ったが、その「黒幕」は経済産業省ともいわれている。はたして経済政策を主導し、日本経済を動かしているのは誰なのか。「ミスター円」と呼ばれた元財務官が、経済政策の裏側を明かす!
  • 経済政策の“ご意見番”がこっそり教える アベノミクスの逆襲
    3.0
    1巻1,300円 (税込)
    アベノミクスは効果があったのか、なかったのか? 消費税増税を断行すべきなのか、回避すべきなのか? アベノミクスの発動に大きな影響を与えた「経済政策のご意見番」が、巷にあふれる「不見識な経済論」を一刀両断し、今後の日本経済の行方をすべて見通す決定版の一冊である。せっかくアベノミクスの成果で上昇気流に乗り始めた日本経済。だが、平成26年(2014)4月の消費税増税で、あたかも離陸中の飛行機が急にエンジンを逆噴射して失速してしまうような結果を招いてしまった。だがこの先、平成27年(2015)10月に8%から10%へ、さらなる税率Upが予定されている。はたして今、日本経済は「いかなる政策」を選択すべきなのか。それを妨げる「世迷言」を声高に主張するのは誰なのか。そして、その誤謬の核心はどこにあるのか。経済予測を次々に的中させてきた著者が、予測も当らぬ“増税煽動エコノミスト”の雑音を吹き飛ばし、日本が進むべき道を明快に描き出す!
  • 経済成長主義への訣別(新潮選書)
    3.8
    私たちは実に大きな「誤解」をしている。経済成長が人々を幸福にする――という思い込みだ。すでに到達してしまった豊かな社会でこれ以上の成長至上主義を続ければ、人々の「ふつうの生活」は破壊され続けるだけなのだ。日本を代表する社会思想家が、「人間にとって経済とは何か」を根本からとらえ直した圧倒的論考。
  • 経済成長神話の終わり 減成長と日本の希望
    3.8
    かつて有効だった「経済成長=善」というシナリオは、少子高齢化が急速に進む現代日本で、いまでも正しいと言えるのか? そもそも、2002年から07年まで続いた「経済成長」で私たちは「豊か」になったのか? 本書では、米国、日本で企業弁護士として活躍する著者が、「経済成長で格差がなくなる」「経済成長で環境問題が解決する」といった世界中で言われる言説が根拠のないものであることを実証、経済成長の呪縛を解く。
  • 経済成長って何で必要なんだろう?
    3.9
    本書の第一のメッセージは、「経済成長が必要である」につきます。これだけが本書のメッセージなのです。経済学者として、いまもっとも伝える必要がある、やや大仰にいえば使命感を感じたのがこの主張です。本書でとりあつかった格差と貧困の問題に一番有効なのは長期的には経済成長、短期的には景気対策です。現在起きている問題にとどまらず、システムとしてのセーフティネット確立のためにも経済成長が必要でしょう。
  • 経済成長って、本当に必要なの?
    3.8
    これからの時代、経済成長を追い求めるだけで私たちは本当に幸せになれるのだろうか? 貧富の差の拡大、長時間労働、物質的には豊かでも精神的には満たされない暮らし、金融危機、環境破壊など経済成長だけでは解決できない難問が社会には山積している。いまこそGDPを上げるのみの成長至上主義には別れを告げ、「人間の顔をした資本主義」を目指すべきではないだろうか?経済の本来の目的は、「最大幸福を、最大多数に、できるだけ長期にわたってもたらすこと」。そこから導かれる真に豊かで持続可能な社会を創るための実践的処方箋は、ポスト3・11時代を考える上でも示唆に富む。ドキュメンタリー監督と経済学者が贈る21世紀型経済論。
  • 経済成長という呪い―欲望と進歩の人類史
    3.5
    水野和夫氏推薦! 人類は無限の欲望から逃れられないのか。ピケティ、アタリと並ぶ欧州を代表する知性による、歴史的な観点から見た現代資本主義への警鐘と提言。 経済成長は、幸福という目的を達成する手段ではなく、むしろ生活の苦悩から人間を救い出す役割を担う宗教のような存在となった。 しかし、数億人の人々が経済成長という神を崇めたせいで、地球上の生命が危険にさらされている。 経済成長は、持続的ではない。 しかし、人が経済成長を求めるかぎり、成長は私たちの無限の欲望と化す。 歴史を振り返れば、人は、何度も、メンタリティを変化させてきた。 人と社会のメンタリティは、変化する。あるべき方向にメンテリティを変化させるために、進歩とは何かを、考え直さなくてはならない。 経済成長や進歩という概念を見直すためのガイドブックであり、欧州のインテリによる、歴史的な観点から見た現代資本主義への警鐘の書。 著者の前著『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』は、欧州でジャレド・ダイヤモンドの『銃・病原菌・鉄』を超えるベストセラーとなった。
  • 経済成長なき幸福国家論 下り坂ニッポンの生き方
    4.5
    低成長の「下り坂」の時代も、見方を変えれば「成熟した国家の高原状態」。潜在力をうまく活用すれば、活力のある社会は実現可能である。「競争社会」で埋没する「個」の能力こそ、ニッポンの潜在力に他ならない。「個」をベースにした「成熟国家」に向けて、ではまだこの国になにが足りないのだろうか? 人口減少に歯止めをかけた自治体の秘策とは?「東京だけは勝ち組」がウソである理由とは?低成長ニッポンの「国家論」と、下山の時代を生きるための「幸福論」を、平田オリザ、藻谷浩介両氏が徹底的に語り尽くした「幸福国家論」新登場! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 経済成長を支えた先駆者の挑戦
    -
    1巻999円 (税込)
    昭和40年代のアルゼンチンを舞台に、製鉄プラントの国際入札に挑むビジネスマンの奮闘劇を、当時の時代背景とともに描いた長編ドキュメンタリー小説!! 国際ビジネスという戦場で繰り広げられる手に汗握る物語展開と、歴史・文化の違いとその中で戦う企業の先兵達の姿を飾り気なしで描いた一冊。未知の世界に戦いを挑んだ先駆者達を刮目せよ!!
