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Posted by ブクログ 2024年02月16日
2009年に出版された本です。
全体としてみると人間社会は良くなっているのかな、と思いました。
自由と平等の観点から、という副題のとおり、自由が行き過ぎれば平等が損なわれ、平等が行き過ぎれば自由が損なわれれるという感じなので、どのようにバランスをとるのか、というのが問題だと思いました。
市場で価格が...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月08日
新書本ながら小さな文字で約380ページにわたり戦後の世界経済史について簡潔にまとめた本。戦後を10~20年ごと区切り、各地域を網羅しつつ、機械的にではなく適当なテーマを設定しつつ、わかりやすくまとめられている。私も大学で経済を学んだことがあるが、世界経済史については、さまざまな多数の書籍・文献を読ん...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月10日
戦後世界経済史の概観をつかめる。一度読んですぐわかるわけじゃないけれど、ペンキを塗り重ねるように、何度も歴史に関する本を読むことで、だんだんとわかってきた気がする。
20世紀前半世界で最も高所得だったアルゼンチンが20世紀後半に財政破綻したり、国家破産した韓国の企業が世界を席巻したり、数十年あれば...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月10日
学者、教授としての著者の良心が凝縮された 名著と言って良いと思う。テキストとしての経済史としてもわかりやすい。著者はまず5つの視点、「市場と政府の折り合い」「グローバリゼーション」「所得分配の不平等」「経済統合 」「市場の信頼」を論じているが、これは読む側にとっては格好のガイダンスになると思う。戦後...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月31日
タイトルの通り、戦後から現代までの、世界各国の歩みを経済史の視点で概観している。扱う地域は非常に広く、社会主義国、アフリカや南米などの新興国も取り扱われている。また、著者がこの広汎なターゲットをいかに見るか、という定まった視点が冒頭にきちんと提供されている。扱うテーマの性質上、地域や時代が点々とする...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月14日
非常に素晴らしい内容の本です。
新書としてはボリュームがあるので、読むのに時間がかかりました。
戦後世界経済史を非常に簡潔にまとめており、専門用語も少なく門外漢の自分でも難なく読むことができました。
戦後の世界経済を様々なポイントごとに解説しており、その際の各主要国や地域ごとに具体例から解説は分...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月07日
非常に良い本です。
中学生とか高校生とか、最低でも大学の教養課程で取り上げて貰いたいレベル本ですね。理系だからとか文系だから、経済史は研究の対象ではない…とか言わず、教養・常識の範疇として知るべき近代史が経済の観点から綴られている良書です。
戦後の経済発展について、少なくとも日本人の一般的な知識...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月25日
第二次世界大戦後の世界の経済の概観。新書にしては、非常に読み応えのあるボリュームと内容だ。地域的には、日米欧のいわゆる先進国・旧社会主義経済圏・アジアやラテンの新興国・旧植民地、出来事的には、戦後復興・オイルショック・東アジアやASEAN等の新興国の発展・社会主義経済の破綻・金融破綻、等を扱っている...続きを読む
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