社会思想としてのクラシック音楽(新潮選書)
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社会思想としてのクラシック音楽(新潮選書)

1,760円 (税込)
1,232円 (税込) 5月2日まで

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3.6

近代の歩みは音楽が雄弁に語っている。バッハは誰に向けて曲を書き、どうやって収入を得たのか。ハイドンの曲が徐々にオペラ化し、モーツァルトがパトロンを失ってから傑作を連発したのはなぜか。ショスタコーヴィチは独裁体制下でいかにして名曲を生み出したのか。音楽と政治経済の深い結びつきを、社会科学の視点で描く。

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社会思想としてのクラシック音楽(新潮選書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年12月21日

    人間が社会的生き物であるかぎり、芸術家もそれぞれの生きた時代から何らかの影響を受けることは想像に難くない。とすれば、その芸術家が生み出した作品についても、その時代の痕跡が何らかの形で記されているのである。
    現代はデモクラシーの社会である。その社会におけるクラシック音楽をどう位置づければいいのか、ここ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月20日

    経済学で紫綬褒章、文化功労者の先生がクラシック音楽を語るとこうなる、みたいなやつで、音楽家のエピソードは知られているものばかりといえばそうだが、かなりおもしろい。好きだったのねえ。ショスタコの『証言』は評価する派のようだ。

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    Posted by ブクログ 2023年02月17日

    ・技術進歩がもたらす平等化(153)
    ・「オリジナル」あるいは「ホンモノ(authenticity)」とは何か(161)

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    Posted by ブクログ 2023年01月08日

    18世紀以降のクラシック音楽の歴史的変遷を、同時代の社会思想や政治経済の視点から考察。音楽芸術という「創造の世界」が持つ、社会的意味を捉え直す。

    西欧では18世紀末まで、音楽家は教会や貴族の注文に応じて作品を作っていた。その後、デモクラシーと市場経済が社会の基本制度となり、キリスト教の重みが失われ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月22日

    テーマとしては面白いが、少々わかりにくかった。まだ自分の理解不足か。それとも著者の説明不足か。また次の著作を期待

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