  • 経済成長は不可能なのか 少子化と財政難を克服する条件
    4.1
    日本社会全体に閉塞感が漂っている。経済は停滞し、年金や医療など社会保障問題も深刻化するばかりだ。大震災の復興財源もおぼつかない。経済成長こそが復活の鍵であるが、日本はもうそれを望むことはできないのだろうか。本書は、日本経済を取り巻く四つの難問-デフレ、財政難、円高、少子化-を社会学の目で整理し、どのような方法でそれらを解決し、経済を成長させることができるかを提示するものである。
  • 経済大国インドの機会と挑戦 グローバル・バリューチェーンと自立を志向するインドの産業発展
    -
    1巻4,999円 (税込)
    2021年刊行の『図解インド経済大全』は大変好評を得て、版を重ねている。複雑な歴史を持ち、植民地化もされたインドは、独立後も経済成長が長らく他の新興国・発展途上国から劣後してきたが、1990年代の資本自由化や自律的な金融政策を取るなどの施策が功を奏し、近年は高い経済成長を続けている。今年、人口で世界最大となり、さらに、中国への対抗として、地政学的な重要性も高まっている。 同書編著者の佐藤隆広氏はインド経済研究の第一人者で、インドに関するコメントをしばしばメディアに寄せている。本書は、佐藤氏を編著者として迎えた、日本における最先端のインド政治・経済研究の集成である。 3部からなり、第1部は、インドをめぐるグローバル・バリューチェーン(国際価値連鎖)の構図、そしてインドを取り囲む地政学的な状況を整理する。第2部は、第一次産業から第三次産業まで幅広く、自動車産業のように日本でもよく知られた産業だけでなく、酪農や金融システムのような、あまり知られていない産業まで、10の産業の実情を描き出す。第3部は、インド経済成長の前提条件となる雇用制度・地理・政治について掘り下げる。 メディアではインドを「チャイナ・プラスワン」の候補として一方的にほめそやす論調も多いが、本書で描き出されるインドは、必ずしも前途が約束されているわけでもなく、むしろ多難である。しかし、そのようなインドだからこそ機会はあるとも言える。そのリアルを知るのに最適!

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  • 経済大陸アフリカ 資源、食糧問題から開発政策まで
    4.1
    アフリカを「援助」する時代は終わった。新興国をはじめ、世界中が凄まじい勢いで食糧、石油やレアアースといった鉱物資源を呑み込んでいく現代。これらの需要に対する供給源として、アフリカの重要性は突出している。いまアフリカとの経済連携は、中国が一頭地を抜く。世界各国がそれを追うなか、さらに大きく遅れている日本に挽回の余地はあるのか――。広大なアフリカ大陸を舞台に、世界の未来と命運とを描き出す。
  • 経済大転換 ――反デフレ・反バブルの政策学
    3.5
    イラク戦争以後、アメリカの一国決定主義がますます突出し、世界は「分裂と不安定の時代」に入っている。一方で、経済状況は当分の間、世界同時デフレから抜け出せそうにない。それに苛立つかのように、日本国内ではバブル待望論が絶えないが、アメリカの景気頼みの日本経済回復シナリオは非常に危うい。むしろ地方へとデフレが波及し、さらに深刻化していく恐れがある。もはや古い時代の発想は通用しない。思考および政策の大転換が必要だ。日本経済の位相を確かな目でとらえた渾身のメッセージ。
  • 経済大変革
    -
    1巻377円 (税込)
    10年前に出版され、当時、斬新な新経済社会の到来と財政の仕組みを提言して、識者の間で話題となった提案型の新スタイルの経済書。小泉・竹中政権の頃に当時の構造改革の矛盾を鋭く指摘、過剰貯蓄の問題を論述、ケインズ理論による財政政策の必要性を主張した話題作。現在、読んでも色あせることなく、今の経済混乱の恐怖を鋭く指摘した予言的な書籍で、今後の経営や人生の生き方を再度見つめなおすのに最適な一冊。

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  • 経済大変動 「日本と世界の新潮流」を読み解く60の視点
    -
    AI、IoT、シェアリングエコノミー、シンギュラリティ、働き方改革、ヘリコプター・マネー、英国のEU離脱、トランプリスク、保護主義、移民、テロ……ニュースの本質がわかると未来が見えてくる! 『ワールドビジネスサテライト』などでおなじみの東大名誉教授が、日本と世界の新潮流を読み解く。日々の報道に惑わされることなく、経済のトレンドをしっかりと見極めるための一冊。【目次】●第1章 最新技術が変えるビジネスの未来地図――AI・IoTの本質を読み解く ●第2章 どうすれば、日本経済は浮上するのか――日本の経済政策と企業・労働者の今を探る ●第3章 日本の成長を支えるローカル戦略とグローバル戦略――「企業」「地方」「人材」それぞれの視点 ●第4章 グローバル経済の新潮流を読む――世界経済の鍵を握る米国は何を考えているのか ●第5章 今、世界では何が起こっているのか――重大ニュースから読み解く未来のカタチ
  • 経済超入門 2022―週刊東洋経済eビジネス新書No.418
    -
    ロシアのウクライナ侵攻を契機に、資源や食糧の供給・価格が世界的な影響を受けている。こうした事態では、グローバリゼーションが岐路に立ち、地政学リスクの回避から、経済のブロック化が深まるとの指摘もある。 ロシアと中国、インフレ、半導体不足、カーボンニュートラルなど注目すべき5大テーマを図解を使いながら解説する。また、景気、雇用、暗号資産などへの疑問を解決し、金融政策、為替、景気などの基本知識まで、「経済を読み解く力」を身につけてほしい。 本誌は『週刊東洋経済』2022年4月2日号掲載の34ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
  • 経済ってこうなってるんだ教室
    4.4
    日経新聞を毎日読んでいるけど、実はよくわかっていない…というあなた、もう大丈夫です! この本は、順番に読めば、最終的には金融経済政策までわかるようにできています。 小学生レベルの国語力と算数力があれば理解できる、経済・金融の超入門書。 【著者紹介】 海老原嗣生(えびはら・つぐお) 雇用ジャーナリスト、経済産業研究所 コア研究員、立命館大学 客員教授、奈良県行財政改革推進プロジェクトワークマネジメント部会長、 人材・経営誌『HRmics』編集長、ニッチモ代表取締役、リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。 1964年、東京生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートキャリア)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計等に携わる。 その後、リクルートワークス研究所にて人材マネジメント雑誌『Works』編集長に。2008年、人事コンサルティング会、「ニッチモ」を立ち上げる。 『エンゼルバンク――ドラゴン桜外伝-』(モーニング連載、テレビ朝日系でドラマ化)の主人公、海老沢康生のモデル。 著書に『雇用の常識本当に見えるウソ』(筑摩文庫)、『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』(小学館文庫)など単著は20を超える。 飯田泰之(いいだ・やすゆき) 経済学者。明治大学准教授。シノドスマネージング・ディレクター。財務省財務総合政策研究所上席客員研究員。 1975年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。 『昭和恐慌の研究』(共著、第47回日経・経済図書文化賞受賞、東洋経済新報社)、『経済は損得で理解しろ! 』(エンターブレイン)、 『歴史が教えるマネーの理論』(ダイヤモンド社)、『ゼロから学ぶ経済政策』(角川Oneテーマ21)など著書多数。 【目次より】 ◆第1部 ど素人編 経済と金融の「基礎ブロック」 ◆第2部 初心者編 社会を解剖するためのメス ◆第3部 初心者編 「金利と為替」のブロックを積み上げる ◆第4部 中級者編 時事情報でブロックに色を塗る とその先の崖が見えてくる ◆第5部 上級者編 それでもわからないことはプロに聞く
