Posted by ブクログ 2018年11月05日
ほぼ日の糸井重里氏が、気仙沼で手編みセーターを設立すべくアイデアを出し、アラン諸島にアランセーターを見て回るというNHKの番組を見たことがあります。
その糸井重里氏から打診を受けて、気仙沼ニッティングの代表を務め、気仙沼の地で、ここまで会社そしてセーターの編み手さんを率いてきたのが、本書の著者。外資...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月24日
そもそもなぜこの本に出会ったかは忘れてしまったが、この時代にアパレル企業、しかもニットの会社を立ち上げるって相当勇気があるなーと。それも気仙沼で。だが、セーターの写真を見て読もうと決めた。
手編みのニットは、いろいろな点で相当の高レベルでないと商品として売れるものにならない。気仙沼は、手編みのニット...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月12日
東日本大震災の被災地気仙沼で、手編みのセーターを製造販売する会社、「気仙沼ニッティング」を経営する御手洗瑞子さんの著書。
材料である毛糸にもこだわり、オーダーメイドで作られるセーターの価格は決して手頃ではないが、非常に人気があって予約で一杯らしい。震災でたくさんのものを失ってしまった方々が、とって...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月30日
本書は、今年読んだ本の中で皆さんに最もオススメしたい本です。
皆さんがもし、あの『ほぼ日刊イトイ新聞』の糸井重里さんから、
「気仙沼で編み物の会社をやりたいんだけどさ。やってみない?」って言われたら
どうしますか?
この物語は、そんな一言からスタートしました。
東北の震災から1年過ぎた2012...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月13日
震災後のビジネス立ち上げ物語かと思って読み始めたがちょっと違った。震災後の気仙沼の人々のリアルな姿、報道とのギャップ、気仙沼の人々のイキイキとした姿、事業立ち上げの苦労等。ほのぼのとしながらも、気仙沼で生活している人々のたくましさなどが伝わってくる。での、さすが、コンサルだった人なので、分析力もあり...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月04日
被災地で起業、初年度から黒字、社長は東大卒マッキンゼー出身の女性。。。これだけでも話題性は十分なのだが、自分自身、気仙沼に何度も訪れ、より身近な存在として、この「物語」に触れてみたい、という想いでこの本を楽しみにしていた。
気仙沼の人々の気質、街の独自性など思い当たるところが多々あり、その”身近さ”...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月26日
東日本大震災後に、甚大な被害があった気仙沼市で編み物の会社を始めた御手洗氏のお話。読みやすく、文才を感じた。
株式会社気仙沼ニッティングを、どのように始めて、どのように広げていったのか、という話だが、なるほどなと思ったのは、生業がいかに大切かというくだり。
衣食住が揃っても、仕事にでかけて給料をもら...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月05日
東日本大震災後、気仙沼に生まれた編み物の会社の物語。生まれた時からほぼ日で経過を見てはいたけれど、社長の目から見た気仙沼という町とそこに住む人々、そして気仙沼ニッティングの生まれるまではとてもおもしろく素敵な話でした。編み物を趣味とし、三国さんのセーターを編む身としては編み手さんのプロ意識に頭が下が...続きを読む