ブータン、これでいいのだ

ブータン、これでいいのだ

649円 (税込)

3pt

4.0

クリーニングに出したセーターの袖は千切れているし、給湯器は壊れてお湯が噴出するし、仕事はまったく思い通りに運ばない。「幸せの国」と言われるブータンだけど、現実には社会問題も山積みです。それでも彼らは、「これでいいのだ」と図太くかまえ、胸を張って笑っている――初代首相フェローとしてブータン政府に勤務した著者が、日本人にも伝えたい彼らの“幸せ力”とは。

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ブータン、これでいいのだ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    GDPではなくGDHを追い求める国として一躍注目を集めた国=ブータン。しかし、後発開発国であり、問題も山積み。というのは、我々の観念や考え方が支配しているのかも?と思わせてくれる新たな発見がある。ユニークな国=ブータン、そしてそこに住み人々の生活と暮らし、そして考え方が筆者の視点から綴られている。

    0
    2018年11月27日

    Posted by ブクログ

    今度ブータンに旅行に行くので手に取った本だったがとても面白かった。
    ブータンといえば国民総幸福量GNHを基準にして運営されている理想主義国家というのが私の印象だった。それは間違えてはいないがこの本を読むともっとブータン人のリーダー達は現実主義でしたたかだった。
    ただ一般の人々は割り切りが早く「これで

    0
    2016年06月20日

    Posted by ブクログ

    知りたいことがあまり書かれてなかったので中断しました。
    ここまで★一つ。
     ところが、その後読む本が無くなったので、またこの本を中断したところから読んでみました。やっぱり興味のないところは飛ばしながら…。
     すると読んでよかったなとなりました。ブータンの人たちの金銭感覚(これはちと問題あり)、死生観

    0
    2024年01月11日

    Posted by ブクログ

    2016/12/05
    ブータンってどんな国なんだろうという漠然とした興味から手に取った一冊。
    何と言っても御手洗さんの冷静な分析と筆力がお見事。
    でもブータンへの愛もひしひしと伝わる。
    ブータン、一度行ってみたい。

    0
    2016年12月05日

    Posted by ブクログ

    「幸福の国」ブータンは、リアルな問題を抱えた、現実の発展途上国だということがわかる。我々が勝手にイメージしている像は、我々自身の中にある郷愁が生み出したものに過ぎない。
    にもかかわらず、ブータン人、ブータン王国という組織から学ぶものは多い。幸せに対する考え方、コミュニティのあり方など、同じ大乗仏教を

    0
    2016年11月02日

    Posted by ブクログ

    ブータン王国の初代首相フェローとして、1年間ブータンに滞在した御手洗瑞子氏の著書。

    コンサルタント会社マッキンゼーから、一国の政府職員への転身なのだが、まるでド田舎の零細企業に転職した都会のお嬢さん、みたいな感じでブータンでの仕事や生活の様子、そしてブータン国民の気質について綴っている。

    農村部

    0
    2016年10月26日

    Posted by ブクログ

    ブータンがなぜ幸せの国なのか、ブータン政府やブータンの人たちの様子を通してその理由が見えてくる。ブータンの現実に日本人の視点からだと本当にそれでいいのかと思ってしまうけど、冷静に考えればどれが正しいとかはない。どっちがいい、悪いではないんだよなあ…。

    0
    2016年07月23日

    Posted by ブクログ

    2010年から一年間、ブータンで首相フェローを勤めた、
    マッキンゼー出身の著者による「幸せの国・ブータン」体験&考察記です。

    ブータンが国をあげてかかげる目標として有名なのが、
    GNH(国民総幸福量)の拡大です。
    GNHという指標自体が珍しいですよね。
    日本やアメリカのようなGDP(国内総生産)拡

    0
    2020年10月31日

    Posted by ブクログ

    「世界一幸せな国」と言われていて、どんな生活をしている国なのだろうかと知りたかったが、今回この本を読んで自分たちの価値観とは全く違っていて面白かった。

    ブータンでは、1週間以上先の予定は覚えられないから約束しない。
    仕事もほとんどの人が定時で帰り、19時まで仕事をするとワーカホリックと言われる。

    0
    2017年01月08日

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