  • 経済ってなんだ? 世界一たのしい経済の教科書
    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    円高・円安? インフレ・デフレ? 金利? 仮想通貨? などなど、どの言葉も耳にしたことはあるけど、それが何かをちゃんと説明するのは難しい……。本書は、そんな経済のキホンが、ズバリ! 小学3年生にも理解できるほどわかりやすく解説された画期的な入門書です。 大人なのに、実は経済のことチンプンカンプン……と劣等感を抱いている方。 テレビの経済ニュースがもう少し理解できたら……と考えている方。 わが子に経済について教えられるようになれたら……と考えている方。 そんな方は、ぜひ本書をお手に取ってご覧ください。本書は、涙あり笑いありの対話形式の物語となっており、ストーリーを楽しみながら、自然と経済の知識が身につく仕組みとなっています。 そのため、「勉強しなきゃ」「覚えなきゃ」「理解しなきゃ」という意気込みや苦労をまったく必要とせず、まるで、「歯がなくても噛めるほど柔らかく煮込んだシチュー」のように、面白おかしく読んでいるうちに自然と経済のキホンをマスターできる、そんな一冊です。 物語を少しご紹介しますと……。本書の主人公である小学3年生の『領太』は、ある日、亡きおじいちゃんと再会します。 大学で経済学を教えていた領太のおじいちゃんは、領太が幼い頃、あることを機に命を落としてしまうのですが、孫の領太を心から愛していたおじいちゃんは、全力を振り絞って現世に姿を現します。 そして、かわいい孫の領太に、経済の知識を優しく注ぎ込むのです。 月日と共に、二人の関係には固い絆が結ばれるものの、いつまでもその関係が続くことは許されず……。 小学生から大人まで、幅広い年齢層の方にお楽しみいただける新感覚エンターテイメントな経済入門書です。
  • 経済的自由をこの手に! 米国株で始める 100万円からのセミリタイア投資術
    3.6
    1巻1,540円 (税込)
    大ベストセラー『お金が増える 米国株超楽ちん投資術』に続く、資産運用術の決定版! 丁寧な投資アドバイスで大人気の米国株ブロガー・たぱぞう。40代で1億円以上の資産を築き、2019年春に「セミリタイア」という生き方を選んだ彼が、どういう投資を行って夢の「セミリタイア生活」をかなえたか、自身の経験や知識を公開し、誰にも役立つ資産運用術を懇切丁寧にガイドします。若者もシニアも、まとまった資産がない人でも大丈夫。時間と仕事から解放されて充実した人生を送るためのノウハウは読んでおけば役立つこと間違いなし。いま注目の米国株個別株やETF、投資信託の銘柄ガイドや、安定運用にお奨めの不動産投資、太陽光発電投資の極意、さらに資産管理法人を設立してトクするためのハウツーも満載です。
  • 経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~
    4.7
    中世を終わらせた、英雄・信長は何と戦ったのか? “お金の流れ”から室町・戦国時代の政治経済を解く! 織田信長の活躍が「日本」を救った! ! 信長の「経済政策」、その歴史的意味とは? 日明貿易から室町幕府の経済政策とその衰退、 応仁の乱、一向一揆、寺社勢力の金融ビジネスまで、 室町・戦国の世を“経済的視点”で描く―。 「経済」がわかれば、「歴史」がわかる! 信長の“本当の業績”を考察する、著者渾身の書下ろし! ! ● 「マネーストック」と景気の関係 ● 「出土備蓄銭」は現在の「タンス預金」 ● 巨大荘園主としての寺社勢力 ● 「恐ろしき山かな」―蓮如のつぶやき ● 室町幕府の将軍交代劇 ● 「応仁の乱」を経て確立した、細川京兆体制 ● 信長は本当に宗教を弾圧したのか ● 意図せざる経済の変革 etc. 【目次より】 序に代えて ~お金の流れで歴史を読み解く 第一部 中世の「金融政策」と「景気」  第1章 明の景気が日本経済を左右した時代  第2章 室町幕府の財政事情 第二部 寺社勢力とは何なのか?  第3章 老舗「比叡山」vs.新興「京都五山」  第4章 京都五山のビジネスと本願寺の苦難 第三部 武将と僧侶の仁義なき戦い  第5章 信長の先駆者たち  第6章 「一向一揆」とは何か 第四部 信長は何を変えたのか?  第7章 信長の本当の業績  第8章 信長の活躍が日本を救った!
  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代
    値引きあり
    4.1
    1巻498円 (税込)
    教科書が教えない「経済の掟」が歴史を作った! お金の流れが物語る、 まったく新しい視点の日本通史。 文庫版で5冊同時発売! 織田信長は日本の統治形態を変え、戦国時代と中世を終わらせた。 画期的な経済政策は豊臣秀吉に受け継がれ、明の貨幣制度および国際貿易体制の大変化に日本はようやく追いつく。 秀吉は天下統一の勢いのまま征明を目指すが、そこには大きな落とし穴が待っていた。
  • 経済で読み解く日本史 江戸時代
    値引きあり
    4.2
    1巻498円 (税込)
    教科書が教えない「経済の掟」が歴史を作った! お金の流れが物語る、 まったく新しい視点の日本通史。 文庫版で5冊同時発売! 江戸時代、経済の主導権を握ったのは名もなき一般庶民だった。 幕府の経済政策が「財政規律派」と「成長重視派」に入れ替わることで起きていた好不況の波。 ビジネスチャンスを求める人々は次々とイノベーションを起こし、民需による経済発展はやがて幕藩体制を崩壊へ導く。
  • 経済で読み解く日本史 明治時代
    値引きあり
    4.0
    1巻498円 (税込)
    教科書が教えない「経済の掟」が歴史を作った! お金の流れが物語る、 まったく新しい視点の日本通史。 文庫版で5冊同時発売! 人々は経済的に困窮すると、過激思想に救済を求める。 金本位制は通貨供給不足になりやすいデフレレジームのため、世界経済は繰り返し恐慌に見舞われ、そのたびに過激思想が台頭した。 秩禄処分への不平士族の「お金の恨み」が日本を対外戦争に駆り立て、新聞に煽られた世論はやがて英米と離反・対決する道を選んでしまう。
  • 経済で読み解く 明治維新 ~江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する~
    4.2
    「明治維新」とはいったい何だったのか? “経済の掟”で「維新成功」の謎を解く! 江戸時代の日本は“世界最強”の「資本主義」の国だった! ! “世界史の奇跡”と言われる、「明治維新」とは何か? なぜ「江戸幕府」は“倒産”したのか? 江戸幕府のマクロ経済政策から、百姓のビジネスモデルまで、 維新前史を“経済的視点”で描く―。 「経済」がわかれば、「日本」がわかる! 日本近現代最大の謎に挑む、著者渾身の書下ろし! ! ■ 歴史教科書には矛盾が満載! ■ “経済の掟”がわかる人、わからない人 ■ 維新の成功は「江戸時代の蓄積」があったから ■ 信長、秀吉の遺産を相続した家康 ■ 荻原重秀が理解していた「貨幣の本質」とは? ■ 耳障りの良い思想「貴穀賤金」 ■ 坂本龍馬もパクった「海商」のビジネスモデル ■ 新通貨「円」の登場! 他
