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経済成長という死の舞踏を踊りつづける「豊かな」現代文明。コンピュータ・シミュレーションによる未来予測では、大量の生産と消費の果てに二十一世紀末には地球規模のカタストロフィが全人類を襲うという。はたして現代の経済システムの危機をのりこえる道はあるのか。本当の豊かさとは何かを考えるための経済人類学入門。
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Posted by ブクログ
「経済成長とは何か? 豊かさとは何か?」ということに関して、読者に新しい視点とともに再考を迫ってくる書。 「未開社会は貧しくて、知能が低くて、その日暮らしの原始的な生活を営んでいる」とする、未開社会への偏見のほとんどは虚構であり、彼らは調和的な倫理観にもとづいた社会経済を営んでいた。 人の営みと...続きを読む切り離せない経済、しかし、「経済性」を有しているのは、文明化・近代化された社会だけなのだろうか。人が生きるのにもっとも大切なものは何なのかを考える、経済人類学の入門書。
豊かさの指標を、一日の余暇時間で考え、文明以前の未開の状態の方が豊かであった事。現代のGDPで示す経済状況は、金の介在する活動を示しているだけであり、当てにならないとの論調である。GDPの話はそうだが、余暇時間については、寿命を勘案せずに論が進む事に違和感を覚える。医療技術の発展を切り離して考えたと...続きを読むしても、世界が単一国家ではない限り、防衛のための軍事力、交易で不利益を被らないための余剰資産の生産は必要になるのである。 昔が良かったという切り口は面白い。しかし、前提が単一国家であれば、論点が違う。評点の難しい図書である。
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