作品一覧

  • 食具
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 食の人類学の視点から東西の食法を考察し,箸の食文化と三点セット(スプーン,フォーク,ナイフ)の食文化の違いを人間の自然へのかかわり方の違いとして捉える。
  • 経済人類学への招待 ――ヒトはどう生きてきたか
    3.5
    1巻660円 (税込)
    経済成長という死の舞踏を踊りつづける「豊かな」現代文明。コンピュータ・シミュレーションによる未来予測では、大量の生産と消費の果てに二十一世紀末には地球規模のカタストロフィが全人類を襲うという。はたして現代の経済システムの危機をのりこえる道はあるのか。本当の豊かさとは何かを考えるための経済人類学入門。
  • ジッドの秘められた愛と性
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    20世紀前半の世界文学を代表する文豪アンドレ・ジッド。のちにノーベル賞を受賞する彼には、新しい文学的地平の開拓者としてはもちろんのこと、植民地解放、反ファシズム闘争、スターリン批判の先駆者としての三つの顔がある。だが、同時に性解放の先覚者であったことはあまりよく知られていない。社会の通念が勝手に決めた異性愛、同性愛という狭苦しい枠組をのりこえ、性の境界を侵犯するジッド。しかも、女性と美少年を愛しながら、同時にその両方を恐怖するという例はきわめて稀だ。文豪の知られざる愛と性の生涯を通して探究する摩訶不思議なセクシュアリティの人類学。

ユーザーレビュー

  • 経済人類学への招待 ――ヒトはどう生きてきたか

    Posted by ブクログ

    「経済成長とは何か? 豊かさとは何か?」ということに関して、読者に新しい視点とともに再考を迫ってくる書。

    「未開社会は貧しくて、知能が低くて、その日暮らしの原始的な生活を営んでいる」とする、未開社会への偏見のほとんどは虚構であり、彼らは調和的な倫理観にもとづいた社会経済を営んでいた。

    人の営みと切り離せない経済、しかし、「経済性」を有しているのは、文明化・近代化された社会だけなのだろうか。人が生きるのにもっとも大切なものは何なのかを考える、経済人類学の入門書。

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    2010年10月07日
  • 経済人類学への招待 ――ヒトはどう生きてきたか

    Posted by ブクログ

    豊かさの指標を、一日の余暇時間で考え、文明以前の未開の状態の方が豊かであった事。現代のGDPで示す経済状況は、金の介在する活動を示しているだけであり、当てにならないとの論調である。GDPの話はそうだが、余暇時間については、寿命を勘案せずに論が進む事に違和感を覚える。医療技術の発展を切り離して考えたとしても、世界が単一国家ではない限り、防衛のための軍事力、交易で不利益を被らないための余剰資産の生産は必要になるのである。

    昔が良かったという切り口は面白い。しかし、前提が単一国家であれば、論点が違う。評点の難しい図書である。

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    2016年02月20日

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