  • 経済データの統計学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 経済データの特徴をしっかり捉えられればうまく分析できるようになる ! 経済・経営系の学生を対象とした書籍の多くは、例題に経済データを扱っています。経済データを分析する際には、その特徴にあった分布、つまり対数正規分布を用いると正しい統計的推測ができます。ところが経済統計学の多くの書籍は、数学が苦手な読者のために、一般の統計学をやさしく解説することに力点が置かれているものが多く、実践的に経済データを使って解説するまでに至っていません。 本書は3部構成で、第1部に経済データの特徴を、第2部に統計学の基礎と調査の対象となっている集団の特徴、少数の観測値から推測する統計的推測法を、第3部には回帰モデルで経済予測を実践的に行えるようになるまでを解説しています。 第1部 経済データの特徴を知ろう  第1章 統計学はデータを料理する  第2章 質的データの特徴を記述する  第3章 量的データの特徴を記述する  第4章 経済格差を測定する 第2部 記述する統計学から推測する統計学へ  第5章 データを生み出す確率分布  第6章 標本データから母数を推定する  第7章 標本データから仮説を検定する  第8章 経済データは正規分布するか? 第3部 回帰モデルで経済予測をしてみよう!  第9章 予測のためのモデル作り  第10章 古典的回帰モデルで予測する  第11章 自己回帰モデルで予測をする  第12章 時系列回帰モデルで経済予測する
  • 経済統合の新世紀―元通商交渉トップの回想と提言
    3.0
    1巻2,376円 (税込)
    自由貿易は日本経済の生命線である――。 日本のFTAを推し進めてきた第一人者が綴る、わが国の通商政策の未来と、各国FTA戦略にひそむエピソード。 アジア太平洋地域は、世界経済の成長センターである。そこに、地域経済統合の波が押し寄せている。今世紀初頭から日本、中国が地域化に手を染め、ASEANは統合を深めようとし、TPPを通じて米国がこれに絡もうとしている。(中略)本書は、世界経済が20世紀末葉までのマルチラテラリズム、グローバリズムを中心とした体制から、特に今世紀に入って、バイラテラリズム、リージョナリズムに軸足を置いた経済統合へ急速に変革していく姿を、わが国を含むアジア太平洋の主要国の動きから跡づけ、筆者がその一部にささやかに係わり合った経験をご紹介するとともに、これらの動きの将来について若干の展望を試みたものである。(「序にかえて」より)
  • 経済と国民 フリードリヒ・リストに学ぶ
    4.0
    経済自由主義の終焉が迫っている──19世紀のドイツで活躍した政治経済学者フリードリヒ・リストの理論をたどりながら、机上の空論ではない実践的な「国民経済学」の本質をつまびらかにし、経済成長の原動力を明らかにする渾身の意欲作。
  • 経済と人間の旅
    4.2
    ・行動する知識人の唯一の自伝。 「私は経済学者として半世紀を生きてきた。そして、本来は人間の幸せに貢献するはずの経済学が、実はマイナスの役割しか果たしてこなかったのではないかと思うに至り、がく然とした。経済学は、人間を考えるところから始めなければいけない。そう確信するようになった」――。2014年9月に亡くなった行動する経済学者、宇沢弘文氏。2002年3月に日本経済新聞に連載したものの、長く入手困難だった唯一の自伝「私の履歴書」の単行本化です。弱者への思いから経済学を志し、人間の幸福とは何かを追求し、教育、都市、環境といった社会的共通資本を重視する発言を行ってきた、行動する知識人の記録です。「やさしい経済学」「経済教室」など日本経済新聞に掲載された主要な論考も収録し、宇沢氏の考えのすべてが理解できる一冊です。
  • 経済難民時代を生き抜くサバイバル読本
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    アベノミクス大崩壊がカウントダウンだ。物価が上がり、賃金が下がる。さらに消費税増税で追い討ち。これで、景気が上向くはずもない。前著『日本病』で予告したように、安倍バブルは消費税増税とともに崩壊する。前著は、失われた二〇年と、敗北を続ける日本経済の病根を抉った。本書は、その続編でもある。浜矩子・同志社大学教授(経済学)は、アベノミクスを「鏡と煙でごまかす安手の手品」と評した。まさにそのとおり。四月からの消費税八%増税で、まさに日本経済は、首吊りの足を引っ張るような按配となる。安倍首相は、第三の矢も打ち尽くし、もはや手駒もなにもない。異次元の金融緩和で、株急騰を見越した外資も、一斉に売りに転じる。株価は当然暴落、一方で国際収支は赤字。円安インフレは急進。賃金は連続低下・・・・・・。まさに、国民生活は地獄を見る。国民の大多数は、“経済難民”時代に放り出されるのだ。しかし、厳冬の時代があれば、その先には必ず春が訪れる。そう信じて、この冬の時代をサバイバルしなければならない。ピンチはチャンスである。この厳冬期こそ、日頃のライフスタイルを見直す好機だ。暮らしの無駄・無理・無茶を省けば、そこには理想的なライフスタイルが出現する。
  • 日本経済入門
    4.1
    日本経済は構造的問題を抱えている。1990年代以降、多くの指標が長期にわたる日本経済の低迷を示してきたが、抜本的な改革には手をつけられることはなく、25年以上が浪費した。数年来、大規模な金融の量的緩和が問題を解決するような錯覚を与えているが、幻想にすぎない。事実、株価こそ上がったもの、実態経済が回復する兆しは見えない。危機的な状況にある日本経済のリアルな実態とはいかなるものか。
  • 経済ニュースを疑え! 報道現場の裏側を明かす
    -
    経済ニュースは本当に真実を伝えているといえるのか。 メディアの世界には、読者、視聴者が知らない非常識な“常識”が山ほどある。 大手メディアの信頼失墜が著しい今、経済誌としてのざんげも含め、 自らのレーゾンデートルを疑うことで、業界内の構造的な問題を炙り出した。 『週刊ダイヤモンド』(2013年5月25日号)の第1特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • 経済の動きが100%わかるようになる! 金利のしくみ見るだけノート
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経済を動かす金利のしくみをゼロから学ぶ一冊です。インフレ・デフレとはそもそも何なのか、貯蓄や投資はどう取り組むべきなのかなど、マネーリテラシーを上げるメソッドを解説していきます。米国のインフレと利上げによる株価下落や、日本のゼロ金利政策など、2023年も注目が続く金利についてわかりやすく学べる、「見るだけノート」シリーズの最新刊です。
  • 経済の考え方がわかる本
    3.8
    一個のケーキを二人で分ける方法は? オーダーメイドの手工芸店を開くには? ゴミにはどんな値段がつくのか? 「こづかいの使い方こそ経済の原点」との立場から、身近なことがらを題材に、子どもも参加する経済教室がネット上で開かれた。そこに出てきた情報や意見を紹介しながら、経済とはどんなものかを考え、身につけていく本。

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  • 経済のしくみがわかる「数学の話」
    3.5
    「ず~っと疑問に思っていたことがあった。世の中の人は、なぜ、これほどたやすく官僚・政治家・マスコミ・御用学者の嘘に騙されるのだろう…」(本書より抜粋)そう、テレビや新聞をにぎわす、「日本は財政破綻寸前」、「消費税増税が必要」といったニュースは、実はウソが多い。そして、それを見抜くカギは、「数学」にある。「高校レベルの数学」さえできれば、誰にでも、それらの言説がいかに間違っているのかが分かるのだ。本書は、理論派で知られるエコノミストが、経済・ビジネスに役立ち、騙されないための「数学的思考」を徹底解説。抱腹絶倒の講義形式で、経済と数学の関係がおもしろいほどわかり、世の中の見方も変わる!

