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Posted by ブクログ 2022年11月20日
昔のマルクス経済学には「方法論」の書籍が沢山あった。
「近代」経済学には方法論を論じた書籍がなかった(少なくとも私は見たことがない)。
経済学の基礎的内容を1年ぐらい学習した後に本書を読むことを通読すめことをおすすめする。
経済学の方法論とは無縁の人にとっても、「終身雇用」や「江戸時代の商家の人事制...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月16日
経済学者の立場を主軸としながら、社会全体を俯瞰的にとらえるうえでの態度・心構えを説いている書。比較、歴史、主観客観、そして思想やイデオロギーを超えることの重要性を説いていると理解してよいか。学問体系がますます細分化し、些末な問題群を扱う研究が多数ある中、社会科学の方法論や学問それ自体をも懐疑的に扱わ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月24日
国民経済計算システムが精緻化すると軌を一にしてマクロ経済学が発展した。
フィールドリサーチは、計量経済学的方法に比べて形が作りにくく、手間と時間がかかる。
指南書『聞きとりの作法』『フィールドワークー書を持って街に出よう』
『経済学者、未来を語るー新「わが孫たちの経済的可能性』
リカード的悪癖=物...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月05日
本書は今年の初めまでWeb中公新書に連載されていたものを加筆修正されたもの。ところどころ読んだ気がしたのはそのせい。全体で6章構成。
第1章 まずは控えめに方法論を
第2章 社会研究における理論の功罪
第3章 因果推論との向き合い方
第4章 曖昧な心理は理論化できるか
第5章 歴史は重要だ(His...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月30日
本書の経済社会とは「経済的な関係が深くしみこんだ社会」のこと。宗教や伝統に代わって経済的な結びつきが社会の重心がシフトしているのが現代の特徴であり、それをどう見ていけばよいかが論じられている。
著者は著名な経済学者だが、本質論や演繹論のみで社会を切ることには懐疑的で、歴史からの学びや手間のかかるフ...続きを読む
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