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経営学第一人者が書き下ろした
実践的な経済入門書
本書では、難しい数式は一切出てきません。
「経済を見る眼」を養うための入門書です。
人間の行動やその動機、また多くの人間の間の相互作用を考えることを重視し、人間臭い「経済を見る眼」を提示しています。
著者・伊丹敬之氏は「経済学とは人間の学問である」と述べています。
加えて、「経営の営みは一種の経済現象である」とも述べています。
「原油安でなぜ景気が悪くなるのか」「なぜ機関投機家が企業に過剰な影響力を持つのか」「生産性が低い『おもてなし』サービス産業は発展するのか」など、ビジネスの現場で遭遇する疑問に答えつつ、実践的な経済の考え方や見方を解説しています。
Posted by ブクログ 2017年02月10日
2017年はなかなかいい本と巡り合えているような感じが
します。久しぶりの伊丹氏の本。今回は経済ではありますが
経済学というよりも、教養としての経済。経営としての
経済。哲学としての経済。人間学としての経済というところ
がよくわかる内容だと思います。
自己啓発系よりも仕事に対して非常に有意なTIPS...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月07日
著者の伊丹敬之先生は、高名な経営学者である。本書は、「経営学者が書いた、マクロ経済の本」だ。
色々なトピックスを扱った本であるが、自分にとっては、バブル崩壊後の、いわゆる「失われた20年間」をマクロ経済データで振り返っている部分が面白かった。
1996年の日本のGDPが516兆円。約20年後の20...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月21日
経営の専門家による経済の話。マクロ経済について簡単に説明しており、理解しやすく、よくまとまっていると思う。学術的な難しい理論の説明はなく、その点がやや物足りない。日本の経済構造や、高齢化の話など参考になる点があった。
「日本語の壁という国際展開可能性の障害は、モノを売る産業にはあまり存在しない(サ...続きを読む
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