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  • 「経済」のしくみ基本の入門書
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    私たちが社会で生活していく以上、経済のことは抜きにできません。「でも、経済理論や専門用語は難しくて……」「何となくわかったつもりでいるけれど……」という人のために、経済の〈大本のしくみ〉をポイントを絞って図解で解説。 この一冊で経済の基本がわかって、新聞もすんなり理解できる! 仕事にも生活にも生かせる! 入門書です(既刊シリーズ本『「金融」のしくみ基本の入門書』と併せてお読みください)。 ※本作品に収録されている図表の中には、微細なものが含まれております。あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。専用端末やPC、タブレット型PCで読書されることをお勧めいたします。
  • 経済の時代の終焉
    4.0
    1巻2,970円 (税込)
    なぜかくも多くの人びとが新自由主義を受け入れ,経済の暴走に身を任せているのか.アメリカへの従属,中間層の剥落,福祉国家の動揺,地方財政の破綻など,グローバリズムの潮流が日本社会を飲み込んでいく様相を,国際比較をまじえて立体的に描き出す.私たちは経済を再び飼いならせるのか.新しい社会を築くための基本的な理念を打ち出す批判的考察の書.

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  • 経済の大転換と日本銀行
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    金融危機後,多くの国で金融政策運営に大きな変化が生じた.なかでも「異次元の緩和」を進める日本銀行は突出している.この政策には,巷間言われるような効果があるのか.どのようなリスクが社会にもたらされるのか.大転換が進む日本経済にとっての真の課題とは何かを見定めながら,中央銀行のあり方を再考する問題提起の書.

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  • 経済のトリセツ
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    天下無双の「知のジェネラリスト」が見た、日本経済の20年とこれから。 リーマンショック、ユーロ危機、アベノミクス、消費増税から、コロナ禍の経済状況まで。 この20年間(2000-2020)の論説をまとめた、待望の経済論集! ノーベル賞経済学者ポール・クルーグマンの著作をはじめとして、ピケティ『21世紀の資本』、ケインズ『一般理論』などの翻訳や、社会・経済・文化全般への鋭利な批評眼で知られる著者による、快刀乱麻の経済エッセイ集! ケーザイって、要するに何なのさ。 「人はGDPとか経済成長とかいう言葉だけ覚えて、なんかわかったつもりでいるけれど、それを実感として理解している人は驚くほど少ない。それは抽象的な数字なんかじゃない。明日はもう少し能率よく仕事を片付けて、あまった時間で新しい何かをやろう。いまは捨てているこのピーマンのへたを、新しい料理に使ってみよう。GDP成長が1%とか2%とかきいたときに、そうした無数の努力が積み重なっていく様子を想像してみなきゃいけない。その多くは、飽食した連中のアームチェア経済停滞マンセー談義よりはるかに切実なものなんだから」(本文より) 【目次】 第1章 経済のトリセツ その1 第2章 クルーグマンとかケインズの話 第3章 リフレをめぐる個人史、ときどきピケティの話 第4章 経済のトリセツ その2
  • 経済の不都合な話
    4.3
    大胆な業態転換で顧客を「捨てた」企業は生き残り、顧客を大切にしすぎる会社は潰れてしまう。通販会社の実態は金融業で、いったい「本業」って何? 経済学は物理学など<科学>にあこがれ、机上の空論になっていないか。「人間はAIにできないことをやれ」という「理想論」が見逃していること……。 経済・ビジネスをめぐる言説には「きれいごと」「建前の話」が多すぎて、私たちの本質を見る目を濁らせていないか。誰もが薄々感じながら、なかなか言い出せなかった「不都合な真実」を多くの研究などからひもとく知的興奮の書。
  • 経済は〈格付け〉で動く
    3.6
    【格付けを見れば、世界経済がわかる!】 2011年8月5日、ソブリン格付け90年の歴史の中で初めて、米国がAAAの座から落ち、AA+に格下げされました。 世界の政治・経済の基軸国だった米国も、いよいよ台頭めまぐるしい中国にそのリーダーシップを明け渡すことになるのでしょうか? 格付けに直接携わっていないビジネスマンや学生のみなさんにも理解していただけるよう、できるだけ平易に、また現実の問題に即しながら書かれています。 先行き不透明な経済を見通すために、格付けについての基本的理解を深めてみてはいかがでしょうか?
  • 経済は「競争」では繁栄しない
    3.8
    経済は「信頼」で繁栄する!? 愛情ホルモン「オキシトシン」と信頼の関係を解き明かし、世界で初めて「神経経済学」と提唱した俊英が、信頼と経済の循環メカニズム、そして社会が繁栄する理由を解き明かす!TED再生回数200万回超、論文の被引用回数(2本で)3000回超という全世界注目の神経経済学者、初の著書。
  • 経済覇権のゆくえ 米中伯仲時代と日本の針路
    4.0
    リーマン・ショックを皮切りに、世界を揺るがした金融危機。それはアメリカ経済覇権の終焉と、来たるべき米中逆転の予兆なのか――。本書は、戦後の世界経済をめぐる興亡を「経済覇権」という視点で読み解く。アメリカ覇権の下で出発した戦後の国際経済秩序は、アメリカの衰退と日本の挑戦、そして中国などBRICS諸国の躍進を経て、米中が勢力伯仲する時代に入りつつある。この難局に日本がとるべき針路を探る。
  • 経済は権力に勝つ
    -
    かつて世界史では、経済力の強い国は強国から風当たりを受け流しつつ、ひそかに軍備強化をはかった。日本はこの歴史の習いに従うべきなのだろうか? それに対して著者は「ノー」と答える。経済力を駆使し、世界に先駆けて「よりよい未来」を創造してみせ、それを国際公共財として気持ちよく公開する。それが「日本の生きる道」だという。日本の未来像を明快に説いたソフト化国家論。
  • 経済は地理から学べ!
    4.2
    1巻1,485円 (税込)
    地理から学ぶ、経済のしくみ。経済とは、土地と資源の奪い合いである。地理を学ぶとは、地形や気候といった自然環境を学ぶだけではありません。農業や工業、交通・通信、人種・民族、宗教、言語、村落・都市、貿易にいたるまで、現代世界で目にするありとあらゆる分野を学びます。世界の本質を「地理」から学ぶ!
  • 経済発展論入門
    4.0
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経済発展論は経済学の中でも重要な分野になっている。これまでの発展理論を解説すると同時に、発展途上国の現実問題にも迫る好テキスト。
  • 経済は統計から学べ!
    3.7
    1巻1,584円 (税込)
    代々木ゼミナールのトップ地理講師が語る「統計から学ぶ経済」。  本作のテーマは「統計」。企画コンセプトは、「統計データがわかれば、経済がより深くわかるようになる」です。 もちろん本書は、統計データをただ羅列したものではありません。データを理解するための「背景知識」とセットでまとめてあります。 統計データとは、事象の積み重ねでもあり、そこには必ず意味があります。例えば、「世界の人口トップ10」というデータで考えてみましょう。人口トップ10の国、例えばアメリカや中国、こうした国の人口は、ある日突然爆発的に増えたわけではありません。移民、経済成長、国の政策といったさまざまな要因を経て、人口トップ10の位置にいるのです。 本企画はその要因、つまりデータの「背景」に焦点を当て、世界をより深く理解するものです。
  • 経済は物理でわかる
    -
    コンピューターの発達に伴うビッグデータが経済学を新たな段階に進めた。物理学のような実証科学としての経済学は、旧来の経済理論を否定し、新たな経済法則を発見した。マクロ経済学を揺るがす知的革命を紹介する。  本書は週刊エコノミスト2016年5月31日号で掲載された特集「経済は物理でわかる」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・第1部 変わる経済学編 ・ビッグデータが覆す経済の常識 実証科学の視点から理論構築へ ・インタビュー ポール・ローマー(ニューヨーク大学教授) ・経済と身近な物理学者1 最古のインフレ論文を書いたコペルニクス ・新しい経済法則1「一物一価」は現実に存在しない ・新しい経済法則2 為替市場はブラウン運動で動く ・知っておきたい基礎知識 「正規分布」と「ベキ分布」 ・新しい経済法則3 企業の取引網が示す大手と中小の分布は物理法則に従う ・インタビュー マーク・ブキャナン(サイエンスライター) ・新しい経済法則4 経済学が目を背けてきたバブルの定量化に成功 ・新しい経済法則5 裁定取引をビッグデータで実証 ・主流派経済学批判1 現実と乖離するマクロ経済学 ミクロの相似拡大モデルは誤り ・主流派経済学批判2 一般均衡の幻想 現実経済を分析できず ・第2部 歴史編 経済学と物理学の邂逅 ・経済学の歴史 万有引力が古典派を触発 物理学と離れる現主流派 ・物理学の歴史 先哲の思想を実証して発展 ・経済と身近な物理学者2 錬金術師ニュートンが初めて金本位制 ・ノーベル経済学賞とは? 経済界が思想の権威づけに利用 ・経済と身近な物理学者3 ハレーと年金制度 【執筆者】 松本惇、中川美帆、後藤逸郎、高安秀樹 水野貴之、大西立顕、高安美佐子、山田健太 伊藤隆敏、吉川洋、荒田禎之、荒川章義 並木雅俊、権丈善一、週刊エコノミスト編集部
  • 経済は「予想外のつながり」で動く
    3.3
    ソーシャルメディア、グローバル化……変化する21世紀の世界に対して、経済学はまだ有効か? 学問の世界から実業まで飛び回るエコノミストにして「ネットワーク理論」を経済学に持ち込んだ第一人者が、「世間知らず」となった経済学を「つながり」と「模倣」で新しい次元に進化させる。経済学100年の常識を覆す1冊。
  • 経済封鎖される中国 アジアの盟主になる日本 米中戦時に突入
    値引きあり
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    すでに南太平洋に進出し、太平洋を分割しようとする中国。国内経済は減速から崩壊に進みつつあるが、その「不満」を「外」に向けることは間違いない。軍民政一体の侵略に対して、安倍晋三という抑止力を喪失した日本はどう対抗するのか――。
  • 経済暴論
    -
    1巻1,232円 (税込)
    「トランプ大統領は日本経済にとってプラス」「国債が暴落しても、政府は破産しない」「勤勉と倹約が不況を長引かせる」……とっつきにくい経済の話を“極論と暴論”で面白がりながら学ぶ本!
  • 経済用語 悪魔の辞典 ニュースに惑わされる前に論破しておきたい55の言葉
    3.5
    1巻1,540円 (税込)
    アンブローズ・ビアスの名著『悪魔の辞典』をすがすがしいほどパクり、ブラックなユーモアと共に経済用語を解説。真実は毒舌の中にある。注目の経済評論家が「ウソをウソと見抜く」ための教養を徹底解説。アベノミクス、新自由主義、ケインズ政策、ピケティ……次々と現れる経済のキーワード。一見、耳触りがいいように感じられるこれらの言葉も、裏読みすると、この国を自分の思いどおりにコントロールしたい人々の意図が透けて見える。それを見抜くためのキーワードの読み方を完全網羅。
  • 経済用語の基礎知識
    -
    1ページ読み切り形式で、知りたかった経済用語が引ける!わかる! この1冊で経済が見えてくる。読む・引く・わかる基本と最新常識。
  • 経済予測入門
    3.0
    1巻1,485円 (税込)
    シャープなどの家電メーカーに見られるように、近視眼的な行動をとり、経済の流れを読めなかったことで苦境に陥る企業が多い。それは、ビジネスリーダーたちに経済を予測する力がなく、外部機関を頼りに投資判断をしているからだ。経済予測を高める4つの視点を持てば、絶好の投資時期や撤退時期を見抜けるようになる。
  • 経済予測脳で人生が変わる!
    3.6
    1巻1,320円 (税込)
    最も早い段階からアメリカの住宅バブル崩壊の正確な時期を予測し、その後の世界経済の混乱を予見した「最も予測が当たる」No.1エコノミストの思考とアプローチ方法をあますところなく公開する。その卓越した経済予測の背景にある、歴史学、心理学、哲学などを通した独自のアプローチ方法の身につけ方をわかりやすく解説。
  • 経済倫理=あなたは、なに主義?
    3.4
    市場社会はどのように倫理的な評価/批判をされるべきだろうか。そのような問いに対して、現代のイデオロギー――リベラリズム、ネオリベラリズム、ネオコン、リバタリアニズム、平等主義、共同体主義、マルクス主義――は、いかに答えうるのか。そしてあなた自身は、なに主義なのか?時事問題や、あなた自身の日常的で素朴な倫理感覚からスタートして、さまざまな思想のエッセンスを、実感的かつ体系的に理解できる、驚きの1冊。
  • 経済を動かす単純な論理
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    世界経済に何が起きているのか――。世界経済の動きをとらえることは、難しいことではない。本書にある、2つの「単純な論理」を理解すれば、一見複雑そうに見える経済の本質が明解になり、自分の頭で思考し、判断できるようになってくる! 慶應義塾大学経済学部の講義ノートを書籍化。金融専門用語の羅列はなし。金融と経済を支配する考え方が身につく一冊。
  • 経済を見る眼
    -
    経済のカラクリは複雑でとらえにくく、人はともすれば生活を脅かされるような経済上の変動を見あやまりやすい。とくに固有の病的な特徴を数多くもっている日本経済の動態をとらえ、その本質をあきらかにするためには、著者のような熟達した「経済を見る眼」に導かれなければならない。本書には経済診断の方法は何か、減税や貯蓄振興策の意味は? 日本経済自立の条件、日本は貧乏国か、など、著者がはじめた新しい型の現実分析が示されている。

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  • 経済を見る眼―ビジネス現場で役立つ
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    経営学第一人者が書き下ろした 実践的な経済入門書 本書では、難しい数式は一切出てきません。 「経済を見る眼」を養うための入門書です。 人間の行動やその動機、また多くの人間の間の相互作用を考えることを重視し、人間臭い「経済を見る眼」を提示しています。 著者・伊丹敬之氏は「経済学とは人間の学問である」と述べています。 加えて、「経営の営みは一種の経済現象である」とも述べています。 「原油安でなぜ景気が悪くなるのか」「なぜ機関投機家が企業に過剰な影響力を持つのか」「生産性が低い『おもてなし』サービス産業は発展するのか」など、ビジネスの現場で遭遇する疑問に答えつつ、実践的な経済の考え方や見方を解説しています。
  • 経済を読み解くための宗教史
    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    なぜ、ユダヤ教は優秀な企業家を生むのか?なぜ、資本主義はプロテスタントから生まれたのか?グローバル社会で成功するビジネスパーソン必須の「宗教×経済」の知識を身につける!
  • 経団連―落日の財界総本山―
    3.7
    財界総理──。経団連会長がそう呼ばれていた時代があった。財界の意を体して政治と対峙した第2代会長・石坂泰三、政治献金の問題にスジ論で向き合った第4代会長・土光敏夫……。しかし今、そのポストに2代続けて「副会長OB」を起用せねばならぬほど、財界の人材は枯渇している。新興企業はそっぽを向き、中核の老舗企業群も余裕を失う中、「財界総本山」に明日はあるのか。一線の経済記者が肉薄する。
  • 「競売不動産」で資産を増やす方法
    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    昼間は平凡なIT企業のサラリーマン、 いや、どちらかというと、 平凡より少し地味目のサラリーマン。 しかし、会社を離れたら、 複数のアパートを所有し、 家賃収入を得て、 着々と個人資産を増やし続ける津井輝(ついてる)さん。 本業があり、限られた時間の中で、 どうやって資産形成に成功したのでしょうか。 その最大の特徴は 「競売不動産」です。 ※競売不動産とは―― 不動産を担保にして 借りたお金(住宅ローンなど)を 返せなくなった場合、 裁判所が担保となっている不動産を押さえ込み、 いちばん高く買ってくれる人に売却する仕組み。 一昔前は「競売不動産」というと 不動産関係の“怖いオジサン”たちの 専売特許というイメージがありました。 しかし法改正がなされ、 裁判所の管轄の下、 一般の人でも自由かつ公平に 参加できるようになり、 少々ワケアリな物件を お安く入手できるといいます。 「サラリーマンが資産を増やすなら 競売不動産が最適です。 スキマ時間で取り組めて 安心・安全な投資ですから」 という津井さん。 なぜ、競売不動産が サラリーマンに向いているのか? なぜ、安心で安全なのか? 何を勉強し、どうやって始めたらいいのか? 本書では、 津井さんの実体験をもとに 競売不動産で資産を増やす方法について あらゆる角度から解き明かしていきます。 副収入を得て、 資産を増やしていきたい人へ向けた 「競売不動産の丸わかり入門書」です! 人生100年時代を迎えながら、 老後に必要な資産は 2,000万円とも3,000万円とも……。 先行き不安ないまこそ、 資産を守り、そして増やすための方法を ぜひ津井さんの体験から 学び取ってほしいと思います。 ≪内容≫ 第1章 「競売」は忙しいサラリーマンにこそ向いている 第2章 アパート競売の優位性 第3章 「不動産オーナー」には誰でもなれます 第4章 そもそも競売ってなんなの? 第5章 アパート経営にはサラリーマンが向いている 第6章 満室経営と税金対策 第7章 投資で資産を安全に守りながら増やす
  • 警備ビジネスで読み解く日本
    3.0
    街を歩けば、オフィスや商業施設、工事現場など、さまざまな場所で警備員の姿を目にする。また、警備員の姿は見えなくても、個人宅やマンションの入口で、警備会社のステッカーを目にする。つまり、私たちは「警備ビジネスの支えなくしては成立しない社会」を生きているといっても過言ではない。しかし、私たちは警備ビジネスの実態を正しく理解しているだろうか? その実態と課題を通して現代日本の実相を鮮やかに描き出す一冊。
  • 契約と組織の経済学
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    ミクロ経済学の最新動向は価格メカニズムを中心とした分析から、契約、取引、組織に注目した分析に移っている。本書は、この最新テーマをやさしく解説。
  • 「ケインズ革命」の群像 現代経済学の課題
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一九三六年に刊行されたケインズの「雇用・利子および貨幣の一般理論」は、三〇年代の大不況に対処しえなかった経済学の危機に対して「有効需要の原理」「流動性選好説」 などを提唱して解決策を示す、革命的な書であった。しかし、その難解さゆえに様々な解釈が可能であり、読む側の国家観、歴史観ひいては倫理観が賛否を左右することになる。一冊の書物がひき起こした論争、社会科学における転向等を通して経済学の課題を問う。
  • ケインズ 危機の時代の実践家
    4.2
    第一次大戦の戦後処理,金本位制復帰問題,大恐慌――.「パンフレットを風に吹きとばし」時論を展開する必要に迫られた危機の時代の実践家ケインズを描く意欲作.ミクロ的に合理的でもマクロ的に正しいとは限らない「合成の誤謬」となる政治的決断に抗い続け,マクロ経済学の誕生を告げる『一般理論』に至った苦闘を追う.

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  • ケインズ 説得論集
    4.0
    《大経済学者の慧眼に触れる》 マクロ経済学の祖といわれるケインズは、実はタイムリーに現実経済を解説した時論家でもあった。第1次世界大戦後のイギリスは、世界的な大恐慌が自国にも及び、大量失業の中で悲観論が国内を覆っていた。こうしたなかケインズは、政府の施策に対する誤った考えが跋扈していると見て、正しい認識へと人々を導くべく論陣を張った。20世紀を代表する経済学者による時論の数々は、読みやすい新訳を得て、時代を超えた輝きを放つ。 【目次】 1 インフレーションとデフレーション|Inflation and Deflation|  インフレーション(一九一九年)  通貨価値の変動が社会に与える影響(一九二三年)  景気拡大の政策(総選挙、一九二九年五月)  一九三〇年の大不況(一九三〇年)  節約(一九三一年)  通貨価値崩壊が銀行に与えた影響(一九三一年八月)   2 金本位制への復帰|The Return to the Gold standard|  呪うべき黄金欲(一九三〇年九月)  金融政策の目標の選択(一九二三年)  今後の通貨制度に関する積極的な提案(一九二三年)  チャーチル財務相の経済的帰結(一九二五年)  関税による経済対策  金本位制の終わり(一九三一年九月二十七日)   3 自由放任の終わり|The End of Laissez-Faire| 4 未来|The Future|  孫の世代の経済的可能性(一九三〇年) 5 繁栄への道|The Means to Prosperity|
  • ケインズとシュンペーター : 現代経済学への遺産
    -
    1巻1,936円 (税込)
    経済学においては短期を重視したケインズと長期的な理論を構築したシュンペーターと認識されているが、本当に彼らは対立しているのか。経済学史上の難問に挑んだ正統的かつスリリングな思索の軌跡。
  • ケインズなら日本経済をどう再生する
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かの有名な経済学者ケインズが生きていて、日本の経済財政政策・金融担当大臣だったなら長期停滞している日本経済をいかに再生するのか。日本経済の明日を展望するためにお薦めの1冊。

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  • ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼 巨人たちは経済政策の混迷を解く鍵をすでに知っていた
    3.8
    公共事業や福祉のバラマキは巨額の財政赤字を生み出したと言われ、それに代わる新自由主義政策もグローバル資本主義の犠牲者を増やし続けている。右派も左派も行き詰まったいま、日本経済が進むべき道はどこにあるのか。本書では、ケインズやハイエクを筆頭に、経済学の巨人たちの論に共通する「ある視点」を提示する。それはすなわち「リスク・決定・責任の一致が必要だ」という示唆であり、「予想が経済を動かす」という真実である。気鋭の理論経済学者が1970年代から現在に及ぶ経済論争の潮流と矛盾をとき明かす、知的興奮にあふれた1冊!

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  • ケインズを読み直す:入門 現代経済思想
    5.0
    1巻1,936円 (税込)
    「長期的に見ると、われわれはみな死んでしまう。嵐の最中にあって、経済学者に言えることが、ただ、嵐が過ぎれば波はまた静まるであろう、ということだけならば、彼らの仕事は他愛なく無用である。」 (本書より)  ジョン・メイナード・ケインズの名を知らぬ者はいないはずだ。20世紀最大の経済学者としてその名は、経済学の世界を越えて日々口にされている。ただ、大著『雇用・利子および貨幣の一般理論』はいまだに「財政赤字主義」などと誤って紹介されることが多い。  こうした状況は現在に至るまで全く改善されていない。それどころか「ケインズ反革命」の最終的な帰結ともいえるリーマンショック以降、その傾向には拍車がかかっているとさえ言えるだろう。  本書は、当代を代表する経済学史家が初歩からケインズを解説する入門書である。ハーヴェイ・ロードでの出生、ブルームズベリー・グループにおける活動、リディア・ロポコヴァとの結婚といった重要な伝記的事実を押さえるとともに、セイの法則▽貨幣数量説▽乗数理論▽流動性選好説▽IS/LM分析▽フィリップス曲線▽自然失業率仮説――など現代経済学の基本枠組みをこれ以上ないほど分かりやすく説明している。  加えて、コラムでは、ケインズの英語原文を掲載し、大学での原典講読さながらに、その読み方と学説上の意味を詳述。巻末に現代経済学者列伝を付し、生き抜くための経済学入門の決定版とした。
  • 化粧品成分検定公式テキスト[改訂新版]
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 いつも使っている化粧品の成分、あなたは理解できますか? 化粧品のパッケージに書かれているさまざまな内容。 それらを正しく読み解く力を、化粧品成分検定で身につけましょう! 何が書いてあるのかをしっかり理解することができれば、 化粧品選びが楽しく、おもしろくなります。 本書は一部内容を更新した改訂新版。 化粧品成分の最新の情報が詰まっています。 【化粧品成分検定とは】 化粧水や美容液、シャンプー、日焼け止め、ベビー用化粧品など、化粧品に記載されている全成分の情報、及びパッケージに記載されている情報を読み解けるように導く検定です。 学ぶことにより、自ら必要な目的に合った化粧品を正しく選択できるようになります。 2001年4月の薬事法改正により、医薬部外品を除くすべての化粧品について全成分表示が義務づけられ、それまでの旧表示指定制度(アレルギーなどの皮膚障害を起こす可能性のある成分だけを表示する制度)よりも、化粧品における開示情報が充実しました。 しかし、全成分表示には耳慣れない成分名が多く登場することや、成分の表示順序についての細かなルールが知られていないことなどから、せっかく情報が開示されているにもかかわらず、一般の消費者にはよく理解できないのが現状です。 また、配合目的などをまとめた成分辞書がいくつか出版されていますが、成分によっては複数の働きを持つものも多く、辞書だけでは全成分リストを読み解くことができません。 ほかにどのような成分が一緒に使われているのか、成分リストの最初の方に書かれているのか最後の方に書かれているのか、こうした情報によってはじめて、その成分が持つ意味や、肌に対する効果のほどがわかることもあるのです。 全成分リストのどの位置に書かれていて、ほかにどんな成分と一緒に配合されているかを見極め、その化粧品についてより詳しく知る力、そして成分の意味を読み解く力を身につけるのが、「化粧品成分検定」です。
  • 気仙沼ニッティング物語―いいものを編む会社―
    4.4
    1巻1,232円 (税込)
    被災地への最大の貢献は仕事を生み出し、生活の循環を取り戻すこと。マッキンゼーを経てブータンの公務員、そして今度は気仙沼へ。傷跡がまだ残る現地に単身入った著者が、下宿しながら起業した会社は、初年度から黒字となり、市に納税を果たすまでに。編み物で「世界のKESENNUMA」を目指し、毎日てんやわんや奮闘中!
  • 結果を出す男は「飲み会」で何をしているのか?
    値引きあり
    3.7
    1巻715円 (税込)
    多くの人が「なんとなく」参加している会食や飲み会。実はその2時間で、ビジネスの結果は決まっていた!365日中364日仕事の飲み会に出席する『MEN'S CLUB』編集長が語る、戦略的「会食」の技術。

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